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理学部こそが本当の理系だと思うのですが・・・
8月になってこうも暑い日が続くと、エ
アコンのバッチリきいている図書館が大
人気らしい。
うちのチビスケも、昼間、近くの図書館
に避難しています。
今はどうか知りませんが、ワタクシたち
の頃は「夏は天王山」と呼ばれていて、
「夏を制する者が受験を制す」と言われ
ていました。
受験生の皆さん、頑張って下さい。
ところで、大学には文学部・法学部・経
済学部・理学部・工学部・農学部・医学
部・歯学部・薬学部など学部がたくさん
あって、なぜか文系、理系に分かれてい
ます。
ワタクシの直感では、理学部こそが本当
の理系だと思うのですが、工学部や農学
部、薬学部、医学部、それに歯学部には
それほど理系的な人は多くないと思いま
す。
理学部の人は「どうしてか」をまず考え
て、「どうしようか」なんて後回し。
でも工学部や医学部・歯学部は、理由が
わからなくてもとりあえず「どうしよう
か」を考えます。
これは、ある教授が言ってた話ですが、
教授同士の会議をやると、誰がどの学部
かすぐわかるという。
理学部と文学部出身は、話が長くてなか
なか終わりません。
まず理念から話が始まりますからねぇ。
でも、工学部や医学部・歯学部出身者は
実学なので、「理念なんて後から考えれ
ばいいじゃん。それよりも、どうしよう
かを考えよう」と思考が働き、話が早く
終わるのデス。
ガンに関係しているアクセルの故障とブレーキの故障。
遺伝子に突然変異
学生の頃、口腔外科の授業でガンについ
て学びました。
ガンってのは偶然の積み重なり。
実は、何段階もの壁を乗り越えないと
ガンは発生しないのです。
まず、成長・増殖に関わる遺伝子に突然
変異が起こる。
クルマに例えると、アクセルの伝達メカ
ニズム上にちょっとした歯車の傷ができ
、それでアクセルが戻らないとしたら
自動車は常に加速された状態となる。
ガン細胞の増殖はそんな感じ。
スイッチオンになりっ放し。
また、DNA複製キコウ自体も、稀ながら
ミスプリントを犯します。
DNAは二重ラセン構造をとっています。
ちょうどファスナーのように一組の対に
なっている。
そこにミスプリントが発生したとしても
、普通特別な修復担当のタンパク質が
ミスプリントを発見してくれるので、異
常が起こりません。
でもその修復担当のタンパク質に故障が
起きていたとしたら・・・。
だから、ガンになるためには、アクセル
の問題だけじゃなくてブレーキの故障も
問題となってくるのです。
そんなことをガンに詳しい専門家の先生
が言っていました。
芸人の壁
ブログを書く時は、「受け売り業者」に
なることがあります。
だって、「受け売り」は自信をもって
言えるし、新鮮。
人の意見だから。
自分のイケンはもうとっくに飽きている
し、受け売りは同じ話を何度しても飽き
ないんです。
で、今日は思いっきり「受け売り」話。
ずいぶん前に芸能界を引退した島〇紳助
氏(仮名)が、「芸人」のことをこのよ
うに述べていました。
「ふつうの商売なら3000円のモノを
10000円で売る。それやったら、売
れなくても仕入れた3000円のモノは
残る。でもこっちはもとから手元には何
もあらへん。何もないものをしゃべりで
金に換えなあかん。これ、野球選手にも
似たところがあると思う。日頃から、も
う打てへんのとちゃうか、打てへんのと
ちゃうかって不安と戦いながら試合に出
続けるワケや。打っても90メートルな
ら外野フライ。100メートルやったら
ホームラン。このたった10メートルの
キョリにものすごい執着と競争があるワ
ケや。吉本に入る芸人のほとんどが40
メートルしか飛ばせへんワケやけど、
90メートルやったら飛ばせる子は何人
もいてる。そこから100メートルに行
くのが大変なんや。
逆に、今ホームラン打てていても、いつ
外野フライばかりになるのか、その恐怖
に打ち勝たんとアカン。うちらは机に
座って8時間仕事できへんから、芸人に
なった。芸人の才能の差なんて、ほんの
