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お釈迦様は悪口を受け取らなかった

男はお釈迦様に悪口を言った

面白い話を耳にしました。悪口を言われ
ても相手にしないという話です。

では、始めます。ゴー。

昔、お釈迦様が尊敬されているのを見て
『どうして、あんなヤツが尊敬される
んだ!』と思っている男がいました。
そこで男は待ち伏せして、お釈迦様に
失礼な悪口を言いました。お釈迦様は
黙ってその男の悪口を聞いていました。
男は一方的に悪口を言い続けましたが、
お釈迦様は何も言い返してこないので
虚しくなってしまい、その男は黙り込
んでしまいました。

その様子を見て、お釈迦様はこう尋ねま
した。『もし、誰かに贈り物をして、
その相手が受け取らなかったら、その贈
り物は一体、誰のものでしょうか?』

贈りモノを受け取らなかったら、誰のモノ?

『そりゃ、相手が受け取らなければ、
贈った人間のものだろう!』そう答えて
その男は、『あっ!』と気ずきました。
お釈迦様は言いました。

『今、あなたは私に悪口を言った。でも
私はその悪口を受け取らなかった。
だから、あなたが言った事はすべて、
あなたが受け取ることになるんだよ。』
男は自分が恥ずかしくなって、その場を
逃げ出してしまいました。

まあ、悪口を言われたら、言い返したい
気持ちをグッと抑えてスルーしましょう
というコトです。
だって、受け取らなかったら、黙ってて
も相手のモノになるんですから。

高地トレーニングは赤血球をふやす

赤血球

よく、マラソンのオリンピック代表に
決まった選手が直前まで高地トレーニ
ングをするという話を聞きます。

ワタクシも、ハハーン、心肺機能を鍛え
るんだな、と思っていました。

でも腎臓を理解するにつれて、ちがうん
じゃねえ?コレ、赤血球の数を増やして
酸素の運ぶ量を増やすのではないか、と
考えるようになりました。

高地に住むペルー人

酸素の少ない南米の高地に住むペルー人
は日本人よりもヘモグロビンの数が多い
んですよ。人の顔を見ると赤い顔の人が
多い。赤血球の色です。20%くらい
多い。体内にヘモグロビン、つまり赤血
球が多いと効率的に全身に酸素を運ぶこ
とが出来るんです。

この赤血球を届ける司令塔になっている
のが腎臓。腎臓は尿を作る時にたくさん
の酸素を使います。ろ過するにはパワー
が要ります。

腎臓のろ過(オガワメモ)

塩などをろ過して再吸収しなければなり
ません。それ故にいち早く酸素のないこ
とに気ずきます。で、カラダが『赤血球
をつくれ!』という指令を出します。

酸素の少ない高地のペルーではカラダの
『赤血球をつくれ!』という指令を聞い
て、赤血球を増やして酸素の運搬効率を
上げます。

高地トレーニングして赤血球が増え、
そのまま2~3日まえにマラソン会場に
行き、『ヨーイ、ドン!』

マラソン『ヨーイ、ドン!』

低地の会場は酸素が多くて、マラソン
代表は赤血球が増えているので、細胞
内のミトコンドリアが気持ち良くエネ
ルギーを作り出してくれます。

ミトコンドリアって、エネルギーを
たくさん作る装置なんですが、腎臓には
それがビッシリ詰まっていて、もう見た
だけで、コイツ、エネルギー作ってんな
あっていう形をしています。

要は、高地に行ってしばらくすると、
赤血球が増えるという話です。

F16戦闘機をウクライナに供与することになった(後半)

F15戦闘機

    (続き)

日本は空母を持ってないから、F15は
用途には合わないんだけど、アメリカが
『何か、買え!』って言うもんだから
しょうがないからF15を買いました。

日本としては敵の空母が日本に攻めてく
ることを想定すると、F16でも、F15
でも日本向けじゃあないんですよ。
で、日本向けのモノを作ろうとして作っ
たのがF2。この戦闘機、F16がベース
なんだけど、爆弾4発載っけれるので
F16よりもサイズがひと回り大きい。

