孫氏の兵法「離間の計」

 

先日、台湾へ日本が親切でアストラゼネ
カ製のワクチンを提供しました。

そのワクチンを接種した台湾人が、4日
間で36人死亡したという記事が出ました。

ホントかどうかわかりません。
ある分売家の記事だそうです。

ここ10年間で日台は、ますます友好関係
が深まっています。

この記事は日台関係を悪化させたいのか
なぁと疑ってしまう。

今はラーメン国(仮名)とカナダ南国
(仮名)が台湾のことでもめてるし、日
本とカナダ南国はお友達だからラーメン
国がひがんじゃってるのかなぁ。

この記事を見て最初に思いついたのが、
孫氏の兵法。

その中に、「離間の計」」ってのが
あります。

すなわち、親しきものを仲たがいさせる
一番の方法は、そのどちらかに疑心暗鬼
になる情報をもたらすこと。

ちなみに、疑心暗鬼って、一度疑い始め
ると何でもないことまで疑問や不安を
感じるようになること。

昔からある、古代ラーメン国の兵法の
一つデス。

クマが元町付近に出た!

後ろに見える白いのが、ツドーム(新聞より)

 

先日、札幌の元町付近にクマが出ました。

この場所、ワタクシ用事があって毎週
行っているところ。

確かに静寂な住宅街で、これといった
大きなグリーンはありません。

クマの経路を確認したところ、石狩川の
ある当別町の山奥の方から豊平川や水路
を経て、元町のある東区に進入してきた
らしい。

フンをたどったら、そういうルートに
なった。

クマの進出ルート(新聞より)

 

熊名人によると、熊って2才までは母熊
と一緒に行動して、母さん熊に「ココか
ら先は恐ろしい人間のいる場所だから、
近づいちゃあダメよ!」としつけられる。

娘熊はずっと母熊と一緒に行動するから
いいのですが、息子熊は2才になったら
独り立ちして自分で生活します。

そこでちょっと好奇心の強い息子熊は、
「母さんはココから先は恐ろしい人間が
住んでるというけど、ホントかなぁ?」
と思って、興味津々、人間の生活圏に
入っていく。それも、ヒトの寝静まった
真夜中に。

だから、ヒトとオス熊の不幸な出会いは
だいたい暗い時に起こる。

トップの写真は、白いツドームに向かっ
て歩いているクマです。

もしかしたらこのクマ、「ヤバイ!明る
くなっちまった。怖い人間が追いかけて
くる。母さんの言ったとおりだ。ここに
来るんじゃなかった。早く山へ帰ろう」
と思って顔を上げたら、そこに白い雪山
が見えるじゃありませんか。

「ラッキー、早くあの雪山へ急ごう」と
向かった先は、雪山じゃあなくて、残念
ながら人間の造った多目的施設、白い屋
根のツドームでした。

とワタクシ、この1枚の写真から勝手に
そんなストーリーを想像しました。

 

息の中には水蒸気が含まれています。

デンタルミラー

 

歯科治療をする時、デンタルミラーを
使って口の中の見えない部分を見るわけ
ですが、その時に1つだけ困ったことが
起こります。

デンタルミラーが曇るのです。

そこでミラーを少し暖めてやると、曇ら
ずに鮮明に映ります。

しかし冷えてくるとまた曇る。

鏡に息を吹きかければ曇るのですが、
これは息にたくさんの水蒸気が含まれて
いるからです。

この水蒸気は実は口腔、鼻腔、のど、
気管、肺の粘膜から出ています。

まぁ、カラダの中から熱を出していると
いうこと。

イヌは汗をかかないカラダのしくみなの
で、口を開けて舌をベローンと出して、
熱を出しています。

ハアハア息して、水蒸気も出します。
体温調節です。

もしイヌがコロナにかかってしまったら
どうするんだろう。

他に移さないようにマスクしたら、きっ
とイヌはカラダの中に熱がこもって伸び
てしまう。

世界中の人は今コロナでマスクをしてい
ますが、マスクは吐く息の勢いを抑えて
しまいます。

マスクをすることで体調を崩す人が出て
くるかもしれません。

「師を見るな。師の見ているものを見よ」

師匠と弟子

 

