『いちご白書』をもう一度、を見た(前編)

東大安田講堂(学生運動)

『いちご白書』をもう一度、は荒井由実
(ユーミン、松任谷由実)が、21歳の頃、
作詞・作曲し、歌手バンバンが歌った。

先日、その曲を作ったユーミン自身が
歌っているyoutubeを見ました。

ワタクシには年の離れた姉ちゃんが
いて、よくユーミンを聴いていた。
ワタクシ、姉ちゃんを通して70年代の
学生運動を知りました。

ヘルメットかぶってゲバ棒持って学生が
暴れていた。
東大安田講堂に革マル派が立てこもり
警官とやり合っていた。日本の学生に
一番パワーのあった時代でした。

昔、お世話になった京都S台予備校の
英語講師に、過去、ゲバ棒を持って
実行委員長をやりながら闘っていた人
がいた。O先生だ。就職できないので
とりあえず、予備校講師になった。

O先生、『とにかく本を読みなさい!』
その英語講師から、世の中にはいろんな
考え方があるんだという事を教わった。

学生デモ

70年代、広島の片田舎に住んでいた
ワタクシにとって、遠く離れた東京や
大阪から聴こえてくるラジオの深夜
放送が大事な娯楽だった。

中学生の頃、よく聴いていましたが、
あたかも大学へかよっているような
錯覚を覚えた。

高校生の頃、昼休みの弁当中、
放送部に変わったヤツがいて、
それが勝手に曲を替えるのだ。

クラシックの曲を、バンバンの
『いちご白書』をもう一度、に切り
替えて流したら、『コラッ!』と担任
の先生に思いっきり殴られた。

みんなに『こんな曲があるんだぜ!』
と聴いて欲しかったのだろう。
勇気のあるヤツだ。

まあ、そういう時代でした。そして、
そのイメージを抱いたまま、
ワタクシは大学に入った。

     【続く】

 

ケシの花がモルヒネの材料になる

植物が作る窒素を含んだ有機化合物

歯医者でたまにクスリを使います。
ケド、毒とクスリは表裏一体。

自然の植物には毒がいっぱいあります。
人類の歴史を遡ると、植物が作り出す
有機化合物を利用して毒をクスリに
変えた例が多いんです。

例えば,
分子量の大きいのを、ヒトが1から合成
しようとするとまだまだ時間がかかる。
その点、植物は自分を守るために
有機化合物をつくります。

まあ、分子量で言えば、1000以下。
その多くは窒素原子を含むアルカロイド

で、人類はそのアルカロイドをいろんな
形で利用して来ました。医療にも。

例えばケシ花のアルカロイド。コレ、
痛みを抑える作用があるので、鎮痛剤の
主成分として使われてきました。
モルヒネです。

でも、その反面、この有機化合物は
脳に快感をもたらす為、ヘロイン
などの麻薬の原料になるんです。

植物側から見れば、自分たちの毒を
人間たちに栽培させているのだ。
これも植物の生存戦略の1つなのか
なあと思ふ。

「ウサギとカメ」を読んだウサギの母子が、カメに挑戦した。

 

どういうワケか、カメよりもウサギが
好きな親がたくさんいます。

そういう親に、絵本作家のあきびんごさ
んが「ウサギとカメ」の話をすると、
「それはウサギが油断して昼寝したから
だ。昼寝しなければウサギの方が勝った
」と言うようです。

ウサギも人気があるんですね。

でも、「昼寝のようなうっかりミスさえ
なければ・・・」と言いますが、ウサギ
の昼寝はうっかりミスではなくて、疲れ
果てて寝てしまったのだということに気
づいていないのデス。

