カルシウム拮抗薬の話

血管の広げてくれるカルシウム拮抗薬

一生を通じて、心臓は鼓動し、全身に血
液を送り続けます。心臓の鼓動は心臓を
作っている心筋細胞が収縮することによ
って起こります。心筋の収縮に必要不可
欠なのが、カルシウムイオンです。

細胞内のカルシウム濃度が上がると、血圧が上がります。

心筋細胞の外側から内側に向かって、カ
ルシウムイオンが流れ込むと、心筋細胞
は収縮するのです。心筋細胞が収縮する
のを観察する実験で、細胞の外側からカ
ルシウムイオンを除去すると、収縮は起
こらず、心臓は停止します。しかしカル
シウムイオンはどのようにして細胞内に
入るのかは明らかになっていませんでし
た。

カルシウムイオンを取り除くと、収縮は起こりませんでした。

ワタクシが学生だった頃、新しいクスリ
が発見されました。そのクスリを心筋細
胞に振りかけると、収縮が止まってしま
います。しかしそこへカルシウムイオン
を追加すると、収縮は復活するのです。
あたかもこのクスリとカルシウムイオン
が逆の作用をしているように見えました
。このクスリをカルシウム拮抗剤と呼び
ました。

新しいクスリを心筋細胞に振り注ぐと収縮が止まった。

この薬をカルシウム拮抗薬と言う。

さらに研究が進み、カルシウム拮抗剤は
カルシウムイオンが心筋細胞の外から内
へ通過する通路であるカルシウムチャネ
ルを塞ぐ作用があることが分かりました
。このクスリのおかげで、カルシウムチ
ャネルが実在すること、血管収縮や神経
興奮んどいろいろの働きにカルシウムイ
オンが重要であることが明らかになりま
した。

カルシウム拮抗薬はカルシウムイオンが心筋細胞の外から内へ通過する通路であるカルシウムチャネルを塞ぐ作用があることが分かった。

今、カルシウム拮抗薬は高血圧や狭心症
の治療薬として必要不可欠になっていま
す。

カルシウム拮抗薬は高血圧や狭心症の治療薬として手放せません。

天皇陛下は、国民の味方だった

現天皇・昭和天皇・前天皇(上皇)

かつて、1ドルが80円になったことがあ
るんですよ。その時にちょうど昭和天皇
の御時世でね、大蔵大臣が水田さんだっ
たんですよ。

当時、昭和天皇の御時世

「陛下、大変です!1ドルが80円になっ
てしまいました。これはもう日本の危機
です!」って言ったらしいんです。

当時の水田大蔵大臣

そしたらね、昭和天皇がこう言ったんで
す。
「何が危機ですか?円が高くなるっての
は、国民の財産が増えたってことですね
。100円が80円になったということは、
国民の財産で言うと、100万円持ってい
たのが123万円くらいになったというこ
とですから、それがなぜ悪いんですか?
」と、お訊きになったらしいんですよ。

天皇陛下「1ドル100円が80円になるということは、国民の財産が増えるということではありませんか?」

そしたら水田大臣は「スミマセン!ちゃ
んと調べて来ます!」と言って逃げるよ
うに退出したとか。

「スミマセン、ちゃんと調べて来ます!」

天皇陛下はその時、国民の味方だったん
ですよ。国民の目線から見れば、「自分
の財産が増えたっていうのは、何が悪い
んですか?」っていう訊き方なんです。

天皇陛下は国民の味方だった

水田大蔵大臣の方は、企業代表だったも
んだから、1ドル100円が80円になった
ということは、企業は輸出するのに輸出
しにくくなったって言ってるワケ。

      おしまい

C国は、なぜ国民にカネを配らない?