ちょっとや。」
まぁ、90メートルと100メートル、
たった10メートルの差ですがそこに
大きな壁があります。
ずいぶん前のことですが、お笑い芸人の
島〇紳助氏がニュース番組のサンデープ
ロジェクトの司会を担当するって聞いた
時、「大丈夫?」と思ったものですが、
彼は何の何の、100メートルどころか
120メートル飛ばせる芸人だったのデス。
イソップの「キツネとブドウ」を思い出した。
先日、G行(仮称)の方が来られて、
世間話をしました。
何でG行員になったのか聞いたら、実は
異業種の第一志望が残念な結果になり、
合格できたG行に就職したのだという。
その時ワタクシ、イソップの「キツネと
ブドウ」の話を思い出しました。
(本来は“負け惜しみ”の話なのですが)
キツネがブドウをあきらめることができ
たのは、まわりに森があったからでは
ないか。
他にいくらでもおいしいものがあること
に途中で気づいたからではないか。
目の前の一房のブドウしかこの世に存在
しないと思い込んだら、ブドウを恨めし
く思いながら息絶えたハズ。
手が届きそうと思えているうちは、まだ
いい。
でもブドウの木に近づいてはじめて、そ
の高さに気づいたり、タヌキやカラスも
同じブドウを狙っていることに気づいた
りすると焦る。
身の丈以上に背伸びしたり、まわりを
出し抜こうとガムシャラに頑張りすぎ、
疲弊し、ブドウの木に手をかける前に倒
れてしまうこともアル。
以前甲子園で活躍した教え子がドラフト
会議にかかった時、広島広陵高校野球部
の中井監督は、こんな話をしていた。
「おまえを指名してくれた球団が一番
いい球団だ。だから、どの球団であろう
と、そこで精いっぱいやれ」
ベストセラー作家の渡辺和子さんも同じ
ようなことを言っていた。
「置かれた場所で咲きなさい」
目から入ったゴミが鼻クソになる?
昔、学生時代、解剖実習というのがあっ
て、その時「鼻涙管」というのが目の下
の方にあったのを覚えています。
何で「目涙管」じゃないんだろうと
思っていました。
仕組みを考えたらやはり「鼻涙管」なん
です。
目の表面は、いつも結膜から分泌される
粘液と、涙腺から出る涙の皮膜によって
保護されています。
つまり、目にゴミが入るとこの皮膜が
ゴミをつかまえてしまう仕組み。
そして、まばたきすると新しい涙に
チェンジ。
古い涙はゴミや粘膜と一緒に、目頭に
ある涙のうという所に流されます。
世の中には「目から鼻へ抜ける」という
言葉がありますが、実際はこの涙のうか
ら鼻腔へ鼻涙管という管が抜けていて、
古い涙はそこを通って鼻腔へ向かう。
そして鼻腔内の壁の粘液やゴミと混じり
あって、最後は鼻クソになるのです。
泣くと鼻水が出ますが、これも同じ原理。
涙が鼻涙管を通って鼻の中に流れ込み、
鼻水になるってコト。
小説で「瞳に涙を浮かべた」なんて描か
れていたら、美しい情景を想像しますが、
「鼻から鼻水をたらした」などと描写
したならば、編集長から「書き直せ!」
と叱られそうです。
子どもたちの才能

バイオリンとピアノ
昨日は、ある男子中高一貫校の学園祭に
行ってきました。
今回はミュージックフェスティバルを
のぞいてみた。
学生なんだけど、腕前はアマチュア~
プロ級まで。
出演者は、普段着のTシャツ、ジーパン
姿で披露する。
ピアノ演奏だけの子もいれば、ピアノと
バイオリン、ギターを弾いて歌う子、
フルート演奏の子もいた。
順番通りにリサイタルは進んだのですが、
中には時間通りに演者が来なくて、みん
なをあわてさせ、遅れてきたと思ったら
派手に一発、曲を弾き散らして、終わる
とサッと消えるツワモノもいた。
父兄の皆さんから、温かい笑いがドッと
起きた。
いかにも中高生らしい。
圧巻だったのは、岸本隆之介君のピアノ
リサイタル。
この子は、サッカーでいえばU-18の
日本代表クラスのエース。
ところで、子どもたちにはいろんな才能
があります。
歌や絵の才能、ピアノやバイオリンの
才能、物理や数学の才能、そして将棋や
オセロの才能。
才能じゃなくとも、年頃の女の子たちに
は“キモイ”と言われてしまいそうな、
鉄道、アマチュア無線、アニメ、アイド