このイソップの話を読んだウサギの親子
が、カメに挑戦することになりました。

「いいかい、坊や。油断して昼寝なんか
するんじゃないよ」「うん、わかった。
ボクは絶対に油断なんかしないから」

ヨーイ・ドンで子ウサギは飛び出します。
ぐんぐんカメを引き離しました。

このままいけば、昼寝さえしなければ
大丈夫です。

ところが、どうしたことか、子ウサギは
またまた山のふもとで昼寝してしまった
のです。

母ウサギはびっくり。

そしてカメは前と同じように、勝ちまし
た。

レースが終わって母ウサギはあきれて、
子ウサギにこう言いました。

「どうして昼寝したの?あれほど言った
のに。走り続けさえすれば勝ったでしょ
う。だいたい、あなたの方が力が上なん
だから」

すると子ウサギはこう言い返しました。

「走ってみてわかったんだよ。母さん!
カメの方がボクよりもずっと力が上で、
かないっこないって。ママは走り続けさ
えすればって言うけれど、ボクは途中で
ガソリンが切れたんだ。その時初めてわ
かったんだ。ゆっくりでも走り続けられ
るっていう能力のすごさを。ボクのジャ
ンプ力やスピードはそれに比べればたい
したことないんだ」

やはり、早くできるかどうかより、毎日
コツコツとやることが大事なようデス。

鼻の粘液は最強のエアコン

快適なエアコン

冬になると、鼻がよく詰まりがちです。
詰まるには理由があって、まあ、大雑把
に言うと、こんな感じです。

鼻の中には粘膜で覆われた鼻甲介という
空気の通る部屋があって、冷たい空気が
入ってくると毛細血管のたくさん走って
いる鼻甲介が
『ヤバイ!冷たいのが来たぞ!このまま
冷たい空気を肺に送るわけには
いかない。温たためなければ!』と
膨張して空気を温めてくれるんです。

それが肺の中に送られる。
寒いと鼻の中の空気の通る部屋が狭く
なるので鼻が詰まるんです。

耳鼻咽喉科の先生が聞くと???
かもしれませんが、まあ専門外の
歯医者のたわごとだから、話半分にして
聞いてください。

鼻から冷たい空気が入る

人間はヒフで覆われている部分と粘膜で
覆われている部分に分かれていて、
粘膜で覆われている所にヌルヌル、
ネバネバした粘液が表面を覆って
います。

例えば口の中なら唾液、
お隣の鼻の中なら鼻水。

で、鼻の中粘液は地上最強のエアコン。
アフリカで誕生した私たちヒトは
湿度がほぼゼロの乾燥した大地や
氷や雪で閉ざされる北極圏トカ南極圏
トカに生存環境を広げることができた
のも鼻のエアコンがあってのこと。

実は、鼻ってスゴイんです。

鼻水の役割は肺へ送る空気を確実に
温度37度、湿度100%にすること。

例えば乾燥したサバクでは乾いた
空気が肺に入り続けると、鼻の奥にある
セン毛が乾いてしまって働けなくなる。

するとどうなるか?
ウイルスなどの異物を追い出せない。

一方、冷たい空気が入り続けると
どうなるか?吸困難だ!
酸素を取り込むという肺の機能が
果たせなくなってしまうのだ。

鼻水が上手に上手に調節してくれて
いるんです。

 

藤井曲線

将棋の藤井聡太

『藤井聡太、強すぎでしょう。』
将棋ファンの中で『藤井曲線』
と呼ばれているものがあって、
コレ、どっちが有利かっていうのが
50%、50%から始まって、
これが少し藤井聡太に傾くと、
そのまま、ずーっと差を広げて
いっちゃう、ってヤツ。

藤井聡太は途中でミスらない。
コンピューター並に正確。
一番いい手をピシピシ打ってくるから
ドンドン差が開いちゃう。

みんな人間なんで、どこかでミス
っちゃって評価が逆転するってことが
よくあるんですが、
藤井聡太だけは1回差がつくと
そのままずっと差を広げちゃう。

藤井曲線(まあ、こんな感じです)

