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「ビートマス・4人はサンタクロース」

 

NHK FMラジオでこの前の日曜日、夜
9時からディスカバー・ビートルズを
聴いていたら、DJの杉真理氏がクリスマ
スソングにビートルズの楽曲をくっつけ
たCDがあるよ、と言っていました。

続きを聴いていたら、スカンジナビアの
あるバンド(ビートマスといいます)が
ビートルズの曲とクリスマスソングを合
体させて特別に作ったものだという。

4、5曲かかったので、それを聴いて、
コレ、まるやまファミリー歯科の期間限
定のB.G.Mとして使えるんじゃねぇ?と
思い、買ってみようかと。

ローリングストーンズだったら1つの
パターンでローリングストーンズ風クリ
スマスソングだけど、ビートルズの場合
はそれぞれの曲にパターンがあります。

例えば、「プリーズ・プリーズ・ミー風
ジングルベルロック」「エイト・デイズ
・ア・ウィーク風サンタが街にやってく
る」「チケット・ツー・ライド風ホワイ
トクリスマス」「プリーズ・ミスターポ
ストマン風ラストクリスマス」。

そこで、番組の途中ですぐパソコンに
直行。

幸い、うちの奥さんもチビスケもパソコ
ンを使っていない。

全国のビートルズマニアが眠りから覚め
ぬうちに、ヤフオクで「ビートマス・4
人はサンタクロース」というこのCDを
即決。落札しました。

今回はうまくいった。

その後、何もなかったように再びこのラ
ジオコーナーを再聴。

明日朝早く起きてコンビニに行って入金
してこよう。

このパロディクリスマスソング、今週末
くらいまでには届くかなぁ。

何十億年もかけて出した答えが目の前にあります。

イギリスの自然

 

世界の人が一番住みたい国はどこ?
っていうアンケートがあって、1位が
カナダ、2位は日本というデータが最近
出ました。

まぁ、何となく安全で、食いっぱぐれが
ない感じがするからかなぁと思う。

で、日本人が一番住みたい国はどこ?
というアンケートもあって、なんと1位
はイギリスでした。

イギリスのイメージは、自然と都市が
絶妙のバランスがとれてかみあっている
っていう感じです。

BSでも「憧れの国、イングランド特集」
って定期的にプロデューサーが勧めてい
るわけですし・・。

まぁ、自然の中ではヒトが新参者だとい
うのは当たり前の話。

ホモ・サピエンス、つまりワレワレの
祖先はたかだか25万年前にアフリカに
発生しました。

46億年といわれる地球の歴史を1年に
例えるなら、まぁ大晦日の除夜の鐘が
鳴っている頃でしょうか。

ヒトが遅れてきたというのは常識ですが
、遅れてきたヒトが一番エライと思って
いるので、平気で先輩である自然を破カ
イする。

昔はイギリスで産業革命が起こったこと
もあって、森の木を切って蒸気機関の
燃料にしました。

で、その結果、イギリスの丘の上は
ハゲ山に。

イギリスの知識人が「こりゃいかん」と
反省して、丘に木を植えるようになり、
自然をむやみやたらと壊さないようにな
りました。

何十億年もかけて出した答えが、目の前
にある自然、ということがわかったから
です。

よくできているハズです。

遅れてゲームに参加したワレワレは、
まわりをキョロキョロ見渡して、世界は
いったいどうなっているのだろうと世界
のルールを理解しないと、時々大きな
間違いを犯してしまいます。

多分イギリスはそのことにいち早く気が
ついたのでしょう。

だから博物学が発達した。

博物学っ「どうなっているのか知ろう」
という学問ですから、イギリスの風景が
美しいと思うのはきっと、見ていて脳が
余計なエネルギーを使う必要がない、つ
まり疲れないからだ。

美しいものならみんな、喜んで見ます。
そりゃあ、住んでみたくなりますわなぁ。

不織布(ふしょくふ)マスクのこと。

 

昔、カゼ以外にはマスクをすることは
ほとんどありませんでしたが、マスクの
使い方にもいろいろあって、ワタクシ
小さい頃、鼻血がよく出ていたこともあ
り、ティッシュを鼻に詰めてマスクして
いました。

