どうしてロシア兵はウクライナ人を虐殺するのか?

マリウポリ、ブチャ市民虐殺

 

ロシアとウクライナの争いで、「何で
ロシア兵はウクライナの民間人をあんな
にいとも簡単に虐殺できるのだろう?」
と思っていたのですが、ある人がこんな
話をしていました。

倫理的に正しい、正しくないという次元
の話ではなくて、もっと深かった。

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初期のロシア兵って、徴兵されているよ
うな若者でした。ロシアの地方で中学く
らいまでしか教育を受けてなくて、全然
お金持ってなくて、食い物もない。

で、兵隊になれば飯も食えるし、10万円
位給料も出るっていう理由で兵隊になっ
た。

そういう人たちだから、最初は消極的だ
ったんです。

で、その後、占領した後にNSB(国家公
安部)といわれる、ロシア内でいうと割
とベテランのオッサンたちが現れて、ウ
クライナ人を虐殺し始めた。
命令でやっているだダケなんですけど。

ベテランの人達が何で虐殺するかって話
ですけど、ウクライナの人達って、ロシ
アの戦車が来たら、一般の人たちが火炎
瓶を投げたりとか、一般の人の恰好をし
って銃を持ったウクライナ兵がロシア兵
を撃ったりする。

たぶんロシア側からすると、いったい誰
が敵なのかわからないんですよ。なので
敵っぽいヤツらを見つけたら、早めに〇
さないと自分が〇されてしまう。

老人とか子供とかだったらまぁ銃を撃っ
てくることはないけど、ある程度の年齢
の人って、基本的にウクライナは徴兵制
なので、シンプルに銃を撃つ能力がある
んですよ。

なので、〇した方がオレたち死ななくて
済むよねって考える。

拷問も、どこに兵隊がいて、どこに武器
があるのか、拷問でもして答えさせない
と、自分たちの命が危ないと考える。

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まぁ、そんな話。

そういえば昔、ベトナム戦争で、ベトナ
ム人が一般市民のフリして実は兵隊なん
ですけど、彼らがアメリカ兵を撃ってき
て、アメリカは勝てなかった。

そこでアメリカは「動くものは敵兵であ
ろうと無関係の民間人であろうと、全て
〇して構わない」という作戦をとった。

だから市街戦になると、民間人に見える
人でも男性は〇した方が安全だよねって
話になるワケだ。

だって自分の命は1つしかないんだし、
要は怖いんですよ、相手が。

戦国大名の中で、友達になりたいのなら何たって〝細川藤孝”。

明智光秀&細川藤孝

 

知人に京都の丹後地方出身の人がいて、
「うちは田舎町で、有名話といえば、
戦国時代に細川ガラシャが逃れてきた
場所ということくらいかな。小学生の頃、
道徳の時間に細川家の授業があったのを
覚えてる。」と言っていた。

細川ガラシャって、明智光秀の娘、その
ムコさんは細川藤孝の息子。

つまり、光秀と藤孝は親戚デス。

もし、「戦国大名の中で一番友達になり
たいのって誰?」って聞かれたら、ワタ
クシ、一も二もなく細川藤孝をあげます。

だって、細川藤孝のまわりは歴史の宝庫
なんだもん。

18代目当主は、元総理大臣の細川護熙
さん。

若い頃、室町幕府の最後の将軍、足利義
昭に仕えていたし、その後天下をとった
信長にも仕えていた。

明智光秀とは友達だし、秀吉とも通じて
いて、また茶人の千利休とも友達だった。

あと、徳川家康にも晩年仕えていたし、
何たって当時の天皇の正親町(おうぎま
ち)天皇にも仕えておりましたから。

で、もし聞くとしたら、やはりあの話題
、“本能寺の変の真相”。

「ねぇねぇ、藤孝さん、本能寺の変って
いまだに謎なんだけど、実際どうだった
の?明智光秀から本能寺の変の後、手紙
来たでしょ。2通目、3通目は見つかっ
てみんな知っているんだけど、1通目に
は何て書いてあったの?何で光秀は信長
を討とうとしたの?ねぇ、何で、何で?

