2017年 9月 の投稿一覧

それでも地球はまわってる

 ガリレオ昔、ガリレオという人がいました。

あの人、「地球が回っている」と言ったら捕まって、裁判にかけられたんです。

裁判で「地球が回っている」と言い張ると、処刑されてしまう。

だから裁判で「地球と太陽、どっちが回っているんですか?」と聞かれた時、ガリレオは言いました。

「太陽です」これを聞いて弟子たちはビックリしました。

後で「何であの時『太陽の周りを地球が回っている』って言わなかったんですか」って詰め寄ったんですけれど、その時ガリレオが言ったのが、「それでも地球は回っている」というものでした。

これってとても深いなぁと思う。

ヒトと意見が違って言い負かしても、人から恨まれるだけ。

そんなことはどうでもイイ。

ヨソへ行って自分の主張をずぅーっと言っていればいい。

だって、「それでも地球は回っている」のですから。

クスリでお茶を飲んではいけないのは・・・。

まるやまファミリー歯科で出すクスリは、院内処方です。

クスリはあまり出したくはないのですが、症状をとる時とか、痛みが出そうであれば出します。

ところで、クスリを飲む時、お茶といっしょに飲むと効果が十分発揮できないことがあります。

お茶はカフェインとタンニン、芳香性揮発油などが主成分。

これがお茶の風味の苦味や渋み、香りの元になっていて、ここで問題になるのがタンニン。

お茶に含まれているタンニンは、ある種のクスリを変質させてしまうことがあるのです。

そしてもう一つ、胃壁からクスリが吸収されるのを妨げたりもします。

だから効果が十分に発揮されません。

歯科ではたいして使いませんが、よく貧血の治療で飲む鉄剤は、タンニンで還元鉄が酸化してしまうので、絶対にお茶で飲んではなりません。

できればクスリを飲む30分~1時間前もお茶を飲まないほうがいいのです。

右脳の底力

ヒトの背丈や体重は、いくら個人差があるといっても、まぁせいぜい2倍かそこら。

でも仕事の成功なら、何百倍、何千倍の個人差が出てしまう。

ところで脳の話ですが、右脳は左脳の10万倍の能力があると言われています。

ビル・ゲイツや孫さんのような大成功した経営者のユニークな発想が右脳から生み出されたとしたら、確かに右脳の能力は左の10万倍あるのかなぁと思う。

ウチの国では、小学校の頃から読み・書き・そろばんなんかの左脳の訓練が中心。

右脳の活動がどうしても抑えられてしまう。

よく歯のコンクールで、小3までの子はとてもイイ絵を描くんだけど、小4あたりからまともな絵であったり、どこかで見たことのあるなぁという絵を描くようになります。

俗に言う、学校で誉められるような絵。

だいたい、右脳ってのは扱っているハンイが左脳とは比べようのないほど広くて、人類が積み上げてきた何百万年の生物の歴史がおさまっていますからねぇ。

あのモーツアルトが34年かそこらの生涯の中で曲を700も800も作れたのは、アレ、右脳の中から貯まっていたのを勝手に引っ張り出してきたんじゃないかと思う。

粒入り歯ミガキはキレイに磨ける?

