2019年 1月 の投稿一覧

歴史マンガ、恐るべし!

 

「ルビコン川を渡る」のブログを書いて
いたら、ローマ帝国の基礎を築いたカエサ
ルを知りたくなりました。

カエサルを知るということは、ローマ帝国
を知るということ。

ワタクシ、昔むかし、大学受験で世界史を
選択していました。

その時は歴史の学び方を知らなかったもん
で、「誰がいつ何をやった」のかを丸暗記
していました。

これでは応用力がつくはずがありません。

教科書は事実の羅列で、人の気持ちとか
感情が省いてあります。
だから頭に入っていかない。

ところが、最近の子はもっと効率的な学び
方をしているのデス。

それが、歴史マンガ『世界の歴史』。

これは王様の気持ちや感情のやりとりが
マンガになって表現されているので、頭の
中にスッと入ってくる。

恐るべし、日本のマンガ文化。

うちのチビスケも、歴史のテストの前に
ソファーにゴロンと寝そべって、マンガ
『世界の歴史』(集英社)を読んでいた。

歴史は年代を覚えるもんじゃない。
隣同士の国がチョッカイ出して、その結果
戦争が起きちゃった、文化が伝わっちゃっ
た、という風に大きな流れがあるのです。

ローマ帝国の基礎を築いたカエサルも、ヨ
ーロッパを征服しフランス帝国を築いたナ
ポレオンも、アレキサンダー大王に憧れて
いたことを知っていれば、次から次へと
領土を広げたのもわかるような気がします。

幽霊は頭の中に住んでいる?

 

科学には再現性があります。

例えば、重力。
リンゴを放せば、地面に向かって落ちる。

ニュートンの活躍した300年前でも今でも、
同じ加速度で地面に向かって落ちる。
それはイギリスでも日本でも大体同じ。

まぁ、これが再現性。

でも再現性のないものもあります。

それが、幽霊。

解剖学者の養老孔子先生(仮名)が以前、
「幽霊は頭の中に住んでいる」と言ってい
ました。

東海道四谷怪談のお岩さんの幽霊は、田宮
伊右衛門(いえもん)にしか見えませんもの。

まぁ、幽霊は呪文を唱えればいつでも出て
きてくれるものじゃありませんから、やはり
幽霊には再現性がありません。

幽霊を科学で証明するのはどうやら難しそう。
世の中にはよくわからぬコトが多いようです。

歯医者さんに行ったら、ひらめいちゃった!

 

「中山のイチバン」という番組があって、
そこで作詞家の松本隆がこんなことを言っ
てました。

作詞の依頼がたくさんあった頃の話です。

詞がかけない。
でも歯医者も行かなくては。
まず歯医者に行こう。

麻酔されて治療を受ける。

口開けた。
頭の中に青雲のようなものが現れて、あっ、
ひらめいちゃった。

「治療中に?」

「治療中、ヒマじゃないですか。やることが
ない。」

ホントに、歯医者のユニットに寝たらもう
やることがありません。

先生の言うとおりに口開けて、口閉じて、
ちょっと固まるまでそのままでいて、固ま
ったら取ったり外したり。

歯医者は忙しいけど、患者さんは確かに
ヒマ。

皆さん、ユニットで横になってる時って、
何を考えておられるんでしょう。

最近、保育園検診が多くなった気がします。


     保育園の子供たち

 

昨年、保育園の歯科検診の申し込みが4件
入りました。と思ったら、今年に入って
また新たに2件申し込みが入りました。

ビックリしました。
どうしたんだろう。

どうやら保育園に対する国の基準が厳しく
なって、歯科検診が必須になったようなの
です。

何かが起こると国の基準というのは更に
厳しくなります。

国は余計な仕事を増やしたくないので、
今日も何事も起こりませんようにと願って
いると思う。

いちばんいいのは、メディアが「今日は
何のニュースもありません」と言って
動物園の風景を見せることなんだろうけど、
でもそうなると誰もそんなニュースを見な
くなるので、スポンサーは何かニュースを
取ってこいということになる。

かくして、誰と誰がつき合っている、誰が
離婚した、というニュースを見せられる
ことになる。

すみません、また脱線してしまいました。

まるやまファミリー歯科は歯周病を前面に
出しているのに、最近は子ども関係の仕事
が増えてきました。

保育園の歯科検診は出張が多いので、子供
たちに「お土産」や「ためになる話」を
用意しなければなりません。

今年はどんな話をしようかな。

男性は女性にかないません。


      パンドラの箱

 