C国の経済、厳しいですね。日本だった
ら、国民におカネを配るとか、減税する
とか、何か手を打つものですが、C国は
国民におカネを配って、国民の消費とか
需要とかを伸ばそうとはしません。

日本なら減税するとかおカネを配るとかする。

欧米でも、景気が悪くなれば、ふつう現
金支給や減税で個人消費を支えようとし
ます。しかし、C国ではそれが起きない。
補助金の大部分は企業の生産側に流れ、
個人のサイフにはほとんど届きません。

日本なら万が一に備えて、現金支給がある

何故かというと、答えは政治構造にある
んですよ。民主主義国家には選挙がある
から、政治家は有権者の生活を良くしよ
うとします。票が欲しいからです。

民主主義国家には選挙がありますから、政治家は有権者の生活をよくしようとします。そうしなければ、次がありません。

でも、C国の場合、選挙がありません。
中国共産党の1党しかないからです。1
党独裁。一般国民は1票の力を持たない
。だから政策決定者には国民の購買力を
高めようという動機が構造的に生まれに
くいのです。

C国は1党独裁で選挙がないので、政策決定者には、国民の購買力を高めようという動機が、構造的に生まれにくい。

日本のように、自民党が政策を失敗すれ
ば、選挙で維新の会、公明党、国民民主
党、共産党、などの党にすぐ取って代わ
られます。すると政権が維持できない。

日本の場合、政策で失敗すれば、政権が維持できません。

C国の場合、どんなに失敗したって、政
権は維持できます。これを覆すにはクー
デターしかないんですよ。だからC国は
国民の目が怖いんです。だから国民の目
を国の外に向けるんです。

1党独裁を覆すにはクーデターしかない。

C国でもどこの国でも、もしも国の外で
怪しいことをしようとしているのであれ
ば、国内が上手くいってないと考えた方
がいいんじゃないかな。

非売品の学歴-銀・銅メダリストの気持ちの中身ー(後半)

     【続きです】

要するに学歴はおカネで買えない唯一の
地位財・非売品です。しかも見え方が違
う。年収の高い人は陰で「運が良かった
ダケ!」と言われることがある。たまた
ま景気が良かった。上司に恵まれた。た
またま当たった。

年収の高い人は陰で「運がよかったダケ!」と言われることがある。

ところが学歴はそういう言い方をされに
くい。「18歳の時点での実力の証明書」
のように見える。おカネの成功は運のせ
いにされるのに、学歴だけは本人の力と
して固定される。

学歴だけは本人の力として固定される。

上に行けば行く程、周りも変わる。大企
業の社長や役員はほとんどが大学を出て
いる。偉くなればなるほど学歴の高い人
に囲まれる時間が長くなる。気にしない
でいられる場所がだんだん減っていく。

偉くなればなるほど学歴の高い人に囲まれる時間が長くなる。

この気持ちの中身を上手に言い当てた研
究があります。1992年のバルセロナ・オ
リンピックの表彰台の映像を調べた。選
手の表情を第三者に点数をつけて貰う。

バルセロナ五輪の表彰台で選手の表情を調べた

すると、銀メダルの選手は銅メダルの選
手よりも不満そうに見えた。中身は単純
だ。銀の選手は「もう少しで金だった。」
と上を見ている。銅の選手は「ひょっと
したら貰えなかったかもしれない。」と
下を見ている。銀は銅よりも順位は上な
のに、上を見ている分だけ満足が削られ
る。

銀メダルの選手は「もう少しで金だった」と上を見ている。

心理学の世界ではこの「もしもの想像」
を反実仮想と呼びます。たぶん学歴コン
プレックスの中身はこの「もう少し」。

銅メダルの選手は「ひょっとしたら、貰えなかったかもしれない」と下を向いている。

「もう少し勉強していれば・・・」
「あの一問が解けていれば・・・」
社長になってもその想像だけは止まらな
い。

「もう少し勉強していれば・・・」

そしてこの気持ちは子供の中学受験で蘇
る。首都圏では今や、5人に1人の子供の
親が自分に貼れなかった札を子供に貼ろ
うとする。 「ふ~ん。」

       おしまい

「日本にはレアアース売らねえよ!」

「日本にはレアアース、売らねえ!」

C国が「レアアース売らねえ!」と言っ
ています。じゃあ日産はレアアース9割
減でクルマ作ると言ってます。ミネベア
はそれじゃあスマホ部品でレアアースゼ
ロにすると言っています。だからC国が
売らないと言ったら、日本は、じゃあ対
策立てますと言って、実際行なっていま
す。

