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肛門のでき方

肛門の誕生には、壮大な進化があったよ
うです。実は初期の生命は肛門を持って
なかったと言うんです。例えば、イソギ
ンチャクの仲間のヒドラ。筒のような構
造をしており、ほぼ腸だけの生き物。肛
門は持っていない。

ヒドラはほぼ腸だけの生き物で、肛門は持っていない

このヒドラはミジンコが大好物で、長い
触手で捉えて食べた後、そのフンをどう
するのかと言うと、口から豪快に『バッ
!』と吐き出すんです。このように肛門
を持たない生物は口から食べて、口から
出していたんですよ。その後、私たちの
祖先は進化の過程で肛門を手に入れまし
たが、どのようにして手に入れたのかは
分かってなかったんです。

ヒドラは口から食べて、フンをその口から豪快に「バッ!」と吐き出すんです

ところが、2025年ベルギーで『肛門の
できた過程』の論文が発表されました。
それによれば、かつての生物は口と腸だ
けを持っていました。この生物はカラダ
の後方に生殖器があり、そこに精子を放
出する出口があった。

精子のでる出口と腸の橋が繋がった

この精子を出す出口と腸をまるでトンネ
ルを開通するかのように接続していたこ
とが、イデン子から分かったんです。こ
うして、初めて肛門を持つ生物が誕生し
たと言うんです。

『ボクらはみんな、出している!』(便の話)

「手のひらを太陽に」

「ボクらはみんな生きている、生きてい
るから嬉しんだ!」(作詞やなせたかし
・作曲いずみたく)という歌があります。
そういうのがあるのであれば、「ボクら
はみんな、出している、出しているから
嬉しんだ!」という歌があってもいいの
ではないか?

やなせたかし

『排出なくして、生命なし!』と言われ
ます。生命というのは、毎日エネルギー
を消費していかなければ生きていけませ
ん。飲み食いすると、そこには必ず余分
なモノが出てきます。排出しないと生命
そのものも生きていけないんです。そう
いう構図になっている。

排出

ヒトには37兆個とも言われる細胞があっ
て、その1つ1つが老廃物を排出している
んです。エネルギーを作りだす時に必ず
不要物が出てきます。

老廃物

例えば、消化管からは肛門を通じて出る
便とかオシッコとか、呼吸したときに出
るCO2とか、鼻汁とか耳クソとか脳の中
のゴミとか、皮膚からは角質とか汗とか
。今日はその中の、便の誕生から排出ま
での物語です。

小腸に便の1つ目の成分がやって来た。
それが『食物繊維』。野菜や穀物などに多
く含まれる。食物繊維はタンパク質や炭
水化物とは違い、完全に分解も吸収もさ
れず便になります。その食物繊維がある
ものと混ざる。

食物繊維

それが『小腸の古い細胞』実は小腸の細
胞の寿命はわずか数日。古い細胞は剥が
れ落ちて便になる。便って意外とね、食
物の残りカスだと思われているんだけど
、そうじゃない。小腸の粘膜で剥がれて
いる細胞というのは多いんですよ。せい
ぜい、1日か2日ぐらいの寿命なんで、ド
カドカ出てくる。それが便の大きな成分
になっています。そして1団は大腸へ。

「小腸の古い細胞」

ここで出会うのが3つ目の成分の『腸内
細菌』。これは食物繊維を分解しますが
、その一部が便となる。こうしておもに
3つの成分が大腸のぜんどう運動でミッ
クスされて便になるんです。

食物繊維を十分持っていないと、古い細
胞や腸内細菌を肛門までいざなうものが
足りず、美しい便が出ないんですよ。そ
うすると、下痢になったり、便秘になっ
たりして、排出がとどこおるというワケ
だ。

「下痢」・「便秘」

東大安田講堂紛争のこと(後編)

             【続きです】

当時、大学は権威主義で運営。
これに対して学生側は、大学の民主化
、授業料の値上げ反対を求め、各大学
で結成された全共闘(全学共闘会議)や
それに呼応した新左派の学生が闘争を
展開する大学紛争が起こった。