最近、「女子力」という言葉を目にする
ことが多くなりました。

歯科の職場は、ほとんどが女性。
女子の力を借りなければ、うまくいきません。

そのためには、女性に気持ちよく働いて
もらうことが大切。

「女子力」かぁ。

「言葉になると実体化する」と言いますが、
それまで名前がついていなかったものに
名前がついた時点で実体化します。

強い女子が復活したのデス。
とうとう誰かが「パンドラの箱」を開けて
しまったのです。

もともと女子の方が力があって、それを
封じ込めるために、男が長い歴史の中で
一生ケンメイいろんな制度を作ってきた
ワケです。

そういえば、むかし邪馬台国の女王
卑弥呼って方がいましたね。

ところで、生物学者の下岡伸一先生(仮名)
がこんなことを言っていました。

地球が誕生したのが46億年前。
そこから生命が誕生するまで10億年かかり、
そして生命が現れてからさらに10億年間、
この間生物はすべてメスだったと。

そこでワタクシ計算してみたら、メスは
36億年前から、オスは26億年前から
現れたことになります。

そう考えたら、歴史だけみてもやはりオスは
メスにかないません。

どんなやんちゃな男の子でも、お母さんに
お尻をぶたれながら大きくなったので、
そりゃあ男性は女性にかなうワケがありません。

もしかして、コレ、肉離れ?

 

この週末、体育館でテニスをしていた時、
練習の当初から左足「ふくらはぎ」が張って
いました。

なんかイヤだなと思いつつゲームをしていた
のですが、最後の最後に「ふくらはぎ」に
激痛が・・・。

「何だろう、この感覚!久しぶりだ。」

昔、高校生の頃、今は誰もしない伝説の
『うさぎ跳び』をした翌日のふくらはぎの
痛みに似ている。

あの『うさぎ跳び』、1回筋肉を壊して
新しく筋肉を再構築するのでしばらく痛い
のだと聞いたことがある。

歯科の領域では、外傷なんかで炎症を起こ
したらすぐに冷やします。
時間がたって冷やしたら、カラダが治そうと
するのを邪魔しますから。

で、見たところ腫れてもいないし、内出血も
ないようだ。

でも激痛。
もしかして、コレ、肉離れ?

サッカー選手がよくやる、あの肉離れか!

こんなに痛ければ、走ることなんかできや
しない。

そこでネットで調べました。

筋肉が動かないようにテーピングして、湿布
を患部にペタッと貼って安静にしました。

診断が肉離れなら、コレでいける。
でも診断が間違っていたら・・・。
その時は素直にお医者さんに行こう。

クルマでも何でも、運転していて何か普段
とは違う音がしたら、故障の前触れだと
言います。

ふくらはぎが張っていた時、もっといい準備
をしていればこんな目にあわなかったのに
なぁ。

インフルエンザ感染を10分の1にする方法

 

インフルエンザ警報が出ています。

あるお医者さんが言っていたのですが、
インフルエンザ感染を少なくする方法っ
てのがあります。

まぁ、決してゼロではないのですが・・。

その中に、歯医者さんで実行している方法
があります。

それは、歯みがき。

歯に残った食べ物のカスのようなタンパク
質は、ウイルスが大好物。
だから歯ブラシでそんなのを取り除いて
やるとよい、とか。

あと、うがいの代わりにまぁ、緑茶のよう
な水分を摂る。

ノドの中にはウイルスを追い出すセン毛が
あるのですが、ノドが乾燥するとセン毛の
ウイルスを追い出す元気がなくなって、ウ
イルスをノドの粘膜の中に入れてしまう。

だから水分を摂ってウイルスを胃の中に
流し込む。
ウイルスは胃の中で死んでしまいます。

あとはドアノブに触らない。

特に金属のようなツルツルのところは、
移りやすい。

で、手のひらを当てて回したり、球状の
ドアノブならハンカチやティッシュをあて
るとか工夫する。

もう一つ言ってたのが、「マスクをする
時は表面に注意してね。ウイルスがついて
いますよ。出し惜しみなんかせずに、ひん
ぱんに取り替えましょう」だって。

日本のように水道水がそのまま飲める国は珍しいのデス。

   
        水道水            エ〇ザベス女王の朝の紅茶

 