患者さんは、「前歯の『さし歯』がとれ
たんで、マスクしてきたんだよ。先生、
作り直して下さい」と言ってマスクして
来院される。

マスクにもいろいろ種類があって、一番
いいとされるN95マスクは密閉性が強す
ぎて息苦しい。

布マスクは通気性がいいから、感染防止
にはならないし、まぁ、オシャレで感染
が防げたらいいんですが・・・。

ウレタンマスクは耳はそんなに痛くない
けど、花粉用だしなぁ。

でも、息しやすいからウイルスは入って
くるか。

不織布マスクは飛沫が飛び散りにくいけ
ど、長くつけていると息苦しくなります。

特にこの時期、メガネが曇る。
マスクの脇から息が漏れている証拠。

私が子供だった頃の昭和の頃は、布マス
クがフツウでした。

不織布マスクを見ると、「大きいなぁ。
本物のお医者さんみたいだね」という
印象で、フツーの一般人は誰もつけて
いませんでした。

この前倉庫をひっくり返していたら、
20~30年前の不織布の備蓄マスクが
出てきた。

なんと、一層構造で透けていた。
その異名は、「シー・スルー・マスク」。

今ワレワレが使っている医療用は3~4
層構造。

不織布マスクも進化したものだ。

不織布マスクは、一般人が長く着けてい
ると耳が痛くなるらしいけど、ワタクシ
たち医療人は2、30年もつけているので、
耳の痛さなんて「そんなん、昔あったな
ぁ。」とすっかり忘れてしまっている。

それにしても不織布マスクの品薄が解消
されたのは、本当にありがたい。

患者さんを治療する時や人と会う時は
やはり不織布マスクかなぁと思う。

免疫細胞が戦っているのを知って、やっとる、やっとると応援する。

リンパ節が膨れた

 

札幌でも新型コロナ感染、連日200名
超え。

もう、ニュースはコロナ関連のこと
ばかり。
国難デス。

このコロナ、目に見えないんだけど、
働きがある。

だから、コワイ。
幽霊がこわいのと同じです。

ユウレイは怖いだけで、ワルサをしま
せん。
でもコロナは悪さをスル。

生き物って免疫システムができている
から、少々変なモン、カラダの中に取り
込んでも、何とかなります。

でも、もし免疫がなかったらどうなる
でしょうか。

普段する呼吸で、いっぱい病原体を吸い
込んでいますから、もし免疫がなかった
らすぐに肺が腐ってしまいます。

普段なかなか意識しないんですけど、
免疫がないと1日でカラダのあちこちが
腐ってくる。

免疫細胞(白血球とかリンパ球とか)が
働き出すと、熱が出る。

局所が赤く膨れてくるというのは、コレ
は免疫細胞が戦っておるということで、
何かもう痛いなぁとか、熱が出てしんど
いなぁじゃなくて、免疫細胞が働いて、
病原体をやっつけてくれとる。

コレは頼もしいなぁ、あぁ、やっとる、
やっとる、というような気持ちで見ても
らえたらいいと思う。

アンパンマンのわくわくクレーン

アンパンマンわくわくクレーンゲーム

 

ゲームの値段にブッ飛んだ。

待合室にあるアンパンマンのNEWクレ
ーンゲームは、まるやまファミリーで
3機種目。

トータルで考えたら、前回使っていた
アンパンマンのわくわくクレーンゲーム
の方がはるかによかった。

で、前回のをネットで調べてみた。
その値段を見たら、ブッ飛びました。

高いものは、海外並行輸入品なら
24万4256円なり。
日本国内での販売価格は12万円位。

ヤフオクでもそのくらいが相場。

10年位前に買った時は7,8千円だった
んだけどなぁ。
もう作ってないのか。

確かに、今置いてあるクレーンゲームに
比べると、カプセルの出し入れが簡単。

箱の中が広い。
大きいカプセルでもつかめる。
コインも取り出しやすい。

など、使い勝手がよかった。
あぁ、前の機種はいずこに行けにけり。

で、うちの奥さんがつい最近メルカリを
使い始めたこともあり、最後の手段で
メルカリで前機種を調べてみた。

個人売買なので、値段はピンからキリ
まであります。

中古なのですが、熊本の方が4000円台
で出していたので、即それを買うことに
しました。

神も仏もいるものだ!

これで、まるやまファミリー歯科に来る
子ども達の「キャッキャッ」と喜ぶ声を
また聞くことができるぞ!