ある患者さんが歯ぐきが痛いと言うんで診てみたら、歯ぐきの歯周ポケットの中に白い粒が透けて見えました。

患者さんに聞くと、最近粒入り歯ミガキ剤に変えたという。

まぁ、いいんですけど、何が問題かというと、ハミガキの顆粒が水に溶けずに歯周ポケットの隙間に入り込んで残っているのが問題。

そこでは、白い粒がびっしり詰まって炎症を起こしていました。

歯周ポケットが深いシニア世代や歯ぐきに自信のない人、そしてインプラント患者は避けた方がいいのではと思います。

パンダの赤ちゃんの犬歯が生えて思ったのは・・・。

上野動物園のジャイアントパンダの赤ちゃんは、生後3ケ月。

上下左右の犬歯が生えてきたようです。

ヒトの上の歯なら、前歯、奥歯が生えて最後に犬歯が生えるので、アゴが狭ければ八重歯になります。

生えるスペースがないからです。

ジャイアントパンダで八重歯が見当たらないのは、一番最初に生えてくるからなんだなぁと思いました。

ところで、今でこそパンダはササを主食にしていますが、昔は肉食動物でした。

肉食の証拠は、鋭い犬歯と短い腸。

肉は「ガブッ」と咬んですぐ飲み込んでも、すぐ消化するから短い腸で十分。

牛や馬のような草食動物は奥歯が平らで牙がありません。

そして腸が長い。

穀物は奥歯ですりつぶさなくてはなりませんし、消化が悪いので長い腸が必要なのです。

人間は昔は草食動物だったので、腸は昔のまま長いのデス。

”タテ読み”、見つけました。

新聞を眺めていると、時々、おや?と気づくことがあります。

先日、道新の16日の新聞のテレビ欄を見ていたら、午後7時のサッカーJ1リーグコンサドーレVSヴィッセル神戸の欄に、タテに読んだら「J1に必ず残留します」(写真)という字を目にしました。

イキな演出です。

時々Tvhの7チャンネルはワレワレの目を楽しませてくれます。

なんか知らないけど、いいなぁと思う。

当番医の日はヘトヘト

口腔医療センターの外来石山通り沿いに口腔医療センターがあります。

夜7時~11時まで、札幌歯科医師会の先生方が日替わりで診療します。

昨夜はワタクシが当番でした。

ここに来る患者さんは、夜7時を過ぎて突然歯に激痛が走ったとか、明日朝から出張で、急に痛くなったので薬だけもらって安心したいとか、昼間歯が痛くて歯医者さんに行ったのに夜になってまた痛くなってきたとか、腫れてきたとか、こんな患者さんが多いのです。

この口腔医療センターはとりあえず痛みを取ることを目的としていますので、その後は早めにかかりつけ医に行ってもらいます。

続けて治療は行いません。

紹介状をかかりつけ医の先生に書いたりもします。

患者さんも痛くて大変ですが、当番の先生方も朝から自分の診療室で患者さんを診た後やってくるので、慣れないシステムで診療をすることもあり、その日はヘトヘトです。

昨夜は特に、札幌は豪雨、カミナリ、洪水注意報、そして暴風などで患者さんもヘトヘトだったと思います。

お疲れ様でした。

知るってコトは自分がガラッと変わるコト?

ある大学の先生が、「知るというコト」をこんな話に例えていました。

これはホントにわかりやすい。

「知るということは、根本的にはガンの告知だ」学生には「君達だってガンになることがある。

ガンになって治療法がなくて、あと半年の命だよって言われることがある。そしたら、あそこで咲いている桜が違って見えるだろ」と話してみせます。

この話は非常にわかりやすいようで、学生にも通じます。

「その桜が違って見えた段階で、去年までどういう思いであの桜を見ていたか考えてみろ。多分思い出せない。では、桜が変わったのか?そうではない。自分が変わったのだ。

知るということはそういうことなのです。」ホントとてもわかりやすい。

知るってコトは自分がガラッと変わることだったのか。

知れば知るほど世界が全く変わってしまいますもんネ。

たとえそれが昨日と同じ世界であってもネ。

バカバカしい話ですが、コピー用紙を43回折ると月に・・・。

どこの歯医者さんにもコピー機が置いてあると思いますが、そこで使うコピー用紙を何回も折ったらどうなるか。

コピー用紙1枚の厚さは大体0.08ミリ。

これを1回折ると、厚さは倍の0.16ミリ。

さらにもう1回折ると、4倍の0.32ミリ。

つまり、「紙の厚さ×2の折った回数乗」で計算できます。

計算してみると、42回折った時点ですでに35万キロメートルにもなります。

地球と月とのキョリが38万キロメートルなので、43回目で月に届くことになります。

もし折れればの話ですが・・・。

ねっ、ホントウにバカバカしいでしょ。

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