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西本願寺、東本願寺のコト。

京都駅の北側にある東西本願寺

まるやまファミリー歯科の近くに、龍谷
高校があります。

で、最近、NHKのBSで「英雄たちの選
択」を見ていたら、ハッと気づきました。

そうだったのか。

時は遡ること戦国時代。
信長は大坂の地が欲しかった。

でもそこには石山本願寺という巨大勢力
が居座っていた。

で、アノ手コノ手を使って、11年かけて
やっとその寺を追い出した。

その時の寺の主が、顕如という坊さん。

その後秀吉の時代になって、京都駅の北
側堀川通り沿いに、秀吉が土地を寄進し
て、「どうぞ顕如さん、そこに寺を建て
て下さい」と。

そこにこの坊さん、本願寺を建てた。

なんだかんだあって、顕如が亡くなった
後、3男の准如がそこを継いだ。

長男と3男は仲が悪かった。

家康の時代になって、今度は家康が本願
寺の東側に土地を寄進した。

そこで長男の教如はそっちに寺を建てた。

で、最初の方が西本願寺で、後でできた
方が東本願寺。

はしょって説明したのですが、まぁそん
な感じ。

寺は宗教法人にして学校をつくりますか
ら、西本願寺は龍谷大学を、東本願寺は
大谷大学をつくった。

そういえば札幌にも、東西の本願寺があ
ります。

1つは、まるやまファミリー歯科の北側
にある西本願寺。
その隣にあるのが龍谷高校。

もう1つは、ススキノの南側にある東本
願寺。

地図を見ると、敷地内に大谷幼稚園が
ちゃんとあった。

近くの東区には大谷幼稚園、小・中・高
・大学がありました。

そういえば、まるやまファミリー歯科か
ら歩いて3分くらいのところに、大谷第
2幼稚園というのがあって、ふと横を見
れば東本願寺・円山支院という建物が
建っていた。

何で龍谷?大谷?って思っていましたが
、ちゃんと歴史的な理由があったんデス。

「津軽海峡・冬景色」でも北へ向かっている。

津軽海峡・冬景色

北に向かう列車

 

ワタクシ、時々、思います。

何でワタクシ、わざわざ、出身地の広島
から「北」の北海道に来たんだろう、と。

決して、広島から南の九州に向かうと
いう発想はありませんでした。

日本人って、昔、インドや中国、朝鮮か
ら来て、縄文人と混じったと言いますか
ら、西から東へ、東から北へ向かう傾向
がある。

それなら、ワタクシも西から東へ、北へ
向かったのもワカル気がします。

きっとそういう遺伝子を持っているのだ。

ところで、「北」という字には「逃げる
」というイミが含まれているようで、
例えば「敗北」」は敗れて逃げる。その
時に向かうのが、北。決して南じゃああ
りません。

そういえば、ヒットする歌に「北」を
歌ったモノが多い。

年末の紅白歌合戦の定番、石川さゆりの
「津軽海峡・冬景色」。

この楽曲は、わずか一行で主人公を上野
駅から青森駅まで連れて行ってしまう。

やはり、北へ向かう歌。

ユーミンの「コンパートメント」ってい
う歌、すごい力作だと思うのですが、
これも汽車に乗って北の方に向かい、自
死する歌。

渡辺淳一の「阿寒に果つ」という小説も
、札幌から北の阿寒に向かいそこで命が
果てる話。

これもまた、北へ向かう。
決して南の函館方面には向かわない。

日本の歌や小説の主人公は、北へ北へと
目指す。

北へ行けば行くほど風景は寂しくなり、
行きかう人も少なくなる。

作詞家、松本隆風に言うならば、自分の
心が寂しいから同じ寂しい北の方へ向か
わせる。

疲労と疲労感

疲れてます

 

先日、午前中に保育園の歯科検診が終わ
って、さぁ次は午後の保育園の歯科検診
だと家で準備をしていたところ、うちの
奥さんからメールが届きました。

“足を捻挫したので、クルマで病院まで
運んでちょうだいメール”でした。

どうやらテニススクールの練習中に捻挫
したらしい。

で、午後の歯科検診の前に大急ぎで病院
へ連れて行きました。

プレー中の捻挫ならわかるけど、その合
間のちょこっとした時に捻挫とは?
はて?