プロテリアルと言う会社はレアアース不
使用のモーター用磁石を開発しました。
ホンダはレアアースを使わないモーター
を開発するカナダ社に出資しました。レ
アアースをC国以外のオーストラリアか
ら買うというのも1つの解決策。これが
企業努力。

プロテリアルという会社はレアアース不使用のモーター用磁石を開発した

C国が売ってくれないのなら、オーストラリアから買うというのも1つの手段。

「売ってやんねえ!」って言われたらそ
の瞬間に「えっ?」ってなりますが、売
ってくれないなら売ってくれないなりに
、いろんな解決策があります。代替とし
て、オーストラリアから買う。海外工場
で作る。例えば、日本の自動車メーカー
がインドで自動車を作ろうとしています
けれど、インドはC国からレアアースを
買えますからねえ。

「売ってやんねえ!」「えっ?」ってなりますが、それなりにいろんな解決策があります。

レアアースはC国でたくさん採れる

C国ってそんなにたくさん対日カードが
あるわけじゃない。レアアース売らねえ
っていう政治的カードを切っちゃったら
、このカード、消滅しちゃうんですよ。
何度も切れるカードじゃない。観光客行
かせねえぞ!っていうカードは何回か使
えるかもしれませんが、「〇〇売らねえ!
」系はもう対策されちゃいます。もしく
は「〇〇買わない」系も他に売り先決め
られちゃいます。

C国はレアアース売らねえ!って政治的カードを切っちゃったら、このカード、消滅しちゃうんですよ。

「やっぱり買うわ!」と言っても「いや
いや、もう無いから、あんたに売る分あ
りません!」で終わり。C国は日本に使
うカードが無くなっていますから、今の
うちにC国にカード切らせておくっての
はイイことだと思いますよ。なので、日
本企業は対策しています。

元素表(赤色がレアアース)

レアメタルの中にレアアースが含まれている。

レアアースは17種類ある

高市さんだって、ヨーロッパとかアメリ
カと連携して、自由を愛する国々同志で
しっかりとレアアースの供給を確保しよ
うねと言ってますしね。

アメリカとC国は対立している。

この前もC国がフィリピンののパイナッ
プル買わねえ!とか言い出したら、日本
が買いますよと言ってフィリピンをサポ
ートしました。C国がオーストラリアの
ワイン買わねえ!って言ったら、じゃあ
日本が買いますよと。

C国がフィリピンのパイナップルを買わないって意地悪をして来たので、日本が買ってあげた。

C国がオーストラリアのワインを買わないって意地悪して来たので、日本が買ってあげた。

レアアース売らないっていう話は初めて
じゃないんですよ。前から言われていた
「漁船衝突事件」の時からC国は日本に
嫌がらせの一環で、レアアース売らねえ
っていう時期があったわけです。で、も
うこういう取り組みをして来たんです。

2010年に起きた日本の巡視船「みずき」とC国漁船の漁船衝突事件。

今回レアアース売らないって言われても
、もう前回レアアース売らねえと言われ
た時に、「ハハ~ン、レアアースは日本
のアキレス腱だな。日本の弱みだな。」
ってことがワカッタわけです。だからこ
の時から日本の諸産業がかなり努力して
、脱レアアース対策を進めてきたんです
。

日本のアキレス腱はレアアース、弱みだということがわかった。そしてこの時から日本政府、民間産業がかなり努力して、脱レアアース対策して来た。

それで、今回またC国の奴さん、レアア
ース売らねえ!って言い出して来たから
、「ああ、そうですか、売らない?売ら
ないなら売らないでいいですよ。知りま
せんよ。じゃあね、バイバイ!以上。」
ってとこに来ているんです。

日本は脱レアアース対策を進めて来た。

「ああそうですか、売らない?売らないなら売らないでいいですよ。知りませんよ。じゃあね。バイバイ!以上」

日本政府も頑張っているし、民間企業も
頑張っているんですよ。

 非売品の学歴ー地位財の中でも変わっているー(前半)

最近ネットで「大学当てクイズ」らしき
ことをYouTuberが動画に挙げていて、
反響がスゴクて、それを見る視聴者も結
構多いらしい。どうやら「塾の戦略」ら
しいのですが、大当たり。

