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赤い電話ボックスの話

赤い電話ボックスのドア・ステッカー(イメージ)

 

このところ、話題といえばコロナのこと
ばかりなので、心の中が暗くなってしま
う。

カラダの表面はたいして変わらないのだ
から、心の中だけでも変えたいと思う。

何かないか。

そこで、頭の中をひねって出てきたのが
「前から欲しかったのに、もう7~8年
も現れてくれないモノ」。

それが、赤い電話ボックス。

以前リサイクルショップのオフィスアク
ティブに、イングランド製?の赤い電話
ボックスが置いてありました。

本物っぽかった。

その時は、買おうかどうか迷いました。
何しろデカかったもので。

1週間よく考えて、再びそのお店に行っ
た時には、すでに売約済み。残念。

しかし、何で地球の裏側、札幌にそんな
ものがあったかというと、世界中どこで
もケータイ電話が普及し、イギリスでも
例に漏れず、赤い公衆電話を使う人が少
なくなってきた。

そこで、イングランド政府は赤い電話ボ
ックスを撤去する方向に舵を切ったので
す。

その赤い電話ボックスがどういうわけか
海を渡って、札幌にあった。

それはいいとして、で、今はそんなのな
いんだからそれに代わる何か代用品はな
いものかと思い、そこで見つけたのが、
「赤い電話ボックスとビッグベンの描か
れたシャワーカーテン」。

クリスマスの頃、診療所に飾ってありま
した。

今あるのは、待合室の隅っこにチョコン
と置いてある、「赤い電話ボックスとビ
ッグベンのブリキ板」。

でも今回は、ちょっと違うアイデアを思
いつきました。

それが、赤い電話ボックスのドア・ステ
ッカー(上図:イメージ写真)。
ネットに出ていました。

でも、こんなの一体どこのドアに貼った
らいいんだ!?

コロナショックで幼児虐待のニュースが飛び込んできた。

 

子育てはただでさえ大変なのに、この
コロナで幼稚園・小学校は休みで、朝か
ら晩まで世のお母さんたちは子どもと向
き合っています。

つらいと思う。
息抜きが必要デス。

先日も、コロナショックでお母さんの
ストレスがたまり、幼児虐待のニュース
が飛び込んできました。

幼児にとって親は神様同然だから。

まぁ、収容所の看守の比ではありません。
その状態で虐待が始まると、止め所があ
りません。

そして、家庭内で起こりますから、どう
しようもナイ。

何しろ、それまでフツーのお母さんは
「ただの人」以外になったことがないの
だから。

いきなり権力を持っても、コントロール
できればいいんですケド・・・。

まぁ、急に神様になれ、と言われても
まず訓練ができていない。

幼児虐待って、幼児という自然を親が
思う通りにしようと思った結果なんじゃ
ないかな。

昔、アメリカが開拓時代、インディアン
を追い出して自然を破壊し、都市をつく
ったのとたいして変わらない。

子どもって、自然に生まれてきたもの
なので、「ああすればこうなる」という
大人の方程式がなかなか当てはまらない
のだ。

名人の虫取りはほとんど千手観音の世界だ。

千手観音

 

先日、早朝、散歩してきました。

円山公園はコロナ自粛のため縄が張って
ありましたが、お隣の円山墓地のまわり
には、縄なんて張ってありません。

人もいない。

子どもの頃はよく墓で虫取りをしました。
虫を捕る方法はいろいろあるんですが、
ある虫取り名人はこんな方法で捕ると
言っていた。

木の枝の下にカサを逆さに広げて、葉っ
ぱを棒で叩く。
ビックリして虫がカサに落ちるから、
それを捕まえる。

右手に棒を持って、左手にカサを持つ。

それでメガネをかけたり外したり、タバ
コを吸ったり、ムシをつかんだり放した
り、ボトルの水を飲んだり。

ほとんど千手観音の世界だ。

こういうところに来て虫を捕っているん
だから、当然何かを考える。

墓を見て、「何だよ、これ!?」って。

やっぱり死んだ人っている。
当たり前だけど、子どもでも多少想像力
があれば、自分もいずれこいうなるとい
うことがワカル。

新型コロナで「アビイ・ロード」のビートルズが離れた。

ビートルズ「アビイ・ロード」オリジナルは一列で仲良く歩いていたのですが・・・

 

