軍事ソシキの進化は、自動車会社が飛行機会社に変わるようなモノ。

第一次世界大戦時の双葉機

 

ニュースを見ていたら、軍事に詳しい
解説者が、現在進行中のウクライナへの
侵攻で、ロシアは一昔前の古くさい武器
を使っていると言っておりました。

まぁ、モデルチェンジしていない昔の
武器で戦っているということ。

考えてみたら、軍事ソシキというのは、
入った時はトヨタ自動車という会社でも
、定年どころか勤めているほんの数年、
数十年の間に全日空や日本航空みたいな
航空会社に自然になっているような世界。

あの第一次世界大戦を振り返ってみれば
わかると思うのですが、最初は歩兵の戦
いだったのが、ほんの数年の間に戦車が
登場して、そして気球で偵察していたの
が双葉機の空中戦闘にまでつながってい
くような変化が起こりました。

だから、軍事ソシキに入った以上は変化
に対応できる頭を持っていなければなら
ないのですが、ロシアにはそういう人が
ほとんどいないのか、あるいはそこまで
する余裕がなかったのか。

NATO対ロシアの戦いは、軍事ソシキだ
けを考えたら、NATOはもっとスゴイの
を開発しているハズです。

道新スポーツ、11月末で紙面を休刊。

道新スポーツ最終号

 

♪おはようと共に道新スポーツ~
1日の始まり~道新スポーツ~♪

というCMソングが昔、流れていました。
バブルの頃です。

まるやまファミリー歯科で10年、前の
ペンギン歯科で10年、その前のメープル
歯科で7年間、道新スポーツをとってい
ました。

他にも、来年の3月いっぱいで九州の
「西日本スポーツ」も休刊し、ウェブに
移行することになっています。

地方のスポーツ新聞の紙媒体の存続は
困難になってきたようです。

そのうち、全国紙のスポーツ新聞にも
この流れが波及するのではないかな。

まぁ、道新スポーツは部数がピークの
20%まで減少していましたからね。

これも時の流れか!

こちらは休刊ですが、廃刊というのも
あります。

2011年に学生新聞の「北海道大学新聞
」が85年の歴史に幕を閉じました。

ワタクシが学生の頃は、教養部の食堂
に『ご自由にお読み下さい』と、この
新聞が積んでありました。

学生が独自に取材、編集する国立大の
新聞としては、東大・京大に次ぐ伝統
があったのですが、何せ部員不足に
泣いた。

最終号はたった一人残った部員の手で
発行されました。

その子は就職活動に本腰を入れなけれ
ばならないので、発行継続は無理と
判断し、OB会と相談した結果、廃刊
を決定。

かくして、85年続いた学生新聞の
「北海道大学新聞」は、惜しまれなが
ら世の中から退場することになったん
デス。

最後の記事は、「東北大震災とともに
去りぬ」。

サッカーW杯、中国人が日本を応援してくれた!

自宅待機の中国人

 

カタールで開かれているW杯で、日本が
ドイツ・スペインを破ったというニュー
スが、中国でも大ニュースになりました。

中国メディアは速報で日本を称賛し、
SNSは歓喜の声であふれたとか。

でもなぜ中国人がそれほど日本を応援す
るんだろう。

そこにはちょっと意外な理由があって、
実は中国人もサッカーが大好きなんです。

SNSでは「日本、勝った!」「ただただ
羨ましい・・・」などの投稿があふれた
らしい。

中国はアジア最終予選で敗退。

実はサッカー好きは中国の国民性。
パブなんかの飲食店では、サッカーにつ
いて語れない男は「お前、男じゃねぇ!
」という目で見られる。

こんなサッカー好きな国民なのに、応援
しているのは自国のチームじゃなくて、
他国のチーム。

テレビでカタール杯を見ていると、応援
する人々はマスクを着けていません。

自分たちは集まってテレビ観戦すらでき
ないのに、「オレ達、彼らと同じ地球上
にいるのに、何で閉じ込められてんの?
」。

W杯を見て、自分たちがいる世界が外の
世界と全く違うことを改めて認識するの
だ。

じゃあ、中国と日本のサッカーの差はど
こにあるのか。

多分この差は、国と国のそのものの差、
社会の体制の差、コロナ政策の差。

ゼロコロナ政策で自宅に閉じ込められる
人々の窮状と、渋谷のスクランブル交差
点でドイツ・スペイン戦の勝利を祝う日
本人の笑顔の差ではないかと思ふ。

そのうち尖閣の「島歌」みたいなのできて・・・。

尖閣諸島

 

