バルチック艦隊を破って、日本が世界史に初めて登場。

世界最強のバルチック艦隊

先日のブログ、「弾の当たらない運の
いい人」でバルチック艦隊の話が出たの
で、ついでにもう一言、ふた言。

教科書には「1905年にロシアのバルチッ
ク艦隊に勝ちました」と書いてあるんだ
けど、「来た、見た、勝った」の背景に
は、ストーリーがいっぱい詰まっている
んです。

日本が中国の旅順を攻略している時に
イヤな知らせ。

世界最強のロシアの艦隊がこっちへやっ
てくるって。

でも、実はそのバルチック艦隊も日本付
近に到着した時は、もうヨレヨレ。

ヨーロッパでイギリスともめた後、バル
チック艦隊は石炭・食料・水などの補給
がまともにできなくなった他、船の整備
もロクにできないまま地球を半周するこ
とになって、やっと対馬にたどり着いた。

途中でどこかに寄って船を整備できない
となると、船底にはどうしても貝がたく
さんひっついて、船のスピードが落ちる。

日本に着いた時には船の最高速度がずい
ぶん落ちて、戦艦にあるまじき状態に陥
っていた。

良質な石炭はイギリスがおさえていたこ
ともあり、劣悪な石炭で黒煙はモクモク
出るわ、相手にはすぐ見つかるわ、もう
大変。

いろいろあって、水兵と武器弾薬を満載。
重量過多で艦隊が沈み込んでて、何か
有事でもあれば転覆する状態。

それに、日本付近に来る頃には兵士も疲
れ果てていた。
そりゃあ、半年も船の上ですもの。

サッカーでいうなら、J1最強チーム(バ
ルチック艦隊)が90分戦った後の30分
延長戦でも決着がつかず、足がつるわ、
気力はなくなるわ、まぁ、カラダがボロ
ボロの状態で、続けてさぁ、もう一試合
J3(日本艦隊)のフレッシュな若者たち
と試合やりましょうというようなもの。

奇襲あり夜襲ありで、世界最強のバルチ
ック艦隊は東郷平八郎率いる日本艦隊の
前に沈んだのでした。

日本が世界史に初めて登場した事件デス。

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