全共闘の学生たちは大学当局に自分たち
の主張を唱え、それが認められない場合
には、大学構内にバリケード封鎖という
手段で籠城した。

学生紛争は全国に波及し、最盛期には
東京都内だけで、55の大学が
バリケード封鎖に入り、
社会問題になったのです。

ワタクシのいたH大でも入学当初は
当時の面影がチラホラありました。
学生運動以降、大学では講義室の机が
床に固定されたり、地面のレンガを
アスファルトに替えることが多く
なった、という話を聞きました。

 

再び学生運動が起これば、
武器を持たない彼らは、長机や長イス
のような備品でバリケードを作ったり、
ほじくり返したレンガで投石します
からね。

そういえば、5階のエステの先生、
若い頃,H大の南側付近に住んでいて、
下宿のおばさんに、
『火焔ビンが飛んでくるから、命が欲し
けりゃ、家から出るんじゃないよ。』
と𠮟られたらしい。

ちなみに警察の発表では逮捕された
633人のうち東大生はわずか38名
紛争にかかわったそのほとんどが
他大学の学生だったというコトです。

『いちご白書をもう一度』の中にある
『僕は無精ヒゲと髪を伸ばして、
学生集会へときどき出かけた。』
というフレーズを聴いた時、
ワタクシの中に眠っている、
何か得体の知れないパワー
を呼び起こしてくれました。

それにしても1年近く続いた攻防戦。
この安田講堂紛争で死者はほとんど
出ませんでした。
これは日本の国の底力だと思う。

中国の天安門事件なんて数百人~
数万人の死傷者が出ましたからね。
それに何たって、日本の機動隊はヘル
メットと盾プラスこん棒なのに、中国
の機動隊は戦車に銃ですからねえ。

東大安田講堂紛争のこと(前編)

『いちご白書をもう一度』を聴いて
東大の安田講堂紛争のことを考えた。
この歌は仕事の先輩の体験談をもとに
ユーミンが作った曲。
背景には1969年に1年間近く続いた
安田講堂事件があります。

ことの発端は1970年頃、ベトナム戦争の
頃に東大医学部でインターン制度で
1年間無給で働くという制度に
医者がストライキ。
大学側と医者・学生側と対立していた。

イロイロあって学生が安田講堂に
立てこもり、大学側に体制改革を
訴えた。そして、機動隊が出動。
手短かに言うとまあ、こんな感じ。

もうチョット詳しく言おう。
東大側は就活や授業再開したいと言う
学生を集めて、集会を行う事にした。
場所は秩父ラグビー場。
その周りを機動隊で包囲させた。
だが、ラグビー場を取り囲むように
反対派の学生が集い、機動隊と対立。

大学側に納得した学生は解散していき
ましたが、反対派は多く残った。

のちにエスカレートし、外部者も含め、
のべ3万人が安田講堂で学生集会を開き
ニトロやダイナマイトといった毒物も
搬入。

あまりにも危険と判断した大学側は
警視庁に機動隊を要請。

学生たちは籠城し、機動隊と戦ったが、
周りの城(校舎)が次々と落城していく。
そして、最後まで残ったのが安田講堂
だったという訳だ。

『いちご白書をもう一度』はそんな
学生集会に出ていた恋人が、就職する
ために髪を切ったという内容。
主人公の若者が社会に敗北したのだ。

    【続く】

ブラックホールのことを考えてみた(後半)

はくちょう座は9月下旬にみられる(左側)

         【続きです】

ブラックホールは太陽のおよそ20倍以上
の質量を持つ恒星が生涯を終える際に、
『超新星爆発』を起こした後の姿です。

『超新星爆発』

1960年代に謎の『X線』が『はくちょう
座』の方から来るのが観測されたんです
。そのX線発生源の一を特定したところ
、その近くに太陽の30倍の重さの恒星が
発見されました。