数年前のテレビの特集で、こんなのを
見たことがあります。

フィリピン沖の誰も住んでいないような
岩とかを、「これ、島じゃねぇ?」と
言ってそこに海軍の基地を作って、これ
島で基地作ったからココ、俺たちの島だ
なってラーメン国(仮名)がやっている
場面。

まぁラーメン国の島だから、ここはラー
メン国の領海だなっていう、いつもの
アレです。

領海といえば、沖縄と台湾の間にある
尖閣諸島もそうじゃないかな。

で、ワタクシ、勝手にこんなことを思っ
た。

ラーメン国の人がちょっとずつ尖閣諸島
に上陸する。

そして、ちょっとずつ施設を作って、い
つの間にかオッサンが住み始めて、で、
ずっとそこに住んでる人がいるよねって
なって、そのうち何か尖閣諸島の「島歌
」みたいなのができて、子供たちがそれ
を歌うようになって、「尖閣はオレたち
の島だ!」みたいなのがテレビで流れて
、そんでいつの間にかそこで記念切手と
かが作られて、気が付いてみたら世界中
のみんなが尖閣ってラーメン国のものだ
よねって。

だって、住民が前から住んでいるんだも
ん。

そして何十年か後に領海が取られて、
ラーメン国の太平洋進出の海路になっち
ゃう。

ああ、考えただけでも恐ろしい。

現に島根県の竹島で2、30年前からキム
チ人(仮名)が住み始めて、そんな風に
なっているんです。

こりゃあ、北方領土もそうなるのかな?
〇シア人(仮名)いっぱい住んでるし。

ロシアのTVで「白鳥の湖」がかかったら・・・

「白鳥の湖」

 

「白鳥の湖」は、悪魔の呪いで白鳥に姿
を変えられた王女オデットと、オデット
に恋する王子様の二人を描いた悲しい恋
の物語です。

もちろん作曲は、ロシアの作曲家、チャ
イコフスキー。

今年の3月に、ロシアのウクライナ侵攻
に対して批判的な立場をとっていたロシ
アの独立系TV局ドシチが、政府による圧
力を受けてTV配信停止を発表しました。
生放送で。

で、すべてのスタッフがその場で辞任し
、一人一人退場し、最後に誰もいなくな
ったところで「パッ」と画面が切り替わ
った。

そして「白鳥の湖」の映像がTVにパッと
現れた。

1982年、当時ソ連の最高指導者だった
ブレジネフが亡くなった時にも、TVで
「白鳥の湖」が流れていた。

ゴルバチョフ大統領を狙ったクーデター
が起きた時も、ロシアの全TVチャンネル
で「白鳥の湖」が放送された。

クーデターは未遂に終わりましたが、
でもソ連の足並みは乱れて、一気に崩壊
へと・・・。

そしてついに1991年、ソ連が崩壊した時
に、ロシアの全TVチャンネルでこれま
た「白鳥の湖」がかかっていました。

ソ連崩壊は悲しい物語だと・・・。

「白鳥の湖」は、ロシアに何か重大なこ
とが起こっている時にかかるんデス。

次にロシアTV全チャンネルで「白鳥の湖
」がかかるのは一体、何が起きている時
なんでしょう。

 

 

W杯ドイツ戦勝利後の渋谷交差点で日本人のことを考えた。

渋谷スクランブル交差点

 

