最新情報

「元気がでました」

「オレたちひょうきん族」

 

今は、日本中、世界中、コロナで仕事も
スポーツも娯楽も学業もすべて自粛。

もう皆さん、何となく元気がありません。

テレビでも元気のない国民の姿を映すか
ら、ますます元気がなくなっていく。

出口が見えないとこういう風になるのか
と思いました。

ところで、ここに「元気がでました」と
感謝される方がいます。

それが、解剖学者の養老孟〇さん。
定年後書いた『バカの壁』が大ヒットし
た方です。

養老さん、こんな話をされていました。

「あちこち講演に出歩いて一番嬉しいの
は、『お話を聞いて元気がで出ました』
と言われることです。理屈を言って、そ
の上さんざん皮肉を言って、その話を聞
いた人が『元気が出ました』とはどうい
うワケか。話している本人もワカラない。
世の中には変な人がいるものだ。でも、
そう言ってもらえるのが嬉しい。私の話
を聞いても『元気が出る』というくらい
世の中の人には元気がないのであろう。
若い時のことを考えると、私なんか全く
元気のない方だった。それが、古希にな
ったら他人に『元気が出ます』と言われ
てしまう。長い間私がやっていたのは
解剖。で、死んだ人を見て元気が出るハ
ズがない。でももうそれを辞めたから、
その分だけ貯めてあった元気が出ている
のかもしれない。」

ワタクシ、本当にそうだなぁと思いまし
た。

コロナで、みんなの中に貯まっていた元
気の素がどんどんなくなっています。

ない袖を振っても中からは元気も何も
出てきません。

ワクチンできたとか、コロナが収束に向
かってきたとか、給付金がまた振り込ま
れているとか、何かそういう、ちょっと
した嬉しいコトでもあれば元気も出るの
になぁと思いました。

昔、『オレたちひょうきん族』とか
『8だ時ヨ!全員集合』とか『ビートた
けしの元気のでるテレビ』とか、そうい
う番組がたくさんありましたが、アレ、
本当に腹をかかえて笑って、元気が出ま
した。

ワイキキビーチの絵を飾った。

ハワイのワイキキビーチ

4、50年前のアイドル、郷ひろみ

 

まるやまファミリー歯科の模様替えをし
ました。

模様替えといっても、新しい絵を額に
入れて窓辺に飾っただけです。

この額の購入にはストーリーがあります。

随分前の話ですが、札幌新道にあるリサ
イクルショップ、オフィス・アクティ〇
でブラブラしていたら、馴染みの店員さ
んが「先生、いらしてたんですか。私に
声をかけて下さい。なんでも探しますか
ら」。

この店員さんからは、いつも歯科の装飾
品を始めいろんなものを買っています。

先日は赤・緑のLEDレーザービームを
買いました。
待合室のクリスマスグッズです。

一緒に店内を探していると懐かしい写真
が。

「あっ、郷ひろみ!」。

そこにはアイドル郷ひろみのポスターが
入った額が立てかけてありました。

50年も前の年季モノです。

「先生、郷ひろみのファンですか?」

「ファンというワケじゃないけど、ほら
このポスターの額ぶち、もしかして・・
たぶん・・きっと。」と、ポケットから
メジャーを取り出して測ると、ピッタリ。

欲しかったサイズです。

「コレ、ください!」

店員さん、「郷ひろみのポスター立てか
けておくと意外と皆さん、立ち止まって
見るんですよ。デモ、額ブチで立ち止ま
った人って、先生が初めてです。」

というワケで、郷ひろみのポスターを
抜いて、外枠の額だけ買いました。

「郷ひろみ抜きですから70%オフでいい
ですよ」

ということで買った50年前の額ブチが、
診療室の窓辺に飾ってあるハワイ・ワイ
キキビーチの絵です。

新型コロナウイルスワクチンの開発

「マンガでわかる免疫学」より     抗原特異的に免疫反応が起こる仕組み

 

病院崩壊という話が現実になってきま
した。

病院の医師や看護師が一人でも新型コロ
ナウイルスに感染すると、病院閉鎖とな
る。

戦後最大の国難です。

ところで、感染症の流行を防ぐ方法はウ
イルスに感染しないことが一番ですが、
それがムリならワクチン接種。

このワクチンを接種すると、リンパ節や
脾臓で免疫細胞が頑張ってくれて、ワク
チンを排除するための抗体ができます。

こうなればワクチンの元である病原体を
出来上がった抗体に攻撃させて、排除で
きるのです。

つまり「免疫がついた」ことになります。

本来であれば一連の免疫反応はウイルス
がカラダの中に入ってから起こるのです
が、それじゃあ抗体ができる前に発病し
ちゃう(新型コロナの場合は呼吸器不全)。

そして症状が重くなって、死のリスクが
高まります。

そこで事前にワクチンを打って病気にか
かったふりをする。

まぁ、自分の免疫システムをダマすわけ
ですが、そのおかげでカラダの防衛シス
テムが事前に整うことになります。

ところが、今回の新型コロナでは、まだ
ワクチンが開発されていません。
世界中で開発を急いでいます。

これを見つけたら、ノーベル賞あげても
いいと思う。
世界中の皆さんを救ったんですから。

ところで、何もしないでもコロナにかか
って、そして勝手に治った人がいるとい
うことは、その人は新型コロナに対する
抗体ができていたということ。

大勢、陽性から陰性になった人がいるの
で、その方々の抗体を研究して新型コロ
ナウイルスワクチンの開発が早く出来上
がることを祈るばかりです。

 