ル等の趣味。
学校ではみんなが何らかのスペシャリテ
ィを持っていて、お互いにリスペクトし
ているのだ。
自分の得意分野に自信を持って、それぞ
れの道を堂々と極める友人を見て、多様
性を認める。
そして、鍋の中に入れてそれをグタグタ
煮ると、お互いのことを認め合う文化が
育つのだ。
「本番が弱いヤツ」になっちまう。

マラソンのスタート
まるやまファミリー歯科に入って来られ
る患者さんはいの一番、「涼しいねぇ」
と言われます。
うちではエアコンのスイッチをまだ入れ
ていません。
ここはビルの1階で、両隣が建物なので
太陽の熱が届かない。
まぁいわば、北向きの洞窟の中。
室内は涼しくても外は暑い。
ところで、来年の今頃は東京オリンピッ
クです。
暑いです。
オリンピックで金メダルを獲得するには
、とにかく「相手に勝つ」ことが第一条
件。
どんなに平凡なタイムであっても、参加
選手の中で一番であればイイ。
まぁ要するに、オリンピックの競争の
原理は「絶対評価」よりも「相対評価」。
しかも、本番の大舞台で100%の力を
出し切れる人なんて、まずいません。
せいぜい50%くらい。
そこで70%の力を発揮できれば、それ
でもう金メダル。
実際、オリンピックのマラソンで世界新
記録が更新されたことはほとんどありま
せんし、一流のランナーにとって記録を
狙う大会と結果を狙う大会は別モノ。
大切なのは自己ベストじゃなくて、「て
っぺん」に立つこと。
この原則を忘れて本番で120%の力を
出そうとするから、余計なところに力が
入って空振りするのだ。
そして、フダンの半分も力が出せない。
つまり、表題の典型的な「本番が弱い
ヤツ」になっちまう。
「しょせん、空気の振動だ」でハイ、終わり。
「プルルル、プルルル!」
「お待たせいたしました、まるやまファ
ミリー歯科でございます。」
「ピッ、ピッ、ピッ、ピッ!」
「あっ、滅菌器が器具の滅菌終わった。
扉を開けなくちゃ。」
「キーン、キーン、キーン」
「〇〇さん、歯石取るからバキューム
持ってくれる?」
歯医者さんでは、コミュニケーションを
音でとっています。
そして、合図も音。
音って、すごく便利で、あと腐れがあり
ません。
例えば、昆虫の世界でコミュニケーショ
ンはもちろん目。
次にフェロモン(におい)ですが、日々
のコミュニケーションはニオイではとれ
ません。
アリの巣の中でニオイを出したら、おし
まいです。
くせぇ~!
巣の中にこもりますから、分解すること
を先に考えなくてはいけません。
だからニオイは絶対に有効じゃあない。
ところが、音はすごく有効。
消えてなくなりますもの。
音で思い出したのですが、悪口を言われ
た時、ある人が「しょせん、空気の振動
だ。」と言っていました。
何かイミがあると思うから怒るワケで、
「また空気が振動している」で、ハイ、
終わり。
何であんなに元気なんだろう?
エネルギーのツボ、いっぱいある?
うちのチビスケを見ていると、成長期な
のに「もっと食べてよ」と言いたくなる
ほど食べません。
つまり、食が細い。
そして、エネルギーを節約するためか、
声も小さいし無駄な動きをしません。
した瞬間にエネルギーを消耗してしまう。
もっと食えばいいのに。
ところで、身体の中にエネルギーのツボ
がいくつかあるとしたら、女性はそのツ
ボがかなり開いていると思う。
7つあったら、4つや5つ開いている
イメージ。
ところが、おとなしすぎる男性は、ほと
んど開いていません。
「悪い人ではないんだけど、何か物足り
ないのよね」
と言う女性がいたら、その「何だかもの
足りない」は、自分と相手のどちらかが
悪いという話ではなく、エネルギーの問
題。
だと考えれば、少しは納得いくのではな
いでしょうか。
うちの奥さんを見ていても、うちのスタ
ッフを見ていても、彼女たちの方が男の
ワタクシよりもエネルギーがかなり大き
いと思う。
何であんなに元気いっぱいなんだろう?
ホント、エネルギーのツボが全開なん
じゃないだろうかと思う。
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