で、とっさに思いついたのが、「疲労が
カラダに来ていたのに疲労感がなかった
のでは?」というヤツ。

疲労って、働き過ぎなどでカラダの細胞
がダメージを受けた状態デス。

それに対して疲労感って、細胞が回復す
る時間を稼ぐために脳が感じる「休め!
」というサイン。

でもなぜかヒトは、カラダのこんなサイ
ンを無視してしまうことがあります。

脳がたいして発達していない、ヒト以外
の動物は、疲れたら休みます。他の動物
に襲われない限り。

でも、ヒトって楽しいことや報酬がある
と、ドーパミンなどの快楽物質がドバー
ッと血液中に出てきて、それが脳に伝わ
り、疲労していても疲労感を打ち消して
しまうのだ。

で、カラダは疲れているのに頭は疲れて
いないよって勘違いして、足がもつれた
りして捻挫をしてしまうノダ、と私は勝
手に考えた。

マラソンをする時に、飲みたくなくても
水分補給をした方がいいように、カラダ
も疲れたと感じた時には細胞に相当ダメ
ージがきているので、早めに休ませた方
がいい。

こういう時は、寝るに限る。

ミクロの毛の話(後半)

(オガワメモ)脳の中にも毛が生えている

 

ミクロの毛は、全身のまだまだいろんな
所にあります。

例えば、気管支のセン毛。

体の中に侵入したウイルスやゴミなどが
吸着した粘液を押し流して掃除します。

このせん毛の働きのお陰で、ウイルス感
染などの病気を未然に防いでくれる。

まぁ、痰みたいな形で外へ出す。

「心臓に毛が生える」と言いますが、実
は脳の中にも毛が生えているんデス。

血流の場合は心臓というポンプで血液を
運びますが、脳にはそういった流れを
起こすものがありません。

で、どうやって循環させるかというと、
脳室という空間にせん毛が生えていて、
同じ方向に動いて脳脊髄液を動かす。

まぁ、海の底でワカメとか海藻が、何か
こう、なびいているイメージです。

とまぁ、こんな具合にカラダのあちこち
にいろんなミクロの毛が生えているんデ
ス。

で、信じられないのが「植物も昔は移動
できた」っていう話。

コレ、いつかブログに書いてみようと
思う。

ミクロの毛の話(前半)

(オガワメモ)精子の荷物とエンジン部

 

毛と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、
髪の毛のような目に見える毛。

でも、目に見えない毛もあるんです。
それがミクロの毛。

髪の毛の300分の1のサイズで、細胞に
ついています。

例えば精子。

あれ、頭の部分は荷物(遺伝子が入って
います)。

シッポの鞭毛はセンサー付きのエンジン。

だから、卵子の近くにあれば卵子成分を
敏感に感じて、卵を目指して泳いでくる。

誰が一番最初に到着するか、みんな一番
を目指す。

一番先に入ったら門を閉じて、誰も入れ
ない。

荷物の中に入っている遺伝子が優秀なら
一番に卵子へたどりつけるのかなぁと
思っていたら、意外と鞭毛の方が大切。

乗り物がいくら優秀な頭を持っていても
エンジンがダメなら、頭がボロでもいい
エンジンを持っている他の精子に先に
行かれちゃうわけ。

どうやらベン毛というエンジンが大切
らしい。

運動会の大玉送り

 

そして、受精した卵を卵管を通って子宮
まで移動させるわけですが、一見すると
卵が自分で動いているように見えます。

実は動かしているのは、下にびっしり
生えているせん毛。

つまり、ミクロの毛だ。

このせん毛が連動して、右から左へと
受精卵を運ぶのだ。

まぁ、わかりやすく言えば、運動会の
時の大玉送り。あのイメージ。

毛がみんな同じ方向に向かって力を
合わせて送る。

とまぁ、筑波大学下田臨海実験センター
教授の稲葉さんがそう言っておられた。

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長くなりそうなので、今日はおしまい。

「ビートマス」のクリスマスソング


  タイトルの元ネタは『HELP!』

 

一体いつだったか忘れましたが、クリス
マスの日、街中で不思議な音楽を耳にし
ました。

「サンタが街にやってくる」や「ホワイ
ト・クリスマス」といったごく定番のク
リスマスソングなのですが、なぜかバッ
クに流れている音が“ビートルズ”なんで
す。

イントロは「Ticket To Ride」なのに、
歌はなぜか「White Christmas」だった
りと、ビートルズで始まったはずの曲が
いつの間にかクリスマスソングにすり替
わっているのです。

2つのサウンドのつながりがあまりに
自然なので、最初は聞き間違いかと思っ
たですが、立ち止まって耳をすませてみ
ると、やっぱりビートルズ+クリスマス
ソング。

 

ビートルズ風クリスマスソング

 

「コレ、誰?」

いろいろ調べてわかりました。

正体は、The Beatmas(ザ・ビートマス)
というバンドの『XMAS!』というアル
バム。

この、正体不明ながらナイスなアルバム
は、発売されたのが20年位前なのに未だ
に人気があるらしくて、ワタクシもつい
買ってしまった。

彼ら「ビートマス」の正体は、デンマー
ク出身の「ラバー・バンド」という名の
バンド。

元々、“スカンジナビアを代表するビート
ルズのカバーバンド”といわれるほど有名
なバンドで、毎年クリスマスになると
バンド名を「ビートマス」に変えて、ビ
ートルズ風にアレンジしたクリスマスソ
ングを演奏しているんだそうデス。

どれもこれも「ビートルズの音」になっ
ているのがスゴイ!

