2015年 10月 の投稿一覧
口腔内LED照明が完成した。
10月7日のブログでご紹介した患者さんにパソコン用ハードディスクを譲ってもらい、携帯用LED照明に取り付けようとしたら、約1mm穴の内径が足りませんでした。
そこで、義歯を調整する歯科用エンジンのカーバイドバーでディスクの穴の内径を広げました。
すると、上の写真のようにピッタリはまりました。
これで、ブラッシング指導の時に手鏡の代わりに使えそうです。
ところで、歯科用エンジンはギシや銀歯を削ったり、仮歯を作ったりするのに使いますが、日常のちょっとしたDIYにも使えるのです。
海外ツアーは、荷物を減らす。
海外ツアーリコール中のある患者さんから、先日突然電話がかかってきました。
用件は定期検診希望。
「ハハーン、もうすぐ外国旅行に行くんだな。」案の定、2日後にアメリカ西海岸に行かれるようです。
この方は年に何度も海外ツアーを楽しまれています。
リコール治療で時間が少々余ったので、チョット話を聞いてみました。
すると、「冬に近づいて日が短くなると観光時間が短くなるので、旅行代金が安くなるのよ」「冬に近づいている今時、夏のオーストラリア、ニュージーランドはいいですよ」「手軽に海外旅行に行くコツは、荷物をできるだけ少なくする。まぁ、スーツケースにバック1つくらいで十分」そして「古い下着とか服を持っていき、着たら処分して帰る。まちがっても、家で洗濯しようと思ってはなりません」最後に、「身内以外には誰にも言わず、そっと行くんです。お土産は買わずに、帰ってきたら身内と一緒におスシを食べにいく。その方がずっと喜ばれる」なるほどね・・・。
ワタクシなら、直前ともなるとイロイロ考えすぎて、鼻血が出そうになるけど、このやり方ならちょっと気がラク。
ベテランさんには学ぶところがたくさんあります。
サービス料金がかかるようになってきた。
レコードのジャケット(ビートルズ)学生時代、レコードを買って家に持ち帰るのは、結構手間がかかりました。
LPは30cm×30cmくらいある上、ぞんざいに扱えない。割れ物だから。
CDが主流になってカバンに入るようになった時は、持ち運びが楽になったと感じました。
最近はスマホや携帯音楽プレーヤーが普及したおかげで、ネットで配信された曲がどこでも聴ける。
以前LPレコードは、1枚2千円以上はしました。
今思うと、お小遣いでも買えないほど高かった。
ただ、安くなかったからこそ、買ったレコードを大事にして繰り返し聴き込みました。
その時はサービス料は発生しませんでした。
今はインターネットが普及して、便利になってモノの値段がどんどんゼロ円に近づいてきて、モノは安く買えるようになりました。
そのかわり、サービス料金が毎月少しずつですが、かかってくるようになった。
お金の流れは、製造業からサービス業に少しずつ移ってきてるんだなぁと感じます。
人類史上最大の感染症、歯周病
言うまでもなく、お口は栄養の入り口。
でも、その大切な役割を妨げるやっかいな病気があります。
それが、歯周病。
ギネスブックにも掲載されているのですが、この病気、古代メソポタミア、黄河文明の時代から悩まされ続けている、人類史上最大の感染症です。
原因はもちろん、歯こう。
歯が生えている限り歯周病菌はいるので、歯周病菌が一度口の中に住みついたら完全に除去することはできません。
一生のお付き合い。
歯周病菌がほとんどいないのは、歯のまだ生えていない生後6ケ月くらいまでの赤ちゃん、そして、残念ながら歯をすべて失ってしまった総入れ歯の方だけなのデス。
LED照明を利用した口腔内視鏡
by S山さん(仮名)
by ワタクシ
10月7日のブログでご紹介した、患者さんのS山さん(仮名)が発明した口腔内視鏡があまりにもよかったので、ワタクシもマネして造ってみました。
LEDはクルマ屋さんの粗品でもらった携帯用LED照明。
鏡として使うハズだったパソコン用ハードディスクが見つからなかったので、鏡は100円ショップで売っていた手鏡を使いました。
そして、それらを強力輪ゴムで固定した。
さて、造ってはみたものの、う~ん、 デザインもシンプルさも使いやすさも、やはりS山さんの造ったほうがイイと思いました。
コラム(148)・・・4本足の動物は口がとがってイル
健康寿命は平均寿命より10年少ない。
よ坊さん日本人の平均寿命は、男性が80歳ぐらいで女性が86歳ぐらい。
ところが、これはあまり知られていないのですが、健康寿命というのがあって、これは寝たきりやそれに近い状態、まぁ要介護の入り口の状態。
コレ、男性が71歳、女性が74歳です。
ワレワレ歯医者ができるのは、できるだけ多くの歯を残して、しっかり口から食べられるようにすること。
歯を失った方に対しては、入れ歯等でしっかりかめるようにすること。
要介護の方々には、自分の口から食べられる人生を送っていただくこと。
等々です。
いずれにしても、自分にできることを精一杯やって、患者さんと共に喜びを分かち合いたいものデス。
「先生、東京にもコンな女の子、いませんよ!」
たしか、こんな感じの髪だった先日、東京から引っ越してきたある女性が、ある用事で歯医者の受付にモノを届けてくれました。
その女の子の格好は奇抜。
長い髪の根元にカラーの毛糸で編んだヒモをつけて、何本もぶらさげています。
エクストラ髪、と言うらしい。
「オー、これが東京の流行かぁ。まるでレディ・ガガ。」とワタクシ、うちのスタッフの女の子にボソッとつぶやいた。
するとそのスタッフ(彼女は今春東京から札幌に来たばかりで、東京生まれ・東京育ち)が「先生、東京にもこんな女の子、いませんよ。
これは特殊です。でも渋谷や原宿あたりに行けば、いるかな?」特殊なことができるなんて、コレ、ひとつの才能だと思ふ。
5年後に何が流行しているかは、大人がいくら頭で考えてもわかりません。
そんなのは、今の高校生の頭ん中にちゃんとあります。
だって、5年後は彼ら・彼女たちが主役ですもの。
月曜日は忙しかった
月曜日は、休み明けのせいか季節変わりのせいか、忙しかった。
いろんなヒトから電話はかかってくるし、訪ねてもこられた。
そして訪ねてもいった。
急患も来た。
世間では歯医者さんは忙しいと思われているので、営業の方もアポをとって昼休みに来てくれる。
そしていろんな情報をもたらしてくれる。
また、歯医者さんってとこは、営業に行かなくても患者さんは向こうからやってきてくれる。
やってきてくれたらそれに応えようと、精一杯やる。
そして結果を出す。
何はともあれ、向こうからやってきてくれるなんて、ありがたいことです。
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