これを対戦相手側から考察してみます。

では始めます。心して聞いてください。

『このままでは負けてしまうぞ。』
指しにくさ、更には不利を感じ始めた
棋士たちからすれば、藤井を相手に
『終盤勝負』という発想はしない。

相手は詰め将棋でも断トツの力を持ち、
自玉、相手玉の安全度を瞬時に見極める
強者。

リードしているならまだしも、遅れを
取っている終盤はノーチャンス。
ならば多少の無理は承知でも大きく変化
してリスクを取ってでも行くしかない。

こう考えて対戦者は、将棋ソフトが示す
最善手ではなく評価を大きく落とす別の
手を選択する。

将棋ソフトの評価を見ながら観戦して
いるファンからすれば、
『何だ、悪手じゃねえか!』
と指摘したくもなるが、
実際に指している棋士はそんなの
百も承知。

それでも、今の道を歩いていては
勝ち目がない。ここは一発、
伸るか反るか、一か八かの大勝負じゃ。
という心理になってしまう。

まあ、テニスでいう勝負所で奇襲する
ポーチみたいなモンですな。

ここまで追い込んでしまう所に
藤井聡太の強さがあるのです。

ペスト医師の防御服

1656年に描かれたローマのペスト医師

 

ヨーロッパでは、17世紀、ペストの
大流行。

ペストはかつて、世界で最も恐れられて
いた病気。

ヨーロッパの人口の1/3が亡くなったん
ですから。

両手を広げて左右横の人と手をつないだ
ら、その中の一人が死亡する感じ。

犠牲者はリンパ節が腫れ上がり、ヒフが
黒ずむなど、悲惨な症状に苦しめられま
した。

富める者も貧しい者も分け隔てなくかか
った。

で、公平に治療が施されるように、ペス
トに襲われた町では専門の「ペスト医師
」を雇うようになった。

そんな中、クチバシ付きマスクを着用す
る専門医が現れた。

その他香料入りのワックスを塗ったコー
ト、ブーツとつながる丈が短めのズボン
にヤギ革製の帽子や手袋なんかもして。

ペスト医師は直接接触を避けるため、
患者を触るための杖も持っていた。

中でもマスクはとりわけ異様。

ペスト医師はゴーグルとマスクを着用。
マスクの鼻は長さ15センチのクチバシ
形、中に香料を入れていた。

穴は鼻孔近くに2か所。
クチバシに仕込んだハーブの香りを、
吸い込む空気と混ぜた。

以来この格好は不吉なイメージを帯びる
ようになった。

今思えば、ペスト医師の防御服や治療法
はほとんど効果がありませんでした。

やはり科学的な予防法が確立されるのは、
病気の細菌説と抗生物質が登場してから
です。

そういえばイタリアの演劇でも時々、仮
面を身に着けたクチバシの人が出てきた。

何だコレ?と思っていたけど、アレ、
ペスト医師だったんだ!

まずは母国語の確立が大切だと思うんです。

赤ちゃんの脳の中は忙しい

 

大人: うわぁ、かわいいな~。赤ちゃん
   なんて、まだ何もできないけど、
   それがかわいいんだよなぁ!

赤ちゃん: 何もできないだと?ふざけん
     な!オレたちの能力なめてん
     だろう!

大人: 大人になったらいろんなことがで
   きるようになるよ♡

赤ちゃん:  はぁ?オレはなぁ、今だった
     ら5ケ国語だってしゃべれる
     ようになるんだぞ!

大人: 今が一番のんびりできる時期だよ
   、大人になったらつらいことばか
   り。

赤ちゃん: のんびりだと?オレの脳はな、
    今、毎日毎日、超忙しいんだ!

大人: バイバイ!赤ちゃん時代を楽しん
   でねぇ~~♡♡

赤ちゃん: お前のその平和な脳が羨まし
     いわ!

