2019年 12月 の投稿一覧

サンタさんの塗装をした。

塗装前

塗装後

 

赤色ってのは、感光すると色が落ちやす
いと思う。

南向きの赤い看板なんて、何年も太陽光
で感光すると、色が薄くなります。

北向きなら割と長持ちします。

まるやまファミリー歯科の玄関に飾って
あるブランコサンタさん(電飾)の赤い
色がハゲてきたので、先日、塗装しまし
た。

塗装といっても、極太の赤いマッキーで
塗ったダケ(写真)。

それにしても、何で赤色って色がはげや
すいというか、落ちやすいんでしょう。

そこで、ヤフー知恵袋をチョット覗いて
みました。

それによると、
「赤い色素は紫外線を吸収するので、色
の劣化が激しい。紫外線は波長が短いの
で、持っているエネルギーが大きくて、
顔料の分子結合を壊してしまう。だから
色の劣化が起こる」
ということだ。

だとしたら、日中、忙しく走り回ってい
る消防車は、放っておいたらだんだん色
がハゲてきてピンクっぽくなっていくの
かなぁ。

そういうものだと思う。

元素記号

 

うちのチビスケのコタツの上に、何やら
化学の元素記号を書いた紙が散らかって
いました。

きっと学校で、世界中のモノはすべて
元素や原子でできているってのを学び始
めたのでしょう。

ところで、ある人が「学校で教えられな
かったら、世界が決まった数の元素や原
子でできてると自分で思いついたと思い
ますか?」と訊いたら、自分で思いつい
ただろうと答えた人は一人もいなかった
そうです。

「学校で教わるから、そういうものだと
思う」と答えた。

多分、「そういうものだと思う」のは
日本的な考え方。

欧米の偉い人なら、彼らはアルファベッ
トを組み合わせて言葉を作るほどの民族
だから、「この世の中のものは元素の組
み合わせでできている」と思いつくハズ。

先日、うちの奥さんに「実家の宗教は
何?」って訊かれ、「真〇宗だよ。昔か
らずっとそう。死んだバアさんがそう言
ってた」と答えました。

調べたワケじゃないのに、昔バアさんが
そう言ってたからそういうものだと疑わ
ないなんて、ワタクシも生粋の日本人な
んだなぁと思いました。

 

時間通りに来る。言ったとおりにやる。

 

何かで読んだのですが、外国人に訊いた
日本人の“いいところ”のトップは、
「時間通りに来る」
「言ったとおりにやる」
ことでした。

深く考えたことはありませんでしたが、
確かにそうです。

世界にはそれだけ「時間通りに来ない」
「言ったとおりにやらない」国が多いと
いうことです。

きちんと守ろうとする日本人の特質って
のはスゴイ。

まわりを見ても、うちの奥さんも、うち
のスタッフも、時間通りに来るし、言っ
たとおりにやっています。

だがしかし、周りにただ一人、そうでな
いのもいる。

うちのチビスケだ。

「時間通りに来ない」
「言ったとおりにやらない」

まぁ、子どもだからしょうがないか、そ
のうち周りの連中にエイキョウを受けて
ちゃんとできるようになるだろう、と思
っているうちにドンドン大きくなった。

やはり、“鉄は熱いうちに打て”、だ。

時々、彼は宇宙人じゃないかと思ふ。

2019歯周病学会、そして新教授が決まった。

歯周病学会

新教授にお祝いの言葉を述べる、前々教授

 

土曜日は、昼から北海道歯周病学会に
行ってきました。

今年は発表もそうだけど、うちの同門の
教授が4月に決まったばかりなので、そ
のお祝いも兼ねて祝賀会もありました。

教授になったのは、ワタクシが医局に
入った時の、当時助手だったS谷先生。

ちょくちょく道新に登場してくる。

ワタクシが新人の頃、診療が終わって
医局に残って勉強していると、「〇川、
この本に君の知りたいことが書いてあ
る。読んでみるといいぞ」と言われて、
それらの本を買った覚えがあります。

尋ねなかったら何も教えてくれませんが
、尋ねると、10倍もの考えるヒントが
返ってくる。

そうです。
大学は、教えてもらうところじゃなくて
実は自分で学ぶところ。

教えてもらって答えが出るのは、高校
まで。

それにしても、大学の教授はうちのOB
でよかった。

他から新しく入ってこられると、今まで
続けていた研究がヘタをすると全部打ち
切りになってしまいます。

それに、医局の臨床方針も学生の教育
方針も研究方針も、全て違ったものに
なるでしょうし。

 

魚の「側線」が人間の耳になった。

魚の「側線」

 

親知らずの歯が悪さをしている時、耳が
痛くなることがあります。

耳鼻科に行ったら、何でもないと言われ
る。

歯医者に行ってレントゲン撮ったら、親
知らずが骨の中で横になって、前の歯を
押しているのがワカル。

歯医者も耳のことはチョットは知ってお
かねばなりません。

そこで、今回は耳の成り立ちの話です。

耳はモノを聴くという以前に、自分のカ
ラダの動きを把握する運動キカンの要素
が強いのです。

それがよくワカルのが、「めまい」。

「めまい」は三半規管の動きで起こる
もの。

音とか音楽とかを耳で聴いていると思っ
てますが、実は振動をカラダのいろんな
ところで聴いているので、必ずしも耳だ
けで聴いているワケではありません。

耳はカラダの内側にも深く関わっている
器官なのです。

もともとは魚の「側線」と言って、魚の
脇のところにキレイにポツポツと並んで
いますが、アレの一番前、頭のところに
あったモノが特殊に変わっていったもの。

それに迷路がくっついた。

この迷路は、自分のカラダの動きを把握
する器官。

そして、魚が陸に上がった時にその迷路
のところに音を聴くものがくっついて、
耳になった。

ですから、陸に上がらないと耳はないの
デス。

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