ほ乳類には横隔膜がありますが、大半のハ虫類にはありません。

オガワメモ① ヒトの横隔膜

 

歯科ユニットをお正月に取り替えたので
すが、その時業者さんにおもしろい話を
聞きました。

「ドイツ製の歯科ユニットの中身は、電
気系統と給排水管系統がきっちり分けら
れています。でも日本製の歯科ユニット
の中身は、よく見ると電気系統も給排水
管系統もゴチャゴチャに混ざっています」

その話を聞いて、それってほ乳類のカラ
ダの中とハ虫類のカラダの中の違いにそ
っくりじゃん、と気づきました。

実はほ乳類だけが持つ膜があるんです。

それが、横隔膜。
何がスゴイかというと、カラダの中の
空間を胸と膜の2つに分けたということ。

横隔膜は筋肉でできた、厚さ数ミリの膜。
肺と心臓のある空間とその下とを仕切っ
ている横隔膜は、内臓の上に張り付いた。

それは呼吸の効率化に有効。

腹筋と共に収縮して下がることで、肺に
空気が入るのをサポートしてくれます。

実はこの横隔膜があることで、ほ乳類は
呼吸しながら全力疾走できる。

例えば、チーター。

オガワメモ② チーター

 

カラダの中で横隔膜があるのは図の部分
で、肺を独立させることで、カラダを激
しく動かしてもしっかり呼吸できるよう
になっている。

それに対して、ハ虫類は横隔膜を持たな
いので、カラダを動かせば内臓も動いて
肺を圧迫するため、呼吸がうまくできな
い。

すばやく動いたとしてもすぐ止まる。
そこで一服。

呼吸をするハ虫類のトカゲやワニを見た
らすぐわかる。

長いキョリを走り切ることができないの
だ。

柔らかくなった膜がミトコンドリアを取り込んだ。

大腸菌

 

膜の話デス。

40億年前に生命が誕生したのですが、
その頃の単細胞生物は外側に硬い膜
(細胞壁)を持っていて、内側に柔ら
かい膜(細胞膜)を持っていました。

例えば、今もまだいる大腸菌は、原始の
姿に似ています。

外側に硬い膜を持っているのは、大切な
生命の設計図(DNA)がハダカのまま
おさまっていて、コレを守るためでした。

20億年位前に大きな事件が起きて、単細
胞はそれに耐えるために大きな進化を遂
げました。

実は、硬い皮を柔らかくしたんです。

シアノバクテリアという光合成を行う
バクテリアがいるんですが、このバクテ
リア、太陽のエネルギーを使って酸素を
出すんです。

そして、このシアノバクテリアが大繁栄
して、海の中の酸素濃度が上がりました。

それは彼らにとってはイイこと。

でも、当時の生物にとって酸素は毒。
酸化は非常にキケンなこと。

そんな中、たまたま柔らかい細胞膜を
持っていた私たちの祖先に、ある偶然
が起きました。

酸素呼吸を行うアルファプロテオバクテ
リアというのがいて、そういうものを、
柔らかい膜を持つ祖先の細胞がたまたま
取り込んだ。

すると、酸素呼吸をしちゃって危険な
酸素をカラダの外に追い出しちゃった。

「こりゃあ、いい!」

で、ある時、細胞の外で暮らしていた別
の生き物のミトコンドリアがワレワレの
祖先の細胞の中に偶然入ってきた。

ミトコンドリア

 

ミトコンドリアの得意技は、酸素を糖と
一緒に取り込んでエネルギーを作り出す
こと。

「コレ、使えるんじゃねぇか?」

ワレワレの祖先の細胞は、危険な酸素を
処理してくれる上にエネルギーを作り出
してくれるこのミトコンドリアを、祖先
の細胞の中にしまい込んでしまいました。

ワタシたちの祖先のピンチを救った膜の
柔らかさが、酸素という毒を利用するこ
とで進化の大転換を可能にしたのです。

ジャイアンは国に例えたら、アメリカ。

藤子F不二雄・藤子不二雄A

 