サンタクロースはマスク姿でやって来る。

マスクサンタ

 

イタリアの5才の男の子が、心配して
います。

「ロックダウン(都市封鎖)したらサン
タさんが来れないんじゃないかな」って。

イタリアでは、新型コロナの感染者が
100万人を超えていますもの。

で、イタリアのコンテ首相、フェイス
ブックでこう答えた。

「大丈夫だよ。サンタさんには、あちこ
ち旅をして世界中の子供たちに贈り物を
届ける許可証を特別に渡してあるから」

さらに続けて、
「サンタさんはいつもマスクを着け、
自分とみんなを守るため、ちゃんとキョ
リをとっているそうだ」

「で、お願いがあるんだけど、ツリーの
下に温かいミルクとビスケット、それに
アルコール消毒ジェルを忘れずに置いて
てネ」

と助言したそうです。

いつの時代も子どもたちはサンタさんの
身の上を心配しています。

心温まるイキな話だなぁと思いました。

「空気」や「匂い」に従っているんデス。

「空気」が決める

 

新渡戸稲造という人がいます。
以前、五千円札の表紙になった人です。

新渡戸が昔ベルギーで、「日本では学校
で宗教教育をしていない」と言ったら、
それを聞いた学者が驚いて、「宗教なし
でどうやって道徳教育をやるんだ!」と
言われたらしい。

そのことが「武士道」という本に書いて
アル。

で、彼、「自分の善悪を決めているのは
何となく決まっているもの」だと気づき
、改めて何を基準にして定まるのかと問
われてしまうと、答えることができませ
んでした。

日本では昔から「空気」が決めていたか
らです。

ある日、自分の道徳に基礎になっている
のは「武士道」じゃねぇの?と気づいた。

武士道を成文化した文書は存在しません。

武士道が武士階級から平民たちに持ち込
まれ、やがて国民の道徳になった時、
今度は「大和魂」と呼ばれるようになり
ました。

「大和魂」なんてものも存在しなくて、
「コレ何よ?」と聞かれても誰も答えら
れんです。

「匂い」なんですから。
「空気」なんですから。

ワレワレ、空気とか匂いとかに従ってい
るんデス。

きっと日本の国って、四大文明からかな
り遅れて、何となく出来上がって、そし
てそこから遠い場所にあって、時々中国
とか朝鮮とか台湾あたりから何かイイ物
が入ってきて、でも島国だからそれが外
にエイキョウすることもなくて、グダグ
ダ鍋の中で煮てたら、何か独特な変なも
のが出来上がっちゃった。

「うちはそういう国なんだから、それで
ええねん」と、昔からみんなそれに従っ
てきたのかなぁと思います。

 

問診表のコピーをB細胞の抗体に置き換えて考えてみた。

T細胞とB細胞の情報交換(オガワメモ)

 

そもそも免疫という現象は、1回かかっ
た感染症に2回目はかからないというこ
とから、何でこんなことが起こるんだろ
うということで「疫を免れる=免疫」と
いう概念ができました。

うちの歯医者の診療室で、「先生、カル
テの問診表がなくなりました」。

「えっ、ないの?しょうがないなぁ。
たしか、院長室の棚のファイルの中に
しまっていたハズだ。ええっと、どれだ
っけ?いっぱい似たようなファイルがあ
るから探すのが大変だなぁ。ちょっと
待ってて。探しておくから」

バタバタしてやっと問診票の原本を探し
出す。

「あった!じゃあ、〇〇さん、たくさん
コピーしといてネ。」
と、スタッフに渡す。

この場合、カルテの原本の問診表が抗体。
昔できた抗体は、少しだけ残っていた。

院長室がリンパ管(ソシキ)。
コピーが抗体の複製。

例えば、初めてコロナに感染すると、そ
れに反応するリンパ球のB細胞の抗体が
増えて働きます。

せっかく増えたんだから、コレ、全部
残したいんだけど、何せ入れる場所が
狭いので、大方は死にます。

その中で一部がそのまま残って、リンパ
組織の中でずっと眠り続けるワケです。

ですから、2回目にコロナがきたらその
あちこちに眠っているB細胞が起こされ
て、次々コピーされて抗体をつくるので
す。

抗体がコロナの抗原にひっつくと、コロ
ナの毒性が消え、得意の細胞の中へも
入れなくなり、そこで待ち構えていたワ
レラが食細胞(好中球やマクロファージ
)のえじきになるのです。

