2017年 3月 の投稿一覧

ピンチを打開した瞬間に、一気にレベルが上がる。

春の甲子園では、高校野球が盛り上がっています。

今年は、北海道代表の札幌第一高校は残念ながら1回戦で姿を消しましたが、数年前の東海大四(現、東海大札幌)や北海は、甲子園で決勝まで勝ち進みました。

雪国でもやればできると、自信になったと思います。

ところで、自信ってやつは、うまくいったから獲得できるものではありません。

困難を乗り越えた時に自分のものになるのです。

1回戦、2回戦の大ピンチを打開した瞬間に一気にレベルが上がったのです。

ピンチは神様がくれた最終試験。

ぜひ乗り越えたいものです。

加えずに、削り取ることでワザは磨かれる。

イチロー選手

ケータイ電話ワタクシ、ツルツルのケータイ電話が出た時には、感動しました。

とがったところ、へこんだところ、多彩な色、そしてデコボコ、これら不要なものを徹底して削ったら、素晴らしいデザインになったのです。

あるインタビューで、イチロー選手が自分の「形」について、こんなことを言っておりました。

「自分の『形』を確立するためには、不必要なものを徹底して削るというイシキを持つようにしている」と。

何かを生み出すことだけが独創性なのではありません。

今あるものからムダなものを削り取る作業も立派な独創性なのです。

元スタッフが赤ちゃんを連れてきた。

イメージ昨年末までいっしょに働いていた元スタッフのS野さん(仮名)が、生まれたての赤ちゃんを連れて、久しぶりにまるやまファミリー歯科にやってきました。

今月出産したばかりなのに、さすが若者、体力の回復が早いですね。

しかし、ママ特有の睡眠不足に悩まされているようです。

スタッフのO野さん(仮名)も久しぶりの赤ちゃんを抱っこして、ムカシを懐かしんでおりました。

落としてしまったら、壊れそう。

ワタクシも抱っこさせてもらいました。

赤ちゃんって、ずっと見つめていても飽きないものです。

美人になるよ。

ところで、出産直後のママさんたちはムシ歯になってたり、妊娠性歯肉炎になっていることが多いのです。

何しろ、赤ちゃんのお世話で精一杯。

忙しいですからねぇ。

銀歯がとれようと、ムシ歯が進行しようと、痛くなければ歯医者なんて行ってられません。

お気持ちはわかるのですが、でも時間を作って、早いうちに歯医者さんでチェックしてもらった方がいい。

歯とか歯ぐきの治療ってのは、手遅れになればなるほど長引くものなのですから。

副鼻腔は声の共鳴箱?

鼻の中の空洞のことを鼻腔と言いますが、その鼻腔につながった形で、副鼻腔とよばれる空洞があります。

全部で4つ。

なぜこんな穴があるのかというと、一つは骨の軽量化。

副鼻腔がなかったら、頭が相当重いのです。

もう一つの理由は、鼻腔や口腔といっしょに声を出す共鳴箱の役割。

副鼻腔がなかったら、声はか細くて、こもった声になります。

ちなみに、頬や額が張って大きくなっている人は、副鼻腔が大きい。

そして、声が大きくて低音が響くいい声だと言われています。

そういう眼で歌手の顔つきを見れば、あぁ、なるほどなあと思います。

正しいから通るんじゃなくて、この人が言うから通る。

ワレワレ素人のウィークエンドテニスプレーヤーの試合の判定はセルフジャッジ。

審判はいませんから、相手が上級の人で、その人に「今のボール入ってたよ」と言われれば、格下の対戦相手はたとえボールが出てても何となく「じゃあ、入った」と、上級の人のジャッジが通ってしまうことがあります。

