2026年 5月 の投稿一覧

「脳の悪いクセ」

「今日は脳の悪いクセの話です」

世の中で「オレ、頭悪いから!」と勝手
に言っている人は、別に頭が悪いわけで
も、才能がないわけでも、脳の作りが違
うわけでもありません。足し算、引き算
、掛け算、割り算ができれば、フツーに
頭はいいと思いますよ。そう言う人は、
実は脳に「悪いクセ」がついているんで
すよ。例えば、

「オレ、頭悪いからさぁ~」と勝手に言っている人には、脳に悪いクセが付いている。

①「考えないクセ」。すぐ答えを欲しが
る。どうすればいい?とすぐ聞く人がい
ますが、コレ、考えるのがメンドクサイ
から早く答えを頂戴っていうようなもの
。「脳にいいクセ」がついている人なら
、ボクはこう考えるんだけど、どう?
って聞いてくる。

「どうすればいい?」と脳に悪いクセがついている人は考えずに聞いてくる。

次に「脳の悪いクセ」ですが、
②「ワカラナイを放置するクセ」。まあ、
あいまいなままにして、ワカッタつもり
でその場をやり過ごす。理解していない
のに「ウン、ウン」と、とりあえずうな
ずく。そういう小さい逃げを繰り返して
いくと、それが積り積もって取返しのつ
かないことになります。

「ワカラナイ」を放置していると、それが積り積もって、取返しのつかないことになる。

わからないことは、別に恥ずかしいこと
ではありません。相手の教え方が悪いの
かもしれませんし。まあ、「何がワカっ
て、何がワカってないのか」を知ること
が大切。最も悪いのは「自分が何をワカ
っていないのか考えようとすらしない」
ことです。

次にこれはワタクシが絶対やめた方がい
いという「脳の悪いクセ」です。それが
③「自分は頭が悪い、と口に出して言う
人」。これは「自分は頭が悪いから」と
か「才能がないから」とか言って、脳に
ブレーキをかけている人っていますよね
。人はそうやって、保険を掛けていて、
失敗したときのショックを和らげようと
します。

「オレ、頭悪いからさぁ~」

「自分は頭が悪い」という言葉は本来持
っている可能性を縛り付けてしまうスゴ
ク怖い言葉。「オレ、バカだからできな
い!」と口に出しちゃうと、脳は素直な
ので、自分はバカなので考えなくてイイ
と判断してホントに思考を止めちゃう。

自分の能力に自分でシャッターを降ろし
ちゃうんですよ。自覚なくそういう
「脳に変なクセ」が付いている人って多
いんですよ。これはやめた方がいい。

「オレ、バカだからできない!」と口に出しちゃうと、脳はホントに思考を止めちゃう。

小さい頃から、「オマエは頭が悪い!」
とか、「オマエは運動オンチだ!」と親
から言われて育てられると、脳は素直だ
から、長い時間をかけて、そのように育
っていくんですよ。

ネガティブに育てられると、何もイイこ
とがありません。普段、何気なく使って
いる言葉には、気をつけた方がいいです
ね。

 

K国が知らなかった,日本の正体(後半)

「弱いものほど騒がしい・叫ぶ」

      【続きです】

しかもその家庭は住宅ローンの返済が何
十年も続くのです。給料袋を世界中に見
せびらかしてもローンの通知が後ろ手を
振って待ってます。日本は資産で稼ぎ、
K国は労働で稼ぐ。構造が違いますから
ねえ。

K国の経済構造では、住宅ローンの返済が何十年も続く。

「K国は叫ぶ。日本は静寂。」自信のある
国は叫ぶ必要がありません。収益が入っ
てくる構造と信用があるからです。大き
なスピーカーで流しても、構造や信用は
育ちません。沈黙していたのは揺るぎな
い自信だったのです。叫び声が止まった
瞬間に残るのは構造のない空虚さだけで
す。「未来はK国のものだ!」と叫んでい
るのは国内だけ。他の国はそんなことは
言っておりません。

「K国は叫ぶ、日本は静寂」

日本の資産は世界経済の深部に根を張っ
た形で存在しています。表面の順位は変
わっても根の深さの順位は変わりません
。走り続けないと倒れる国と、止まって
も利益が入り続ける国、この差はどこか
ら来るのでしょうか?

