2023年 5月 の投稿一覧

我が子の目を輝かせる魔法使いでなければならないんだ。

むかし、むかしの話です。

うちのチビスケが6年生の時、ある算数
の問題を解こうとしていたのですが、
チンプンカンプン。それで解答を見て
理解しようとしたのですが、書いてある
イミがさっぱりわからない。

それで、「どれどれ、我輩がやってみよ
うか?」と解き始めたところ、ワタクシ
も目が点。

「こんな問題ホントに小学生に解けるの
か?」ワタクシ、小学生のやり方では解
けないもんだから、中学校で習うxとy
を使った連立方程式でやっと解きました
。うちのチビスケにこの方法を教えたと
ころ、最初は拒否していっこうに受け入
れようとしません。小学生のやり方でや
るって。

丁度その頃、うちのチビ、近くの公文式
教室に通ってたので、その連立方程式の
解き方は知っていました。でもそのツー
ルの使い方を知らない。そしてワタクシ
の作った解答とじーっと睨めっこ。

公文式教室

数分後、何かピンときたのか、「わかっ
たような気がする」。そしてワタクシの
拙い解答をじっくり見て、「理解できた
!」そして何度も何度も「すごい!この
やり方、すごすぎる!」と言いながら目
をキラキラさせていました。よっぽと嬉
しかったのでしょう。

イメージ

「このやり方、イイねぇ。」と、似た
問題を片っ端から解いていました。
道具の使い方を知った瞬間です。

「そうだ、そうなんだ!親はこうでなく
てはならないのだ。我が子の目を輝かせ
る魔法使いでなければならないのだ。」
そう自らに叫び、そんなチビスケの目を
感じながらワタクシは興奮を抑えること
ができませんでした。

しかし、方程式というもの、イコールの
左と右を自由に行ったり来たりする。
この時マイナスの符号が出てくるために
小学校の学習ハンイをはるかに越えてし
まう。これは明らかに「逸脱」でアル。

ヒトが死ぬ時、海の匂いがするんデス

ヒトが死ぬと海の匂いがする

誰かが言ってた話です。ヒトは死ぬ時、
海の匂いがするんデス。その匂いがする
と医者は、もう死ぬんだなと思うんです
。これ、ウソじゃなくて、看護師さんや
医者に聞くと皆、『ああ、するする』と
。何でこの匂いがするかと言うと細胞が
死ぬとナトリウムが飽和するんです。
それは海そのものがナトリウム塩などで
できているから。

この話について自分なりに考えてみた。

塩は私達のカラダにあるモノを届ける
運び屋です。まあ、ヤマト宅配便とか、
佐川急便みたいなもの。荷物を送り主
から受け取ると、受取人の家に入って
渡す仕事。無事渡すと、『ありがとう
ございました。』と言って,帰って行
く。そういう運び屋。これがカラダの
中で起きている。

塩という運び屋が栄養素という荷物を
細胞という受取人に届けに行き、家の
玄関の中に入る。無事届けたら、しばら
くして、運び屋は家の中から出てくる。
運び屋の塩自身は何も変わっていません
。ただただ届けるダケ。塩にはエネルギ
ーがありませんからね。

ヒトが死ぬということは細胞レベルの話
だと、細胞が死ぬというコト。いくら運
び屋さんがノックしても家のドアは開き
ません。死んでますから。すると、そう
とは知らない別の運び屋さんが次から次
へと溜まって来る。つまり、運び屋さん
ある塩(ナトリウム)が溜まって来る。
細胞が死ぬとナトリウムが飽和するのだ

それが海の匂い。

ゲシュタルト能力、賢い人は視点が高いんです。

視点が高いとイロイロ気ずく(オガワメモ)

賢い人について考えてみました。賢い人
って視点が高いと思うんです。視点の低
い人にとっては見えているモノが全て。
ゆえに悲劇が来れば、ドップリ頭まで
浸かり考える暇もなく吞み込まれます。

一方、視点の高い人は悲しい、楽しい、
苦しい、嬉しい、のようなものが見えて
いて、人生を見た上で目の前で起ってい
ることはその構成要素にすぎない。
何もしないでも、いずれ通り過ぎ去って
いくコトがわかっているんです。
というか、気ずくんです。

