2022年 6月 の投稿一覧

納豆を食べた犬が「カスタネット状態」に。


「カタカタ」犬

 

こんな話があります。犬の話です。
そして、早とちりの男性の。

以前、納豆を食べたペットの犬(タッ
ちゃんといいます)が突然、カスタネッ
トになった。

突然歯をカタカタ鳴らすようになったん
です。

ペットの飼い主は、「タッちゃん、死ぬ
なよ!」と言いながら、タッちゃんを
抱えて動物病院へ。

涙目で、青ざめる飼い主に先生が言った
言葉は、「異常ありませんよ。納豆がお
いしすぎて興奮しただけです」。

で、ダンナさんは赤面したそうです。

その男性は、「アナフィラキシーショッ
クかてんかん」を疑ったみたいでした。

犬もヒトと同じほ乳類なので、たいして
変わらないと思いますが、ヒトならアナ
フィラキシーショックは血圧低下と呼吸
困難がいっぺんに襲ってくるので、顔色
が悪くなったり気を失ったりします。

てんかんは脳が一時的に過剰に興奮する
病気で、意識がなくなったりけいれんを
引き起こしたりします。

考えられるとしたら、てんかんか。

でもよく見たら楽しそうにシッポを振っ
ていたので、やはりどちらでもありませ
ん。

やはり納豆が美味しすぎたのだ。

「エラ呼吸が肺呼吸に進化した」の巻。

海の動物はある日陸上に上がった。

 

新型コロナウイルスはヒトに感染します
が、他の陸上動物には感染しないのだろ
うか。

もし感染したとしたら、彼らも肺がやら
れるのかなぁとアレコレ考えていました。

じゃあ、肺のないサカナはどうなんだろ
うと。

そんな時、BS「ヒューマニエンス」で
呼吸のことを取り上げていました。

ヒトを含む陸上生物って、そもそも昔は
水の中で暮らしていました。

当時の呼吸といえば、エラ呼吸。
この時、肺なんてなかった。

実はエラ呼吸って、酸素を取り込むこと
では肺よりも効率がいいんデス。

エラの中を覗いてみると、毛細血管の
集列が見えて、ここで水中の微量の酸素
を取り込み、直接血液に送り込んでいる
んです。

それが各地の細胞に送られていく。
そういうシステム。

これが肺呼吸にどこで変わっていったの
か。

おタマジャクシはエラ呼吸で、成長した
カエルは肺呼吸。

アフリカの川に、ポリプテルスっていう
原始的な肺を持つ魚がいるのですが、
エラでも呼吸するし肺でも呼吸する。

水中の酸素も使うし、肺でも呼吸するら
しく、どうもこのポリプテルスの住む川
は季節によって水量が変動する。

するとすぐに酸素不足になるのだ。

エラだけでは足りなくて、空気中の酸素
に頼らなきゃいけない。

食道から肺を分化させた

 

で、この魚、食道を分岐させ、空気の通
り道となる別ルートを作り、肺と気道を
持つようになったのだ。

陸上では水中の20倍の酸素があったので
生きていけたのです。

片付けたつもりが、気がついたら「メルカリ部屋」ができていた。

メルカリ部屋は段ボールがいっぱい

 