敵の空母を日本に近ずけなければ日本を
守れる。
『持ってますよ!』という威嚇。一発
落としたら、空母は沈みますからね。
それだけ爆薬を詰め込んでいるワケだ。

F16よりもひと回り大きい戦闘機F2

まあ、空中戦やれって言われたら、やり
ますよ。その時は4発積まずにやるんで
す。でも、元々空中戦に特化してないん
で、やるならF16の方がいいんです。

アリゾナのサバクに保管中のF16

白いペンキを塗られて出番を待っている

米軍のF16の古い方は、運がよければ
各州の州空軍で飛んでいるかもしれませ
んが、殆んどはアリゾナあたりの砂漠に
白くペンキが塗られて、いつの日にか活
躍できるように並んで眠ってるんです。

 

F16戦闘機をウクライナに供与することになった(前半)

F16戦闘機

先日の広島サミットで、バイデン大統
領はウクライナが求めているアメリカ
製のF16戦闘機を、NATO同盟国が
ウクライナに貸してもイイよ、と言いま
した。本来、貸したり、借りたりでき
ない契約なんですが。ロシアが反発す
るから今までF16供与に慎重だったんだ
けど、とうとう方針を変えちゃった。

でも、日本はF16は1機も持っては
いません。F15、F2なら持ってる
けど。F16はまあ、F15の廉価版。
F15はフルスペックなもので、もとも
と、アメリカの空母(航空母艦)を守る
ために作られた空中戦様仕上げ。
外国で、お金のない国はなかなか
フルスペックなF15は買えないから、
買ってもらえるように、アメリカは
廉価版を出しました。

まあ、トヨタで言えば、レクサスが
F15、カローラがF16って感じです。

F16は制空圏の確保、対地攻撃が得意

で、一番良く売れたのが、F16。
NATO圏が導入したF16の多くは
1980年代のもの。もう30年以上も
使い続けているので退役まじか。
じいさんだ。

F16は多様化戦闘機といって、まず、
制空圏の確保、そして対地攻撃、
まあ、戦車とか、敵の基地を攻撃する。
ここらへんが得意なんですよ。

    (続く)

能力が備わったあとは、考え方の勉強をしないとね。

能力主義

ワレワレ人間は太古の昔の狩猟時代、
マンモスを狩っていました。その時代
には今と同じように男の中にも序列が
あり、飛び抜けた狩猟能力を持ったヤツ
(スーパーなヤツ)、ダメなヤツがいた
んです。スーパーなヤツは自分が多くの
獲物を仕留めたんだといって独り占めに
せず、その集団生活を営んでいた。みん
なに均等に分けていました。なぜか?
集団の崩壊を防ぐため。だから能力主義
じゃなかった。

マンモス狩り

で、ワレワレの住む世界は間違いなく、
能力主義。社会に出れば、お金を稼ぐ
能力、学生であれば、テストの点数を
稼ぐ能力、オリンピックであればカラ
ダを動かす能力、人間関係であれば、
ヒト付きあいの能力。

東大理三(学力のてっぺん)

だからこそ、能力でない部分でヒトを判
断できる人が求められるのです。まあ、
テニスであれば、テニス能力の高い人は
皆から賞賛を浴びる。テニスクラブです
から、確かにその部分は絶対に必要なん
ですが、それに甘えて他のことは何もや
らなくてもいいんだ、というヤツも出て
くる。でもそういう連中はテニスがいく
ら上手くても評判が悪い。

テニスクラブ

まあ、そういう能力主義の社会で、お金
を稼いだ人々は稼ぐ能力には長けていて
スゴイと憧れの対象になりますが、
『お金を稼ぐのと同時に、考え方(思想)
の勉強をちゃんとしていますか?』
という話になって来る。富裕層が必ずし
も尊敬されない理由はココにある。集団
の関係が崩壊してしまうんです。能力は
あるけど、考え方に乏しい。能力を身に
つけたら、次に考え方の勉強をしなけれ
ばいけないのに。

『皆さんのおかげ。これから恩返ししたい。』

じゃあ、そのような人達はどのように
考えているのか?
『自分が能力を出せるのは皆さんのおか
げ。だから、これから先、恩返しをして
行きたい。』
このように考えては如何でしょう。

 

 

 

『怖い画像が出て来た。その正体は・・・』

ネットの画像。京都妖怪地図で検索。

先日のことです。6月1日のブログ、
『魂は移動できない、時間の感覚がない
』を書く為に写真を探すことになりまし
た。何かいい写真ないかな?と思って、
ネットの画像を検索してみました。