漫画家の藤子不二雄Aさんが亡くなりま
した。

ワレワレの世代は、「怪物くん」とか
「オバケのQ太郎」のテレビアニメで
お世話になりました。

26年前に亡くなった藤子F不二雄さんは
、「ドラえもん」や「パーマン」などで
お世話になった。

私はどちらかというと、藤子F不二雄さん
の作風の方が好きでした。

まるやまファミリー歯科では、小学生の
歯科検診とか治療中、Fさんの「ドラえ
もん」のDVDをかけています。

ところで、これはワタクシだけそう思っ
ているのかもしれませんが、ジャイアン
は攻撃してくるし、カラダでかいし、何
というか、国に例えたらアメリカ。

ジャイアン

 

スネ夫はジャイアンの陰に隠れていて、
イジイジ、スネスネ、小さな声で「そう
だ、そうだ」とささやいている。

国に例えたら日本、という気がします。

何たって、ジャイアンは「巨太郎」とか
「巨一郎」とかの日本名じゃなくて、
ジャイアントを思わせるカタカナ名「ジ
ャイアン」なので、やはりアメリカだ。

海賊が眼帯をしているのは・・・

海賊

 

明るい所から急に暗い所に入ると、最初
は何も見えないのに、徐々にモノが見え
るようになります。

30分くらいもかかる。

逆に、暗い所から急に明るい所に出ると
最初はまぶしくてモノが見えづらいので
すが、徐々にフツーに見えるようになる。

約5分くらいです。

視覚細胞には、わずかな光でも捉えられ
るため、主に暗い場所の視力を生み出す
桿体細胞と、明るい場所で色や形を認識
できる錐体細胞というのがあって、明る
い所→暗い所は錐体細胞か桿体細胞にゆ
っくり切り替わるので、時間がかかる。

どうやらそれを、暗順応と言うらしい。

逆に暗い所→明るい所では、桿体から
錐体に早く切り替わるので、5分でOK。

それを明順応と言うらしい。

そういう話を知って、ワタクシ、アニメ
や映画で出てくるあの海賊が決まって
片目に眼帯しているのは、暗順応を維持
するのが目的なのか?と思いました。
(今までは、かわいそうに片目を切られ
たんだなと思っていた)

つまり、海の上で明るい甲板から暗い船
倉に入った時、眼帯をずらすだけで中の
様子がわかるのだ。

明るい場所で作業している最中に突然
戦闘が始まっても、暗順応が生きている
片目を使えれば困ることはない。

もしこれが真実なら、目の特性を生かし
た、海賊のスーパースペシャルテクニッ
クだ。

目の周りがパンダになった時。

パンダ

 

以前、雪道で油断して転んで、おでこを
打撲してタンコブができて、おまけに上
の前歯をぶつけて上口唇も裂けて出血し
て、あわてて歯医者に来たという患者さ
んがおられました。

歯の領域では、レントゲンを撮って確認。

上口唇などの表面の傷はそのうち治る。
ちょっとした歯の脱臼も放っておけば
治る。

たまに歯ズイが死んで感染して、という
ことはありますが、その時には抗生物質
を出すこともあります。

普段は、経過観察。

ホントに怖いのは、「頭蓋骨の中」の
出血。

今検査して頭の中に出血がなくても、後
にジワジワと出血することがあるからで
す。

歯医者よりも先ず医者にかかった方が
いい。
歯医者はその次。

で、「おでこにタンコブができて、翌日
目の周りがパンダのように紫になった!
もしかして目も打撲したかも」と心配な
さる方もいます。

タンコブっていうのは、打撲後に頭皮の
中の細い血管が破れて、血液が溜まった
状態。

で、頭蓋骨が頭皮の下にあるから、溜ま
った血液が内側に広がらずに外側に広が
って、ヒフが膨らんでこれがタンコブに
なる。

また、パンダの目になるのは、皮フの下
に溜まった血液が移動して起こる現象で
、珍しいものではありません。

オデコにあった血液が重力によって下に
下りて来たダケ。

フツーは自然に色が薄くなり、そのうち
吸収されて治ります。

盲点に入った瞬間がわかった。

図1

 