『はくちょう座』の方から謎のX線が観測された

そしてその恒星はどうやら見えない天体
の周りを回っていたんです。恒星自体は
強いX線を発しません。つまり目に見え
ない『謎の天体』からX線を発している
と考えられます。

見えない天体の周りを回っていた

X線を発する『謎の天体』は『はくちょ
う座X-1』と名ずけられました。その重
量は太陽の6~20倍程度と見積もられま
した。『はくちょう座X-1』を詳しく調べ
てみると、なんとX線が1000分の1秒と
いうとても短い時間間隔で変化している
ことがわかりました。

この天体からX線が発せられていた

測ってみたら、『はくちょう座X-1』は
半径300㎞以下の非常に小さな天体であ
るということが分かりました。ちなみに
東京ー大阪のキョリが400キロです。

東京ー大阪のキョリ400キロ

X線を強く発する『はくちょう座X-1』は
目で見ることができず、大きさがとても
小さく、さらに質量が太陽の6~20倍も
ありました。これはブラックホール以外
には考えられません。こうして、『はく
ちょう座X-1』はブラックホールだと認
められたんですよ。

『はくちょう座X-1』はブラックホールだと認められた。

X線は温度の高い天体(数百千~数億度)
から多く発せられる電磁波のことです。
まずブラックホール付近の恒星のガスが
強い重力により剝ぎ取られ、ブラックホ
ール周辺にガスの円盤を形成する。その
円盤のガスがブラックホールに落ちる時
のエネルギーによってガスが激しく加熱
され、X線が放出されるんです。

円盤のガスがブラックホールに落ちるときのエネルギーによってガスが激しく加熱され、X線が放出される。

『はくちょう座Xー1』は地球から
約6000光年と比較的近いんですよ。

 

ブラックホールのことを考えてみた(前半)

ブラックホール

以前、テレビでブラックホールの撮影に
成功したというニュースが流れていまし
た。

ブラックホールの撮影に成功した

テニス仲間に物理学者がいて、その話を
したら、10倍もコメントが返ってきまし
た。この男、普段、何食わぬ顔でテニス
をやっておるが、頭の中は物理学の世界
に満ちているな!と思いました。同じテ
ニスをしていても、人それぞれ頭の中で
考えていることが違うんですよ。

物理学者

ところで、地球の重力からロケットで宇
宙に脱出する為には、少なくとも秒速
11.2㎞の速度が必要となります。この脱
出速度は、天体の質量が大きく、直径が
小さい程大きくなるんです。

地球を脱出する速度=第2宇宙速度

地球の引力だと、物体は、地球の中心方
向に向かって吸収される。地球の自転に
よる遠心力を考えなければ、地球の引力
=地球の重力で、地球の中心に向かって
空から落ちていく。

極端にに直径が『小さく』、重力が『大
きい』物体が存在する場合、ある距離よ
りも中心に近ずいていくと、最も早い光
でさえ、外に脱出できなくなります。そ
の領域こそがブラックホール。

ブラックホールの概念は物理学者アイン
シュタイン(1879~1955)が1915年に発表
した『一般相対性理論』から生まれまし
た。それから100年の間、科学者たちは
目に見えないブラックホールの姿を理論
的検証と観測を積み上げながら、想像を
膨らませて来たんですよ。

アインシュタインの『一般相対性理論』
によれば、質量をもつ物体が周りの空間
にひずみを生みだし、そのひずみによっ
て重力が生じます。

ブラックホールは質量の大きい恒星がを
生涯を終えた姿なのだということが明ら
かになりました。『恒星の成れの果て』
です。

ブラックホールは『恒星の成れの果て』

 ところで、ブラックホールの近くに行く
と何でもかんでも吸い込まれ、光でさえ
呑み込まれると言いますが、それって地
球の大気圏から石を落とすと地球の中心
に向かって落ちていきます。もしかして
それは、地球に吸い込まれるという表現
と同じなのかなあ、隕石が落ちると言う
けど、アレ、地球が隕石を吸い込んでい
るのかなあとワタクシは勝手に考えてお
りました。

いったいどうなんだろう?今度、テニス
仲間の物理学者に訊いてみよう。        

                   【続く】

 

毒を持つ生物は、毒をどこで手に入れてる?