そう言えば、以前(2022。8.15)に
ワタクシ、京都妖怪地図のブログを書い
たことがあって、京都妖怪地図と打って
検索すれば、魂にふさわしい何かイイ画
像が出て来るかもな、と思いつつ、探し
てみました。

『魂は移動できない、時間の感覚がない』

で、『京都妖怪地図』をポンっと検索。
出てくるわ、出てくるわ、次から次へ
と怖え―ヤツ。
で、その中で『コレは~』という、とっ
ておきの一番怖~い写真があった。
怖いもの見たさでその画像を表示してみ
た。すると、やはり怖い画像が画面に
バッと出て来て、『怖え~。』

『怖え~』

で、「誰だ、こんな怖い写真を載せた
のは!」と思って、表示ボタンをポン
って押してみたら、
『まるやまファミリー歯科のブログ』
って書いてある。
『ゲッ!オレのじゃねえか!』

ワタクシの昔のブログ、京都妖怪地図。

すっかり忘れていた。

今も昔も、ワタクシの怖い観念というの
は変わっていなかったのだ。
で、一年前、選んだ写真と今回選んだ
写真はまったく同じものでした。

『やっぱり、コレが一番怖え~。』

 

 

 

’80年代の作詞家、松本隆の詞


     呉田軽穂・松本隆・松田聖子

 

ちょっと前ですが、NHKに、作詞家の
松本隆が出ていました。松本隆って、
いい年のとり方してるなぁ。

今でこそ、やさしそうなシルバーグレー
のオシャレなおっちゃんですが、’80年
代は飛ぶ鳥を落とす勢いのある若手作詞
家でした。

ワタクシ、以前は詞のことなんか深く
考えたことはなかったのですが、最近彼
の作詞を見る機会がありまして、改めて
この人すごいなぁと思いました。

例えば、夕日が海に沈むのを「真っ赤な
インク、海に流してる」と表現してみた
り、波しぶきをあげることを「ビーズの
波を空に飛ばす」とか、恋が終わるのを
「最後にひく涙のジョーカー」、春に
JRに乗って行くことを「春色の汽車に乗
る」と表現している。

なんでこんな詞が書けるのよ?と言いた
くなります。

以前、松本隆さん、こんなことを言って
いた。

「昔読んでた万葉集やクラシックなどの
古典が参考になるんですよ。」

分野は違うんだけど、将棋の羽生さんも
次のようなことを述べていた。

「深く考えているうちに、自然にふと何
かが湧き上がってくる瞬間があるんです。
アル瞬間から突如、回路がつながるコト
がある。直感です。」

そうか、直感かぁ。

まあ、今のうちに頭ん中にたくさん素材
を入れておいて頭ん中でグルグルまわし
ておけば、何かの拍子に「ポン!」と
出てくるんだろうなあ。

格差が開いたのは『選択』のせい?

最初は同じスタートライン

最初はみな、同じスタートラインに立っ
ているハズなのに、なぜ、これ程までに
差が開くのか。環境のせい?才能のせい
?国家のシステムのせい?とヒトは説明
しますが、どうも腑に落ちませんでした
。何か、もっと他に要因があるんじゃな
いかと。何か、考え方の違いだとか。

考えてみれば、ワレワレは1日1日をそ
んなに深く考えていないようで、実は
かなり考えていて、その思考と同じ数
決断して生きています。あっちよりも
こっちと瞬間的に頭ん中で考え、決断
している。毎日毎日、例えば朝起きて
1秒悩む。

あっちよりもこっちと瞬間的に悩む

この選択の連続が生きているというコト
なら、大きく差が開くなと。その選択や
考えが愚であれば、当然愚の決断に結び
付くし、これが非常に良い選択なら当然
その決断はそれ相応のものになる。

例えば、ヒトは大富豪を見て、これは
才能の差、環境の差、運命、国家のシス
テムの差じゃと説明する。

世界の大富豪のみなさん

でも、その理論は何の根拠もない空想論
。そういう意見を持つ人は自分でビジネ
スをやったことがないので、レバレッジ
(てこ)や、『rの世界』をあまり知らな
いんだと思う。まあ、前提となる知識が
なければ、お金が発生している瞬間が想
像できませんものね。