どうやら抗体の根っこの部分がおいしそ
うに見えるらしい。

アゴの下のリンパ節がグリグリ膨れます
けど、コレ、何が起こっているかという
と、この膨れているリンパ節の中でコロ
ナの抗原を手に入れたT細胞と、同じモ
ノを手に入れたB細胞が情報交換して、
抗体をつくる準備をしているんです。

そう思うと、アゴの下のグリグリ、たの
もしいなぁという気持ちにもなります。

「皿洗いで1食無料でギョーザ食わしたる」

ギョウザの王将 出町店

 

「食後30分皿洗いで1食無料・ギョー
ザ食わしたる」というギョウザの王将・
京都出町店が10月31日で閉店しました。

閉店の記事書いてもらったら、あっち
こっちから元学生が来てくれたトカ。

サイフの中身が貧血の学生さんにはあり
がたい店でした。

この店は、京都府立医大が近いため、
医者になった子が多かった。

「脳外科医になったからタダで診察した
るで」とか、「手術の時はオレが紹介し
たる」とか、弁護士もいたし坊さんも
いた。「死んだらタダで拝んだる」って。

随分前に貸したお金が返ってきたらしい。

36年前にお金貸してた人が、返してくれ
た。

とっくに死んどると思ったけど、記事に
写真が載って生きとるとわかった。
ずっと気になっとったんや。

ところで、ギョウザの王将の本店は、東
山ひとつ越えた山科という所にあります。

ワレワレ世間の人から見たら、山科は
京都。

でも京都の洛中に生息している人から見
たら、山科は京都じゃない。
随分遠い洛外の田舎。

山科に生まれ育ったある男が洛中の人に
こう言われた。

「ギョーザの王将の社長はんが殺された
事件、まだ犯人捕まれへんのやろ。怖い
わ。」

会えば必ず言われるという。

100年たっても200年経っても「山科と
いうたら、ついこの前ギョーザの王将の
社長はんが・・・」と代々言われるのだ。

何たって、京都人の感覚から言えば、
ついこの前の大火と言えば「第二次世界
大戦」じゃなくて、1467年の「応仁の
乱」ですからねぇ。

京都人にとっては、京都御所が世界の
中心。

そっからどれだけ近いかで順位が決まる。

洛中が一番。
山科は東山のウラ側。
順位がとっても低いんデス。

「うるせぇなぁ」を、「ねぇ、母さん」だと思えば・・・


             「うるせぇなぁ」

 

小学生~中学生になる男の子をもつお母
さんが、「最近はうちの子、“うるせぇ”
とか“知らねぇ”とか、反抗してくるんで
す」と言っておられました。

ご本人はとても寂しそうです。

まぁ、思春期にもなると男の子は急に
口数が少なくなるものです。

何か話しかけても、「知らねぇ」。

男の子は思春期になると、親が関わらな
い世界が楽しくなってきて、男だけで
群れて遊ぶ世界や、部活の先輩・後輩で
成り立つ世界、仲間内だけで通じ合える
会話やルールができる。

だから楽しい。

大人にはわからない楽しい世界ができて
くるのです。

こういう世界があるということを、ワレ
ワレ親は理解しないし、忘れてしまって
いるから、的外れなことを言ったり、心
配したりして、「やめなさい」と言う。

それが「うるせぇ」わけです。

まぁ、理解してくれないのなら口もきき
たくないということ。

それならきちんと説明してくれればいい
じゃないのと反論したくもなりますが、
彼らは彼らなりの拙い言葉で一生ケンメ
イ説明しているのです。

なのに、「何それ?」とまた母ゴンの
批判攻撃にあってしまう。

たいていの子はこの時点で貝のように
口を閉ざしてしまいます。

だから、「めんどくせぇ。うるせぇ。
知らねぇ。もういい。はいはい。」。

息子について何もかもを知ろうとする
親の態度も「うるせぇ」。

ワタクシにも思い当たるフシがたくさん
あります。

思春期は、一人で新しい世界に立ち向か
う時期。

その時の不安が「うるせぇ」になる。

じっと見守ってあげましょう。

「うるせぇ」を「ねぇ、母さん」だと思
えば、きっといいキョリを保てるはず。

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