網膜、まぁ、カメラに例えるとフィルム
部分ですが、そこには視細胞と呼ばれる
細胞がギッシリ並んでいます。

この細胞が光の刺激を信号に変えて、神
経を通して脳に伝えるんです。

ワレワレはそのようにしてモノを見てい
る。

視神経は網膜全体に広がっているんです
が、一か所だけ視神経が全くナイ点が
あります。

そこが盲点と呼ばれる場所。

そこだけ視神経乳頭が網膜を突き破って
いますから。

うちのスタッフと雑談している時、「盲
点」の話になりました。

「『盲点』見たことある?」
「盲点って見えるんですか?」
「見えないけど、そこが盲点というのは
ワカル」
「見てみたい♡」

というので、実験することになりました。

白い紙に5㎝位間隔をあけて、+と●の
印をつける。

図2

 

で、左目を閉じて「+」に視点を固定した
まま、「●」を視野の端にとらえながら、
ゆっくり顔を白い紙に近づける。

すると、ある一点で「●」が見えなくなり
ます。

「●」が盲点に入った瞬間です。

もっと近づけると、再び「●」が出て
くる。

まるで月が雲に隠れて、そのうちまた出
てくる感じだ。

「おもしろい!」とスタッフが言うもん
だから、他のスタッフにも試してみた。

みんな面白がってくれました。
何か新鮮。

歯の話だけじゃなくて、鼻の話とか耳の
話でもしてみようか。

じゃあまず手始めに、「歯医者の領域と
耳鼻咽喉科の領域の共通点は、いったい
どこかな?」

「奥がノド」

こんなんどうでしょう?

目と鼻はつながっています。

オガワメモ(目と鼻)

 

涙を流すと同時に鼻水も出てくるのは、
ご存知のとおり。

実は、目と鼻もつながっているんです。
鼻涙管という細い管で。

鼻をかむ時の鼻水は何かネバネバしてい
るのに、泣いたときに鼻から出てくる鼻
水はなぜかサラサラ。

何でかと言うと、まぶたの上に涙腺とい
うのがあって、そこでつくられた涙は、
目の表面を濡らして、目頭のところにあ
る出口から目の外に出ていく。

そして、その後「涙のう」という袋と
鼻涙管という細い管を通って鼻腔に流れ
込んでいき、知らない間にノドに流れ込
んで飲み込んでいます。

だから、涙が出るのは、嬉しい時や悲し
い時、目にゴミが入った時だけではあり
ません。

普段から少しずつ分泌されていて、目の
表面を濡らしているんです。

まぁ、ワレワレがこれに気づかないのは
、涙がいつも少しずつ鼻腔に排出されて
いるから。

泣いたときに涙が目からこぼれるのは、
涙の分泌の量が一定時間に排出できる量
を超えちゃうから。

まぁ、バケツの中にいつもより多めに
蛇口を回すと、あっという間に水があふ
れ出てしまうでしょ。

それが、涙。

口と鼻と耳と目は全部つながっています。

オガワメモ(口・鼻・耳・目)

 

口と鼻と耳と目は、全部つながっている
んです。

口の奥と鼻の奥はどちらも「のど」だか
ら、鼻の奥の方から鼻血が出ると、のど
に垂れ込んで、口から血が出てくること
があります。

また、気づかないうちに鼻水がのどの奥
から気管に流れ込んで、慢性的な咳の原
因になることがあります。

コレ、耳鼻科でよく診断される「後鼻漏
」。

まぁ、カラダの構造上、鼻水がガンコな
咳を引き起こすことがあるんです。

鼻と耳もつながっています。

耳の中に鼓膜があって、その奥が鼓室で
、そこから鼻腔に向かって耳管という細
い管が伸びています。

例えば、ヒコーキが急に上昇する時や、
エレベーターで高層ビルに昇った時に
耳が「キーン」となって、何か塞がった
ような変な感じになります。

コレ、外界と耳の中の気圧に差が生じて
いるから。

で、ツバを飲み込んだりあくびをしたり
すると、ふだん閉じている耳管が開いて
空気が鼓室に出入りする。

で、外気圧と耳の中の気圧が等しくなっ
て、鼓膜の位置が元に戻る。

だから、耳のキーンが治る。

あと、鼻と目がつながってる話。
長くなりそうなので、明日にまわします。

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