学校で得た学力や忍耐力は仕事をする上
でも使えます。まあ、ビジネスって
フィールドが違うんだけど、そこにも何
か共通点があって、その共通点は視点が
高くないと探せません。

視点が高いということは、抽象度が高い
ということ。まあ、この共通点を探す力
のことをゲシュタルト能力と言うんです
が・・・。

部分から全体に気ずくゲシュタルト能力

例えば、夏に羽が落ちていた。これが
何故、セミの羽だと分かったのか?
羽を見た瞬間に、その羽から胴体が想像
出来たんです。順番がスッ飛ばされてい
ても、そこの穴埋めして理解が出来るん
です。部分から全体が想像できる。そし
て、その逆の全体から部分も想像できる

セミの羽

本当に賢い人達は人生にこの能力を存分
に発揮しているんです。この世界は問題
解決の連続で出来ています。なぜなら、
私たちが生まれて来た理由が問題解決を
する為だから。

赤ちゃんはまず、歩くという問題を解決
していく。次に言葉をしゃべるという問
題を解決していく。そして、たし算、
引き算、掛け算、・・・というふうに。
自転車乗りもそうです。

これはゲシュタルト能力。目の前に見え
る問題だけじゃなくて、その問題の向こ
う側に広く見えている全体と部分の1点
に何か共通点があることに気ずく。

本当にスゴイ人達を見ていたら、いろん
な法則を知っていたり、言葉を知ってい
たり、それを説明する前提を知っていた
りしますもの。

まあ、それらはその人達が自分の人生で
しっかり拾い集めて来たモノですからね
え。こうやって、賢い人はますます視点
が高くなっていく。線路は続くよ、じゃ
ないけれど、どこまでも。

 

松田聖子ひとつぶの青春『HAPPY SUNDAY』

昔の話です。ワタクシが学生だった頃、
毎週日曜日午後2時から約1時間、一人
部屋に座り込んであるラジオ番組を聴
いていました。それが松田聖子『ひと
つぶの青春』。

電波が届かないので時々、雑音が入る。
それにも負けず、ラジカセに録音して
いました。

日曜日の午後、突然ヒロインの部屋
(番組)に恋人としてのリスナーが訪れ
て、素顔の飾らない聖子ちゃんと楽し
いひと時を過ごすという設定。

その番組のテーマソングが
『HAPPY SUNNDAY』。

この曲の歌詞は確か、番組の中から公募
して選ばれた詞を原案にして、その詞の
エッセンスをちりばめながら、作詞家
松本隆が一気に歌詞を書き上げた。
作曲は財津和夫。

ストーリーはこうだ。
予告もなしに彼女の部屋を訪ねて来た彼
氏。送って来てくれたことはあっても、
部屋の中を見せるのは初めて。
急に訪ねて来てビックリした。(電話1本
くらい入れてよ!)そして素敵な時間を
過ごす。

『今日は何て素敵な日曜日なのかしら』
という幸せが伝わって来るような歌詞。
松本隆の詞は目を閉じるとそこに風景が
見えます。そして歌を聴きながらそれぞ
れの身に置き換えて妄想する。

当時はバブルで、今日よりも明日の方が
良くなるとみんな信じていた。ラジオで
はこの後、リスナーのおたよりと聖子ち
ゃんの早口の可愛らしいお喋り。そして
曲。そうやって楽しい1時間がアッと言
う間に過ぎたんです。

先日、六十を過ぎたオッサン連中に、
松田聖子『ひとつぶの青春』聴いた事
ある?と聞くと、『うん、あるある!』
と。みんな口には出さないけど、確かに
聴いていたのだ。そしてみんな、幸せの
エッセンスを注入して貰っていたのだ。

余談なのですが、そのあと松田聖子が出
したアルバム『パイナップル』の中の
1曲、『ピンクのスクーター』は、実は
女の子が突然男の子の部屋を訪れると
いう、『HAPPY SUNDAY』の
逆バージョン。まあ、どうでもいい話
なんですけど。

バブルの頃はこんな遊び心がいっぱい
ありました。やっぱり、青春って大切
だよね。

 

 

愚にもつかぬ事も偉大な政治家はやる

ウクライナ軍

ロシアウクライナ戦争を見る限りでは
戦車や戦闘機がきわめて安いコストの
精密誘導弾とかそういったモノでハカ
イされることがわかりました。そして、
マリウポリを見て分かるように地下要塞
が敵の侵攻を遅らせるのにかなり有効
でした。

