2017年 11月 の投稿一覧

隣近所の動物病院の先生が今年の・・・

中馬先生の写真「えりの海岸物語」ビックリしました。

日本歯科医師会が主催する今年の「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2017」の最高位のグランプリが、札幌から出ました。

「フーン」と思ってよく見たら、まるやまファミリー歯科(西19丁目)のお隣の中馬動物病院(西23丁目)の先生じゃないですか。

お題は、「えりの海岸物語」(写真)。

記事によれば、中馬先生、石狩市の海岸で遊ぶ息子と娘を写真に撮って出品したとか。

この写真を通して、中馬先生の人柄が見えるような気がしました。

それにしても、子どもたちの笑顔ってのはワレワレ大人をも元気にしてくれますね。

誤解。泡を出した方がよく磨ける?

多くの人はブラッシングの目的を、食べカスを取り除くためだと思い込んでいるようですが、でも一番大事なのは歯の表面にベタッとくっついているバイオフィルムを取り除くこと。

これはいくら泡をブクブクたてても取れません。

歯ブラシに水をつけて磨いてもいいのです。

そして、正しいブラッシングとフロスや歯間ブラシで歯と歯の隣接面のバイオフィルムを取る。

もし仕上げ用にペーストを使うのなら、フッ素配合のペーストを米粒大2つぐらいとって使えばOK。

もし歯医者さんにどんな歯磨きペーストを使えばいいか聞くのであれば、歯医者や歯科衛生士自身が実際愛用している歯磨き剤を聞いてみるといいのデス。

まぁこれはワタクシの考え方ですが、「カゼひいたらどこの病院へ行けばいい?」と迷うよりも、「お医者さんはカゼひかないようにどんなことをしているの?」とかかりつけの先生に聞いた方がイイと思うのですが、どうでしょう?

野生では他の種類の動物に触れられることは死をイミします。

大学の医局にいた頃、学部の6Fにある動物実験室でサルに麻酔を打って眠らせ、歯周病の実験をしたことがありました。

麻酔を打って意識を失うことは、サルにとってはホントに恐怖。

だって、野生では他の種類の生き物に触れられることは死を意味しますからね。

ワタクシたちが白衣を着て動物室に入っていくと、サルは身の危険を感じます。

それで歯をムキだして威嚇し、頭を天井のオリにガンガン打ちつけるもんだから、生まれた頃丸かった頭の形がそのうち四角になった。

おまけに人相も悪くなった。

ワタクシたちの姿が遠くに見えただけでもサルは恐怖を感じるのデス。

「松本隆」の”削り取ったらデキタ”からヒント

右端が作曲家の松本隆ものづくりには、ひとつ一つ付け加えて作る場合と、ひとつ一つ削り取って作る場合があるようです。

以前あるテレビ番組を見ていたら、「赤いスイートピー」や「木綿のハンカチーフ」で有名な作詞家の松本隆が出ていました。

そして、作詞についてこんなことを言っていました。

「どうやって歌をつくるのかというと、楽曲を聴きながら歌い手をイメージするんです。

すると、何かもやもやした青雲みたいなものが現れて、そこから一つずつ要らないものを削り取っていく。

その作業をくりかえしていくとそのうち何となく歌詞ができちゃう。

そこにウソ98%ホント2%を入れるんです」この手法って、ルネサンス期の彫刻家ミケランジェロや鎌倉時代の運慶・快慶のやり方と同じじゃん。

石膏や木の中にいる作品がなんとなく見えるので、要らないものを削り取ったらデキタという手法です。

考えてみたら、ワタクシの”職場”の口の中も同じこと。ワタクシたち歯医者の仕事はまあ一言で言えば、口の中にいるムシ歯菌や歯周病菌を削り取っていい環境をつくってやること。