うちの奥さんがメルカリにはまって
います。

片付けをしていると、使わないものが
必ず出てくる。

捨てるにはもったいないから、誰かに
譲りたい。

そういうものを素人が素人に売るシス
テムが、メルカリ。

メルカリを通すので、10%の手数料が
かかります。

コレ、すぐれたシステムだと思います。

儲かる仕組みというのがあって、例えば
専門の人は消費者から安く買って、それ
を高く売ります。

クルマのガリバーとか、ブック・オフの
ように。

消費者は買うのが専門。
10円でも安ければ、そっちの店で買う。

でもよく考えてみれば、売るのは素人。
だいたい、売ったことがない。

自分のクルマを売る時、価値がわからな
いので、専門家に安く買い取られます。

ワタクシも昔クルマを売った時、どこの
車買い取り屋さんに聞いても、「それ、
5万円です」と言われました。

どこに行って聞いても「5万円」だと
言われるもんだから、「そうか、このク
ルマの価値は5万円か」と思ってしまい
ました。

どこかの誰かが気づいたんでしょうね、
素人が素人に売れば儲かると。

メルカリを見ていると、同等のクルマが
数十万円でフツーに取り引きされていま
す。

素人は相場がわからないから、売れた商
品を調べて、自分の商品の値段を決める。

高ければ売れ残るし、安ければすぐに
注文が入る。

うちの奥さん、押し入れから要らないモ
ノを引っ張り出して、写真を撮って、メ
ルカリにUPしてますから、片付けるつ
もりが逆に商品で場所を取るようになり
ました。

そして、発送するのに空き箱や段ボール
、プチプチとか必要なのでそれも揃えた
りして、部屋が余計狭くなってしまう。

まるで配送業者だ。

「一軒家なら空き部屋をメルカリ部屋に
できるけど、マンションじゃあね・・」
と、最近嘆いています。

非常事態を乗り切るための迫力

イタリアコロナ

 

新型コロナで死者が数多く出た最初の
頃、イタリアのカンパニア州の知事さん
はコロナの感染が勢いを広げているとい
うのに、大学生らが卒業祝いのパーティ
ーをしたと知るとこう言って怒った。

「火焔放射器を持って国家治安警察隊を
送り込むぞ!!」

また、グアルド・タディーノ市の市長さ
んはこう言った。

「家にいろ!人が死んでいるのがわから
ないのか!1日400人以上死んでるん
だぞ。全員クソだ!バカどもめ!外に出
るな!」

また別の市長は、美容院へ行っている客
を見てこう怒った。

「いくらヘアスタイルがきれいになって
も、棺桶に入ったら誰も見やしないんだ
ぞ!外に出ずに黙って家に引っ込んでい
ろ!」

もう、何と言ったらいいのか、もう
ムチャクチャ。

犬を連れてATMでお金を出そうとしてい
る人を見て、クソ、バカ呼ばわり。

「前立腺肥大の犬なんか連れて列を連ね
やがって!」
と、かわいそうに、何の罪もない犬まで
憎まれる。

イタリアの国民性でしょうか。

でも、非常時を乗り切るには迫力が必要
です。
国民の目を覚まさせなければいけません
からね。

そういえば、飛行機のスチュワーデスさ
ん(今はCAか)、いつも満面笑顔でニコ
ニコしていますが、非常時になれば一転
、お客さんを守るために命令口調になる
よう訓練されています。

「テメエら、わかってんのか?どつくぞ
!死にたくなかったら、アタイの言うこ
とをきくんだよ!」
と、まぁ、こんな感じでしょうか。

コロナ以前にも似たような時代があった。

ブリューゲルの「死の勝利」

 

1960年の後半、ビートルズがヒゲを伸
ばし始めた頃、アメリカではカウンター
カルチャーや反戦運動の嵐、若い人たち
はアイサツする度に抱擁、そして「ラブ
&ピース」が合言葉の熱い時代でした。

ところが1980年代は時代の空気は冷え
込み、人々は抱擁やキスを避けて、なる
べく離れるような姿勢を取り始めた。

エイズのせいです。
お互いにキョリを取り始めた。

今とそっくり。

アフリカ由来と言われるエイズ・ウイル
スが「愛と平和」を壊したのデス。

でも戦争も疫病も、原発事故も、遠く
離れた安全圏にいる者にとっては、まぁ
他人事。
対岸の火事デス。

でも新型コロナは違う。

グローバル化によって、世界のスミズミ
まで広がりました。

どこにも安全圏ってのはナイ。
逃げ場もナイ。
地の果てまで人類全てが当事者になった。

多分こんなのは、歴史上初めてでは?

昔を振り返れば、中世にはペストが広が
り、今まで元気だった隣人が亡くなった。

まるでロシアンルーレット。
次は自分の番かもしれない。

ところで、ブリューゲルの絵の中に
「死の勝利」というのがあって、そこに
描かれているのは、大きな馬車に死者が
山積みになっている風景。

ガイコツ姿の死者があらゆる階級の生者
へと襲いかかり、容赦なくあの世へ送る。
まぁ、身震いするような絵デス。

今回のコロナでは、ニューヨークでは
死体の処理が追い付かず、冷凍トラック
を連ねて死者を収容しました。

まるで「死の勝利」そっくり。
馬車が冷凍トラックに変わっただけ。

ペスト以後は神父さんも教会から逃げ出
すようになり、教会の権威は失われてい
きました。

で、神は死んだわけで、有名な宗教改革
が起こり、人間を取り戻すルネサンスが
イタリアで起こりました。

ペストの後に希望が生まれたのです。

新型コロナ以後はどんな新しいルネサン
スが待っているのか、希望を持ちたいも
のデス。

2位になった国は狙われる。

覇権国アメリカ

 

