非常事態を乗り切るための迫力

イタリアコロナ

 

新型コロナで死者が数多く出た最初の
頃、イタリアのカンパニア州の知事さん
はコロナの感染が勢いを広げているとい
うのに、大学生らが卒業祝いのパーティ
ーをしたと知るとこう言って怒った。

「火焔放射器を持って国家治安警察隊を
送り込むぞ!!」

また、グアルド・タディーノ市の市長さ
んはこう言った。

「家にいろ!人が死んでいるのがわから
ないのか!1日400人以上死んでるん
だぞ。全員クソだ!バカどもめ!外に出
るな!」

また別の市長は、美容院へ行っている客
を見てこう怒った。

「いくらヘアスタイルがきれいになって
も、棺桶に入ったら誰も見やしないんだ
ぞ!外に出ずに黙って家に引っ込んでい
ろ!」

もう、何と言ったらいいのか、もう
ムチャクチャ。

犬を連れてATMでお金を出そうとしてい
る人を見て、クソ、バカ呼ばわり。

「前立腺肥大の犬なんか連れて列を連ね
やがって!」
と、かわいそうに、何の罪もない犬まで
憎まれる。

イタリアの国民性でしょうか。

でも、非常時を乗り切るには迫力が必要
です。
国民の目を覚まさせなければいけません
からね。

そういえば、飛行機のスチュワーデスさ
ん(今はCAか)、いつも満面笑顔でニコ
ニコしていますが、非常時になれば一転
、お客さんを守るために命令口調になる
よう訓練されています。

「テメエら、わかってんのか?どつくぞ
!死にたくなかったら、アタイの言うこ
とをきくんだよ!」
と、まぁ、こんな感じでしょうか。

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