大学の医局員をやっていた頃、うちの
医局は、歯周病と根の治療という何とも
地味な講座で、実は一番大切なところを
担当していると私は思っているのですが
、卒後、新人の時はベテランの先生や
教授、准教授のもとで治療するワケです。

大学病院では時間の許す限り、治療やオ
ペを張りついて見ていました。

ベテランの先生は「しっかり見ておけ」
と言うばかり。

訊いたら答えてくれる。
訊かなかったら何も教えてくれない。

大学の先生たちは忙しいのだ。
研究・臨床・学生教育に。

うちの医局の講座には当時、第1研究室
~第4研究室というのがあって、それぞ
れ8人ずつ机が与えられる。

新人とか2年目の先生には机があたらな
い。

仕方ないから、廊下にロッカーだけ与え
られてそこに自分のものをしまう。

普段自分の机はないもんだから、先生た
ちが帰った後、その机を使わせてもらう
こともあった。

ワタクシが興味があったのは、ベテラン
の先生たちがどんな本を読んでいるのか
ということ。

そこで時々、コッソリ、机の棚にある本
にパラパラ目を通し、これはイイ本だと
思えばさっそく書店に注文して買って
読んでいました。

今思えば、芸の伝承と同じで、やってた
ことは「師を見るな。師が見ているもの
を見よ」だったのだ。

弟子が師を見ている限り、弟子は今の位
置を動きません。

今の自分を基準にして師の芸を解釈し、
マネすることで終わるなら、きっと芸の
レベルは代が下がるにつれて劣化してし
まう。

現に多くの芸はそうやっていつの間にか
消えてしまいました。

やはり師を見るんじゃなくて師の見てい
る本から学べということか。

つまり、自分の頭を使って考えろという
ことなのです。

もしも万が一ワタクシに弟子がいたとし
たら、教えるものなんて何もないので、
ま、あるとすれば礼儀作法や態度ぐらい
が関の山かなぁと思っていたのですが、
弟子は師が教えなくても勝手に学ぶもの
らしいので、チョット安心しました。

トム&ジェリーDVDボックスを待合室に追加した。

 

先日、イオンのビリッジ・ヴァンガード
で久しぶりにトム&ジェリーのDVDボッ
クスを買いました。

まるやまファミリー歯科では、待合室で
56本のトム&ジェリーの話を字幕無声で
流しています。

今回は新シリーズで、36話追加。

宇宙ステーションの中でメカネコとメカ
ネズミが反乱を起こす「アベコベ時代」
や、ジャズライブでジェリーが華麗な
ドラムを披露する「ロックンロール騒動
」、魔術使いのネズミに催眠術をかけら
れたトムの「魔術師ネズミ」等々、愉快
なお話がいっぱい。

トム&ジェリーのお話って、アメリカの
ベトナム戦争の頃の話だから、ミサイル
とか銃とか戦車とかたくさん出てきます。

アメリカ本土では戦いがなかったため、
武器を大量に輸出して外貨がアメリカに
ザックザック入ってきていた時代。

お金をかけていいお話がいっぱいできま
した。

江戸時代もそうだけど、豊かな時代には
いい作品がたくさん生まれるってわけだ。

子は親の背中を見て育つ。

 

うちのスタッフは、子育てをしながら
よく仕事をやってくれております。

仕事をしながらの雑談に、よく子育ての
話が出てきます。

「どうしたら勉強してくれるようになる
んでしょうね?」

多分これ、大半の親が悩む永遠のテーマ。

決して、「どうしたらうちの子、勉強ば
かりせずにもっと遊んでくれるんでしょ
うね?」とはならない。

まわりの友達でタバコを吸っているヤツ
がいたら、だいたい家でも親が吸ってい
るんです。

家の中で吸っている姿を見ているから、
自分も吸うようになる。

逆にタバコを吸わない家なら、そんな
発想すら思い浮かばない。

タバコってもんが視界に入らないから、
買って吸うまでには至らない。

ワタクシの親はお酒を飲まないんです。
そういう家で育ったから、大人になって
からも自分から進んでお酒を飲もうとは
思わない。

親が新聞を読んでいたから、一人暮らし
になっても当然新聞をとるもんだと思っ
て、アパートが決まったら早速新聞屋さ
ん電話して、明日から持ってきてくれる
ように頼む。

まぁ、親がやっていることには自分も
興味を持ち、自分もやってみようと。

でも親がやっていないと、自分もやろう
とは思いません。

親が「気合だ!気合いだ!」と言ってい
たら子どもも「気合いだ!気合いだ!」
と言うようになる。

何事においても子供は親の背中を見て
育つというのが当てはまると思います。

じゃあ、これが勉強になったらどうか。

親が普段から家で勉強的行動をやってい
たら、子供も勉強するようになるんじゃ
ないかな?

