「おんな太閤記」

佐久間良子の「おんな太閤記」

 

最近、日曜日の朝早く、BSプレミアムで
「おんな太閤記」を放映しています。

「おんな太閤記」って、秀吉の妻から見
た戦国から徳川初期までの、まぁ、史実
に基づいた物語です。

人情味あふれるホームドラマのような、
NHKの大河ドラマ。

橋田壽賀子の作品ですもの、やはりそう
なる。セリフが多い。

女優の佐久間良子さんが演じている秀吉
の妻「ねね」、後の「北政所」です。

平社員の女房から大企業の社長夫人にな
ったその中で、女が節目節目で何を考え
て、夫についていったんだろう?

彼女自身は少しも面白くともなんとも
なかったのかもしれませんが、他にそん
な面白い人生を送った人はいないんじゃ
ないかな。

妻になり、母親の役目を果たし、側室の
女性たちの面倒を見て、最後に政治家に
成長、まぁそんな一人の女性が死ぬまで
の過程を見つめた作品デス。

最後は大坂城が焼け落ちるのを見届け、
豊臣時代を終わらせ、徳川家康に「あと
は頼みましたよ。平和な国をつくって下
さいね」と託す。

まぁ、そんな感じで終わるわけですが。

コレ、どこかで見たことあるなぁと思っ
たら、NHK大河ドラマ「篤姫」。

これも、自らの手で「大奥」を終わらせ
、「あとは頼みますよ」と次の時代の人
達にバトンを渡す。

おんなの視点から見ると、しっかり自分
の子どもを育て上げ、あとはしっかり社
会に貢献するヒトになりなさいよ、と。

そしてそれを見届けてから死んでいくと。

で、自分の役割は終わったと、まぁそん
な感じか。

「篤姫」にしても「おんな太閤記」にし
、何でこんなに面白く描けるんだろう?

やはり脚本が女性だからかなぁ。

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