 

「三つ子の魂、百まで」って、幼い時の
性格は老年まで変わらないっていうイミ
なんですけど、逆に言えば、小さい頃に
いろんなことが決まっているっていうこ
とでもあるんです。

小さい子供たちの脳の中では、いろんな
ことが起こっているんデス。

「赤ちゃんは才能があるから、もう小さ
い頃から英語漬け。日本にいても英語漬
けの教育をしてしまおう」っていう話が
ありますが、母国語を英語にするのなら
まぁいいと思うんですけど、でもそれじ
ゃあ日本語が使えなくなってしまう。

母国語を確立するのは、自分の頭の中で
言葉を聞く上で、すごく大切。

日本語で物事を考えたり、日本語で自分
の心を表現したりすることが大切だと
思うんです。

ワタクシは小さい頃から無理やり英語を
やらせるよりは、まずは日本語の本を
読め、読め、の「日本語読み聞かせ派」
なんデス。

地上最強の再生動物『プラナリア』

プラナリアを5つに切断したら・・・

 

プラナリアって、田んぼや川などの湿気
の多い場所に住むわずか8ミリ程度の
大きさの生物。小さなカラダですが、
脳や目を持つ立派な動物。
コレがスゴイんです。

例えばイモリって足を失っても足が
再生します。でもそれは部分再生。

このプラナリアは完全再生。
カラダを5つに切ったら2週間後に
5つの個体に完全再生します。
というのもカラダの細胞の20%が
多細胞性幹細胞で占められているから。

多能性幹細胞(オガワメモ)

何にでもなれる細胞が全身に
散らばっているので、どこで切っても
脳のない部分からでも脳を作れる。

やはりプラナリアは地上最強の
再生動物だ。

20%ルール

グーグル社の20%ルール

シリコンバレーのIT企業に
20%ルールってのがあって、コレ、
何かというと、そこの従業員の皆さんは
勤務時間の20%の時間は自分の好きな
ことに使ってイイですよ、という制度。
役にたつか、役にたたないか自分でも
よく分からないことをやってもイイよ、
っていうルールなんです。

例えばグーグル社の『Gmail』や
『グーグルマップ』などの大ヒット
サービスはここから生まれました。

要するに、お前、何々やれよ、
と言われる仕事じゃなくて、わけの
わからない部分を20%くらい勝手に
やらせる。すると、そこから何かが
生まれることがあるんです。

そう言えば、大学時代に遊んでて、
こんなことやってても将来何んの役にも
立たねぇよなと思いつつ、自分の
好きなコトを4年間やって過ごす。

そして、いざ社会に出てみると、
そんな無駄だと思っていた経験が
意外と役に立つことがあるんです。

ガラクタだと思っていたモノや
自分はポンコツ人間だと思っていた
コトが宝物に変身した瞬間。

まるやまファミリー歯科のブログなんか
でも『毎日毎日、時間ばかり食って
ホント、しょうもないなぁ~。』
と思いつつ、ダラダラ続けていると
意外にも世間話をする時に役立ったり
するんです。

 

 

 

 

ローマ時代のコンクリートは勝手に治るらしい

ローマのパルテノン神殿

歯医者ではムシ歯になったら、ムシ歯の
部分を削ってその代わりに詰め物や銀歯
を入れます。これを修復と言います。
ムシ歯は勝手に治ることはないんです。

ところが、ローマ時代のコンクリートは
勝手に治るらしい。

アメリカのマサチューセッツ工科大学が
最近発表した研究があります。

それによると、イタリアのローマに
ローマ時代につくられたパルテノン神殿
という建築物があるんですが、コレ、
鉄骨も鉄筋も使っておりません。

デモ、これが何千年もの間、
崩落もせずに残っているんです。

そんでもって調べてみたら、
ひび割れた中に水が入る。そこから
石灰分が溶け出して、間を勝手に
繋げるんだそうです。

確かにヨーロッパの水は硬水で
石灰分を多く含んでいます。

小学生の頃、理科の実験で
石灰水を蒸発させたら確かに
石灰の成分が残った。

自然っていうのは、ホント、
上手い具合に出来ている。

ところで歯医者が根の治療をする時、
なかなか打診痛が消えなければ
ある薬剤を用いてその部分を
石灰化させます。すると症状が
緩和されます。そして修復する。

そんな時、ヒトのカラダの中も
外の自然の中も同じなんだよなあ、
とよく思ふ。

 

 

 

 

 

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