NATO側はロシアを得をさせるカタチ
で終わらせるわけには行きません。
そして、いま、ロシアに押す力がなくな
って来ています。

1つの町に兵を集めて戦っている様に見せ
ているだけで長い戦線は十分な部隊が
いないみたい。まあ、スカスカ。
日本の戦国時代にもこんな戦い方がよく
あった。

習近平国家主席とプーチン大統領

ワタクシも30代の頃、政治家ってこん
な間違いやるの?って驚いていました。
ちゃんと行動するだろうと思って
ニュースを見ていました。

でも最近ワカッタ。愚にもつかぬことを
やったのが歴史だと。
歴史の国が亡ぶとか亡ばないとかいう
大きな事でも偉大な政治家がやちゃう
んだな、と。

ナポレオン

じゃあ何でリーダーは間違った選択を
するのか?いろんな原因があると思う
んですけれど、○ーチン大統領(仮名)
を見ている限りでは、ふと、若い頃、
彼の頭の中にこびりついていたもの
から、離れていないんじゃないかな?
と思う様になりました。

ソ連、ロシアだったら、情報機関が西側
が攻めてくるよ、というような教育を
ズッとやっていたし。

ヒトラー

まだ、そいうのが頭ん中にアル。ナポレ
オンもヒトラーも昔、ロシアに攻めてき
ましたもんね。

もしそうであれば、自分の若い頃にこび
りついていた考え方を総点検し、それを
洗い直して今のものに合わせていく習慣
が必要じゃないかな。
特に世界の運命を握っている政治家の人
たちはね。

ホウビはやらんが、力のある者には力を伸ばせる舞台を与える

江戸は埋立地だった

まるやまファミリー歯科に東京から来た
スタッフが何名かいます。1000万人都市
東京。でも、江戸時代前、家康が秀吉に
貰った江戸に町を作ろうとする前は、
大きな川が何本かあるだけで、そこは
湿地帯でサルが棲んでいるような場所。

山を切り崩したり、入江や湾を埋め立て
しないと使いずらい土地。でも、そこに
は東の大坂のような地層があった。

お茶の水は人工の渓谷だった

ところで、物事には、逆らって良い時と
悪い時があります。家康さん、北条攻め
の時、秀吉に『三河を捨てよ。その代わ
りに江戸をやろう。』と言われた。

三河の家臣たちは怒りましたが、家康は
江戸から天下統一を成し遂げよう、と
家臣をなだめました。

一から町を作ろうとするには昔のこと
だからホウビなんかで釣らないとヒトは
動きません。

ホウビで釣った天下のもろさは、足利の
天下がなぜ、あのように早く乱れたかを
見ればワカル。足利は重臣までもホウビ
で釣って、物欲に従う集団を作った。
で、国盗り合戦をするようになり、
下剋上の戦国時代に突入しました。

徳川家康

まあ、家康さんは歴史の本をよく読ん
たから、ホウビで動く家臣はいらん!
と。ホウビはやらんが力のある者には力
を伸ばせる舞台を与えた。

江戸へ入ったら、それぞれ力を出して
みよ!仕事は無限じゃ!、って感じ。
家臣の不満を希望にすり替えた。

日比谷入江(現東京駅は海の底)

その江戸ですが、ちょっと古い資料
見ていたら現東京駅は日比谷入江と書い
てありました。つまり、昔、東京駅は
海の底だったノダ。

 

北朝鮮のミサイルは日本に落ちてはイケナイ

北朝鮮のミサイル

以前、まるやまファミリー歯科出勤前の
午前7時50分頃、Jアラートが鳴り響
きました。『北朝鮮が北海道に向けて
ミサイルを発射しました。頑丈な建物の
中に入って下さい。』ああ、またか。

北朝鮮のロケットは津軽海峡の上空を
通過しているワケです。できるだけ日本
の領海に落とさないように配慮していま
す。

弾頭に衛星を積めばロケット
爆弾を積めばミサイル。
ロケットとミサイルは基本、同じモノ。

だいたい、実験で日本の領海に落ちたら
イミないんですよ。落ちたら、北朝鮮は
ケシカラン!攻めろ!攻めろ!という
ことになる。

考えてみたら、北朝鮮はアメリカに、
いつでもミサイルを撃てるぞ!撃てるぞ
!という風にして対等に外交を行うとか
、金王朝の安定か何かが目的なんでしょ
うけど、そう考えると、日本に落ちて
くるワケがない。