生き物による毒の手に入れ方には2つあ
って、①まず1つ目は素直に自分で作る
タイプ。カラダの中で毒を作る。この自
作の名人が植物なんです。むしろ植物の
ほうが本気で毒を作っている。

植物は毒を作る名人。植物には足がなく、逃げることができないから本気で毒を作る。

何でかと言うと、動物は敵が来たら逃げ
られる。足がありますからねえ。でも植
物には根が生えていて、その場から一歩
も動けない。逃げも隠れもできないから
、その場で敵を撃退するしかない。だか
ら植物は他のヤツラの不得意とする化学
物質での防御に全力を注いだ。何たって
毒作りの名人ですからねえ。動けない代
わりに毒で武装したんですよ。

植物は化学物質で防御に全力を注いだ。動けない代わりに毒で武装した。

その種類は凄まじい。植物が作る毒はわ
かっているだけでも、十万種を超える。
動物とは桁が違う。逃げられない分だけ
必死だ。作り方にも工夫があって、普段
は無毒のまま持っており、食べられた瞬
間に毒に変わるヤツ。強い毒をずっとカ
ラダに抱えていたら、自分のカラダまで
傷つきますからね。

だから毒の元とそれを毒に変える仕掛け
を別々の場所にしまっておく。普段は安
全に持っておいて、咬まれてカラダが傷
つくと、2つが混ざり合って初めて毒が
生まれる。青い梅がまさにコレ。かじら
れた瞬間に初めて毒に変わる。

青い梅を食べたら、体内でシアン化水素(青酸)に変わる。

日本の自作の毒と言えば、トリカブトだ
。植物の中では最強クラス。花はキレイ
なのにね。彼岸花みたいに身近な花が毒
を持っていることも多い。キレイな花ほ
どしっかり毒で武装しているのだ。

トリカブトは毒成分・アルカロイドのアコニチンやメサコチンという植物界の最大の毒物で細胞のナトリウムチャンネルに結合し、細胞活動を停止させ、麻痺させる。

彼岸花は強毒性のある「リコリン」という物質が含まれており、人間が誤食すると、死に至る場合がある。この毒性がモグラやネズミを田畑に寄せ付けないように、先人たちがあぜ道に彼岸花を植えた。

②2つ目の毒の手に入れ方は、自分で作

らずによそから借りるタイプ。その代表
がヤドクガエルだ。世界最強の毒を持つ
のにコイツ、自分では一斉毒を作れない
。飼育下でフツーのエサだけを与えて育
てると、まったく無毒になる。毒を作る
力がどこにもない。

ヤドクガエルは自分では毒を作らず、よそから借りている。

どこからその毒が来るかと言うと、食べ
物から来る。野生で食べているアリやダ
ニ、あの小さな虫が毒を持っていて、そ
れを食ってカラダにため込んでいる。虫
の毒をそのまま自分の毒にしている。借
り物の方は、よそで出来上がった毒を食
べて、自分のカラダに移し替えているの
だ。

ヤドクガエルは毒を持っているアリやダニを食べて、それをカラダに溜め込んでいる。

一から作る仕組みを進化させるのは大変
だが、毒を持つ生物を食べれば、その手
間なしで毒が手に入る。

チョウにも名人がいる。オオカバマダラ
は幼虫の時に毒のある植物を食べて、そ
の毒を大人になるまでカラダに溜め続け
る。食事がそのまま武器になる。

オオカバマダラは幼虫の時に、毒のある植物を食べて、その毒を大人になるまでカラダにため込んでいる。

オオカバマダラ

「毒をカラダに溜めこんで平気なの?」
そこが上手くできている。毒を借りる生
き物は、その毒が自分にだけは効かない
ようにカラダを作り変えている。毒を溜
める仕組みと耐える仕組みがセット。両
方そろって、借り物という戦略が成り立
つ。