現在、世界の覇権国はアメリカです。
ワタクシが生まれた時は既にそうでした。

でも、第二次世界大戦前まではイギリス。

イギリスっていう国は、世界で一番早く
大学をつくっただけあって、いろんな研
究をしていました。

「覇権を長く続けたい」ということで
考えたのが、「バランス of パワー」。

つまり、1位以外の国が常に小競り合い
して突出しないようにさせること。

コレを最初にやったのが、イギリス。

どういうことかというと、2位になって
きた国を、3~4位の国と連携してコレ
を叩き潰す。

2位のドイツが伸びてるなと思ったら、
1位のイギリスは3位、4位のフランス、
ロシアと協力してドイツを潰すんです。

2位のスペインが伸びていると思ったら
、3位、4位のフランス、ドイツと協力
し合ってスペインを潰す。

これが続けられれば、1位は安泰。

で、これを引き継いだのがアメリカなん
です。

冷戦の時、世界1位はアメリカ、2位が
ソ連、そこに3位として景気の上がって
きた日本がアメリカと組んでソ連をやっ
つけた。

80年代になると、日本が2位、中国が
3位。

その時は中国とアメリカが組んで日本を
潰しました。バブル崩壊です。

その後中国が2位、3位が日本。

今やっているのは、アメリカが3位の
日本と組んで中国を潰そうとしている
んだとか。

そうなると2位になった国はたまったも
んじゃありません。

ストレスを感じるワケです。
常に1位のアメリカに狙われるわけです
から。

世界のルールを決めてしまう覇権国、アメリカ。

ホルムズ海峡・マラッカ海峡

 

イギリスはかつて、第二次世界大戦まで
は覇権国でしたが、今はアメリカが覇権
国。世界で一番強い国、世界のルールを
決めてしまう国です。

世界にはいつも衝突する場所ってのがあ
って、まぁ3つくらいあるんですが、そ
れが①欧州(アメリカ・NATOとロシア
)②中東(イランとアメリカ)③アジア
(中国とアメリカ)。

全部アメリカが絡んでいます。

で、今はウクライナを舞台にアメリカ・
欧州ヨーロッパ(NATO)とロシアが衝
突しています。

アメリカは世界中のいろんな国に軍事基
地を持っていて、中東にもあるし、ドイ
ツにもあります。

日本にも沖縄とか横須賀、横田基地とか
ある。

まぁいろんな国にあって、世界中を監視
しています。

沖縄からアメリカ軍事基地、出ていけ!
という住民の怒りもわかりますが、いい
こともあります。

日本は中東から88%石油を買っているん
ですが、それを買うためにマラッカ海峡
やホルムズ海峡を通ります。

フツーに安全に通れると思ったら、大マ
チガイ。

マラッカ海峡の近くには海賊がいます。

ホルムズ海峡の近くには中国軍が来たり
、イスラム軍が来たり、そんなのがフツ
ーにあるわけです。

それらをガードしてくれてるのが、米軍
の艦隊。

石油ルートを守ってもらっているんです。

で、かつてフィリピンにアメリカの軍事
基地があったんですが、アメリカはフィ
リピンから撤退したんです。

すると、待ってましたとばかり、中国が
フィリピンにやってきた。

今フィリピンはどうやって自分たちの島
を中国から守ろうか、頭を悩ませていま
す。

そういう事実もあるんデス。

まぁ、番犬がいなくなったら野生のサル
が畑を荒らしに来たっていうワケだ。

「おんな太閤記」

佐久間良子の「おんな太閤記」

 

最近、日曜日の朝早く、BSプレミアムで
「おんな太閤記」を放映しています。

「おんな太閤記」って、秀吉の妻から見
た戦国から徳川初期までの、まぁ、史実
に基づいた物語です。

人情味あふれるホームドラマのような、
NHKの大河ドラマ。

橋田壽賀子の作品ですもの、やはりそう
なる。セリフが多い。

女優の佐久間良子さんが演じている秀吉
の妻「ねね」、後の「北政所」です。

平社員の女房から大企業の社長夫人にな
ったその中で、女が節目節目で何を考え
て、夫についていったんだろう?

