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⑦田中角栄・『カネを取るか、信用を取るか?』

 

人はな、一生のうち何度かこう問われる
時が来る。『カネを取るか?信用を取る
か?』ってな。その場ではカネを取った
方が得に見える。目の前の問題も片ずく
し、少しは楽になる。だがな、後になっ
て必ずツケが来る。カネを取った瞬間に
信用が減る。それはゆっくりと自分の背
中を重くして行くんだ。

オレはカネを失ったことが何度もある。
けどな、不思議と人は離れなかった。何
故か?『角栄は裏切らねえ!』と思って
くれたからだ。信用ってのは貯金と同じ
で、コツコツ積むしかねえ。だから、一
度裏切れば一瞬でゼロになる。

ある事業でトラブルが起きた時もそうだ
った。オレが責任を被れば会社は潰れず
に済む。でもな、自分だけ助かる道もあ
った。その時オレは迷わずこう言った。
『カネはまた稼げる。でも信用は買えね
え。』ってな。信用を選んだんだ。おか
げで助けてくれる人間が増えた。カネは
あとから勝手に付いて来た。

だからオレは断言する。『信用ってのは、
どんな時代でも最強の通貨だ!』カネを
稼ぐことは簡単だ。だがな、信用を稼ぐ
のは難しい。けどな、信用さえ残ってり
ゃ、何度でも立ち上がれる。それが人生
のホントの『資産』なんだよ。

カネってのはな、人を幸せにする道具だ
。だがな、使い方を間違えれば、人を壊
す毒にもなる。だからこそ、『情』を忘
れちゃいけねえ。人の痛みをわかるヤツ
が最後は一番強いんだ。計算よりも思い
やりを信じろ。カネはそのあとに必ずつ
いて来る。

オレはな、もう国の真ん中に立つことは
ねえ。だがな、次の世代がこの国を動か
す時、どうか、人情のバトンだけは落と
さないで欲しい。技術も制度も時代と共
に変わる。けどな、人の心だけは変えち
ゃあいけねえ。

田中角栄・元総理逝去(1918~1993)

カネに動かされるな!カネを動かす人間
になれ!それが生涯で学んだオレの
『成功の答え』だ。

C国に対する最新式取扱説明書『後半』

 

     【続きです】

だから首脳会議をしたって、あたりさわ
りのない、『どうも、どうも!』みたい
なね、中身のない会話をして、何となく
仲のいい雰囲気だけを作っておく。それ
以上は踏み込まない。だって、ご近所で
目が合うたびごとに食事に誘われたら、
気持ち悪いでしょ。

あたりさわりのない、『どうも、どうも!』みたいな中身のない会話をする。

表面上の仲の良さは確保して、中身はガ
ッチリつき合わないというのが大切なん
です。ガッチリつきあうと、日本の弱み
を握られちゃうんですよ。

表面上の仲良しは確保して、中身はガッチリはつき合わない。

C国がレアアース売んないと言った途端、
日本企業はビックリしちゃって、
『えっ?売ってくんないの?』
って言って経済制裁食らったわけです。
C国が経済制裁を加えたなら日本は終わ
りっていう状況を作っちゃいけないんで
す。どんなにC国が仕掛けて来ても、そ
れに乗っちゃあいけません。避け通すん
です。

どんなにC国が仕掛けて来ても、それに乗っちゃあいけません。

C国は2年後には人口が減り始めます。
一人っ子政策をして来ましたからね。
C国経済は下火になっていくんです。
あと20年ガマンすればいいんですよ。

C国は一人っ子政策で人口が減り始めます。すると経済は下火になって行く。

C国はもう終わりが見えています。だか
ら、20年戦争を避けて避けて避け通す。
これがC国に対する最新式取扱説明書。

      おしまい

⑥田中角栄・『人を使うカネよりも、人を立てるカネ』

田中角栄・元総理大臣の演説です。
今日は『人を使うカネよりも、人を立て
るカネ』っていう話をしてやる。よく聞
いとけよ。

世の中にはな、『人を使うカネ』を好む
ヤツが多い。カネを払って命令する。自
分が上で相手が下。そうやって満足して
いる内はまだまだ半人前だ。オレが思う
ホントのカネの使い方は『人を立てるカ
ネ』だ。つまりカネで相手を動かすんじ
ゃねえ。『お前のおかげでここまで来た
』と伝えるために使う。

