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偉人って、飛行機みたいなもの?

 

ある患者さんに聞いた話なのですが、
その方、ハードバンク(仮称)のSON
さん(仮名)の会社で、通信用のアンテ
ナを建てています。

北海道では山の奥とか知床とかに建てた
ので、あと電波の通らないのはトンネル
の中だけ。

それでもアンテナを入口、出口につけれ
ば全て完了します。

「SONさんはスゴイわ!」といつも感心
していました。

まぁSONさんが偉人ってのは、皆さん
ご存知のはず。

偉人たちの常識ってのは、普通人の常識
とは明らかに違います。

フツウの人の中から偉い人が出て偉人に
なるんじゃなくて、彼ら偉人はフツウ人
とは初めっから全く別の考え方を持って
いるのです。

まぁ、クルマの中の優れたクルマってん
じゃなくて、ズバリ最初から飛行機だっ
たのです。

「最近、ツバがぬるぬるするような気がするんです」

 

「最近、ツバがぬるぬるするような気が
するんです。病気かなぁ?」
という話を聞きました。

実はそのぬるぬるの正体は、何を隠そう
ツバの中に含まれている物質、ムチン。

病気でもなんでもありません。

これ、ぬるぬるした粘液成分で、とろろ
イモやナメコ、納豆にも含まれています。

冬は乾燥するのでうがいをする人が増え
てきます。

でも、うがいをすればするほどツバの中
のムチンが無くなります。

ムチンの膜は保水性が高くて、その下の
粘膜の水分蒸発を防いでくれます。

だから、渇きを癒そうと水で何度でも
うがいしたら、渇きが余計ひどくなる。

今は新型コロナウイルスの関係で、うが
いをする人も増えてきました。

大体、動物の分泌する粘膜はほぼ全て
ねばねばのムチンが含まれています。

例えば、ツバを筆頭に、鼻腔、膣、目の
表面の粘膜。

目ならムチンを含む涙液が瞬きしても、
眼球をぐるぐる動かしても、痛くない。

口の中ではツバの中のムチンが舌や頬な
どの粘膜の動きを滑らかにしてくれる。

そして食べ物を取り込んだり、発声・
発音なんかを助けてくれて、粘膜が傷つ
かないように保護してくれるのです。

さらに今、問題になっている新型コロナ
ウイルスが口の中や消化管の粘膜表面に
触れるのを防いでくれます。

ウイルスは粘膜から侵入しますからねぇ。

とにかく、うがいをし過ぎたり、歯みが
き剤を使った歯みがきをし過ぎたりする
と、ムチンの補充が追い付かなくなり、
チョット心配。

ところで、ツバが嫌われる原因はおそら
く、ぬるぬるして糸を引くムチン。

口の中にある時はいいけど、一旦口の外
に出たら仲間外れにされて、かわいそう
に、嫌われるようだ。

でもワタクシ、ぬるぬるのツバを見たら
、「おお、やっとる、やっとる!今日も
よう働いてくれとるなぁ!」」と思って
しまいます。

免疫記憶によって2回目の感染での反応は、早いだけじゃなくて強力になる。

感染後1~7日で抗体がやっと見つかる。8~15日にかけて大量コピーする。

 