細胞1個ぐらいなら冷凍保存できるって話。

 

歯は冷凍保存できるのかというのをアレ
コレ考えていたら、先日、解剖学者の
養老孔司さん(仮名)が小学生向きに
書いた本を見つけました。

その中で小学生が、「死体は保存できる
んですか?」と容赦のないすごいことを
聞きました。

すると先生、こう答えました。

「死体を冷凍保存するなんてできま
せん。」

「なぜできないかというと、冷やす時に
どうしても表面から凍ります。そうする
と表面はすぐに凍るんだけど、中はゆっ
くり凍る。熱の伝導は遅いんですね。
ゆっくり凍らせると必ず氷ができます。

氷ができるとまわりが壊れます。

ワレワレが現在の技術で凍らせることが
できるのは、細胞1個ぐらい。細胞1個を
液体ヘリウムで冷やした純銅のブロック
に接触させてやると、10ミクロン(100
分の1ミリ)くらいはほとんど氷ができ
ないので、きれいに凍ります。

それを溶かしたらそのまんま生きてます。

細胞1個くらいだとこういうことができ
る。

だから、卵子は保存できるし精子も保存
できる。

だけど人間の脳とか人間全体となると、
冷やしているうちに内部に大きな氷がで
きて、必ず壊れちゃう。

テレビでやっているのは商売でやってい
るんで、ダマされちゃあダメ。

人間の冷凍保存はそんなにうまくいきま
せん。」

ということは、歯は冷凍保存できても
細胞は氷で壊されて死んでしまうって
ことか。

孔司さん(仮名)の文章って、哲学的で
チョット難しいんですが、小学生のとこ
ろまで降りてくれたらワタクシでも理解
できました。

「話し言葉と書き言葉」の巻

まいにち養老先生

 

以前テレビで、「まいにち養老先生」と
いう番組をやっていましたが、内容はと
てもわかりやすかった覚えがあります。

散歩しながらおしゃべりする番組デス。

養老先生の書いた本は、読んでみると
ちょっと難解。

デモ、おしゃべりを聞くとなんとなく
頭に入ってくる。

まあ、ヒトが書き言葉を使うのは結構
異常なことで、脳は書き言葉を使用する
ように設計されておりません。

そもそも別のキノウのために作られたの
に、無理やり文字を読むように使ってい
るので、私たちは書き文字でそんなに
説得させられないらしい。

一方、歌とか踊りはどうかというと、
これはもう多くのヒトが聴くわけです。

「紅白」もホントにたくさんの人が
見ます。

歌って踊れるアイドルは、実にわかりや
すい。

まぁ、人間の歴史からすれば歌と踊りの
歴史は書き言葉よりもずっと長いわけデ
スから。

書き言葉の最古で5000年とか言われて
いるんだけど、言語が生じたのが7万年
前だから、歌と踊りはそれくらい前から
あったことになる。

そうすると、どっちの方が集団をまとめ
られて、みんなで仲間だというふうに感
じさせられるかというと、もう、歌と踊
りの方が全然上。

例えば、選挙戦。
アレ、歌と踊りみたいなもんですからね。

書き言葉なら、断然学者が勝ちます。

最近、本の内容を面白おかしくパフォー
マンスしながら解説しているYoutuber達
がいますが、あれは、本を読むよりもわ
かりやすい。

歌と踊りの要素が入っていますもんね。

文字で書いても多くの人は反応しないけ
ど、話し言葉で表現すれば反応するよう
だ。

ワタクシの近畿観(後半)

熊野古道

 

(11月4日の続き)

で、観光としては真っ先に京都が出てき
ます。

千年の都であって、日本史の中心地。

実はあまりお金を持っていないのですが
、そこは京都人の知恵、文化でしのいで
います。

むしろ、生き延びるために京都の町を
ピカピカに光らせて人を呼び込んでいる。

観光業は材料費も人件費もかからないし
、おまけに観ても何も減りませんからネ。
コストが安いんです。

デモ、日本史的には奈良の方がよっぽど
古い。

何かで読んだのですが、奈良はとにかく
朝が早くて、店の閉まる時間も早い。

鹿が山に帰る頃にはお店は閉まる。

まぁ、よく言えば、昔ながらの生活を
守っているってことだ。

あと滋賀県ですが、滋賀の友人がいて、
「滋賀県って半分が琵琶湖なんでしょ」
って言うと、「失礼なヤツだ。琵琶湖は
滋賀県の面積の六分の一しかないぞ!」
と反論してきた。

続けて、京都・大阪の水を支えているの
はオレ達だという意識があって、下流の
人たちの生活のために合成洗剤を極力使
わないように気をつけているとも言って
おった。

和歌山はほとんどが山。

その中を熊野古道が貫いていて、他県の
人は熊野古道を整備の行き届いた国道く
らいに思っているかもしれませんが、
アレ、ただの山道です。

地図に「誰々さんの家の角を曲がる」と
書いてあるくらいの山道。

あと、三重については、あれは東海地方
じゃないの?と考えています。
だって、山の向こう側だもの。

まぁ、ワタクシの近畿観ってこんな感じ
デス。

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