2019年 6月 の投稿一覧

マンハッタンの地図

 

 

 

まるやまファミリー歯科の診療室に開業
当時からあったビートルズ・アビーロー
ドの写真(4人が横断歩道を歩いている
写真)を撤去して、マンハッタン地図に
取り替えました。

この地図、ホントは1000ピースの
ジグソーパズル(ドイツ製)。

1つずつ組み合わせるのは面倒なので、
完成されたものならいいなと勝手に淡い
期待を抱いて注文したのですが、ドイツ
から送られてきたモノはやはり1000
ピースがバラバラだった。

「そうだよなぁ。」

途方に暮れている時に、ふとある方法を
思いつきました。

それが、箱のフタの絵をカラーコピー
して拡大に拡大を重ねて、「のり」で
貼ってつなぐという方法。

まぁ、小学生の工作です。

で、出来上がったのが上の写真。

ちゃんと「自由の女神」が書いてあるし
あの「〇ランプタワー(仮称)」も載っ
てるし・・・。

まぁ、もっと大きく拡大できれば言う
ことないんだけどなぁ。

カラダが先で、イシキが後です。

生命誕生は38億年前。5億年前に脳ができた。

 

妊娠中の患者さんが時々来られます。
少々妊娠性の歯肉炎になっておられる
ので、ブラッシング指導を徹底します。

妊婦さんの場合は、人によって薬剤の
反応が違うので、薬や消毒薬は緊急の
ことがない限り使わないようにして
います。

そうやって出産に向けて準備をして
もらいます。

ところで、生まれた赤ちゃんは、生まれ
てから何年も経ってから、生まれたこと
に初めて気づきます。

その頃イシキが生じるから。

自分のイシキで生まれてきたワケでは
ありません。

「気がついたら、ひとりでに生まれて
いた」のだ。

生年月日というのは、カラダが
生まれた日。

残念ながらイシキが生まれた時では
ありません。

ある偉い先生が言っていたのですが、
生命の誕生は今から38億年前。
この時はカラダだけ。

そして脳ができたのは、約5億年前。

赤ちゃんもカラダが先にできて、
イシキが後。

赤ちゃんは生命の歴史の順番をちゃんと
守っているのデス。

「カセットテープ・ミュージック」

カセットデッキとテーブルがあればどこでも収録できる

 

先日、日曜日の午後9時頃テレビをつけ
ていたら、お笑い芸人のマキタスポーツ
と音楽評論家のスージー鈴木が思い出の
80年代歌謡曲を熱く語っていました。

カセットデッキと美女1人、そしておじ
さん2人いればどこでもできる。

先日はどこかの会社の休憩室で収録して
いました。

「音楽好きおじさん」二人が若い女性
アシスタント(カセットガール)を置き
去りにして、ディープな音楽トークを
繰り広げ、ギターやエアーキーボードで
即興演奏を楽しんでいた。

そして時には胸いっぱいになって、涙
ぐんでしまい・・・。

まぁ、80年代歌謡曲は、経済が右肩
上がりの70年・80年代の青春を過ご
したワレワレにとって、「悩めるオヤジ
処方箋」みたいなもんです。

ワタクシも懐かしくなって宝物箱(ただ
のダンボール箱)をひっくり返してみた
ら、昔ドライブ用に編集しておいた古い
カセット・テープが出てきました。

久しぶりにカセットデッキに放り込んで
聞いてみたら、ホコリをかぶった青春の
日々が甦ってきた。

そして、指先の毛細血管にまでビートが
駆け巡ってきた。

捨てないでヨカッタ。

 

   

ホ乳類とトリ(卵を産む)の子育て戦略

 

先日、我が家のベランダを見ると、親ド
リが卵からかえったヒナにエサを与えて
いました。

親鳥は子育てに献身的だと思う。

ところで、ホ乳類は胎児を子宮の中に
置きますが、トリは卵とその中の胎児を
巣の中に置きます。

だから、子育ての方法を見れば、ホ乳類
の初期発生はハード化されていて、トリ
では親のソフトに依存しています。

トリは落ち葉で塚をつくり、その中に
卵を埋める。

葉っぱの発酵熱で卵はあたためられます
が、親鳥は絶えずクチバシで温度を測っ
て、暑すぎれば葉を一部取り除き、寒け
れば余分に載せる。
まさに母親。

こうしたソフトはなかなか手間がかかり
ます。

ホ乳類はそれを一切止めてしまった。

まぁ、ホ乳類の胚にとっては巣は生物
素材で作られた子宮だけど、トリの胚に
とって巣は、親の脳を使ったアナログ式
の建物だ。

進化の過程で生物が両方の戦略をどっち
も採用しているということは、多分、ど
ちらかが有利・不利という結論が決定で
きないのだ。

ということはだ、子育てに限らずデジタ
ルもアナログもどちらも必要なもので、
アナログ戦略も簡単にはなくならないと
いうことだ。

ワタクシはそう思う。

睡眠中も脳は忙しく働いています。


    ゴミを捨てています

 