彼女自身は少しも面白くともなんとも
なかったのかもしれませんが、他にそん
な面白い人生を送った人はいないんじゃ
ないかな。

妻になり、母親の役目を果たし、側室の
女性たちの面倒を見て、最後に政治家に
成長、まぁそんな一人の女性が死ぬまで
の過程を見つめた作品デス。

最後は大坂城が焼け落ちるのを見届け、
豊臣時代を終わらせ、徳川家康に「あと
は頼みましたよ。平和な国をつくって下
さいね」と託す。

まぁ、そんな感じで終わるわけですが。

コレ、どこかで見たことあるなぁと思っ
たら、NHK大河ドラマ「篤姫」。

これも、自らの手で「大奥」を終わらせ
、「あとは頼みますよ」と次の時代の人
達にバトンを渡す。

おんなの視点から見ると、しっかり自分
の子どもを育て上げ、あとはしっかり社
会に貢献するヒトになりなさいよ、と。

そしてそれを見届けてから死んでいくと。

で、自分の役割は終わったと、まぁそん
な感じか。

「篤姫」にしても「おんな太閤記」にし
、何でこんなに面白く描けるんだろう?

やはり脚本が女性だからかなぁ。

コウモリの羽、アレ、実は「水かき」。

コウモリ

 

コロナウイルスといえば、コウモリ。

スタッフと雑談している時に、コウモリ
の話が出ました。

北海道出身のスタッフは、コウモリなん
て見たことないという。

それに対して、本州出身のスタッフは
全員見たことあるという。

コウモリなんて、ワタクシの小さい頃、
寺の境内に行けば薄暗くなった頃フツー
に飛び回っていました。

予測不能の飛び方で。
田舎なもんで。

「変な鳥だなぁ。大体あの飛び方が変。
蛾みたい。気持ちわりぃ!」って当時
思っていました。

でも、コウモリは鳥じゃなくてネズミに
近いホ乳類。

「あの羽は鳥の羽じゃあないの?」って
思われるかもしれませんが、アレ、実は
「水かき」。

ヒトもそうですが、お腹の中で発生中、
指が最初に出来てくる時、指の間にちゃ
んとヒフの膜があります。

これが水かき。

この膜の細胞がヒトの場合、死ぬんです。
指の間の膜のところが死なない部分が指
ですから、指が伸びるカタチになる。

つまり、指の間が積極的に引っ込んで
指が伸びる。

だから膜の細胞が死ぬプロセスが起こら
なければ、水かきが残る。
死ななきゃいいわけですから。

 

コウモリ

 

実際にそれが極端に発達しているのが、
コウモリの羽。

だから羽のように見えるのは、実は
「水かき」。

まぁ、水かきが陸上で役に立っている
いい例です。

コウモリはよ~く見ると、水かきを空飛
ぶために上手に使っていて、親指がとて
も長くなっている。

そして、指の間の膜が残って、その水か
きが羽になっているってワケだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のウイルスは移動方法を風から飛行機に乗り換えた。

 

小さい頃、理科の実験で小川の水を持っ
てきて顕微鏡で見たら、パンドラウイル
スってのがアメーバーの中に侵入しよう
としているのが見えました。

そして、アメーバーは本来の姿を保てず
に丸くなって、そのうち内側からハレツ
した。

何やってんだろう。

今考えてみると、その現象はウイルスが
アメーバーに感染して中にDNAを入れ
ようとしたら、アメーバー、何を思った
のか、膨らんでバクハツした。

多分これはウイルスにとって想定外。
家がバクハツしたら困ります。

ウイルスはコピーしに行ったのだけど、
コピー機が壊れた。

本来ウイルスってのは、生物に対して
病気を起こしたりしません。

ウイルスが他の生物に侵入するのは、
相手をハカイしたり病気を引き起こした
りするためじゃなくて、ただただ自分の
仕事であるコピーをしているだけ。

ところで、アメーバーは田んぼにも土壌
にもいろんな所にいて、水が蒸発すると
大気中にまき散らされて、だから雨の中
にはウイルスも微生物もいっぱいいる。

小学校のプールや海水なんて、ウイルス
の宝庫じゃないかな。

その水が乾燥して、空中に放たれやすく
なって、風に乗って世界中を巡る。

ウイルスがアメーバーを宿主にするのは
、風に乗って世界中を移動するためか。

今回の新型コロナウイルスは、もっとい
い方法を見つけたというより、偶然そう
なった。

それが、ヒトに感染したこと。

アメーバーは風に乗って世界中を旅しま
すが、ヒトは飛行機に乗って世界中に
散らばっていきます。

それも、地球上の隅々にまで。
こりゃあ、楽ちんですわ。

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