『伊賀越え』の家康らと襲ってきた百姓たち

 

 

 

                伊賀越え

今年のNHK大河は家康なので世の中、
家康ブームみたいなのが感じられます。

そこで、ワタクシ、40年前の山岡荘八
原作のNHK大河ドラマ『徳川家康』を
久しぶりにDVDで見返してみました。

今は多少、大人になったので、昔とは
違って心に何かグヌヌと来るものがあり
ます。

本能寺の変で信長が明智光秀に殺されて
命が危うくなった家康が、何とか安全に
最短コースの『伊賀越え』で皆の待つ
岡崎城に帰らなければなりません。

逃亡中、家康たちは地元の百姓どもや
落ち武者狩りの者どもに出くわして、
いろんな経験をしました。

その結果、家康は一回りも二回りも
成長したんだなあと思いました。

百姓どもに襲われる家康たち

『ただ、民の声を聞き、民の声に答える
。それより他は命を守るすべはなかった
のじゃ。天下とは何か。天下は万人の
ものじゃ。』

『流れに逆らうは溺れるのじゃ。
無理した天下は長く続かんのじゃ。』

『準備さえ整えておけば必ず大きな流れ
を味方にできる。それが力じゃ。
その力を味方に持たずに動いたところに
光秀のみじめな末路があったのじゃ。』

『わしの翼の元で安らかに暮らす民が
多ければ、きっと、ゆく末は、わしの
勝利じゃ。』

百姓たちの話に耳を傾け、説得する

『信長公は武田の家臣を殺され尽くした
。わしは殺さんぞ。わしに下った者は、
すべて身内にしていく。
人は生かしてこそ人の道じゃ。
わしはこれだけは変えんぞ。』

ワタクシも含めて、日本人はこんなの
大好き。家康さん、世のオッサン達に
人気が出るわけだ。

 

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