昔、オレのところに通っていた青年がい
た。頭が良くて真面目だが自信がねえ。
ある日、オレはそいつに仕事を任せた。
で、ちょっと多めの報酬を包んだ。『角
栄さん、こんなに貰えません!』と言
うからオレは笑ってこう言ってやった。
『これはカネじゃねえ。お前を信じる
っていう証だ。』

その青年はその後、ずっとオレのために
動いてくれた。カネが動いたんじゃねえ
。心が動いたんだ。

『人を使うカネ』は一瞬で終わる。でも
な、『人を立てるカネ』は一生残る。誰
かがオレを認めてくれた。その気持ちは
どんな給料よりも強い力になる。

だからオレは部下にカネを渡す時、必ず
言葉を添えた。『これは給料じゃねえ、
期待料だ!』ってな。それだけで人は倍
の力を出す。カネは命令書にするな!信
頼のメッセージに変えろ!それが人を動
かすカネのホントの姿だ。

⑤田中角栄・『この世で一番価値があるのは紙のカネじゃねえ、信頼という通貨だ!』

 

どんなにカネを稼いでも、信頼を失った
らお終めぇだ。逆にカネが無くても信頼
があれば、人は助けてくれる。困った時
に手を差し伸べてもらえる人間、それが
ホントの『カネ持ち』なんだよ。

昔、オレが何者でもなかった頃、ある土
建屋の社長が仕事を回してくれた。
『角栄!おめえは約束を破らねえ、だか
らカネがなくとも信用できる!』そう言
ってくれた。オレはその一言で人生が変
わった。

信頼ってもんは、口先で説くもんじゃね
え。行動で積み上げるもんなんだよ。
『ウソつかねえ』『裏切らねえ』『逃げね
え』たったそれだけのことをどれだけ続
けられるか、それが人間の値打ちを決め
る。

カネは景気で増えたり減ったりするがな
、信頼は裏切らなければ積み重なる。そ
れが見えねえ財産になるんだ。だからオ
レは言う。『カネがなくなりゃ終わりな
んて言うな!信頼が残っていりゃあ何度
でもやり直せる。それが生き残るヤツと
沈むヤツとの違いだ!』

①田中角栄・『人を動かすカネ、人を離すカネ』

田中角栄・元総理の演説です。おカネと
信用の話です。心して聞いて下さい。
では始めます。GO!

カネってもんはなあ、人間の本性を表す
鏡なんだ。稼ぎが増えりゃあ増える程、
人の器が試される。貧乏なころは誰だっ
て素直なんだよ。でもなあ、一端カネを
手にすると変わる。『損か得』かで物事
を決めるようになる。

地位や名誉を手にした人間ほど『誰が
得するか、誰が損するか』って計算に
頭を使う。そいつらはな、一見、カネ
を持っているように見える。だがな、
心は貧しい。

カネってのはな、道具だ。人を繋げる
こともできりゃあ、離すこともできる
。だがな、一端カネを目的にした瞬間
、人は腐る。損得でしか動けねえ人間
はどんなに稼いでも満たされねえんだ
よ。

成功したやつをよく見ろ、みんな人を
思って動いてる。人が笑えば自分も嬉
しい。そんな単純な情を忘れちゃあい
けねえ。人情がない成功は一発屋だ。
長続きしねえんだよ。

金には2種類ある。『人を動かすカネ』
『人を離すカネ』だ。人を動かすカ
ネを使えば使うほど、信頼が残る。あ
いつに世話になったって気持ちが10年
、20年経っても消えねえ。反対に人を
離すカネってのがある。それは見返り
を求めるカネだ。『貸したんだから戻
せ!』『やってやったんだから、感謝
しろ!』そう言いだした時点で人は逃
げて行く。