コロナで北京にも青空が戻ってきた。

北京の青い空

 

朝から晩までコロナのニュースです。
ホント、今が国難だと思う。

コロナウイルスで民間の自動車メーカー
や家電メーカーが製造ラインをマスク用
に切り替えたり、香水メーカーが消毒液
をつくり始めました。

皮肉にも、やればできるじゃん!と思っ
たことがあります。

それが、中国で工場がストップしたり
クルマが走らなくなったこともあって
北京にも青空が戻ってきたということ。

空気もきれいになった。

アメリカも商売どころじゃなくなって、
石油を燃やさなくなった。

石油を燃やさなくなったというのは、経
済活動を自粛するということ。

そして商売敵の中国に人工呼吸器15万コ
注文した。

今はどの国も連鎖して国難に陥ったため
、国同士のイガミアイも中断。

まぁ、病人同士で戦えませんからねぇ。

爆弾が落ちてどこの家も自宅が火事にな
っているようなもんです。

生命活動、経済は最悪だけど、地球カン
キョウはいい方向に向かっていると思う。

今はみんなで力を合わせて、オセロゲー
ムじゃないけど黒を白にひっくり返すこ
とを考えないとね。

脳ミソは止まらない。

ゴロ寝中でも脳は学習しています

 

北海道は、長い間のコロナ休みが全国に
先駆けて解禁になりました。

小学生は早く学校に行って友達と遊びた
いし、親も子どもが学校へ行ってくれて
ホッとする。

ところで、小学校に入ると、国算理社と
いった勉強時間があって、それ以外にも
遊びの時間があります。

脳が学習するのは何となく「勉強」の
時間だけだと思っておられる方がいると
思いますが、たとえコロナ休みで家で
ゴロゴロしていても、脳は常に学習し続
けています。

まぁ、「勉強」の時だけじゃなく、休み
時間も遊びの時間も学習し続けています。

それどころか、ぼんやりと考え事をして
いる時やおしゃべりしている時、ブラブ
ラしている時やゴロ寝をしている時でさ
え、脳は学習し続けているんです。

そう、脳に詳しい人が言っていました。

ワタクシも若い頃は年間を通してブラブ
ラしている時期がありましたが、1年前
と1年後は気が付けばずいぶん自分の考
え方が変わったなぁと思いました。

それが何か忘れたんだけど、たぶんワタ
クシのことだから「スゴイ!」と思うこ
とや「いいなぁ!」と思うことがあって
そのことをイロイロ頭の中でグルグル回
していたんだと思う。

脳が学習する特別な時間があるワケじゃ
ないけど、普通に目が見えて、耳が聞こ
えて、何か刺激を受けていれば、何もし
てなくても脳ミソは勝手に頭の中をグル
グル回って勝手に何かを学習しているの
だ。

 

 

世間の目が心に突き刺さったような気がします。

マスク姿の小学生(イメージ)

 

北海道は予定通り、小学校は4月6日
から始まりました。

例年と違うのは、登校時・下校時には
必ず子供たちはマスクをするということ。

先日、職場に歩いて通勤していたら、
いつものように何十人もの小学生とすれ
違いました。

でもいつもとは何かが違う。
何か波動のようなものを感じる。
いったい何だろう・・・?

「視線だ!」

みんなコッチをじっと見ている。

子供たちにしてみれば、小学校で先生が
「外出する時も、そうでない時も、必ず
マスクをして下さい。自分を守るために
も、そして他人を守るためにも必ずマス
クをして下さい。今はコロナで日本中、
世界中の人たちみんながマスクをしてい
ます。」
って言ったのに、このおじさん(ワタク
シのことデス)、マスクしてない!

「ハッ」と気づいてワタクシ、ポケット
から慌ててマスクを取り出し、マスクを
しました。

外を出歩いている時はマスクしてないけ
ど、院内やお店の中ではちゃんとマスク
してるんだけどなぁ。

それ以降、子供たちの視線を感じること
がなくなりました。

ワタクシはこんな小さい子供たちからも
“世間の目”を感じたのです。

解剖学者の養老〇司先生によると、世間
ってのは「オギャア」と生まれてから
「・・・ご臨終デス」と言われるまでの
間らしい。

安倍さんの緊急事態宣言よりも小さい子
供たちの世間の目の方が心に突き刺さっ
たような気がします。

渋谷の交差点から人が消えた。

「お願い」後の閑散とした渋谷の交差点

普段の渋谷の交差点

 