正しいから通るってんじゃなくて、この人が言うから通るという具合に、関係が逆転していることがよくあります。

思いが通じるかどうかは、言葉を発する前にもう勝負がついていることが多いんです。

まぁ、「この人が言うんだから聞こう」という状況を作ってしまえば、言ってることが正しいかどうかなんて、たいして重要じゃないんです。

卒業式のシーズン

卒業していく6年生たち(イメージ)3月17日は、うちのチビスケの卒業式でした。

驚いたのが、この〇山小学校(仮名)では転校していった子たちも卒業式にフツウに来ていたということ。

この学校は、転校生が非常に多いことで有名。

学校側も慣れたもの。

廊下には、卒業した幼稚園やこれから進学する公立中学校・私立中学校から寄せられた、たくさんの祝辞が掲示されていました。

うちのチビスケは花川マリア幼稚園の出身なのですが、ここ出身の卒業生は、うちのチビ一人。

ですから、どうやらうちのチビひとりのために祝辞をいただいたようなのです。

後日、チビスケの母が幼稚園にお礼の電話をしました。

すると電話口に出た先生、「覚えていますよ。中央区の〇山小学校に入学した〇〇〇君ですよね。よく覚えていますよ。

〇ちゃん(チビスケ)、歯磨き剤をつけないで歯を磨いていましたよね。みんな驚いていたんですよ。」世の中では歯磨き剤をつけて歯を磨くのが常識のようです。

ここで小さい声で言わせて下さい。

「うちのおチビさん、歯磨き剤なんて一度も使ったことはないけど、ムシ歯は一本もないド!」

まる子ちゃんがお小遣いを上げてもらった上手なやり方。

ちびまる子ちゃんの作者さくらももこさんが53歳の若さでご先祖様になりました。

今日はワタクシの心に残っているワンシーンをお届けします。

小学生のまる子ちゃんは、今、月にお小遣いを300円もらっています。

なんとか500円にしてほしいので、怖いお母さんと交渉することになりました。

そんな時、「対比」の相手に選んだのは、月に2000円もらっているハナワ君です。

「アタシが300円なのにハナワ君は2000円もらっているんだよ!」「何言ってるの、ハナワ君のおうちはお金持ちじゃないの!」「2000円とは言わないけど、私だって500円位もらったっていいじゃない!」「わかったよ。じゃあ、来月から500円あげるわよ。仕方ないわねぇ。でもお姉ちゃんには内緒よ。」大成功です。

まる子ちゃんが交渉に成功したのは、「対比」の相手にハナワ君を選んだからです。

もしここで、「ハマジなんて月200円なんだよ」とでも言ったら、「そう、じゃあ、あなたも200円でいいわね」「えぇっ?お母さん、ひどい・・・」となっていたかもしれません。

思考が行き詰ったら、まず対比。

これは「できる子」の基本なのです。

消費税の方がわかりやすいんです。

お店でモノを買うと、消費税がもれなくついてきます。

でも、ワレワレ歯医者のしている保険治療には、消費税がかかりません。

無限の長い期間で見れば、稼いだ金と使った金は必ず一緒になります。

だから税金を所得にかけても、消費にかけても、どっちでも同じコト。

でも所得って、やっぱり把握しにくい。

国が「この人いくら儲けたか」というのを完全に把握するのは不可能。

例えば、ソープ嬢がどのくらいの所得を稼いでいるかってのは、彼女たち、領収証を出さないので、現実的にはわからないんです。

まぁ、彼女たちは建前ではそれほど稼いでいないことになっていますけど、彼女たちはお金を使いますから、お金を使ったらわかる。

消費の方がわかりやすいんです。

そういうこともあって、どの国も消費税の方に行ってしまうのです。

それに、数字を変えればイイわけですし・・・。

メーテルリンク童話の「青い鳥」

イソップ童話とかグリム童話とか、最近、童話って奥が深いなぁと思うようになりました。

童話の一つに、メーテルリンクの「青い鳥」ってのがあります。

コレ、チルチルとミチルの兄妹が幸せの青い鳥を捕まえるために、青い鳥のいそうな国に行くというお話。

そこにいた青い鳥を捕まえて鳥カゴに入れるのですが、その国を出た途端に青い鳥は消えてなくなってしまう。

次の国でも、その次の国でも同じことが起こりました。

とうとう二人はあきらめて、旅から帰ってきました。

すると、なんと、家の中にも青い鳥がいました。

昔からいたのですが、見えなかったのです。

しかし旅の苦労をしたことで、幸せが見えるようになりました。

そういうお話。

これは、「幸せを自分の外で得ようとしても、ムリ。

外には幸せがありそうで、それを手に入れた時は幸せかもしれませんが、すぐにそうでないとワカル。

ホントの幸せは外でいろいろな苦労をすることで自分の中に見つけることができるのだ」という教えなのデス。

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