ドイツ戦が終わった渋谷スクランブル交
差点、サポーターたちで大賑わい。

今回はまさか日本がドイツに勝つとは
思わなかったからか、D.Jポリスの出番
はありませんでした。

信号が赤になり、警官が笛を吹くと、
みんなすぐに歩道に移動し、クルマを
走らせる道をつくる。

大騒ぎの中でも、信号に従い秩序を守っ
ていました。

信号があり、かつ警官が出て整理してた
ら、それに従うのが日本人ですが、制す
る力が見当たらない時に暴走するのも
日本人。

スタジアムや自宅前なんかの自分の行為
が特定されがちな場所ではきちんとゴミ
を拾うのも、日本人なら。

特定されない、ごまかせる場所ならポイ
ッと捨てるのも、日本人。

マジメで細かく、規範イシキが強くて、
何かの折に残酷さが出る。

いい悪いではなく、もうこれって国民性。

まぁ、幼児期から抑え込みすぎて規範
イシキを叩きこまれていますもんね。

NATOの話を、ドラえもんの話に置き換えてみた。

ケンカが強いジャイアン

 

ヨーロッパは、仏・英・独だけじゃあり
ません。

その他にたくさん小さい国があるんです。

日本と違って陸続きですからね。
うかうかすると大国に侵略されちゃう。

ヨーロッパの小国はどうやって自分の国
を守っているのかというと、バランスで
守ってもらうんデス。

つまり、みんなが力を合わせたNATOが
武器。
コレ、ロシアへのけん制。

「遠交近攻の原理」というのがあって、
「遠くと交わり近くを攻める」ってヤツ
ですが、国境が接していると、そっちの
方が強いとすぐ子分にされちゃう。

じゃあ、ということで近くにいる厄介者
とどう付き合うか。

「オレ、遠くにいる人と仲がいいんだぜ
。」

つまり小国ヨーロッパ(NATO)の作戦
は、「アメリカと仲いいぜ」っていう風
にもっていく。

これをドラえもんの話にすり替えると、
実にわかりやすい。
スタッフに話したら好評でした。

ジャイアン「おい、のび太!おまえのお
     もちゃをオレによこせ!」

のび太「やだよ。ジャイアンよりもケン
   カの強い鬼塚先輩に僕かわいがら
   れてるんだぜ!鬼塚先輩に言っち
   ゃおうかな~、ジャイアンにおも
   ちゃ取られたって!」

ジャイアン「ちょ、ちょっと待った、の
     び太!おれ、あの鬼塚先輩だ
     けは苦手なんだよ。オレより
     カラダでかいし、強いし。
     なっ!のび太、今のはなし、
     仲良くしようぜ!」

っとまぁ、ここでジャイアンはロシア、
のび太はヨーロッパ小国(NATO)、鬼
塚先輩は学年が上で遠くに住んでいる先
輩。ヤッカイだけど普段顔を合わさずに
済む。まぁ、アメリカだと思って下さい。

鬼塚先輩が出てきたら文脈がガラッと
変わるんです。

つまり、近くの人ともめそうになる時は
遠くの人と仲よくなるということが、
NATOの意味。

ヨーロッパ小国は、NATOに世界の覇権
国アメリカを引き込んだのデス。

うまいなぁ。

海を制する者は情報を制するんデス。

海底ケーブル

 

スマホでピッと押すと、あたかもワタク
シたちは空中に電波が飛んで、相手に伝
わると考えがち。

インターネットは空中を介しているよう
に思いがち。

まぁ確かに、無線もありますが、でも
ネットは海。

ほとんど9割のインターネットは海底
ケーブルを通っていっているんです。

海底ケーブルは光ファイバーの束。
それで届けられています。

それを世界中で張り巡らせているのが、
アメリカ。

かつて世界最強国はイギリスでした。

でも世界中に領地を持っており、それを
守ったり何かしたりするので、ヒヘイし
ました。

でもアメリカは、戦争が終わっても本国
の領土は無傷で勝ちました。

そして、ガッポリカンパニー国へ。

実は、海底ケーブルは電報とか電話の
時代も使っていたんです。

イギリスは電報・電話の時代の海底ケー
ブルの覇者。

それが故に戦争に勝ったとも言えるん
デス。

ちょっと前の話ですが、第一次世界大戦
中、イギリスはドイツと戦っていました。

実はイギリスはドイツの電報を盗み見る
ことができたんです。

ドイツもイギリスの通信経路に頼ってい
たんです。

海底ケーブルという通信経路を自国で
持っているってコトは、ドイツの電報を
見れちゃうんです。

イメージ

 