うちのチビスケは夜更かしして、学校へ
行っても眠くてしょうがないという。

そりゃあ、夜の12時、1時まで好きな
ことをして起きていれば眠たくなるのは
当然だ。

大人は経験からそんなことは知っている。

やっと気づいて、11時半に寝るように
なった。

ところで、脳に詳しい先生によれば、
寝ている時に脳は起きている時と同じ
量のエネルギーを消費するらしい。

つまり、イシキがあるというのは、その
程度のことだとも言えます。

寝ているのとたいして違わないのだ。

寝ている時間というのは、脳が「休んで
いる」と思っていらっしゃる方がいるか
もしれませんが、実はそうではありませ
ん。

そこでは、何か重要なことが行われてい
るらしいのデス。

例えば、脳にたまったゴミを分別しなが
ら捨てているトカ。

正常値は「平均値プラスアルファ」にすぎません。

 

歯周病治療・メインテナンスをする時に
ポケット検査といって、歯ぐきのミゾの
深さを測ります。

「正常であれば2ミリぐらい。3とか4
とかになると異常です」

少なくとも、そういうことになって
います。

でも若者の4ミリと高齢者の4ミリは
意味が違います。

若者の4ミリの意味は、たった数年で
4ミリも歯周ソシキが破カイされてき
たことを意味している。

これに対して高齢者の4ミリは、数十
年かかって4ミリしか破カイされてい
ないことをイミしています。

これは明らかに若者の4ミリが重症で
、心配。

全身疾患をもっていると、また意味あ
いが変わってきます。

「正常値」の多くは、「この値が一番
病気になりにくい」という根拠のある
値じゃなくて、要は平均値プラスアル
ファ。

で、その平均値というのも、多くは
年代別の平均値じゃなくて、実は全成
人世代の平均値。

歯医者ならたいしてクスリを使いませ
んが、医者なら使う。

そして、もしその医師が正常値主義に
陥っていれば、血圧なども含めて、検
査データが異常なものをすべて正常値
に戻そうとするので、クスリの種類が
10種類にも15種類にもなってしまう。

命に関わるクスリ以外なら、クスリの
投与を減らした方がかえって高齢者が
元気になることもあるのになぁと思う。

北海道神宮例祭のみこし渡御をみた。

 

  第一鳥居前スタート

平安時代の礼装

天狗

 

毎年、曜日には関係なく6月14日~16日
は北海道神宮例祭です。

別名、札幌まつり。

140年の歴史があって、この祭り、
開拓時代に神様をお迎えしたいという
市民の声から始まりました。

16日は日曜日。

まるやまファミリー歯科の前をみこし渡
御(とぎょ)が通り、向かいのセイコー
マートのところを右折する。

まるやまファミリー歯科はお休みなの
で、ワタクシ、朝は自宅のベランダから
拝見。

帰りは日曜テニスの仲間達と一緒に、〇
山小学校(仮名)の体育館からパレード
を見ました。

祭りの目玉は、何と言っても、みこし
渡御。

太鼓や笛の音を響かせながら4台の神輿
(みこし)と8台の山車(だし)と、
平安時代の礼装を身にまとった1300
人の市民がパレードする。

でワタクシ、毎年楽しみにしているのが
高いゲタを履いた天狗様。

アレ、歩くのが大変だ。
何しろゲタの刃が1本しかないので(上
図)、信号で止まったらよろけるに違い
ない。

よく見たら天狗の後ろに侍女がイスを
かついでいる。

そりゃあ、そうだ。
信号が赤になったら天狗様は腰掛ける
のだ。
何しろ、15キロも歩き続けるんだもの。

さぁ、神宮例祭が終わったら、初夏の
始まりだ。

小雨の中、パレードで歩き続けた市民の
氏子の皆様、お疲れ様でした。

生きものはシステム。

 

フランスの有名な外科医で、アンブロ
ワーズ・パレという人がいるのですが、
その人、「手術は私がするけれども、癒
すのは神だ」と言いました。

悪いところを手術したあと治っていく
のは、患者さんのカラダの勝手だという
こと。

病気がひとりでに治るという説明をすれ
ば、「なんだ」と言われるかもしれませ
んが、生きものがシステムだと考えれば
当然なのデス。

結核の患者さんに抗生物質を投与すれば
患者さんのカラダの中の菌は増えなくな
ります。

抗生物質がやるのはまぁ、そこまで。

あとはカラダというシステムが健康状態
に引き戻してくれるのです。
大学ではそう教わりました。

野生の動物も、具合が悪くなったら薄暗
い静かなところへ行ってじっとして、体
調がよくなったら出てくるといいます。

だから、昔から具合悪くなったら母さん
やバアさんに「おとなしくして、しっか
り食べて、早く寝なさい」と言われたの
は、理にかなっています。

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