新型コロナウイルス感染予防のため、人
と人とのキョリをとる「ソーシャル・デ
ィスタンス(社会的キョリ)」を世界中
の皆さん、考えています。

上写真は、ビートルズのアルバム「アビ
イ・ロード」。

よく見ると、4人とも1~2メートル距
離を開けて歩いています。

オリジナルは一列で仲良くキョリを詰め
て歩いていたのですが・・・。

その他、世界の大企業も新型コロナウイ
ルス感染予防をアピールするために、自
社ロゴを離しています。

[アウディ]  重なっていた輪が離れた       

[コカコーラ]  文字が離れた

[マクドナルド]  Mが離れた

[メルセデス・ベンツ]  スリーポインテッドスターが輪から離れた

[フォルクス・ワーゲン]  VとWが離れた

 

朝のニュースで養老先生が新型コロナウイルスについて訊かれてた。

養老先生

 

朝のニュースを見ていたら、虫好きで、
解剖学者の養老先生がNHKに引っ張り
出されて、新型コロナウイルスについて
アレコレ訊かれていました。

で、ひと言、ふた言、いつものように
ボソボソ答える。

カラダの中ではワレワレはもともとたく
さんのウイルスと共生している。

あるものはしょうがない、だから上手く
付き合った方がいい。
おとなしくさせるように付き合う。

まぁ、いうなれば手入れデス。

せっかく皆さん暇になったんだから、
これからのことを考え直すいいキッカケ
ができたんじゃないですか。

何もしなくていい時なんて、これから先
めったにありませんから。

また、こんな話もボソッ。

カラダは勝手に生まれてきたんだから、
本来自然なもの。

だからカラダが欲しがっていることを
やってやればイイ。
するとカラダが喜びます。

せっかく時間ができたんだから、まぁ、
できる範囲で好きな本を読んで、昔見た
お気に入りの映画を見て、青春時代の音
楽を聴いて、元気だった昔を想い出せば
病んだ心もカラダも喜ぶってことでしょ
うか。

「バカの壁」って、宗教書になっちゃったの???

 

「バカの壁」って、養老〇司先生の本
です。
もう400万部以上も売れています。

「バカ」とは、自分の知りたくない情報
について「わかっている」と決めつけて
細部まで見ようとしない人。

そして、向こう側の世界があるってのを
知らない人のことを言うらしい。

わかる・わからないは、能力の問題では
なくて、まぁモチベーションの問題。

壁を一歩登ってそれを見ることによって
世界が変わるのに。

まぁ、そんな感じ。

「バカの壁」のことを考えると、いつも
「下剋上受験」の娘のお父さんのことを
思い出します。

娘の「下剋上受験」を書いた中卒お父さ
ん、娘と一緒に中学受験の勉強をするこ
とで、そっちの世界(いわゆるエリート
)の大人たちの考えていることを知って
しまった。

こういう、チョットしたきっかけがなか
ったら一生知ることはなかったであろう
「バカの壁」を越えた瞬間だった。

本屋さんに行くと、「バカの壁」がいろ
んなところに入っています。

フツーは新書の棚に入っている。

科学の棚に入っているのは、まだいい。
哲学の棚に入っていたり、もっとひどい
時には、誰が置いたのか知らないけど、
宗教の棚に入っていた。

「えっ?『バカの壁』って宗教書になっ
っちゃったの???」

ヒトやサルは3色、鳥は4色、ネコやイヌは2色。

 

霊長類は3色

トリは4色

 

鳥が見ている世界は、ヒトが見ている
世界より、もうチョット複雑という話を
聞きました。色が。

それがどういうものか、ワレワレ人は
3色だからわかりません。

鳥は4色。目が。
網膜にそれだけの種類の細胞があるそう
で、ヒトに見えない紫外線も見えるそう
です。

で、ヒトは何で3色かというと、いろい
ろ話があって面白い。

3色なのは、サルのような霊長類。
ネコやイヌは2色。

ホ乳類は本来2色で、霊長類のヒトや
サルの場合、間にひとつ波長が入ってき
た。進化の過程で。

これはヒトの「顔色の変化」を見るのに
ピッタリ。

ヒトやサルは社会的な動物。
顔色を読むのがなぜ大切かというと、社
会生活上欠かせない。

「顔色をうかがう」と言いますもの。

もう一つは、子どもが具合悪くなって
「顔色が悪い」とか、命の危険も関わっ
てきますからね。

花があんなに赤・青・黄他で色とりどり
で鮮やかなのは、もしかしたら4色持っ
ている鳥に猛烈にアピールして、花粉を
運んでもらうためなのかもしれません。

ニューヨークの見える窓

尖ったのが、マンハッタンの名所、エンパイアステートビル

 