「あれっ?ドイツはメキシコと連携しよ
うとしているな!」

それで、そのことをアメリカにリークし
てアメリカをこっちサイドに引き込むこ
とができたので勝てたとも言えるんです。

戦争で最も大事なのは情報。

昔はイギリス、今はアメリカが牛耳って
います。

アメリカは海底ケーブルを敷き詰めて、
そのインフラを制しているから、いろん
な国の通信、見放題。

地球30周分の海底ケーブル

 

何年か前にドイツのメルケル前首相の
ケータイの通信記録をアメリカのある
施設が全部見ていた、というニュースが
テレビに出ていました。

ドイツは大激怒。
で、国際法に訴えた。

でも最も強い国を罰する国はありません。

アメリカがドイツの通信を見ていたとし
ても、誰も文句が言えない。

せいぜいアメリカに対して「そんなこと
やめようぜ!」と言うぐらい。

やはり海を制する者は、情報を制する
のだ。

W杯、ドイツ代表にミシャ式で勝った!

大金星 日本2-1ドイツ

 

あれだけ采配に批判が集まっていた森保
カントクが、後半からミシャ式(コンサ
ドーレ監督)をやるとは驚きました。

守備時は5バックで、両WBは攻撃的な
選手。
もちろん選手のクオリティは違うけど。

コンサドーレで見慣れた光景でした。

昨日の森保監督は、みんなが求めていた
広島無双時代の森保監督でした。

浅野の逆転ゴール

 

ミシャ式システムは古いシステムで、
Jリーグでは中位がやっと。

ドイツはこのシステムを研究していなか
ったからはまったのだろうか。

前半は10年前のコンサドーレ。
後半は今期のコンサドーレ。

ミシャ式は、強いチームには時々勝つけ
ど、弱いチームにはあっさり負けること
があるんデス。

スゴイぞ!腎ゾウ!

ラクダは荷物を運んだごほうびに、塩をもらいます。

 

疲れた時のサケ茶漬け、あれ、おいしい
ですね。

アレ、中に塩が入っています。

生命が誕生した40億年前には、塩の元に
なったナトリウムはすでに海の中に含ま
れていました。

生物は海で塩の魔力に取りつかれた。

塩自体にエネルギーはないのですが、塩
は細胞の扉を開ける「カギ」になったり
「運び屋」になったりするので、Naが
細胞内に入る時、一緒に他の栄養分を連
れてくる。

こういうのを昔、生理学で習いました。

確かナトリウムチャンネルだとかナトリ
ウムポンプだとか言ってたなぁ。

で、今からおよそ4億年前、私たちの
祖先は陸上へ進出。

「水のない世界」への進出は、まぁ「塩
なき世界」への大冒険。

魚なら周りは海水なので塩だらけ、陸上
に上がった生物にとって塩の補給は一番
大事。

陸上では、塩を手に入れるため生き物た
ちは必死に獲物を捕食しています。

肉食動物は内臓や血液から塩分を取り、
草食動物や雑食動物は大地に含まれるわ
ずかな塩を得る。

土や岩からでも塩分をとる。

汗とか血液とかはしょっぱい。
だから犬は顔や腕をペロペロなめるのか。
愛情表現だと思っていた。

でもそれだけじゃ塩は足りません。

で、陸に上がった生物は腎臓でナトリウ
ムを再吸収する仕組みをつくった。

腎ゾウはもともと余分な物質を捨てる
臓器。

魚は余った塩を腎臓を通して外に捨てて
います。

海の中は塩だらけですからねぇ。

デモ、塩が少ない陸上で生活するワタク
シたちはそうはいかない。

塩を捨ててしまえば、その分また苦労し
て補充しなければなりませんもの。

で、陸上生物は腎臓で塩をリサイクルす
る能力をも手に入れた。

「塩を捨てる臓器から塩を取り戻す臓器
へ」と進化させたのだ。

魚の腎ゾウと陸上生物の腎ゾウは真逆の
ことをやっている。

もしこのキノウがなければ、ワレワレは
1日1500gの塩が必要。

でもこのキノウのあるお陰で、1日わず
か2gの塩を補充するだけで生きてゆける。

スゴイぞ!腎ゾウ。

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