日本は止まっても利益が入り続ける国

空港で女性職員がスーツケースを1つ1つ
丁寧に並べる映像がSNSで1100万回再生
されましたが、日本人にとってはそれは
日常の風景です。新幹線は開業以来60年
以上、乗客の死亡事故がゼロ。東京駅で
はわずか7分で車内清掃を完璧に終わら
せる作業が毎日繰り返えされており、
海外メディアはこれを「7分間の奇跡」
と呼んでいます。

日本の空港では女性職員がスーツケースを1つ1つ丁寧に並べる。日本では日常の風景。外国ではそうではない。

東京駅ではわずか7分で新幹線の清掃を終える。これを「7分間の奇跡」と呼ぶ。

新幹線は開業以来60年以上、死亡事故はゼロ。

北陸の大雪でクルマが立ち往生した際に
は、シャトレーゼのトラックが賞味期限
の近い菓子を無料で配り、山崎パンのト
ラックもパンを配っていました。自分だ
けが良ければいいという発想・発言をす
る人は1人もいなかったと言います。

北陸の大雪でクルマが立ち往生した際、シャトレーゼのトラックが賞味期限の近い菓子を無料で配る。

この精神は目に見えない信頼を何十年も
かけて積み上げるという意味で、日本の
経済構造とまったく同じ原理の上に立っ
ています。経済も文化も人間性もすべて
1本の線で繋がっています。叫ばずにただ
安全を積み上げてきた結果です。派手な
広告よりも静かなブレーキの方が人の命
を守ります。

日本は経済も信頼も人間性も何十年も積み上げて来た構造。それは1本の線で繋がっている。

「本当に強い会社ほど静かなんですよ。」
と経済界のある関係者が言っておりまし
た。自慢も誇張もせず、ただ淡々と準備
をし、積み上げていく。それがホントの
強さです。この言葉は企業だけでなく、
国家にもそのまま当てはまります。日本
は自分たちの強さを宣伝する必要があり
ませんでした。なぜなら強さは数字の実
績により評価されるものであり、声の大
きさで証明するものではないからです。

強いものほど静かです。なぜなら強さは、数字の実績により評価されるものであり、声の大きさで証明するものではないから。

そのK国人は言いました。「静かに積み
上げる揺るがない構造、信用が生む歴史
、オレ達はそれをも持ってなかった。だ
から叫ぶ必要があったんです。」と。叫
び続ける国はいつか声が枯れます。しか
し積み上げる国の資産は沈黙のまま成長
し続けます。

ワレワレK国は、日本のような静かに積み上げる構造、信用が生む歴史、それらを何も持ってなかった。

太鼓を叩いて資産が増えるなら、世界の
投資家はみんな音楽家になっているハズ
です。ホントに強い人ほど黙ります。黙
るのは余裕があるからなんです。

      おしまい

K国が知らなかった,日本の正体(前半)

我が国K国は日本を抜いた!日本に勝った!

あるK国人が言ってました。「我が国は
K国は日本を抜いた。輸出で稼いでいる
。半導体・造船・自動車・ディスプレイ
・化粧品・エンタメント。ワレワレは年
収が高い。それに比べて日本は年収が低
い。ワレワレは日本に勝っている」と。
K国のメディアでも大声で言っている。
K国は日本に勝ったと。

「我が国K国は日本に勝った」

しかし、ある時、海外のメディア本を読
む機会がありました。「日本企業が世界
に保有する株式・道路・空港・鉄道・水
道といったインフラなどへの投資・医療
・農業・IT分野の国際ライセンス・世界
中の企業や特許の使用料・そして金融ネ
ットワークから生まれる利息・収益、そ
れらが、具体的な金額と伴にアメリカの
ある経済紙に列挙されていました。海外
のメディアをいくつ読んでもほぼ同じこ
とが書いてあります。

日本が世界に保有する資産、株式・道路・空港・鉄道・水道・金融ネットワークから生まれる利息、収益などが世界1位の座を30年間も守っている。

そこでそのK国人はK国は走り続けない
と倒れる国であり、日本は止まっても利
益が入る国家だと気ずいたのでした。
「自分は日本を見つめていたのではなく
て、K国が信じたい日本を見ていたので
はないか?」

K国は走り続けないと倒れる国?ウソでしょ!