政府はJアラートを出さなかったら、
出さなかったで、一人でもケガしたら、
何でJアラート出さなかったんだよ、
とブツブツ文句言われるし、
まあツラい所です。

 

 

子供は元気でさえあればいい

親孝行(イメージ)

昔の話です。ワタクシの両親は私が地元
広島で開業することを望んでおり、小さ
な物件を購入していました。しかし結局
ワタクシは札幌で開業しました。
親の気持ちを踏みにじってしまった。
本当に申し訳なかった。せめて、この地
で開業するなら、実家の親に元気にして
いる姿を見せる必要がありました。

どのようにしたらいいか考えた。札幌の
存在を示すものは何かを考えたらNHK
の天気予報。札幌のテレビ塔から大通
公園を映した映像を思いついた。毎日、
全国放送されています。そうだ、この
映像の中に入ろう。

大通公園

今、住んでいる場所も職場もこの場面の
中に入っています。両親は『札幌はもう
雪が降ったんじゃねえ。』とか『札幌は
緑がキレイじゃねえ。』とか電話口で
よく言っていた。実家を飛び出して行っ
たせめてものワタクシの親孝行。

こんなもんじゃあ、もちろん足りないけ
れど。元気にしていますよ、いう姿を見
せるのも親孝行のひとつかなあ。
子供を持つと色々,欲は出ますが、最終
的には子供の決めた道を応援してやろう
と思いますもの。

『行ってきま~す!』

そういえば、両親がなくなった後、人伝
えに聞いたんですけど、○成は『行って
きま~す!』と元気よく出て行ったのは
いいんだけどねえ、『ただいま!』が
無かった、と。

『・・・・・』

 

腎臓は捨てる臓器から取り戻す臓器へ変貌した

人の腎臓

腎臓の一番の仕事はオシッコをつくる
コト。カラダの中で不要になった老廃物
を水に溶かして捨てるお仕事。でも他に
水も塩も取り戻すという仕事もしている
んですよ。

4億年前、生命が海から陸へ進出すると
いう大イベントが開催されました。その
時、海の環境を陸へ持って来たんです。

ワレワレの祖先がサカナの時代はカラダ
の中に出来た老廃物を周りにある海水、
つまり水と塩をたくさん使って、押し流
していました。

水と塩で老廃物を流す(オガワメモ)

水の中にいる時には塩や水分を一生ケン
メイ確保する必要がありません。周りに
たくさんあるから。だけど、陸上に上が
るとなったら水分や塩を保たないと、
あっと言う間に脱水してしまう。
そこで腎臓が頑張った。塩や水を再吸収
する能力を身に着けたのだ。

陸上では塩と水は貴重品。特に塩は多く
の生物が岩塩を見つけて舐めるほど苦労
して手に入れています。

『敵に塩を送る』って言葉がありますが
アレ、戦国時代に塩の供給が閉ざされた
甲斐の武田信玄の元に、『塩が無くて
困ってるんだろう、塩やるよ。また、
戦おうぜ!』とライバルの上杉謙信が
貴重な塩を送ってくれた話。

イヌがペロペロご主人様の顔や肌を舐め
ますが、アレ、愛情表現だと思っていま
したが、もしかして肌の上にある塩を
舐めているのか。

腎臓は水や塩を逃さないように頑張った

ワレワレの細胞は効率的な栄養素を取り
入れる為に塩を利用しています。栄養素
と塩があわさると細胞ってのは次々と
栄養素を取り込むことが出来ます。
この為、腎臓は有り余る塩を捨てる臓器
から取り戻す臓器に変貌したんです。

海にいる時は腎臓って、ろ過して捨てる
臓器。陸へ上がると、ろ過してまたそれ
を回収するなど、まあ二段階の手間を
かけるようになったというコトだ。

海から陸に上がり腎臓は頑張った

塩の摂り過ぎがカラダに良くないコトは
今や常識ですが、実は腎臓が頑張りすぎ
ているからなんです。

一粒たりとも塩分を逃すまい!とネ。

 

 

 

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