逆に親が何かを見て、「わからんわ、ハ
ハハッ!」ってなってると、子供もこの
くらいでいいんじゃねぇかと思って思考
がそこでストップしてしまう。

そうならないようにするには、子供が
見ている前で、趣味の韓ドラを見るため
に韓国語をしっかり勉強するのもいいし
、好きな料理のレシピを集めてしっかり
調べながらノートを作るのもいい。

子どもの前で。
もう、シンプル。

親が「勉強しなさい」と100回言うより
も、ずっと効果がある。

お互い嫌な思いをせずに済むし。
もう、これに尽きる。

親がやらないと、「うちの親はやらない。
でも子供にはやれ!これ、どういうこと
?」と子供は思ってしまう。

家の中に、自分の趣味でもなんでもいい
から、親が楽しそうに勉強的行動をする
環境をつくる。

そしてそれが当たり前の風景になる。
やっぱりこれが1番かなぁと思います。

ワクチンの副反応は、女性の方が男性よりも強い。

 

先日、うちのスタッフが新型コロナワク
チンを打ちました。

約半数がちょっとしたケンタイ感があっ
たとか。

でも寝て起きたら治っていた、とみんな
口をそろえて言う。

ワクチンの副反応は、女性の方が男性よ
りも出やすいようデス。

女性はもともと男性よりも免疫反応が
強いようで、これはいろんな感染症に対
して強い免疫力がある分、ワクチンでは
副反応が起きやすくなるということ。

強い相手と戦うには、まずカラダをいじ
めて、強いカラダを作らねばなりません。

インフルエンザワクチンでも、女性の方
が副反応が起きやすいことがわかってい
ます。

女性の方がワクチンによって強い免疫が
備わることもわかっています。

まぁ、母親は子どもを育てるため、簡単
には死ねない。

父親は死んでも子は育つといいます。

やはり女性の方が免疫力が強くないと
困ります。

どおりで平均寿命が、女性の方が男性よ
りも5年も6年も長いわけだ。

もともと女性の方が免疫反応が強いから
、今回の新型コロナワクチンを打っても
副反応が起きやすく、その分、ウイルス
への免疫力も大きいのだ。

調べてみたら、どうやら女性ホルモン中
のエストロゲンに、抗体を探しに行って
くれるT細胞の反応を高めてくれる働き
があるそうです。

副反応が女性の方が強いのにはもう一つ
説があって、それが染色体の問題。

女性の染色体はXX、男性はXY。

X染色体上に、自然免疫とよばれる免疫
反応を起こす遺伝子がある。

もしかしたら、これが女性の方が免疫
反応が強くなる原因かも・・・。

まだまだ研究段階デス。

子どもは大人よりも優れている。

 