ワタクシの仕事も「ものづくり」の一つなのかと思いました。

こうしてウマづらになった。

ウマと言えば道産子を思い浮かべますが、もともとウマは草の乏しい半砂漠に生きていた草食獣。

速く走れるように進化してきました。

目の穴は後ろのほうにあって、それぞれ横についています(写真)。

そのため、首を曲げなくても350度、ほとんど360度のハンイを見ることができます。

これならすぐにオオカミなどの敵を発見できる。

牛のように角を持たないので、ひたすら逃げます。

決して追いかけてはきません。

歯は大きく発達して、先端の左右3本の前歯は幅広いので、硬くて丈の短い草でも上下で食いちぎれます。

そして草の硬い繊維を細くすりつぶすために、奥歯が6本も7本も必要。

このために顎が長くなった。

だから目の前の部分が長くなって、ウマづらになりました。

ちなみに、ウマは速く走れるように足の指が5本→3本→1本と進化しました。

このウマの話は、解剖学の大泰司先生(現北大名誉教授)が言っておりました。

世間という厳しい目

まず世間に頭を下げる聞いた話なんですが、ある外国人がアパートを借りてて、ゴミ出しのルールを守らないらしいのです。

札幌市指定の黄色いゴミ袋を使わない。

何度忠告してもそのようです。

ワタクシ、「日本人じゃないからかなぁ」と思いました。

日本人ならまわりの人の顔色をうかがい、ケンキョで礼儀正しい性質を身につけています。

日本人のモラルの高さの背景には、世間という厳しい目がありますからねぇ。

それに、世間からはじき出されるのが怖いし。

まぁ、よくある不祥事を起こした企業の謝罪シーン。

まず世間に対して頭を下げる。

そしてその次に被害者に謝る。

そこには、世間の皆さんに余計な心配をさせたり不安がらせたことが最大の失礼にあたるという、そんな認識があるのデス。

クリスマスモードになりました。

クリスマスシーズンになると、まるやまファミリー歯科では、診療室・待合室の模様替えをします。

まずB.G.Mをクリスマスバージョンに切り替えます。

そして、壁にサンタさんの絵を飾り、クリスマスの小物をあちこちに配置。

あとサンタさんの絵本も・・・。

写真は、医院内にいるチビッコサンタ。

5人います。

このチビッコサンタ、昔 うちの奥さんが試しに買ってきたグッズ。そして、これ「イイネ」ということで複数そろえたものです。

5階のエステの先生んとこでも好評で、飾ってあります。

さぁ、もうすぐ12月。

雪も積もって、街はクリスマスモードに。

うちの医院でもサンタさんたちのグッズが皆様をあたたかくお迎えいたします。

J1定着へ

北海道コンサドーレ札幌のファンの皆さん、おめでとうございます。

先日、コンサドーレがJ1残留を決めました。

ところで、サポーターは12番目の選手だと言いますが、ホントにそうだと思う。

サポーターの「頑張れ!」という気持ちがひとつになって、試合会場の空気がサポーターの多いチームへと流れていく。

ファインプレーに拍手喝采し、ミスにはため息をつく。

そしてピンチになれば、息を潜めて見守る。

こうやって球場全体を味方につけたチームは強い。

ありえないようなファインプレーを連発し、いつの間にか審判までもが空気に呑まれることさえあります。

まぁ、力強いサポーターがいれば、12人対11人で戦っているようなもの。

札幌も雪が降りました。

残留というひと足早いクリスマスプレゼント、ありがとうございました。

世間に育ててもらう

小さい頃から子どもの患者さんにフッ素を塗っていると、いつの間にか大きくなって、もう中学生?と驚くことがよくあります。

この年代は、親離れ、子離れの時期と重なります。

親離れは喜んであげるとして、問題は子離れ。

子離れのシステムは、人間以外の動物にはあまり必要ありません。

多くの動物は生殖活動を終えるとひとつの仕事を終えて、死に向かっていく傾向がありますから。

まぁ、子どもが成長して、子どもに生殖キノウが備わった頃には親は死んでて、この世にはいません。

だから子離れする必要はないのです。

でも人間は長生き。

子どもや孫、ひ孫の動向が気になります。

そりゃあ、いつまでたっても子離れできません。

親の教えられることなど、たかが知れています。

あとは友達のエイキョウを受けたり、世間に育ててもらった方がイイ。

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