「大学当てクイズ」は塾の戦略らしい。

ところで、初対面の人に「大学どこ?」
と聞かれたその1秒間、答える前に少し
だけ息が詰まります。この1秒間は30
才になっても、40歳になっても多分消
えない。ちょっと苦しいのは「学歴が
おカネで買えない」からだ。

年収は変えられる。肩書も変えられる
。しかし、「18歳の春」に一度だけ貼
られた札だけは、そのあと何をしても
貼り換えられない。しかもその札は試
験という「公平」な手続きで貼られて
いる。だから言い訳ができない。

18歳の春に一度だけ張られた「学歴」という札

事業に成功して社長になっても、この
1秒は終わらないでずっと続く。会社
を大きくして、年収が何千万円になっ
ても、学歴の話になると、急に黙る人
がいる。成功した人ほど、むしろ気に
しているように見えることさえある。

成功した人ほど、むしろ学歴を気にしているように見える。

1976年にイギリスの経済学者のフレッ
ド・ハーシュ氏は「成長の社会的限界」
という本の中に、「地位財」という言葉
を使った。他人よりも上にいること、そ
れ自体に価値があるということだ。

「地位財」:他人よりも上にいること。それ自体に価値があること。

高級車も、都心の一等地の家も、肩書も
そうだ。みんなが同じものを持てば、価
値は消えてしまう。学歴はこの地位財の
中でもかなり変わっている。

高級車の代名詞ベンツ・ゲレンデ

都心の一等地の家

クルマや家はおカネを出せば、後から買
える。肩書も働けば手に入る。でも学歴
だけは後から買い足せない。

肩書は働けば手に入る

40歳で大金持ちになっても、「18歳の春」
を取り戻すことはできない。要するに学
歴はおカネで買えない唯一の地位財・非
売品らしい。

「学歴」はおカネで買えない唯一の地位財。非売品です。

       【続く】

骨の神経

謎の覆面レスラー・ミスター?はインドのかつての英雄。現在、御年90歳にして現役レスラー。骨は大丈夫か?「タイガーマスクより」

骨には神経が通っています。骨の神経は
骨の表面を覆っている骨膜という膜の下
にたくさん分布しています。骨を作る骨
質にハカイや欠損が起こると、この神経
を刺激するので、痛みが生じます。骨折
すると、ひどい痛みが生じるのは、この
骨膜の下の神経が、活動するためです。

一方、骨の中にも神経は分布しています
。骨の中には細い管がタテ、ヨコ方向に
走っていて、タテ方向のものをハーバー
ス管、ヨコ方向のものをフォルクマン管
と呼びます。これらの管の中を血管や神
経が走っており、骨質に酸素やエイヨウ
を運びます。

骨の中にはタテ、ヨコに細い管が走っており、その中に神経や血管が走っており、酸素や血液を運びます。

骨の中の神経は血管に作用して、血流を
調節する交感神経だけが存在すると考え
られていました。しかし最近の日本の研
究により、別の感覚神経が走っており、
骨質の形成に深く関わっていることが分
かりました。

この感覚神経の働きを抑制すると、骨質
が減り、骨粗しょう症のような状態にな
るのです。つまり骨の感覚神経は骨にか
かる力や重力を感じ取り、その力に応じ
て骨質の量を調節して、丈夫な骨を作っ
ているのです。

骨の中をはしている感覚神経の働きを抑制すると、骨質が減り、骨粗しょう症のような状態になる。

運動不足の状態が続くと、骨粗しょう症
が起こり、骨折が起こりやすくなること
が指摘されていましたが、その仕組みが
解明されたことになります。

運動不足が続くと、骨粗しょう症が起こり、骨折が起こりやすくなることが解明されました。

高齢になると、骨粗しょう症を避ける為
に、積極的に体操やウォーキングなどの
運動を習慣化することが大切なんですよ
。

積極的に骨粗しょう症を避けるために、体操やウォーキングを習慣化しましょう。

「いつもキレイにお使い頂き、ありがとうございます」(後半)