世界の純資産ランキングがあり、1位に
日本の名前が載っています。そこには
10年以上座り続けていた日本がありまし
た。日本は輸出で勝っているのではなく
て、世界に持っている資産の桁が違って
いて、その資産が毎年利益を生み出して
いる。しかも30年以上も。どこの国もこ
の座を奪えなかった。

自分たちの国K国は海外からの借り入れ
が多く、お金を返済し続けなければなら
ない立場で、日本とは構造そのものが全
く逆だったのです。声をあげ続けないと
ダメな国がK国で、沈黙して怒らず騒が
ずただただ積み上げていた国、それが日
本だったのです。

声をあげ続けないといけない国がK国

問題の本質は金額ではありません。構造
そのものの違いです。K国は輸出で稼ぐ
国、一方日本は世界中に投資した資産が
自動的に収益を得る構造へと変貌してい
ました。この変貌は1夜にしてできたの
ではなくて、30年以上かけて静かにでき
たものです。日本はモノを作って売る輸
出から、モノを持って収入を得る投資に
完全にシフトしたわけです。まあ、不労
所得みたいなものです。

不労所得

具体的に言えば、日本の製薬会社が開発
したクスリが世界中の病院で使われるた
めに、ライセンス料が入る。日本の素材
メーカーの特許を使って、海外の工場が
製品を作るために使用料が入る。日本の
商社が投資したアフリカの鉱山から毎年
配当金が届く。こうした収益の1つ1つの
額は小さくても、それが何万件と積み上
がって、年間40兆円という巨額な数字に
なっているのです。

日本の製薬会社が開発したクスリが世界中で使われるために、ライセンス料が入る。

日本の勝者が投資したアフリカの鉱山から毎年配当金が届く。

日本は都心に何十棟もの賃貸マンション
を持っている家庭のようなものです。本
人が朝早く起きて出勤しなくても、家賃
が毎月口座に振り込まれます。管理やメ
ンテナンスは必要ですが、仕組みそのも
のが自動的に収益を生み出し続けます。

賃貸マンション

一方、K国は年収は高いけれど、収入の
すべてが毎月の給料に依存している家庭
のようなものです。会社が傾いた瞬間に
翌月から収入がゼロになります。

       【続く】

「名前が名簿上にないということ」(後半)

      【続きです】

支持率の低い首相の周りには人が集まり
にくいんです。なぜならその政権に近ず
くことがリスクになるから。政権が沈め
ば、自分も一緒に沈む。いわばドロで出
来た船。だから政治家たちはキョリを測
る。口では「支えます」と言っても、心
の中では次の逃げ道を探している。

支持率の低い首相の周りには人が集まりにくい

でもね、支持率の高い首相の周りでは、
まったく逆の現象が起こります。勝ちそ
うな場所に早く立っておくべきではない
か?と議員たちは考える。林氏にとって
キビしいのは「干されたワケではない。
外されたワケでもない。しかし強い政権
の輪の中にいないように見える。」この
見え方がジワジワと効いてくるのです。

支持率の高い首相の周りには人が集まりやすい

しかも高支持率は反対派を黙らせること
にも繋がります。支持率の高い首相に逆
らうことは非常に危険。なぜなら「国民
に支持されている首相の足を引っ張って
いる」とか「党の勢いを消そうとしてい
る」と思われるから。議員はこの印象が
国民につくことを恐れるんですよ。だか
ら表では大きな反発ができなくなる。

高支持率は反対派を黙らせる。

林さん、あわてて、「私も仲間に入れて
下さい!」と。まさかのスピード入会を
果たしました。そして最終的に、自民党
党員の8割が入っちゃった。

林さんも「国力研究会」にスピード入会

高支持率は敵が声を上げにくい状況をつ
くります。そして味方を増やし、反対派
を沈黙させ、迷っている人を引き寄せる
。だから高市首相にとって、今の高支持
率は最強の武器。

高支持率は敵が声を上げにくい状況を作る

政治の世界では名前を呼ばれることにイ
ミがあります。しかし名前を呼ばれない
ことにも、それ以上に深いイミがありま
す。名前を呼ばれないって怖いんですよ

名前を呼ばれないって怖いんです。

      おしまい

「名前が名簿上にないということ」(前半)

以前、日本が1998年に初めてサッカー
ワールドカップ・フランス大会に出場し
た時、岡田監督の作った名簿にはカズと
北澤の名前がありませんでした。これが
意味することは「カズと北澤を中心にし
たチームではない」という暗黙のメッセ
ージ。この二人の居場所が岡ちゃんの日
本代表チームにはなかったのです。

サッカー日本代表・岡田ジャパンの名簿にはカズと北澤の名前がなかった。

空港で報道陣の出迎えを受けるカズと北澤。

これと同じ様なことが永田町で起こりま
した。永田町がザワついたんですよ。
何が起ったかと言うと、高市首相の周り
が動き始めた時、その輪のなかに林芳正
総務大臣の名前が無かったんですよ。

最初「国力研究会」の名簿上には、林総務大臣の名前が無かった。

こういうので大切なのは「誰が呼ばれた
かではなくて、誰が呼ばれなかったか」
表向きは政権を支える為の「国力研究会
」。でも今回のはただの研究会じゃない。
なぜならその輪の中に林芳正総務大臣の
名前が無かったから。

永田町が動いた!永田町に国会議事堂がある。

名簿に名前がない!

