日記を書かかなければ、無かったことになる

日記がブームだとか

日記がブームだと言います。多くの人が
日記を書き、他人の日記を読む。無名の
個人が日記本を自主制作して販売し、そ
れを買い求める人も多いらしい。日記で
はありませんが、ワタクシの日々更新し
ているブログも同じようなモノかもしれ
ません。

日記を書く・ブログを更新する

なぜ日記をつけるのかと言うと、自分だ
けしか見聞きしてないことがあると思う
のですよ。例えばどこかで地震が起きた
、戦争が起きた、というのは自分が書か
なくても、マスメディアによって記録に
残ります。

だけど、自分しか見ていないことは自分
が書かなければ、無かったことになりま
すからねえ。だから記録する。まあ、江
戸時代の石碑みたいなもの。

「自分しか見ていないことは、自分が書かなければ、無かったことになる。だから書くぞ!」

「コレ、きっとワシが記録しておかない
と、無かったことになるぞ!」という思
いから、昔の人は石碑を作ったのではな
いか。何しろ石は燃えないし、割れない
し、腐らないし、生き物に食べられない
し、千年、万年残りますからね。いつ、
どこで書かれたかだけでも分かっていれ
ば、当時こんなことがあったんだ、こん
なことを考えていたんだと、100年後、
200年後の人に読んで貰える。例えば、
鎌倉時代の○○年に津波がこのラインま
で押し寄せて来たとかね。

石碑は「ワシが記録しておかないと、きっと無かったことになるぞ!」という思いで作ったのではないか?例えば、鎌倉時代の○○年に津波がこのラインまで押し寄せて来たとか。

お墓がどうして石でできているか、わか
りました。石碑と同じで単純に考えれば
何千年も残るから。ワタクシの場合、子
孫のことを考えてそこに書くべき大切な
内容は「〇〇という男は昭和〇〇年に祖
先が庄屋をやっていた広島県〇〇市〇〇
町を離れ、大学進学のため札幌にやって
来て、地元の娘〇〇と結婚し、そのまま
生涯をこの地で過ごし、安らかにここに
眠る。」

「お~い、島が見えたぞ!」と指をさした。只それだけだ。

これだけで良いのではないか。ルーツが
分かればいい。そう考えれば、いつ無く
なるか分からない納骨堂よりも、野ざら
しになっても腐らないし、生物のエサに
もならない墓の方がいいのかなあ、と思
う。

人が亡くなれば、どんなに偉くても、そうでなくても、墓石に刻まれるのは「〇〇という人がいつ生まれ、いつ亡くなったかという事実」だけ。こういう人間がいた。ただそれだけだ。

NHK・BS「英雄たちの選択」でメイン
キャスターをしている歴史家・磯田道史
さんは、昔の古文書が東に見つかったと
聞けば、すぐ東に飛んで行く。西に見つ
かったと聞けば、西にすっ飛んで行く。
東奔西走だ。そしてそれをそこで読ませ
てもらう。そこには見知らぬ個人が見た
こと、聞いたことが書いてある。もちろ
んデタラメもありますよ。検証しなけれ
ばなりません。

歴史家・磯田道史氏

面白いことに、この番組を見ていて視聴
者の中から電話がかかって来ることがあ
るんですよ。「うちの蔵の中に、何やら
磯田先生の話されたことに、お役に立て
るような古文書があります。」ってね。

「もしもし、うちの蔵の中に磯田先生の話されたことに、お役に立てれような古文書があります。一度、見て貰えませんか?」

今NHK大河で「豊臣兄弟」を放送してい
ますが、お百姓出身の秀吉・秀長の20代
までのことって、詳しく分かっていない
と傍歴史家の先生が言っておりました。

お百姓出身の豊臣兄弟の20代までの事って詳しく分かっていない。

無名な人の話は日記にでも書いておかな
いと何も残らないし、無かったことにな
ってしまいます。昔のお百姓さん達は大
して、字なんか書けなかっだろうし、当
時の識字率も低かった。

お百姓出身の秀吉・秀長兄弟の20代までのことは、詳しく分かっていない。

ワタクシの実家には、子供の頃、離れに
土壁の蔵がありまして、ワタクシが悪い
ことをしますと、今は亡き親父によく閉
じ込められました。

よく親父に閉じ込められた土壁の蔵(イメージ)

「バカモン!頭を冷やして来い!何で閉
じ込められたか分かったら出してやる!
」と。まあ、昭和です。そんな事がよく
ありました。

そんなある日、閉じ込められた時、蔵の
中に木の箱を探し出しまして、その中を
開けて見ると、ミミズの這ったような字
の書いてある手紙があったんですよ。

古文書の手紙みたいなものがあった

少年オガワは退屈なもんだから、反省な
んかせずに、その手紙で紙ヒコーキをい
くつも織って、蔵の格子窓から外に向け
て飛ばして遊んでいました。

少年オガワは反省なんかせずに、その古文書で紙ヒコーキをいくつも織って、蔵の格子窓から飛ばして遊んだ。

すると親父がやって来て「バカモン!何
てことしてくれたんだ!ご先祖様が書き
残した大切な手紙だぞ!今日はそこで頭
を冷やしてネズミと一緒に寝てろ!」と
怒りの体罰を食らいました。

「バカモン!何てことしてくれたんだ!御先祖様に申し訳が立たない!」

もしかしたらその手紙の中に何か、歴史
を書き換えるような新事実が書いてあっ
たかもしれません。全国ではそんな感じ
で、大切なことの書いてあった古文書が
いくつも失われていったのではなかろう
か?

まあ、ワタクシの話はいいとして、「日
記」っていうのは、まあ書く人のモノで
すから、生活の記録・記憶を書き留めて
おけばいい。人に読んで貰えなくてもい
い。読ませる為に書くのであれば、コッ
チに有利なことや、思ってもないことを
書いてしまいます。盛っちゃうんですよ
。エエ格好したいですからねえ。誰も知
りませんからねえ。もう小説です。さっ
きのオガワ少年の「蔵の話」もチョッと盛
ってあります。

日記は生活の記憶・記録を書き留めておけばいい

日記を読み返してみると、時間の経過の
中で、自分の考え方やものの捉え方がど
う変わったかが良くわかります。この前
、自分の書き始めた14年ほど前のブログ
を読み返してみると、「何じゃこりゃあ
?今のと全然違うじゃん!こんなのを書
いていたのか!」と恥ずかしくなってし
まいました。

「何じゃ、これは?今のと全然違うな!」

作家も作詞家も、日記と同じように、初
期の頃と晩年の頃の出来上がる作品は、
随分違います。ビートルズだって初期の
作品と晩年の作品は、全く違いましたも
の。

ビートルズも成長し、作品のレベルが上がった

      おしまい

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