ここは、ニューヨークではありません。
まるやまファミリー歯科の診療室。

写真は、ニューヨークの街を部屋から
見た風景です。

向こうに見えるノッポのビルは、エンパ
イアステートビル。

この絵はトリックアートというのがすぐ
わかります。
なぜなら、こんな窓はないから。

超高層階に木の窓をつけてはなりません。

ヒトが飛び降りたらどうするんでしょう。
モノを落としたら、下を歩いているヒト
が危ない。

というワケで、超高層階にこんな窓を
つけてはならないのデス。

ある患者さんがこの絵を見てこうつぶや
きました。

「先生、ワタシはね、ニューヨークでこ
のエンパイアステートビルを下から見上
げたことがあるんだけど、この角度から
見たのは初めてだよ。」

いいですね。
ニューヨークに行ってそこの空気を吸っ
て歩いただけでも、何かを学んで帰った
ハズ。

ワタクシがニューヨークのことをとやか
く語っても、何の説得力もありません。

何しろ行ったことがないんですから。

 

 

ワクチンの発見(天然痘)

ワクチンをうつジェンナー

 

以前から、牛にもヒトの天然痘によく
似た病気があって、牛痘と呼ばれていま
した。

乳搾りをよくする人に牛痘が感染して、
手や腕に水疱ができました。

今から250年くらい前の話です。

イギリスにエドワード・ジェンナーと
いう若い医師がいました。

彼の故郷では、「この病気(牛痘)にか
かると2度とかかることはないし、その
上、ヒト天然痘にもかかりにくい」とい
う言い伝えがありました。

若きジェンナー医師は「ホントかなぁ?
」と思って、これを確認するために人体
実験を行ったのデス。

まず牛痘にかかった婦人の手の水疱から
液汁を採って、それをジェンナー家の
使用人の8才の少年の腕に接種して、症
状の軽い牛痘を発疹させました。

そして2ヶ月後に今度はその少年にヒト
の天然痘を接種した。

実験は見事成功。

その少年はヒト天然痘にかからずに
済んだ。

これが人類初のワクチンの発見。

つまり、少年には抗体ができていた
のです。

ワクチンという言葉は、パスツールが
ジェンナーの業績を記念して、ラテン語
の牛をイミするvacaからつけた名称なの
デス。

ちなみにこのジェンナー氏は、博物学に
も興味を持ってて、例えば「カッコウ」
という鳥には自分の卵を他の鳥の巣で生
み、その巣の持ち主である鳥に育てさせ
るノダ、という習性を発見したのもこの
ジェンナー氏なのデス。

少年が選んだのは、マントをまとった看護師さん。

アメリカのヒーロー達は置き去りに・・・

 

イギリスBBC放送から、こんな情報が
発信されました。

バンクシーが新作を発表したと。

バンクシーといえば、イギリスを拠点と
するストリートアーティスト。

コノ人の手法は、落書きとダーク・ユー
モアを組み合わせたモノ。

アーティストは有事の際でもアタマん中
でいろいろ考えるんでしょうね。
そしてそれが作品となる。

今回の作品は、新型コロナウイルスの
感染が世界中で広がる中、思いついた。

この作品、少年がマントをまとった看護
師さんの人形を掲げて、隣のカゴにはア
メリカで大人気のヒーローであるバット
マンとスパイダーマンの人形が置き去り
にされている。

きっとこの少年、新たなヒーローに看護
師さんを選んだノダ。

ところで、まるやまファミリー歯科の2
階にお店を持つファッションデザイナー
(バンクシーに劣らぬ才能を持つと言わ
れている)の先生、こんな有事の中、今
度はどんな作品を生み出すのであろう。

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