今日は、歯じゃなくて美人の目の話です。
江戸美人の目は横幅を要求されました
が、パッチリ縦に開いている必要はあり
ませんでした。
ところが明治になって、鎖国が終わって
西洋の美人写真が入るようになると、日
本でもなんと、目の面積が大きいのが美
人ということになりました。
ここで天才医師が現れる。
内田孝蔵という医師。
この人、ドイツに留学して、当時世界
最高の外科学に触れた。
そしてたまたまこの男が関東大震災(大
正12年)に遭う。
顔面ヤケドの患者の皮ふの引きつりを
メスで治療するうちに、なんと、テクニ
ックが向上。
そして、目頭をWやZ字状に切開して
目を大きくする美容整形法を確立。
で、この先生、「美人の目の数値化」を
試みた。
まず、美人スターの写真集を集めて解析。
一般人の目はタテ(6~9)×ヨコ(24~28)㍉。
美人スターの目は、タテ(11~14)×ヨコ
(32~36)㍉。
美人スターの目は一般人より、なんと
タテ5㍉、ヨコ8㍉も大きかったのです。
ワタクシも物好きなので、目の大きさを
貼り絵に描いて測ってみたら、美人スタ
ーの目の面積は少なくとも一般人の3倍
はあった。
しかし、ワタクシのように目が極細で
ショボく、面積の極めて小さい人には
いい点もある。
目にゴミが入らない、目が疲れない。
うちの奥さんはお目々パッチリで、昔、
「瞳が飛び込んでくる」と言われたら
しい。
ワタクシはきっとないものねだりに違い
ない。
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