政治の世界では席が用意されていないこ
とが最も冷たいメッセージ。誰かが阻止
したワケじゃない。それでも名簿の中に
名前が無い。重臣の輪の中に見えない。

発起人の中に林氏の名前がなかった

それだけで周囲は読み始める。林氏は主
流の輪からハズれたのではないかと。
高市政権の次の段階に彼の居場所は無い
のではないかと。今回は麻生副総裁の存
在が見え隠れします。

発起人の麻生副総裁の顔が見え隠れする。

ホントに怖いのは静かに人を集め、静か
に座席を決め、静かに空気を作る。政治
において最も強いの人は大声で命令する
人ではありません。周囲が勝手にその意
図を読み取ります。次の政権から完全に
切られたと断定する話でもありません。
重要なのはそう見え始めたということ。

大切なのは、主流の輪の中に彼がいないように見え始めたこと。そういう空気にみんなが気ずいたこと。

中心にいるように見える人はさらに人が
近ずく。外側にいるように見える人には
少しずつ人が離れていく。キョリだけが
静かに広がっていく。高市首相の周りに
人が集まり始めたのはその「支持率」の
高さなんですよ。

       【続く】

 

日本昔ばなしリーダー選挙

先日、金太郎・一寸法師ら8人の主人公
を立候補者に見立てた「日本昔ばなし
模擬選挙」が稚内市立図書館で行われま
した。有権者は17歳以下の子供たちで、
本物の記載台と投票箱を使って1票を投
じました。実際の選挙権がない子供たち
に投開票までの流れと仕組みを知っても
らう狙いからデキタ企画。

日本昔ばなし模擬選挙(道新より)

候補者は選挙期間中にポスターやSNS
(交流サイト)で公約をアピール。
浦島太郎の公約は「竜宮城を中心とした
テーマパークをつくります。」
かぐや姫は「月と地球間の定期便就航」
をあげました。
花咲じいさんは「いじわるのない社会」。

「浦島太郎」

で、当選したのは「悪い鬼は許さない、
みんなの宝を取り戻す!」と訴えた桃太
郎でした。ちなみに次点は浦島太郎。

「桃太郎」

日本に生まれた子供たちは、小さい頃か
ら日本昔ばなしを何度も何度もお母さん
に読み聞かせてもらっていますから、話
の内容をよ~く知っています。

エア・フランスの機内

こんな話があります。エア・フランスの
飛行機の中でうるさい客がいて、「オレ
は日本人だ!ここのサービスはけしから
ん!」と大きな声でみんなを困らせてい
る男がいました。

日本人と名乗るうるさい男が乗客を困らせていた。

そんな時、ある紳士が立ち上がってその
男に訊きました。
「あなた、本当に日本人ですか?」
「そうだよ、それがどうした!?」
じゃあ訊きます。桃太郎が鬼ヶ島にお供
にして連れて行った動物はイヌとサルと
あとひとつは何ですか?」
男は答えた。「ネコに決まってんだろう!
ネコだよ、ネコはすばしっこいからな!」

その紳士は続いて訊きました。
「浦島太郎は何に乗って竜宮城に行きま
したか?」
「ワニだよ。ワニに乗って竜宮城に行っ
たんだよ。ワニは強え~からな!」

紳士は言いました。
「あなた、日本人じゃありませんね!日
本人なら小さい頃から桃太郎や浦島太郎
などの日本昔ばなしをお母さんのヒザの
上で読んで貰っているんですよ。桃太郎
はキジをお供に、浦島太郎はカメに乗っ
て竜宮城に行ったんですよ。」

男はそれ聞いて、バツが悪くなったのか
、黙り込んで座席の片隅で小さくなりま
した。
客席では「よくぞ言ってくれた、ブラボ
ー!!」と大拍手が起こりました。

       おしまい

 

