
【続きです】
③毒を持つ3つ目の目的は、争いそのも
のを避けるためだ。毒を持つ生物ってや
たらと派手なヤツらが多い。真っ赤とか
真っ青とか。目立ったらかえって狙われ
そうだけど、フツーはそう思う。だけど
この派手さは「ワタシ、毒を持っていま
す!」っていう看板。わざわざ知らせて
おる。食べられる前に知らせる。そのた
めの派手な色だ。一度ひどい目にあった
敵ならば、その色を一目見ただけで、
「やべーヤツだ!」と避けるようになる
。

この派手な真っ青な色は「私、毒を持っています。」っていう看板。わざわざ知らせておる。
ここで面白いのは、この看板にただ乗り
するヤツがいるってことだ。毒がないく
せにいかにも毒があるヤツそっくりに見
た目を化ける。ウソの看板を掲げる。
ハナアブというハエの仲間、アイツがそ
うだ。。針も毒もないくせに、カラダは
黄色と黒の縞模様。ハチそっくりだ。ア
イツは刺さないくせに、刺すぞ!ってい
う怖い顔をしておる。

ハナアブは毒がないくせに、毒があるヤツそっくりに見た目を化ける。ウソの看板を掲げる。
敵はハチだと思って手を出さない。毒な
しでハチの看板だけ借りているズルいヤ
ツだ。ズルいけど賢い。本物のハチが危
険だと知れ渡っていればいるほど、この
ニセ者はよく効く。日本で分かりやすい
本物はスズメバチ。

スズメバチの黄色と黒の縞模様はいかにも「刺すぞ!」っていう警告そのもの。
黄色と黒の縞はいかにも「刺すぞ!」っ
ていう警告そのもの。あの模様一目見た
だけでで、「ヤベーのがいるぞ!」で、
誰も近ずかない。よってハナアブの擬態
大成功!
おしまい