あのフグも自分では毒を作らないんです
よ。フグの毒のホントの作り手は海の中
にいる細菌。その細菌を小さな生き物が
取り込み、それを別の生き物が食べ、と
食物連鎖を登って、最後にフグに溜まっ
ていく。

フグも自分では毒を作らない。フグの毒のホントの作り手は海の中にいる細菌。

フグの毒は元をたどれば細菌だ。証拠も
はっきりしている。毒のないエサだけを
フグに与えると、フグは無毒になる。逆
に、毒を持つエサを与えると、ちゃんと
毒を持つようになる。エサしだいで毒が
出たり、消えたり、ヤドクガエルと同じ
パターンだ。

       おしまい

「終わらないハシゴ」学歴は18歳の春の時点での学力

「終わらないハシゴ」

人は自分の位置を自分と近い人と比べて
確かめる。遠く離れた人とは比べない。
例えば、みんな大好き、東大に入った学
生を考えてみよう。

周りはもちろん全員東大生だ。高校では
ずっと一番だった人もここではフツーの
一人になる。試験のたびに自分よりも上
の人が何百人もいることを知る。東大生
の中にも、東大の中で目立てなかったこ
とを気にしている人が出てくる。比べる
水準が上がっただけで、比べること自体
は終わらない。

東大では高校でずっと一番だった人もここではフツーの一人になる。

同じ力の生徒でもデキル生徒が集まる学
校へ入ると自分を低く見積もるようにな
る。小さな池では大きな魚だったのに、
大きな池に移ると、急に小さな魚になっ
たような気がする。

小さな水槽では大きな魚だった

大きな海では急に小さな魚になったような気がする

しかも序列は大学の中にもある。入学し
た途端、今度は成績や就職先の比べ合い
が始まる。ハシゴはどこにでも立ってい
て、上にはまだ段がある。上にいる人は
更に上を見て苦しむ。下にいる人は上を
見上げて苦しむ。「終わらないハシゴ」
だ。

ハシゴはどこにでも立っていて、上にはまだ段がある。

登っても降りられないハシゴなら、登り
方ではなく、ハシゴとの付き合い方を変
えるしかない。例えば、今の自分を測る
「別のものさし」を持つ。自分を測る面
を多く持つ人ほど、一つが上手くいかな
くても、崩れにくい。

今の自分を測る「別のものさし」を持つ

仕事・家族・趣味・友人・体力。ものさ
しが一本しかない人は、そのものさし一
本で負けると、全部負けた気になる。

仕事という別のものさし

家族という別のものさし

趣味という別のものさし

学歴が苦しいのは多分ものさしを一本し
か持ってないからだ。子供に好かれてい
る。後輩に頼られている。そいうものさ
しは、18歳の試験とは関係なく、今の自
分だけが持っているからだ。

子供に好かれる、後輩に頼られる、そういうものさしは18歳の試験とは関係なく、今の自分だけが持っている。

スピードスケートの清水宏保が言ってい
た言葉が忘れられない。
「金は嬉しい。銀は悔しい。銅はホッと
する。」

金メダルは嬉しい。「スピードスケート金メダルの清水宏保選手」

銀メダルは悔しい

銅メダルはホットとする

学歴って本人が一人で頑張るものじゃな
く、家族が全力を出さないと、勝ち取れ
ないと思うんです。えらくカネもかかる
。まあ、若い人は学歴房インフルエンサ
ーに騙されないようにしてもらいたいも
のです。

学歴は家族が全力を出さないと勝ちきれない。「二月の勝者」より。

一人の努力の問題で行けるもんじゃない
から、もっとバックにいる親や親せきの
パワーが語られないといけないと思う。

特に中学受験は親の協力が大切です。「18歳の春」の前に、「12歳の春」がある。

生まれた環境なども考えると、そもそも
受験は公平なんかじゃないし、学校で配
られる教科書がすでに一律じゃなくて、
進学校には難関に受かるレベルの高いも
のが配られるんですよ。