世界が広がっていくことに気ずいた瞬間

同じものを見ていても、違う世界を見ているヤツがいるということに気ずいた。

人は皆、自分の見えている世界の中で生
きています。けれど、その世界は自分が
思っているよりもずっと小さいんです。
勉強するというのは、まだ見ぬ世界の扉
を開けていくこと。

世界の扉を開ける本

歴史を知れば、今の社会の形がわかりま
す。数学を学べば、世界の仕組みの美し
さに気ずきます。言葉を学べば、人の気
持ちに近ずけます。それは点と点が線で
繋がるような体験。そして、気ずくんで
すよ。自分の知らなかった世界がこんな
にあったんだって。

知らない世界

想像を超えた世界が広がっていることを
知った時、それは人生を豊かにしてくれ
ます。勉強していない人間に限って、
「勉強なんかしたってイミねえ!」と言
います。そうじゃないのにネ。ああ、も
ったいない。世界は誰にとっても同じに
見えるわけではありません。世界は見よ
うとしない人には見えないのです。

「勉強なんかしたって意味ありましぇ~ん!」

ピントの合わない人生の中で、一冊の本
が、一つの言葉が、たった一人との会話
が、焦点を合わせるきっかけになること
があります。そんな体験が世界の解像度
を上げることがあるんですよ。

一冊の本、一つの言葉、たった一人との会話が世界の解像度を上げることがある。

ワタクシにもそんな体験がありました。
もうだいぶ前の話ですが、予備校の寮に
いた頃、ある物理の問題を微分・積分で
解いているヤツがいて、「微積で解ける
んだ、おめ~、スゲーな!」と言ったと
ころ、

「微積で解けるんだ、おめ~、スゲーな!」

「高校2年の時から大学の教科書を読ん
でいたから解けるんだ。ケンさん!(私
は当時、みんなより年上だったこともあ
り、こう呼ばれていました。)、微積使っ
てないの?」とフツーに返して来る。
さも当然だといわんばかりに。これが超
進学校の本当にデキル生徒の実態です。

「微積使って解いてないの?」

こういうヤツと同じ空間にいて、ワタク
シはショックを受けたんですよ。それと
同時にそのことが嬉しかった。フツーに
生活していれば決して出会うことのなか
ったであろう男と、感受性の強い20代の
頃、京都の駿台寮でたまたま出会ったん
ですよ。こんな体験がワタクシを変えま
した。目指す方向は違いましたけど。

彼みたいな男はその寮の中にゴロゴロい
ました。生物が好きなヤツ、数学が好き
なヤツ、クラシックが好きなヤツ、漱石
が好きなヤツ、将棋が好きなヤツ、虫が
好きなヤツ、鉄道が好きなヤツ、星が好
きなヤツ、変わったのでは、古文書を探
して読むのが好きなヤツ・・・。まあ、
飯よりもそっちの方が好きなヤツラです
よ。そいう連中と交わっていくうちにワ
タクシは想像を超えた世界が自分の中に
広がっていくことに気ずいたんです。

彼はその後、当然のように京大理学部に
進学し、今は教授になって、元気にトポ
ロジー(例えば、コーヒーカップとドーナ
ツの本質は同じだという観念)に関する研
究をしているようです。まあ、いわゆる
大好きな物理学者になったわけです。
時々ネットで彼の活躍を追うんですよ。
今日も世の中の役に立つ研究をしている
なあってネ。

大好きな物理学者になっていた。

ほんの短い期間ではありましたが、そん
な連中と交わっているうちに、ワタクシ
も、見えない壁の向こう側に世界が広が
っていることに気ずいたんです。ワタク
シにとっては、まるでビートルズが世界
の壁を塗り替えた瞬間に立ち会ったくら
い大きなでき事だったんですよ。

      おしまい   

「老け作り」

みうらじゅん(68歳)

世の中では老若男女、若作りに懸命です
。BSテレビの商品も1歳でも若く見える
化粧品が次から次へとイロイロ出て来ま
す。みうらじゅんさん(68歳)が今、懸命
に取り組んでいることがあるとか。それ
が「老け作り」。

「ウソでしょ!そんなに若いの?」

「若作りの逆ですか?」と質問されると
「そうだ!」みうらさん、鏡をじっと見
て、「だいぶ白いのが混じって来たな、よ
しよし!」と満足そうに白髪の混じった
アゴヒゲをいじる。オイルは塗らない様
にしています。バサバサのほうが老けて
見えるじゃないですか。