今度は、新型コロナウイルスの変異種
ってのが出てきました。

いつも冬になると流行るインフルエンザ
と同じです。

毎年違う種類のインフルエンザが出て
くる。

インフルエンザと同じで、変異の原因は
細胞の中で増えるためにウイルスの遺伝
子が時々犯す、ミスコピー。

で、ほとんどのミスコピーはウイルスを
作ることができないので使えません。

でもちょっとしたミスコピーならウイル
スを作ることができて、それがまた使え
る。

このミスコピー、新型コロナウイルスを
形作るタンパク分子の中の1か所のアミ
ノ酸が入れ替わっただけのものです。

ところで、コロナならコロナの感染症に
1度かかると、その感染症には2度目に
はかかりにくくなります。

これを、免疫学の世界では免疫記憶と
いいます。

1回目の感染でできた抗体は役割を終え
ると死んでいきますが、その一部は記憶
細胞としてリンパ節などに残るのです。

そして、次の同じコロナウイルスの侵入
に備えて生き続ける。

その後2回目の感染が起こると、その記
憶細胞はすぐ反応して増殖するので、
1回目より早く免疫反応が起きる。

だから感染していても発症しないで済ん
だり、症状が軽かったりする。

ここで大切なのが、最初の感染では7日
目あたりから抗体が増え始めること。

まぁ、感染した瞬間から樹状細胞(2011
年に発見/ノーベル生理・医学賞)がそ
の抗体がどこにあるか、カラダのあちこ
ちのリンパ節へ探しに行く。

そして何百万個くらいの種類の抗体の中
からたった一つ見つけるのに、1週間か
かるということだ。

そして15日あたりでやっと抗体の数が
ピークになる。

これは、1個の抗体だけじゃあコロナウ
イルスと戦えないので、その抗体という
武器を増やすために大量のコピーを作る。

これができるのにその後の1週間、合計
2週間。

で、できた抗体を血液中や体液の中に
流し、それがコロナウイルスの突起に
くっつく。

まぁ、ゆうたら、からめ取る。

ウイルスがそれ以上働けないように、
からめ取る。

で、すごいのが、1回目の感染の時より
も2回目は100倍もパワーアップして
帰ってくるということだ。

免疫記憶によって、2回目での感染での
反応は早いだけではなく、強力になるん
です。

とまぁ、そんな話を2~3年前に河本宏
先生(京大再生医科研究所・再生免疫学
分野教授)がNHKの高校講座、生物基礎
でおっしゃっていた。

何で唇って赤いのでしょう。

ヒトの唇

 

この前、上唇の話をしたので、ついでに
赤い唇の話をします。

これは解剖の先生が言ってた話です。

「赤い唇」って、ヒトの特徴です。
他の動物には見られません。
サルでも赤い唇は持っていません。

だから、赤い唇は進化の過程でできたの
ではないことになる。

なぜ「赤い」かというと、そこは表皮、
まぁ皮ふの一番表面の部分の性質が粘膜
に近くなって、表皮の下の血管の色が透
けて見えるから。

そう思えば、赤いのは唇だけではありま
せん。
口の中の粘膜を見たら、全部が赤い。

要するに、赤い唇は消化管の粘膜に続く
上皮が顔の表面にできただけのことです。

「口の中」にあるはずのものが「口の外
」に顔を出したので、目立ってしょうが
ないのです。

まぁ、他の動物なら「口の中」のものは
ちゃんと「口の中」にしまってあるだけ
の話。

毎朝ヒゲを剃ってても、唇にヒゲが生え
たのを見たことがないし、口の中にも
ヒゲはありません。

やはり唇は口の中の消化管からの延長で
、それが外に出ただけのものだと思う。

イエス教(仮称)の方が時々冊子を置いていかれて・・・。

診療中、時々、二人連れのクリスチャン
が来られて、”これを読んで下さい”と
10ページくらいの小冊子を置いていかれ
ます。

どうやら近くの教会の方のようです。

ところが布教されても、日本ではイエス
教(仮称)はこれ以上なかなか広まりま
せん。

先日NHK教育の高校講座を見ていたら、
イエス教の広まりについて次のようなこ
とを言ってました。

************************************

イエス教が世界に広まったのは、西欧
列強による植民地のエイキョウが大きい。

日本は植民地化されてなかったので、
異教の定着が困難。

東南アジアなんかでは列強が軍事力で
現地を支配して、他方では愛を説いて
イエス教を布教した。

まぁ便利な「政教分離」ってやつです。

このダブルスタンダードのお蔭で、
イエス教が世界各地に広まったのです。

************************************

まぁ、日本には八百万の神様がいます
からねぇ。
一人や二人違う国から神様が来ても平気。

日本の神様たち、チョットお手並み拝見。
優れていればその分野を担当してもらう。

イエス教には結婚式やクリスマス、バレ
ンタインデーを、お釈迦教(仮称)には
葬儀なんかを担当してもらうのデス。

国から、新型コロナワクチン接種のアンケートが来ました。

ワクチン製造

 