先日、サッカーの日本代表対U-24オリン
ピック日本代表が試合をしていました。

結果は、兄貴分の日本代表が3-0で勝ち
ました。

それを見て、「確かに今はそうだけど」
と思いました。

コレは、大人と子どもの関係に似ている
と思う。

ほとんどの大人は、何となく「大人は子
どもより優れている」と思っています。

また、「親は子どもより優れている」と
思っています。

まぁ確かに、大人は子どもよりカラダが
でかいし、人生の経験や知識は豊富。

また、仕事してお金稼いで生活する力は
子どもにはなく、子供は親がいないと
生きていけません。

But、好奇心、感受性、集中力、吸収力、
記憶力、ひらめき、柔軟性、可能性など
は、大人よりも子供の方がはるかに優れ
ている。

例えば海外に移住した家族がその土地で
順応していく速さは、年の若い順。

言葉も、長いこと英語やってきたハズの
親が、たいして勉強したことのないハズ
の子どもにあっさり負けてしまいます。

多分大人は、これまで長年住んできた社
会に適応していくために、すべての能力
をそこにつぎ込む。

だから新しい社会に適応する余力がもう
残ってない。
まぁ、ヒモが伸びきっちゃった。

会社で仕事の鬼と呼ばれていた有能な人
が退職して、「えっ!あんなに仕事でき
た人なのに、なんで?」ということにな
る。

1つのことをやり過ぎた大人が優れてい
るというのも、それまで生きてきた世界
の中だけ。

その他の世界へ行けばそうはいきません。

その他の世界、例えばコロナ後の世界に
行けば、今の小学生の方がよっぽど優れ
ているのだ。

劣化した大人は、優れた若者に訊かなけ
ればなりません。

子どもが親よりも劣っていれば、巡り巡
って人は進化を逆行してだんだんサルに
近づいていきますもの。

プロ棋士の直感は、古い脳でつくられる。

大脳基底核

 

歯の治療をしている時に、咬むと痛い、
レントゲンを撮ると何も疑わしいモノは
写っていない、ポケットもない、でも
患者さんは痛いと言う。

そんな時、直感が働く。
「割れてるかも」。

冠を除去して実際目で見てみると、やは
り割れていた。

レントゲンでも頬舌的な方向からヒビが
入っていると、レントゲンには写りませ
ん。

そんな時、消去法で“キレツ”が上がって
くる。

まぁ、直感のようなものです。

先日、将棋の田中寅彦九段と理化学研究
所で脳の研究をしている田中啓治さんが
こんな話をしていました。

思考というのはフツー、大脳皮質で働く。

でもプロの棋士の場合はまず脳の深い所
にある大脳基底に浮かんできて、例えば
「8六銀」、「7王歩」、「3六銀」、
「6五金」などの手から厳選された「3
六銀」だけが選ばれて、それが大脳皮質
に上がってくる。

で、それを打つ。

それを直感というらしいのですが、7割
は正しいらしい。

ちなみに、大脳基底核って、昔々のカン
ブリア紀に生物に備わっていた古い脳。
いちばん最適な行動を選択します。

田中九段がこんなことを言っていた。

棋士の感性から言わせてもらうと、アマ
チュアの方は算数をやっているような感
じ。

プロは音楽か美術をやっているような感
覚があって、次の一手に行きつく。

で、プロの棋士は毎回正解を思いついて
しまう。

寅さんの話はまだまだ続く。

子どもの頃から詰め将棋をやっていて、
盤面をまず見てパッと目をつぶる。

回数を重ねると、詰む手が気持ちよく
なる。

正解に近い手は気持ちのよい手。
詰まない手は、気持ちが悪い手。

直感力って、脳の深い所にある大脳基底
核といわれる部位、まさかそこが活動し
ているとは思わなかった。

消費って、みんなが適当に小銭を持っている時がいちばん活発。

富裕層1

 

新型コロナ流行の去年6月頃、1人10万
円の給付金が国から出ると、皆さん大喜
びでした。

うちのスタッフも、これで何買おうと
その話で持ちきりでした。
もちろんワタクシも大喜び。

「トルクダウン理論」というのがあって
、コレは一部の金持ちが大儲けしたらそ
の人たちがフェラーリ買ったりロレック
ス買ったり新しい酒場でシャンペン飲ん
だりし、そのお金がまわりに回って下々
にまでお金が行き渡り、みんなリッチに
なるって話です。

でも、アメリカのウォール街の人みたい
に5億ドルとかいう個人資産を持ってい
ても、カラダには限界があるので、家は
100軒もいらないし、着るものも1万着
もいらないし、クルマも1000台もいり
ません。

それに、胃袋の大きさは決まっているの
で食べる量は前とたいして変わらない。

すると一部の人がお金を持ってても、
消費はしぼんじゃう。

富裕層2

 

「選択と集中」でアメリカは一握りの超
富裕層に富が集中したけど、彼らは何も
買わないのです。

やはり消費って、みんなが適当に小銭を
持っている時がいちばん活発。

格差が拡がっちゃうとダメになると思う。

「一億総中流」と言われてた頃、皆さん
、いらないものでもどんどん買っていま
したもんね。

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