今年の夏は、例年に比べて暑いと思い
ます。
そんな時は、頭の中を涼しくするに限り
ます。
寒いと言えば南極と北極。
南極は氷の大陸。
北極は南極とは違い、北極大陸というの
はありません。
北極圏は3分の2が海。
北極の平均気温はマイナス18℃、南極は
マイナス50℃。
こんなことを昔、地理で学んだ覚えが
ある。
ところで、何で南極の方が圧倒的に寒い
のかというと、一つは標高の違いデス。
北極は大部分が海で、海に浮かぶ。
海氷は最大で厚さ10メートルしかない。
でも南極は、大部分を占める部分を氷床
が覆っています。
氷床の厚さは平均1850メートル、最大で
4776メートルというから、富士山よりも
厚いのだ。
だから南極の標高は高く、気温も北極よ
りもぐっと低くなる。
しかも、南極の氷は地球上の90%を占め
る量。
南極が寒いもう一つの理由ってのがあっ
て、それが海流。
北極は赤道からの暖かい海流が流れ込む
のに、南極はそのまわりに南極還流とい
う海流があって、これがまわりの暖かい
海流を跳ね返してしまうんです。
不思議なもので、頭の中をちょっと変え
てやるだけで、暑いものも寒く感じてき
ます。
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