2020年 12月 の投稿一覧

偉人の国では誰もが飛行機になれるのデス。

 

偉人の国ではみんな飛行機になれる

 

 

あきびんごさんという絵本作家がいます。

この人、備後で生まれて安芸で育ったか
ら、あきびんご。

まぁそれはいいとして、その方が『太陽
ママと北風ママ』という本の中で、フツ
ウの人を自動車に、偉人を飛行機に例え
てこんなことを言っていました。

 

◎偉人の常識(飛行機)

 ・社会の中に自分がある
 ・幸福は社会に役立つこと
 ・先憂後楽
 ・森を見て木を見る
 ・先を考えて今を考える
 ・与えるのが好き
 ・弱い者の味方    等々

◎フツウの人の常識(自動車)

 ・自分のために社会がある
 ・できるだけラクをしよう
 ・今しか見ぬ、何も考えぬ
 ・いただくのが好き
 ・寄らば大樹の影   等々

 

考え方がこんなに違えば、違う人間に
なるのは当然。

自分で実験してみたそうです。
その結果、驚くべき発見があった。

それは、狭き門をエラんだ人の中から
一部の人だけが偉人になれるのでは
なく、全員がなれること。

フツウの国では子どもは車につくられ
ますが、偉人の国では子どもは飛行機
につくられます。

フツウの国ではクルマがあたり前なの
ですが、偉人の国では飛行機があたり
前なのです。

才能のあるなしに係わらず、誰もが
飛行機になれるらしいのデス。      

美しいものを見ていると、脳は余分なエネルギーを使わないので疲れない。

診療ユニット前の絵

 

診療ユニットの前にあるグリーンの絵を
見ていると、きれいだなぁと思う。

木の葉っぱとか樹木は何であんな風に
キレイに並んでいるんだろう。

たぶん、あの並び方は単純なハズ。

1本1本の木が最大の日照を受けるよう
に並んでいて、太陽は東から出て西へ
沈む。

太陽が動き続けるので、その間に最大の
お日様を浴びるように木の葉を並べてい
るのだ。

葉っぱが重なれば具合悪いし、葉の大き
さもいろいろ違う。

さらに木も枝も葉も成長する。

もう、何十億年も前から、ずっと同じこ
とをやっている。

葉っぱの並び方が光合成に都合のいいよ
うになっていないなら、コレ、明らかに
生存に不利。

そんな木は昔あったとしても、もう滅び
て今はない。

きっと目の前にある自然の姿が、見事な
「答え」なのだ。

だから美しいと思う。

グリーン拡大写真

 

脳に詳しい人によると、「美しい」と
思うのは、多次元的空間の安定平衡点を
感じているんだトカ。

美しいモノを見ていると、脳は余分な
エネルギーを使う必要がありません。
つまり、脳は疲れない。

確かに、待合室に飾ってあるバイオリン
を何時間見ていても疲れないし、飽きま
せん。

ところで、このグリーンはトリックアー
トなんですが、どこの風景かなぁとよく
思います。

行ったことはないけれど、奈良の春日山
のスギ林にも似た風景があった。

「ビートマス・4人はサンタクロース」

 

NHK FMラジオでこの前の日曜日、夜
9時からディスカバー・ビートルズを
聴いていたら、DJの杉真理氏がクリスマ
スソングにビートルズの楽曲をくっつけ
たCDがあるよ、と言っていました。

続きを聴いていたら、スカンジナビアの
あるバンド(ビートマスといいます)が
ビートルズの曲とクリスマスソングを合
体させて特別に作ったものだという。

4、5曲かかったので、それを聴いて、
コレ、まるやまファミリー歯科の期間限
定のB.G.Mとして使えるんじゃねぇ?と
思い、買ってみようかと。

ローリングストーンズだったら1つの
パターンでローリングストーンズ風クリ
スマスソングだけど、ビートルズの場合
はそれぞれの曲にパターンがあります。

例えば、「プリーズ・プリーズ・ミー風
ジングルベルロック」「エイト・デイズ
・ア・ウィーク風サンタが街にやってく
る」「チケット・ツー・ライド風ホワイ
トクリスマス」「プリーズ・ミスターポ
ストマン風ラストクリスマス」。