ちなみに、rの世界では資産運用してい
るヒトが金銭的に裕福になっている格差
社会を表しています。

生物は想像できないことは形にできませ
ん。でもヒトは想像出来た。空飛ぶ鳥を
見て、自分の空飛ぶ姿を想像し、ヒコー
キを作り、あげくの果てに、月にまで行
った。

『どうする?家康!』じゃないけれど、
目の前に起きた最善の選択を1ヶ月、
2ヶ月じゃなくて、10年、20年とやり
遂げたなら、徳川家康みたいに天下を
統一して平和な世の中が作れた。

子供たちは中身をすっ飛ばして家康さん
は偉いヒトと言いますが、その選択の一
つ一つを見て欲しい。

家康さんもワレワレと同じスタートライ
ンから始めた。同じ選択肢からスタート
し、数えきれない選択と決断の連続。
しかも、1つのものに『すべて』を掛け
るという、思考の力、思考からの決断。
ひとつ間違えれば、命はない。他の武将
は最低、ひとつ間違えた。

大自然

目の前に広がる自然の姿も、今まで何や
かんやあって、その選択の上でできた結
果だし、まあ、そういう自分も今まで歩
んできた選択の結果なんだよなあ、と
この頃思ふ。

 

 

 

 

職人さんの『いつかは東京タワーを塗りたい』

東京タワーを塗る

東京タワーは電波塔であると同時に多く
人々が訪れる観光スポット。だから、
『絶対に錆びさせてはイケナイ』という
信念が業者さんの意識の中にあります。
堂々とした風格。そしてノスタルジッ
クな趣。東京タワーは今年で御年65歳。

下を見たら足がすくみます

職人さんは絶対に口に出さないと思い
ますが、東京タワーの高い所を塗るのは
やはり、怖いと思う。付き合いのある
ペンキ屋さんが言ってたんだけど、
『いつかは東京タワーを塗りたい』と。
それが、塗装職人の目標。

まあ、受験生が東大を目標にするように
最難関に挑戦して見事、塗ることができ
たなら、『父ちゃん、東京タワーを塗っ
たんだぞ!』って息子に自慢できます
もの。東京タワーはいつもテレビで見か
けますからね。

命綱をかけて東京タワーを塗る

でも、ワタクシには到底出来ません。
たとえ100万円積まれても無理。
飛職の人達ってチャレンジャーだと思う
。そんな時、地に足の付いている仕事の
歯医者で良かったなあと思うんです。

我が子の目を輝かせる魔法使いでなければならないんだ。

むかし、むかしの話です。

うちのチビスケが6年生の時、ある算数
の問題を解こうとしていたのですが、
チンプンカンプン。それで解答を見て
理解しようとしたのですが、書いてある
イミがさっぱりわからない。

それで、「どれどれ、我輩がやってみよ
うか?」と解き始めたところ、ワタクシ
も目が点。

「こんな問題ホントに小学生に解けるの
か?」ワタクシ、小学生のやり方では解
けないもんだから、中学校で習うxとy
を使った連立方程式でやっと解きました
。うちのチビスケにこの方法を教えたと
ころ、最初は拒否していっこうに受け入
れようとしません。小学生のやり方でや
るって。

丁度その頃、うちのチビ、近くの公文式
教室に通ってたので、その連立方程式の
解き方は知っていました。でもそのツー
ルの使い方を知らない。そしてワタクシ
の作った解答とじーっと睨めっこ。

公文式教室

数分後、何かピンときたのか、「わかっ
たような気がする」。そしてワタクシの
拙い解答をじっくり見て、「理解できた
!」そして何度も何度も「すごい!この
やり方、すごすぎる!」と言いながら目
をキラキラさせていました。よっぽと嬉
しかったのでしょう。

イメージ

「このやり方、イイねぇ。」と、似た
問題を片っ端から解いていました。
道具の使い方を知った瞬間です。

「そうだ、そうなんだ!親はこうでなく
てはならないのだ。我が子の目を輝かせ
る魔法使いでなければならないのだ。」
そう自らに叫び、そんなチビスケの目を
感じながらワタクシは興奮を抑えること
ができませんでした。

しかし、方程式というもの、イコールの
左と右を自由に行ったり来たりする。
この時マイナスの符号が出てくるために
小学校の学習ハンイをはるかに越えてし
まう。これは明らかに「逸脱」でアル。

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