このお正月休みに、うちのあるスタッフが
スペインに行ってきました。

いろいろ観光していると、水やお茶を飲み
たくなると言っていました。

でも、現地の水道水を飲むと下痢してしまう
ので、売ってる水やコーラ、ジュースを飲む
ことになる。

「あぁ、不便!お茶が飲みたい。」

意外かもしれませんが、日本のように水道
水がそのまま飲める国は珍しいのです。

硬度の高いヨーロッパの水は、そのまま飲む
には苦味が強すぎる。

フランスでワインをよく飲むのも、そういっ
た理由から。

まぁ、ブドウの木の中でおいしくなった水、
つまりブドウの汁を水代わりに飲んでいる
ってワケです。

日本で飲まれているお茶って、水の中に
タンニンを溶かして香りを楽しむもの。

でもヨーロッパのように硬度の高い国では、
タンニンの出が悪くなって、マグネシウムや
鉄が味を悪くする。

そんなの飲んだら下痢をする。
まぁ、便秘気味の人にはいいかもしれませ
んが・・・。

ところで、硬度の高い国では、お茶の代わり
に味の強いコーヒーを飲みます。

日本でも最近はコーヒーがよく飲まれるよう
になってきましたが、あれ、水がまずくなっ
てきたんですかね。

ワタクシ、土日に4時間ずつテニスをして
いて、毎回1リットル以上水道水をアッとい
う間に飲んでしまいます。

札幌の水道水っておいしいですもの。

ところで、イングランドの飲み物は紅茶で、
エ〇ザベス女王が友のコーキー犬を従えて
お昼のひと時、くつろいでいる姿を想像する
のですが、紅い茶というだけあって、英国の
水は日本の軟水に近いんでしょうかね?

スタッフが復帰してくれました。そして雑談、脱線・・・・。

 

2年前に主に午後を担当してくれていた
スタッフが、帰ってきてくれました。
ウレシイものです。

さすが若いだけあって、まるやまファミリー
歯科のやり方をほとんど覚えていてくれま
した。

もっと驚いたのが、アポイント帳を見て、
患者さんの名前とどんな雰囲気の人かと
いうのも覚えていたということ。

歯科の受付けをしていると、患者さんは
先生に言えないようなことでも受付け嬢
には話してくれます。

スタッフと雑談している時のそういうささ
いな話も、治療を行う上でとても役に立ち
ます。

雑談といえば、オリンピック三連覇した
柔道の野村〇〇さんが全日本の女子コーチ
に就任した当初、自分の技術・考え方を
女の子たちに無理やり教えようとしたので
すが、どうもうまくいきません。

で、悩んだあげくある先輩コーチに相談
したら、「そりゃあダメだよ、野村クン。
女の子には雑談9、コーチング1、これ
だよ!」と言われた。

それまでの野村さん、『雑談1、コーチン
グ9』だったのです。

そこで話の大半を雑談にあてるようにした
ら、女の子たちの成績がみるみるうちに
伸びていったそうです。

もともと能力のある女の子たち。
コーチは、見ていればイイのです。

ところで先日、新人スタッフと勉強会を
しました。

歯科の話をしているうちに話がどんどん
脱線し、生物の起源の話とか、日本人は
インド、中国、朝鮮半島のほうからやって
きた話とか、コーヒーカップとドーナッツ
の形態は本質的には同じなんだよ(トポ
ロジー)とか、よくブログに書いているよ
うな話に・・・。

ワタクシの場合はどうやら雑談じゃなくて、
脱線のようデス。

小説「一千兆円の身代金」の八木圭一氏と会った。

 

「一千兆円の身代金」という本で有名な
八木圭一氏と話す機会がありました。

彼は十勝出身で、東京在住。

十勝を語る時の彼の眼差しは、熱かった。

うちのスタッフにも十勝出身の子がいるの
ですが、なぜかみんな十勝を熱く語る。

ワタクシ、作家と話すのは初めてなので、と
ても楽しい時間を過ごさせてもらいました。

作家って、自分の思いを登場キャラクターの
口を借りて伝えるので、その人の考え方を
知るにはとてもイイ。

それに、勉強になります。

会社員をやりながら、小説・エッセイ・取材
といろいろこなしているトカ。

まぁ、会社という後ろ盾があると安心です。

後ろ盾と言えば、「坊ちゃん」で有名な夏目
漱石も、「怪人二十面相」「少年探偵団」で
有名な江戸川乱歩も、直木賞作家の邱永漢
先生も、小説1本で食っていくにはキビしい
ことを身をもって体験されていたので、彼ら
は副業として貸家を持っていた。

まぁ、いわゆる不動産です。

「何だろう?不動産を持つって感覚!」
大きな後ろ盾っていうか、安心感っていう
か、オヤジみたいなデカイ存在っていうか…。

まぁ、いずれにしても、どんな形にせよ、
ヒトは後ろ盾があると安心できるようデス。

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