教科書レベルには松・竹・梅があって、進学校は難関校に受かるレベルの高い「松」を使っている。

普通校の生徒はそんな事は知らないし、
そんな事実があるのに、本人は周りから
下剋上できる、やればデキルと建前を押
し付けられる。

子供もそうだが、子供の背後にいる親や親せきのパワーも語られなくてはいけない。「下剋上受験」より。

そういうのは、違う世界に触れて初めて
ワカルものです。ワタクシの場合は同じ
小さな池にいる時には分かりませんでし
たが、大きな池に出ると、何か使ってい
る道具が違ってるんじゃねえか?スピー
ドが違ってたんじゃねえか?ということ
に気ずいたんですよ。気ずいたのはずい
ぶん後でした。昔々の話ですが・・・。

      おしまい

田中角栄・「覚悟のあるヤツに人は惹かれる」(後半)

      【続きです】

覚悟ってのはな、口で言うもんじゃねえ
。態度に出るんだ。例えば、苦しい時に
どんな顔をしているか、人に裏切られて
時に、どう振舞うか、その一瞬で人の
「本気」が見える。

オレが総理になった時もそうだ。批判も
あったし、敵も多かった。だがな、「ど
うせ無理だ!」と言われた時ほどオレは
燃えた。できるかどうかじゃねえ。やる
と決めたらやる。そういう覚悟・姿勢が
周りを動かすんだよ。

オレが総理になった時、敵も多かった。やると決めたらやる。そういう姿勢・覚悟が周りを動かすんだよ。

覚悟のある男は言い訳をしない。どんな
結果になっても自分で責任を取る。それ
が男の信用だ。「忙しくて会えねえ」と
か「仕事が大変で、連絡できねえ。」と
かそういう言い訳を言ってるヤツは信用
されねえ。覚悟のある男はたとえどんな
ことがあろうとも向き合う。たった一言
でも誠実に伝える。それが信頼になる。

覚悟のあるヤツは言い訳をしない。どんな結果になっても自分で責任を取る。

人ってやつは「逃げないヤツ」に惹かれ
るんだよ。逃げないってことは、強いっ
てことじゃない。怖くても、不安でも逃
げずに立つこと。その姿を見た時、人は
「この人について行きたい」と思うんだ
。だからそんな男にはいつも「芯」があ
る。心のどこかに1本「太い柱」をもっ
ている。それが覚悟だ。

人ってヤツは「逃げないヤツ」に惹かれる。その姿を見た時、「この人について行きたい」と思う。

人はブレないで、安心できる人に心を預
けるからなあ。その安心感、安定感が人
を惹きつける。

ブレない安心感・安定感が人を惹きつける

もう一度言うぞ。顔も肩書もいらねえ。
必要なのはたった一つ「覚悟」だ。
よく覚えとけ!

      おしまい

若い頃の苦労は、いつか財産になる

昔から「苦労は買ってでもやれ!」って
言われていますが、今はどうでしょう?
少なくとも昭和の時代はそう言われてい
ました。できるなら苦労はやりたくない
ものです。

「頑張って来るんだよ!」「うん、頑張る!」

裕福な家に生まれ、親の資産でずっと食
っている人もいます。フツーは生まれた
瞬間から勝ち組ってのはあまりないです
から、だいたいどこかで苦労する。

裕福な家に生まれ、親の資産でずっと食っている人もいる。

幼い頃にするか、思春期にするか、晩年
にするか、ワタクシならこの中で選ぶと
すれば、思春期か。男性なら30歳くらい
まで、いろんな経験をした方が、その後
の経験値が上がるのではないかと思う。

あの時辛かった経験も人生後半になった
振り返ると、それがあったからこそ、今
の自分があると思える。苦労は確実に人
を深くします。傷ついた経験が共感力に
なり、乗り越えた経験が揺るぎない自信
になります。

振り返ると、それがあったからこそ、今の自分があると思える。

若い頃の苦労は捨てるものではなく、振
り返ってみたら、人生最大の財産の1つ
だと、そんなことを昔、誰かが言ってお
った。

      おしまい

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