「だいぶ、白いのが混じって来たな、よしよし!」

「老け作り」をしていると、「いくつで
したっけ?」って言われた時に歳を言
うと「意外と若いんですね!」と驚かれ
る。それが嬉しい。
「若く見られたい人は老け作りをすべ
きではないか!」だってそっちの方が
「意外と若いですね!」と言われます。
言われたい人はね。

若作りって競い合いになるけど、、老け
作りは今のところ競い合っている人が
いないんですよ。まだまだ独走状態。

ワタクシは生まれて9年目の夏、初めて
ビートルズ解散直前のジョン・レノンを
見た時、「まだ20代?意外と若いんだな
!」と驚いたことがあります。あれが元
祖「老け作り」か?

20代後半のジョン・レノン

20代前半のジョン・レノン

ワタクシも大学に入った当初は、ジョン
・レノンを意識して「老け作り」をして
いました。合コンの女の子と年齢当てク
イズになった時、私の目の前の女の子が
「ずっと37歳だと思っていました。」と
言って、ビックリして泣いちゃった。
そんなことがよくあった。

ワタクシが若いころ、合コンに行った時、1人だけ37歳のオッサン(私)がいたと思われていた

当時こんな風貌をしていた(参考・北大応援団)

まあ、男ってのは髪を伸ばし、ヒゲを生
やせば誰でも老けて見えますからねえ!

      おしまい

「ボクらはみんな、出している!」(脳の場合…後半)

青がタウタンパク質に乗っ取られた正常な神経細胞。茶色はアミロイドβ。

     【続きです】

もともとタウタンパク質は脳の老廃物じ
ゃなくて、ちゃんと役割のあるタンパク
質。正常に役割を果たしている内はいい
んですが、何かの拍子に異常な形になっ
てしまうと、邪魔者になっちゃう。

タウタンパク質が正常なタンパク質を襲った。

しかもその異常なタンパク質に正常なタ
ンパク質がくっつくと、異常になっちゃ
う。それがドンドン続いて繊維状になっ
て、糸くずみたいに神経細胞の中に溜ま
ってしまう。まあ、その排出システムが
グリアリンパ系。

タウタンパク質が何等かの理由で異常な形になってしまうと、それが正常なタンパク質を異常な形に変えてしまう。

脳の周りに「脳脊髄液」という液体があ
って、その中に脳が浮いているというか
、浸っている状態で、その脳脊髄液が動
脈の周りから脳の中に入り込む。

そしてそれが脳の中で老廃物と共に青い
静脈の周囲から出ていく。「穴」って書
いてある所から出ていく。その穴は
「アクアポリン4」というタンパク質の
中を通っていきます。

 

脳のゴミ排出システムをグリアリンパ系と言う。「穴」と書いてあるのはアクアポリン4.(オガワデザイン事務所)

簡単に言うと、シャワーのヘッドの穴、
あれがあることによって水が「バァー!
」っと出るじゃないですか。閉じていた
ら何も出ない。その役割をしているのが
「アクアポリン4」。いわゆる認知症とい
うのはその流れが悪くなったと考えてい
い。単純に歳を取るだけでも悪くなる。
いわんや認知症の患者さんだと更に悪く
なる。

例えば、シャワーヘッドの穴がアクアポリン4で、水が脳脊髄液みたいな感じ。

これはポンプの圧で押し出すという感じ
で、血管が収縮したり拡張したりするこ
とが駆動力となって、水をアクアポリン
4を通して脳の中に入れたり出したりす
る訳です。加齢とかも血管の運動が動脈
硬化とか高血圧によって、悪くなると、
そのポンプの機能が悪くなって、この排
出が悪くなる。そうすると、血管の若さ
というか、血管の収縮とか拡張を活発に
保つことがカギになる。

血圧が大きくなることで、脳脊髄液がタウタンパク質やアミロイドβをアクアポリン4の穴から追い出し、リンパ管へ流される。

脳脊髄液が脳に溜まって頭痛が発生。脳が委縮。頭部や首部の骨の歪み、筋肉の凝りで圧迫され、脳脊髄液の流れが悪くなっている。

対策としては食事に気をつけるとか、運
動をちゃんとするとか、当たり前のこと
なんですが、血管をキレイにしておく。
ちゃんと昼間運動して、夜ちゃんと寝る
。そういう当たり前の生活リズムを整え
ることなんですよ。

      おしまい

ブログ一覧