まるやまファミリー歯科は医療従事者に
あたるので、さっそく国から新型コロナ
ワクチン接種のアンケートが来ました。

いよいよワクチン接種の方向に、国が
動き始めた。

ワクチンの予防効果が90%というのは、
「90%の人には有効で、10%の人には
効かない」というイミじゃなくて、発症
リスクが10分の1に抑えられるというこ
と。

インフルエンザのワクチンの予防効果は
50%程度。

ワクチンの効果は、感染を防ぐ効果とは
別に、「重症化を防ぐ効果」も期待され
るらしい。

ただ、“期待される”という言葉は怪しく
て、「効果がある」と勘違いされる方が
います。

あくまでも、「かもしれない」程度に
留めておいた方がいい。

やっぱり気になるのが、副反応。
それも、アナフィラキシーショック。

歯科の治療やってて「怖いなぁ」と思う
のが、アナフィラキシーショック。

「血圧急降下」によるイシキ喪失と血管
収縮による「呼吸困難」が、いっぺんに
やってくる。
それも、約30分以内に。

循環・呼吸が同時にやられるので、アナ
フィラキーショックは怖いのデス。
昔、麻酔科の授業でそう習った。

ワクチンを接種するかどうかは、個人
個人の判断。

メリットとデメリットを考えて、メリッ
トが上回ると判断した時には、うつ。

これも昔、口腔外科の授業でそういう風
に教わりました。

ちなみにワタクシは医療従事者なので、
たとえ泣きそうになるほど痛くても、
打とうと思う。

何しろ、コロナに対して最大の武器を
手に入れるワケですから。

南9西21の大きなくぼみは、古・豊平川だった。

南9西21付近

 

クルマで南9条の旭山公園通りを西に
向かって走ると、なんだか急に下りて、
その後ゆっくり上っているような感じを
受けます。

このあたりは丘陵なのかなぁと思って
いました。

で、先日、何気なく新聞を読んでいたら
、「アッ!」。

そのナゾが解けました。

昔そこに、川が流れていたのです。
古・豊平川です。

新聞によれば、その川は今から約4万年
前に支笏火砕流の厚い火山灰層を削りな
がら形成した古い扇状地(平岸面)を、
自ら削りながらできた。

そして、藻岩山、円山の裾野を流れて
今の琴似発寒川に合流して、石狩川から
日本海へと流れていたらしい。

 

札幌扇状地の形成

 

豊平川はその後、低い東側に流れを移動
させて、4000~2000年前には石山通り
付近で、さらにおよそ2000~200年前
には今の伏籠川を流れ、200年前に現在
の豊平川に本流を移動し、新しい扇状地
(札幌面)を完成させたと書いてあった。

札幌は西が高くて、東が低いというワケ
だ。

まるやまファミリー歯科付近を上図で
見ると、隣の西20丁目あたりに昔、川
が流れていたようだ。

ビルやマンションが地形を無視して建つ
と、何が何だかわからなくなる。

一度地殻変動が起こると、単純に高い所
から低い所に水が流れる。

長い年月が経つと真実は残り、ウソは
消えてなくなる、ということだ。

日本ではCOVID-19を新型ウイルスと命名してしまった。

COVID-19

 