      【続きです】

トイレの貼り紙は最初からお礼を言って
たわけではありません。旧い貼り紙はた
いていは「脅し」でした。

旧い貼り紙はたいていが「脅し」でした。

「汚した者は清掃費をもらいます」次は
「監視カメラ作動中!」次に出てきたの
が丁寧な命令形。そして今、いちばん良
く見る「お礼の形」だ。脅しから命令へ
。そしてお礼と、貼り紙はだんだんと声
を小さくして来た。

「汚した者は清掃費をもらいます」

「監視カメラ作動中!」

脅しの貼り紙が効かなくなったのは、そ
れを「読む人全員を、汚すかもしれない
人」として扱う。ほとんどの人は汚さな
いのに、疑われると気分が悪い。お礼の
形は誰も疑わずに済む書き方だ。

疑われると気分が悪い

声を出さずに人を動かす方法は、昔から
日本にあります。「塀」に小さな鳥居の
絵が描かれている。「立ち小便をココで
するな!」と言う字は一言も書いてない
。そりゃあ神様の前で用をたす人はいま
せん。

塀に小さな鳥居の絵が描いてある「立ち小便をココでするな!」という意味。

外国にもある。アムステルダム空港の男
子用の便器の内側に小さなハエの絵を描
いた。人は的があると狙いたくなる。そ
れだけで床の汚れが8割減った。

男子用便器の内側に小さなハエの絵を描いた。人は的があると狙いたくなる。

まあ、背中をそっと押して、行動をちょ
っと変えるやり方だ。鳥居の絵もハエの
絵もその見本だ。正しさよりも、何とな
くそうしたくなるように導いてやる。人
は頭の中で思ったことが行動に出ますか
らねえ。

背中をそっと押して、行動をちょっと変える

「汚す人がいて困っています」と書けば
、「ふーん、汚している人がいるんだ、
みんなと同じように汚しちゃえ!」と考
える人もいます。だから「皆さんキレイ
に使っています」とだけお礼の形で伝え
る。

形はお礼、でも中身は頼み事だ。

      おしまい

何で日本に「スラム街」が出来ない?

海外の大都市には「スラム街」がある

世界中の大都市で深刻な問題になってい
る「スラム街」。日本にはほとんど存在
しないんですよ。アメリカ・西側・南米
の都市では華やかな高層ビルのすぐ足元
に犯罪やドラッグが蔓延し、ケイサツす
ら立ち入れない危険な街や巨大なテント
村が広がる光景が見られます。

海外の「スラム街」では犯罪の温床になるし、汚れるし、治安が悪くなる。そこで日本は時間をかけて、これを徹底的に潰した。

でも、日本は東京や大阪といった世界最
大級のメガシティであっても、女性が
1人で歩いても安全。治安が保たれている
んです。

海外では華やかな高層ビルの足元に犯罪やドラッグが蔓延し、ケイサツすら入れない。

海外の専門家や旅行者は、何故日本だけ
が都市の崩壊が免れれているのか驚くこ
とがあります。実はコレ、日本人の国民
性だけじゃなくて、日本が戦後から何十
年もかけて導いてきた日本の制度と政策
の結果なんです。

海外の専門家や旅行者は日本だけが都市の崩壊を免れていることに驚く。

その中でスゴイと思うのが、「生活保護
制度」「国民皆保険制度」そして「義務
教育」といったセイフティネットの重な
り。

「生活保護」が最低限の生活を保障している。

「生活保護制度」って、数年前NHK大
河「晴天を衝けの主役で、この前壱万
円札の表紙になった渋沢栄一さんのおか
げなんですが。まあ、社会に弱者、浮浪
者を野放しにしていたら、治安が悪くな
り、犯罪の温床になる。それに町が汚れ
る。(詳しくは当ブログ・「論語とそろば
ん」2025.7.17.参照)

渋沢栄一の「論語とそろばん」

海外では特に医療保険や社会保障が限定
的な国では病気やケガで働けなくなると
、急速に生活が破綻し、路上生活に陥る
リスクが襲って来る。

「公的医療保険」が充実している。

日本では憲法25条に基ずく、生活保障の
仕組みや生活保護や公的医療保険が困窮
者を放置せずに、最低限の生活を支える
役割を果たしました。その結果極端に広
大な無法地帯と化すようなスラム街が大
都市に形成されない土壌が生まれた。