人間っていうものはなあ、義理には弱
いが、見下されるのは大嫌いなんだ。
上から物をいうカネは、いくらあって
も人の心を掴めねえ。それがわからな
いヤツほど人をカネで動かそうとする
。カネを使うのは票のためじゃねえ。
生きるヤツが必要なために使うんだ。

④田中角栄・『損して、得を取れ!』

 

『損して、得を取れ!』ってのはな、
損する覚悟で先に与えるということなん
だよ。損に見える事ほど、あとで信用に
なるんだ。カネで返って来なくても、人
の心に残る。それが一番の財産になる。
得を急ぐヤツは結局すぐに崩れる。人は
『自分のために動く人』よりも『誰かの
ために動く人』に惹かれるんだ。

だからカネは減っても、信頼が残りゃあ
、それで勝ちだ。カネを回す人間が信頼
を勝ち得る。カネを持つことが悪いんじ
ゃねえ。問題は回さねぇことだ。
世の中には貯めこむ事ばかり考えるヤツ
がいる。『老後のため』『不安だから』
『税金が高いから』そんな理由を並べて
カネを動かさねえ。

けどな、止まったカネはすぐ腐る。水も
そうだ。流れてこそ澄む。俺はなカネは
血液と同じだと思っている。流れている
限りは、国も人も生きていける。

カネが動けば仕事が生まれ、仕事が生ま
れれば、人はそのカネを近所の店で使う
。店が潤えば、国の税収が増える。それ
が景気ってもんだ。

ギリギリでも『みんなで分けよう!』と
言った社長には最後まで人が付いて来た
。カネを回すヤツには『情の流れ』があ
る。その流れが人を動かし、次の仕事を
呼ぶんだ。

信頼ってのはなあ、貯めるもんじゃねえ
。廻して育てるもんなんだよ。それがで
きる人間こそ、本物の金持ちなんだよ。

③田中角栄・『義理と人情でカネは生きる』

カネそのものには命はねえ。使う人間の
心が通ってはじめて、『生きたカネ』に
なるんだ。オレはな、昔雪深い村で育っ
た。冬になると、みんな貧しくてな、カ
ネの代わりに義理で助けあってた。コメ
を分ける。薪を貸す。味噌を少しやる。
それが当たり前だった。

だからこそ、誰かが困った時に、『恩返
し』って言葉が生きていた。都会に出て
来て思った。みんなカネがあるのに心が
冷たい。カネを払っているんだから当然
だろう。そういう空気がドンドン人を離
して行く。

義理も人情もないカネはただの金属だ。
人のぬくもりがねえ。『お前の苦労を知
っている。だから応援する。』その一言
を添えるだけで、カネは何倍もの価値を
持つ。

冷たいカネは人を切る。温かいカネは人
を結ぶ。

『何で、オレだけ行かなきゃならねえんだよ!?』

昨日の朝は猛吹雪でした。風も雪も凶器
のようにワレワレに襲い掛かって来ます
。まるやまファミリー歯科に歩いて通勤
中、向こうから小学校に向かって来る子
供たちは目の前に来た途端、反転して帰
って行きます。

猛吹雪が小学生に襲い掛かる

『何だ!?』と思っていたところ、どう
やら小学生に先程、休校との連絡が入っ
たらしく、子供たちは嬉しそうに自分の
家に戻って行きます。『ラッキー!今日、
家で何して遊ぼうか?』

『小学校が休校だ、ラッキー!今日何して遊ぼうか?』

小・中・高校生、3人の子育て奮闘中の
うちのスタッフが朝出勤して来て、
『今朝の雪、大変でしたね!』と言う。
『そうだね、今日は朝から猛吹雪で大変
だワ!大丈夫だった?』と言うと、
『大丈夫でした。でも先生、先ほど連絡
があって、小学校と高校はこの猛吹雪で
休校になったんです。中学校からは、時
間を少し繰り下げて、登校して下さいと
の連絡がありました。』と教えてくれた。

高校生(長男)・小学生(妹)・中学生(次男)

