何で日本に「スラム街」が出来ない?

海外の大都市には「スラム街」がある

世界中の大都市で深刻な問題になってい
る「スラム街」。日本にはほとんど存在
しないんですよ。アメリカ・西側・南米
の都市では華やかな高層ビルのすぐ足元
に犯罪やドラッグが蔓延し、ケイサツす
ら立ち入れない危険な街や巨大なテント
村が広がる光景が見られます。

海外の「スラム街」では犯罪の温床になるし、汚れるし、治安が悪くなる。そこで日本は時間をかけて、これを徹底的に潰した。

でも、日本は東京や大阪といった世界最
大級のメガシティであっても、女性が
1人で歩いても安全。治安が保たれている
んです。

海外では華やかな高層ビルの足元に犯罪やドラッグが蔓延し、ケイサツすら入れない。

海外の専門家や旅行者は、何故日本だけ
が都市の崩壊が免れれているのか驚くこ
とがあります。実はコレ、日本人の国民
性だけじゃなくて、日本が戦後から何十
年もかけて導いてきた日本の制度と政策
の結果なんです。

海外の専門家や旅行者は日本だけが都市の崩壊を免れていることに驚く。

その中でスゴイと思うのが、「生活保護
制度」「国民皆保険制度」そして「義務
教育」といったセイフティネットの重な
り。

「生活保護」が最低限の生活を保障している。

「生活保護制度」って、数年前NHK大
河「晴天を衝けの主役で、この前壱万
円札の表紙になった渋沢栄一さんのおか
げなんですが。まあ、社会に弱者、浮浪
者を野放しにしていたら、治安が悪くな
り、犯罪の温床になる。それに町が汚れ
る。(詳しくは当ブログ・「論語とそろば
ん」2025.7.17.参照)

渋沢栄一の「論語とそろばん」

海外では特に医療保険や社会保障が限定
的な国では病気やケガで働けなくなると
、急速に生活が破綻し、路上生活に陥る
リスクが襲って来る。

「公的医療保険」が充実している。

日本では憲法25条に基ずく、生活保障の
仕組みや生活保護や公的医療保険が困窮
者を放置せずに、最低限の生活を支える
役割を果たしました。その結果極端に広
大な無法地帯と化すようなスラム街が大
都市に形成されない土壌が生まれた。

日本では「生活保護」「公的医療保険」が生活困窮者を放置せずに最低限の生活を支える役割を果たしている。

また義務教育の普及と学校での基礎教育
、給食などの支援が子供時代から基本的
な読み書きや社会的ルールを学ぶ機会を
提供し、貧困の連鎖を抑えているのです
。海外では教育を受けられない世代がギ
ャング化してしまうような負の連鎖が日
本では起きにくいんですよ。

海外では教育を受けられない世代がギャング化してしまう。

また考えられるとしたら、公営住宅の都
市部への分散配置。公営住宅を1か所に
まとめたら、特定地域に貧困層が集中し
てしまいますからねえ。「スラム街」が
できる。

札幌市東区の公営住宅「光星団地」

あと考えられるとしたら、うちのビルに
もテナントさんとして入っていますが、
就労支援。治安の空白地帯を作りにくく
して来た。まあ、あの手この手が相絡ま
って海外で見られるような大規模な
「スラム街」をある程度抑えているんで
すよ。

「就労支援」

GDPがいくら上位だと言っても、その国
の最下層の人たちの生活が「スラム街」
であれば、本当に一流国?二流国じゃな
いの?と思うんですよ。日本はもちろん
一流国です。

「我が国は一流国である!」「・・・?」

       おしまい

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