日本では「生活保護」「公的医療保険」が生活困窮者を放置せずに最低限の生活を支える役割を果たしている。

また義務教育の普及と学校での基礎教育
、給食などの支援が子供時代から基本的
な読み書きや社会的ルールを学ぶ機会を
提供し、貧困の連鎖を抑えているのです
。海外では教育を受けられない世代がギ
ャング化してしまうような負の連鎖が日
本では起きにくいんですよ。

海外では教育を受けられない世代がギャング化してしまう。

また考えられるとしたら、公営住宅の都
市部への分散配置。公営住宅を1か所に
まとめたら、特定地域に貧困層が集中し
てしまいますからねえ。「スラム街」が
できる。

札幌市東区の公営住宅「光星団地」

あと考えられるとしたら、うちのビルに
もテナントさんとして入っていますが、
就労支援。治安の空白地帯を作りにくく
して来た。まあ、あの手この手が相絡ま
って海外で見られるような大規模な
「スラム街」をある程度抑えているんで
すよ。

「就労支援」

GDPがいくら上位だと言っても、その国
の最下層の人たちの生活が「スラム街」
であれば、本当に一流国?二流国じゃな
いの?と思うんですよ。日本はもちろん
一流国です。

「我が国は一流国である!」「・・・?」

       おしまい

田中角栄・「覚悟のあるヤツに人は惹かれる」(前半)

元首相・田中角栄氏の語録です。彼は、
時代と生まれた環境のせいで学歴は小学
校卒ですが、苦労して内閣総理大臣まで
登りつめました。ワタクシも大好きな人
物の一人なのですが、周りの連中に訊く
と、彼らも田中角栄はスケールがデカく
て好きだというヤツラが多いんですよ。
あの元・東京都知事石原慎太郎も角栄の
ことを認めていた。

田中角栄はスケールがデカくて好きだという連中が多い。あの石原慎太郎も認めていた。

秀吉(太閤)と同じように、百姓からス
タートし、天下を取った。だから角栄氏
のことを「今太閤」と呼ぶ人もいます。
角栄氏が今回「覚悟」について語ってい
ます。さあ、角栄ワールドを覗いてみま
しょう。では始めます。GO!

豊臣秀吉(太閤)・田中角栄(今太閤)

世の中にはどこへ行っても、人が周りに
集まるヤツがいる。いったい何故だと思
う?人間ってのはな、「一緒にいて、心
地がいいかどうか」なんだよ。見た目や
肩書なんて最初の一瞬しか通用しねえ。
そのあとは「中身」で勝負だ。

最も人気のあったのは「裏切らねえ男」だったよ。仕事がキツくても、文句ひとつ言わずにやり遂げる、仲間のために一肌脱ぐ。そういう男の元に自然と人が集まって来た。

オレが若い頃、働いていた電気工事の現
場で、最も人気のあったのは「裏切らね
え男」だったよ。仕事がキツくても文句
ひとつ言わずにやり遂げる。仲間のため
に一肌脱ぐ。そういう男は自然と人が寄
って来るもんだ。

働いていた電気工事の現場で、最も人気のあったのは、「裏切らねえ男」だったよ。

どんなに見た目を整えても「中身がスカ
スカ」なら会って3分でバレる。逆に顔
がフツーでも言葉や態度に信念があるヤ
ツは不思議とカッコ良く見える。人が寄
って来るということは信頼されるという
ことなんだよ。

どんなに見た目を整えても「中身がスカスカ」なら会って3分でバレる。

そしてそういう男には「覚悟」がある。
何かを守る覚悟、やり抜く覚悟、失敗し
ても立ち上がる覚悟、この覚悟の匂いの
ある男には人が惹かれるんだよ。

何かを守る覚悟、やり抜く覚悟、失敗しても立ち上がる覚悟を人は見ている。

オレはな、どんなに立派な肩書や才能を
持ってても、覚悟のない男は信用しなか
った。口先だけで動かねえヤツはすぐ逃
げる。人はそんなヤツには誰も惹かれね
えんだよ。ワカッタか?

       【続く】

ブログ一覧