中学生の次男は『何でオレだけ行かなき
ゃいけねえんだよ!』と不満たらたらだ
ったとか。小学校、高校が学校休みで、
中学のオレだけが行かなくちゃいけない
なんて不公平だ、とブツブツ言いながら
登校したそうです。

『何で、中学生のオレだけが学校に行かなきゃならねぇんだよう!不公平だ!』

次男は猛吹雪にも負けず、中学校の校門を目指して突き進んだ。

まあ、よくある幸せな光景ですワ。3人
兄弟がいると、こんな微笑ましい物語が
たくさん生まれて来るんですね。
子供が3人いると、何も教えなくても競
争が始まるんですよ。お母さんにはヒザ
が2つしかないでしょう。だれか1人
だけお母さんのヒザが取れないんです。

子供が3人いてもお母さんにはヒザが2つしかないので、競争が始まる。

②田中角栄・『カネの匂いよりも、人の匂いを信じろ』

カネの匂いに釣られて動くヤツは多い。
儲け話だ!投資だ、副業だ、って言葉に
飛びつく。だがな、オレは昔から『カネ
の匂い』よりも『人の匂い』を嗅ぐよう
にしていた。

商売も政治も最後は人だ。どんなに儲か
る話でも、『コイツは信用できねえな』
と思ったら、一歩引いた。逆に損するか
もしれねえと思っても『コイツは筋が
通っている』と感じたら命を預けた。人
情あるヤツは失敗しても逃げねえ。一緒
に責任を取る。

だがな、損得だけで動くヤツはな、風向
きが変われば、すぐにいなくなる。そん
なヤツに背中は預けられねえ。

カネの匂いは派手で強い。だがな、人の
匂いは静かで深い。それを感じ取れるよ
うになるまで、オレはずいぶん時間がか
かった。でもな、その感覚を掴んでから
、オレの人生は大きく変わったんだよ。

C国に対する最新式取扱説明書(前半)

C国

C国は無視できない国なんです。何でか
と言うとでっかいから。1つ間違える
と日本は呑み込まれてしまう。シッポを
振って近すぎてもダメ。呑み込まれず、
遠ざかりすぎていがみ合っても困っちゃ
う。その間合いの難しいのがC国。C国
との関係を間違うと死活問題です。

A国

今のC国は弱っちいですよ。将来、わず
か15年、20年先にはC国軍の実力はA国
軍の実力を抜く可能性が高いんです。
そうなったら、C国とやっても日本は負
けます。C国は何でも大きいから無視出
来ないんですよ。だから日C問題は重要
です。C国は近所付き合い程度が一番イ
イんですよ。

例えば、『天才バカボン』的に言えば
C国には
『どうも、どちらへお出かけですか?』

『おでかけですか?』

そうすると
『ええ、ちょっとそこまで。』
って言うんですよ。

『ええ、ちょっとそこまで!』

『ああそうですか、じゃあ気をつけて
どうぞ!』

『ああそうですか?気をつけてどうぞ!』

って言うんです。この会話、何の中身も
ない会話なんです。
『お出かけですか?』
当たり前だろう。出て行ってんだから
お出かけに決まってんだろ!
『どちらまで?』
あんまり細かく答えられても、向こうだ
って困ります。

あんまり詳しく答えられても、向こうだって困ります。

『ちょっと、近所のまるやまファミリー
歯科さんまで行って、右から2番目の詰
め物を詰め直してもらうんですけど』
とか言われたら、そこまで言わなくって
いいよ、って話ですから。どうでもいい
話ですね。

『近所のまるやまファミリー歯科で詰め物を』

だから、聞いている人も聞きたくって聞
いてんじゃないって分かっているから適
当にあしらえればいいんです。そこで
『ちょっとそこまで』
って言うんですよ。そうしたら
『ああそうですか?』
と何か理解したような雰囲気になる。
『それじゃあ気をつけてね。』

『それじゃあ、気をつけてね!』

というね、そういう言葉の往復をすると
何となく仲のいい、あそこの奥さんとは
すごく仲がイイみたいな空気になるじゃ
ないですか。この程度ですよ。C国との
お付き合いはね。

       【続く】

 

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