そこで、番組の途中ですぐパソコンに
直行。

幸い、うちの奥さんもチビスケもパソコ
ンを使っていない。

全国のビートルズマニアが眠りから覚め
ぬうちに、ヤフオクで「ビートマス・4
人はサンタクロース」というこのCDを
即決。落札しました。

今回はうまくいった。

その後、何もなかったように再びこのラ
ジオコーナーを再聴。

明日朝早く起きてコンビニに行って入金
してこよう。

このパロディクリスマスソング、今週末
くらいまでには届くかなぁ。

何十億年もかけて出した答えが目の前にあります。

イギリスの自然

 

世界の人が一番住みたい国はどこ?
っていうアンケートがあって、1位が
カナダ、2位は日本というデータが最近
出ました。

まぁ、何となく安全で、食いっぱぐれが
ない感じがするからかなぁと思う。

で、日本人が一番住みたい国はどこ?
というアンケートもあって、なんと1位
はイギリスでした。

イギリスのイメージは、自然と都市が
絶妙のバランスがとれてかみあっている
っていう感じです。

BSでも「憧れの国、イングランド特集」
って定期的にプロデューサーが勧めてい
るわけですし・・。

まぁ、自然の中ではヒトが新参者だとい
うのは当たり前の話。

ホモ・サピエンス、つまりワレワレの
祖先はたかだか25万年前にアフリカに
発生しました。

46億年といわれる地球の歴史を1年に
例えるなら、まぁ大晦日の除夜の鐘が
鳴っている頃でしょうか。

ヒトが遅れてきたというのは常識ですが
、遅れてきたヒトが一番エライと思って
いるので、平気で先輩である自然を破カ
イする。

昔はイギリスで産業革命が起こったこと
もあって、森の木を切って蒸気機関の
燃料にしました。

で、その結果、イギリスの丘の上は
ハゲ山に。

イギリスの知識人が「こりゃいかん」と
反省して、丘に木を植えるようになり、
自然をむやみやたらと壊さないようにな
りました。

何十億年もかけて出した答えが、目の前
にある自然、ということがわかったから
です。

よくできているハズです。

遅れてゲームに参加したワレワレは、
まわりをキョロキョロ見渡して、世界は
いったいどうなっているのだろうと世界
のルールを理解しないと、時々大きな
間違いを犯してしまいます。

多分イギリスはそのことにいち早く気が
ついたのでしょう。

だから博物学が発達した。

博物学っ「どうなっているのか知ろう」
という学問ですから、イギリスの風景が
美しいと思うのはきっと、見ていて脳が
余計なエネルギーを使う必要がない、つ
まり疲れないからだ。

美しいものならみんな、喜んで見ます。
そりゃあ、住んでみたくなりますわなぁ。

不織布(ふしょくふ)マスクのこと。

 

昔、カゼ以外にはマスクをすることは
ほとんどありませんでしたが、マスクの
使い方にもいろいろあって、ワタクシ
小さい頃、鼻血がよく出ていたこともあ
り、ティッシュを鼻に詰めてマスクして
いました。

患者さんは、「前歯の『さし歯』がとれ
たんで、マスクしてきたんだよ。先生、
作り直して下さい」と言ってマスクして
来院される。

マスクにもいろいろ種類があって、一番
いいとされるN95マスクは密閉性が強す
ぎて息苦しい。

布マスクは通気性がいいから、感染防止
にはならないし、まぁ、オシャレで感染
が防げたらいいんですが・・・。

ウレタンマスクは耳はそんなに痛くない
けど、花粉用だしなぁ。

でも、息しやすいからウイルスは入って
くるか。

不織布マスクは飛沫が飛び散りにくいけ
ど、長くつけていると息苦しくなります。

特にこの時期、メガネが曇る。
マスクの脇から息が漏れている証拠。

私が子供だった頃の昭和の頃は、布マス
クがフツウでした。

不織布マスクを見ると、「大きいなぁ。
本物のお医者さんみたいだね」という
印象で、フツーの一般人は誰もつけて
いませんでした。

この前倉庫をひっくり返していたら、
20~30年前の不織布の備蓄マスクが
出てきた。

なんと、一層構造で透けていた。
その異名は、「シー・スルー・マスク」。

今ワレワレが使っている医療用は3~4
層構造。

不織布マスクも進化したものだ。

不織布マスクは、一般人が長く着けてい
ると耳が痛くなるらしいけど、ワタクシ
たち医療人は2、30年もつけているので、
耳の痛さなんて「そんなん、昔あったな
ぁ。」とすっかり忘れてしまっている。

それにしても不織布マスクの品薄が解消
されたのは、本当にありがたい。

患者さんを治療する時や人と会う時は
やはり不織布マスクかなぁと思う。

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