日本人は改めてスゴイなぁと思いました。

「命令」じゃなくて「お願い」でここま
で人が減るんですから。

安倍総理が4月7日に新型コロナウイルス
緊急事態宣言を出して、「不要不急なら
ば外に出ないようにして下さい」と国民
の皆さんにお願いしました。

どこのテレビ局も生中継した。

すると、いつも人が途絶えたことのない
東京渋谷の交差点も、銀座や浅草からも
見事に人影がなくなりました。

公衆トイレでも、「キレイに使って下さ
い」と言われるよりも「いつもキレイに
使ってくれてありがとう」と言われると
期待に応えてもっとキレイに使おうとい
う気にもなる。

モノは言い方次第なのかなぁと思う。

「人工呼吸器を作れ!早くしろ!」の話が脱線して脳死の話に。

〇ランプ大統領

 

今、新型コロナウイルスで人工呼吸器が
大量に不足しています。

アメリカの〇ランプ大統領は、自動車メ
ーカーのフォードやジェネラルモーター
スに「閉鎖した工場を再開して、人工呼
吸器を作れ、早くしろ!」と命令を下し
ました。

アメリカは大統領の権限で民間企業に協
力を求める「国防生産法」が使えるので
す。

この人工呼吸器の用途は、肺が病んでい
ても脳は正常な患者さん向けだと思うの
ですが、脳(延髄)が死んでいるけど、
肺に空気を送って心臓を動かすために使
われることもあるんです。

人工呼吸器をつけてあげれば、自発呼吸
がなくても呼吸させることがデキル。

肺にキカイで空気を送り込んであげれば
イイ。

この人工呼吸器をつけることで、脳死と
いう言葉が発生します。

自発呼吸がナイということは、実は呼吸
をコントロールする延髄が働かなくなっ
たということ。

つまり、脳が死んだということをイミし
ています。

脳が壊れても心臓が止まらないという
状況が、人工呼吸器のおかげで人類史上
初めて発生しました。

呼吸器が作られる以前は脳死という状態
はなくて、呼吸が止まればすなわち死を
イミした。

で、心臓死の人とどこが違うの?って話
になりますが、脳死ではまだ心臓が動い
ています。

だから脳死を死と認めると、脳死者から
まだ動いている心臓を取り出すことがで
きる。

そしてその心臓を必要とする誰かに移植
することが可能になる。

だから脳死が社会問題になったのデス。

以前だったら、助からなかった人が助か
るのだからスゴイことだと思うのですが
、その背後に何か商売のようなニオイが
プンプンします。

アメリカの論文、イギリスの論文

ハワイで学会がある

 

歯周病の世界を引っ張っているのは、
アメリカの歯周病学会です。

今年はハワイで開催されます。
それも、お正月前の11月頃。

ハワイで開催される学会は人気がありま
す。

もちろん純粋に研究発表を聞きにいく先
生も多いんだけど、開業医の先生たちの
楽しみは何といっても、学会が終わった
後の海とか観光とかの息抜き。

まぁ、旅費・宿泊費は何とか経費で落ち
ますから。

ところで、学会では、同じ論文でもアメ
リカ人の論文とイギリス人の論文はチョ
ット違います。

アメリカ人の論文は、「コレ、電報じゃ
ないの?」と思えるものがたくさんあっ
て、ホントに電報みたいな書き方をする
んです。

とにかく、いらないことをできるだけそ
ぎ落とす。

その点、イギリス人の論文は必ず一ひね
りしてあることが多いんです。

お国柄でしょうか。
テーマ自体がひねられている。

アメリカ人が書くと、ひねりがナイ。

悪いヤツがいて、穴に潜っているからと
いって最新鋭のバクダンを上から落とす
ような、大体そんな感じ。

アメリカ人の論文は、ヒロシマに原爆を
落としたような感じ。

バクダン落としたら死んだとか、そんな
のあたり前じゃないかと。
一ひねりしてナイ。

細部を切り捨てて、エイヤア!とやって
しまうところは、アメリカのいいところ
でもあるし、悪いところでもある。

でも、エイヤア!で彼らは月にも行った
し、エイヤア!でコンピューター産業も
爆発的に発達した。

イギリスのように細部をひねることにこ
だわっていると、アップルコンピュータ
ーみたいな文化はなかなか出てこないと
思う。

「2AひくAは2じゃないの?」

思春期の中学生

 

ふと思い出したことがあります。

昔、中学生の頃、「2AひくAは2だ。」
と言ってきかない同級生がいました。

「2A-A=2だ」という。
確かにそう。
文字通り2AからAを取ると2が残る。

がしかし、これは間違っているよと説明
するために「お前の言うことは国語とし
ては正しいよ。でも数学としては間違っ
ている」とやらなければなりません。

「『2AからAを引いたら2だ』という
のは、その子の論理(ヘリクツ?)だか
ら、それを壊して別な約束事で数学はで
きているんだよ。その約束事に従わない
とね」

「そんな約束事、誰が決めたんだよ。オ
レは受け入れないね」

「その約束事を受け入れないと、数学は
永遠にできないよ」

確か、こんなことを言った覚えがありま
す。

その後彼はどうなったか知りませんが、
今度は聞かれる立場の親になって、子ど
もに「2AひくAは2じゃないの?」と
聞かれたら、何て答えるだろう。

ブログ一覧