子ども達は時々、鋭い質問をしてきます。

「日本では“新型コロナウイルス”と呼ぶ
のに、何で外国では“COVID-19(コビッ
ド・ナインティーン)”と呼ぶの?」

という質問。いい質問です。

新型コロナウイルス感染症の正式名称は
「COVID-19」。

「CO」はCorona(コロナ)、「VI」は
Virus(ウイルス)、「D」はDisease
(感染症)、19は感染症が中国で確認
された「2019年」の19。

WHOが2020年の2月11日に公表したの
デス。

WHOが「この感染症はCOVID-19であ
る」と正式な名前をつける前に、日本の
政府がとりあえず、「何か知らないけど
中国で流行しているのは新型のコロナの
ウイルスらしい」と言ってしまった。

つまり、WHOが正式名をつける前に
日本では「このわけのわからないウイル
スは新型コロナウイルスだ」と命名して
しまったのです。

それが日本中に広まったと、まぁこうい
うワケです。

感謝すると、もう1回、感謝したくなることが起こる。

神社で合格祈願

 

先日、北海道神宮でどんと焼きがあり
ました。

そして、受験生が北海道神宮を訪れるよ
うな光景もよく目にします。

もうそういうシーズンなんだなぁと思う。

「うちの息子が大学に受かりますように
お願いします」とお願いしても、それは
ご先祖様にお願いすることで、神社でお
願いするのなら、「うちの息子は大学に
行くまで無事に育ってくれました。あり
がとうございます」って、まぁこんな感
じで感謝を忘れないことです。

感謝を口に出して言うと、もう1回感謝
したくなるようなことが起こります。

どうやら日本は言霊の国だから、言った
ことに魂が入る。

感謝するともう1回感謝をしたくなるよ
うなことが起こる。

そうするとまた感謝する。

だから感謝している人はずーっといいこ
とが起こるようになっているのだ。

グチャグチャ泣き言・不平不満を言うと
、またグチャグチャ泣き言・不平不満を
言いたくなることが起こる。

だから不幸な人は、エンドレス不幸。
もう、嫌なことが次から次へと起こる。

まぁ、そういうのを「魔寄せ」という
らしい。

感謝からスタートしない人は方角などを
気にするかもしれませんが、どの方向に
行こうが不幸が待っています。

まぁ、自分のスタートするところがダメ
なのに気づいていないんじゃないかなと
この頃思ふ。

教科書や黒板に書かれた獲物を捕りに行くのが猟犬の仕事

 

 

イソップ童話に、「猟犬と番犬」という
お話があります。

ある猟師が2匹の子犬を、小さい頃から
猟犬と番犬にそれぞれ育てました。

猟犬は朝から晩まで必死に追いかけて
獲物をとってくる。

それに対して番犬は、猟犬の捕ってくる
モノを「遅いなぁ、まだかなぁ」と待っ
て、帰ってきたらそれを食べて、あとは
また寝て待つダケ。

これは、子育てにも通じます。

親の願いは、「わが子は他人の稼ぎを
当てにするのではなく、自分の力で稼い
でなおかつ家族の分まで面倒を見てくれ
る猟犬のように育ってくれないと困る」
というもの。

「わが子は番犬になってほしい。勉強を
しなくてもいいし、働かなくてもいい。
親が食べさせるから、家にずっといてく
れればいい。いざとなれば生活保護もあ
るのだから」と思っている親はどこにも
いません。

子どもが将来どんな人間になっていくか
は、幼い頃の育てられ方が大きくエイキ
ョウしてて、10才ともなれば猟犬と番犬
のように、見かけは同じでも中身の性質
は全く違った人間に育っていきます。

だから、小さい頃に番犬のように仕込ま
れた子どもを、親の都合に合わせて大き
くなって猟犬に変えようとしてもムリ。

学校は子どもを猟犬に仕込んでくれる
しつけの場ではありません。

子どもに学問の猟をさせてやる場。

獲物は口を開けていれば向こうから飛び
込んでくるわけではありません。

教科書や黒板に書かれた獲物を、自分か
ら捕りに行くのが猟犬の仕事。

まぁ、獲物は学校が用意してくれますが
、それを手に入れる「しつけ」は親が
やっておくべき仕事ってわけです。

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