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体内酵素には、消化酵素と代謝酵素というのがあって・・・

はちみつレモン

 

うちのチビスケが風邪っぽいとのこと。
で、うちの奥さん、早速「熱いはちみつ
レモン飲む?それとも冷たいの飲む?」
とチビスケに聞いていた。

ついでに横にいたワタクシにも同じこと
を聞いてきた。

それでワタクシ、いつものウンチク。

「体内酵素というのがあってね、その酵
素には、食物を消化・吸収するのに使わ
れる消化酵素と、カラダを正常に動かす
ために使われる代謝酵素の2つがあるん
だ。酵素はカラダの中で無尽蔵に作られ
るワケじゃない。1日に作られる量が決
まっててね、例えば酵素全体の量を10と
すれば、消化酵素を7使えば残りの代謝
酵素は3となる。酵素という点で考えれ
ば、はちみつのように栄養価の高いモノ
を無理して食べて消化させるために酵素
を使うよりも、食べたくない時には食べ
ずに代謝に使う酵素にまわした方が、カ
ラダの回復にも早いはずなのだ。」

で、うちの奥さん、「だから熱いはちみ
つレモン飲む?冷たいの飲む?」

ワタクシ、「熱い方にして下さい。」

うちの奥さん、「飲む?飲まない?」を
聞きたかったんでも、ウンチクを聞きた
かったんでもなくて、ただ「熱い方」か
「冷たい方」か聞きたかったダケなのだ。

一発で飛び起きて来おった。


     (イメージ)

 

バカバカしい話です。

ワタクシ事で恐縮なのですが、うちの
チビスケ、本当に朝、起きてこない。

いくら起こしに行っても、一度は起きた
ふりして、行ってみたらまた寝ておる。

中学生だから眠いのはわかるんだけど、
それにしてもよく寝る、寝太郎だ。

ワタクシ、うちのチビが学校に出かける
直前に電動ヒゲソリを使っておりまして
、その音が実にウルサイ。

うちの奥さんに、「もう起こすのはよし
て、ヒゲソリの音をヴィ~~ンと鳴らし
てみたら?」と提案されたもんだから、
試しにやってみた。

ヴィ~~ン!!

するとうちのチビスケ、一発で飛び起き
て来おった。

本人は、「げっ!、ヒゲソリの鳴ってい
る時刻だ!」とビックリしたのでしょう。

友、遠方より来たる。


         幼なじみ

 

10年ぶりに幼なじみに会いました。

広島から社員旅行で札幌に来ている。

たった数時間でしたが、お互いの近況を
報告し合った。

小さい頃はかなりトガッていましたが、
今ではすっかり丸くなって、いい大人に
変身。

ワタクシが医療の道に進むことになった
のも、彼のエイキョウが大きい。

まぁ、チョットしたご縁です。

「宿命の糸」に導かれて人は人に出会う
と言いますが、若い頃、そんなのホント
かよと思っていました。

でも年を重ねるにつれ、ホントウだと思
うように。

出会うべき人とは必ず出会う。

英語でご縁のことを「calling」と言いま
すが、これは訳すと「呼びかけ」。

だから、ご縁もカタチとしては「呼びか
け」という姿でやってきます。

決して大きな音響ではありません。
むしろささやくような声でやってくる。

「あの、ちょっと手伝ってくれない?」
とか、「一緒に帰らない?」とか。

まぁ、どうして自分を選んでくれたのか
よくわかりませんが、多分その仕事がで
きるように見えたのでしょう。

あるいは、なぜか一緒に帰りたくなった。

「いいよ。」と即答する。
その瞬間、縁がつながる。

ところで、その友人も昔よりも人の話を
聞くようになりました。

そりゃあ、そうだ。
精神科医だもの。

歯医者とは違って人の話を聞いてナンボ
の世界。

ワタクシも知らない間に精神分析されて
いたのかもしれません。    

「今年の10月22日は祝日?」

 

スタッフが突然、「先生、10月22日って
うちの歯医者さん診療あるんですか?」
と言うもんだから、「何かあるの?」

「10月22日はうちの子の行っている幼稚
園は祝日みたいなんです。」

「えっ!祝日?カレンダーの日付は赤字
じゃないのに?」

でもよく見たら、10月22日の隅のほうに
小さく赤字で「即位礼正殿の儀」と書い
てある。

で、さっそく調べてみました。

10月22日は「即位礼正殿の儀の行われる
日」ということで、今年に限り祝日とな
ります。

法律で決まっていたのです。

そこで、その日に予約の入っている患者
さんをキャンセルしました。

おそらく患者さんも気づいていなかった
のでしょう。

皇室の行事というのは、古代以前から
あるもの。

天皇の血筋は万世一系なので、こんな
国、地球上のどこ探してもありません。

日本の歴史が始まった頃からあるので、
深くて重い、何か得体の知れないものの
ような気がします。

ご先祖様の数を考えてみた。

約400年前の「関ケ原の戦い」

 

関ケ原の戦いは1600年なので、今から
400年ちょっと前の出来事です。

当時19才だった大名、小早川秀秋が西軍
を裏切らなければ、東軍の家康が開いた
江戸幕府はなかっただろうし、今の東京
のある場所も田舎だったハズ。

それはいいとして、ワタクシ、ご先祖様
の数を数えてみました。

ワレワレは両親から生まれ、その両親も
二親から生まれ・・・と、一代、二代と
遡っていくと、膨大な数の祖先が現れて
きます。

十代で2の10乗だから1024人、わずか
二十代遡っただけで50万人を超え、二十
一代でなんと100万人を超えることにな
ります。

二十代といってもわずか400年にも満た
ない間に、ワレワレの祖先は100万人も
いたことになる。

400年前といえば、関ケ原の戦いのあっ
た頃。

そう考えてみたら、戦いで亡くなって
いった人がいることで将来生まれるはず
だった子どもたちを失ったということに
なります。

今、生き延びている人たちは、まぁ、
生物学的に言えば”勝ち組”なわけで、名
も知れぬご先祖様たちに感謝しないとネ。

「ブログ一覧」が読みやすくなりました。

「ブログ一覧」の表示(オレンジ)

 

ある日、ある患者さんに、「先生の昔
書いたブログを探すのが大変なんだよ」
と言われました。

確かに、ブログには「サッ」と見て
「パッ」とわかる目次がありません。

そこで、ホームページ制作会社のリバ
ティーフェローの〇澤さん(仮名)に
「しかじか、こういう理由で、『サッ』
と見て『パッ』とたどりつけるブログ
一覧の目次ができないか」打診してみ
ました。

〇澤さん頑張ってくれて、早速、パソ
コン画面で「ブログ一覧」が完成。

そして第2弾として、スマホでトップ
ページのブログをクリックしたら「ブ
ログ一覧」が現れるように改良。

これで目次の完成です。
ブログをスルーする人には現れないの
で、とてもいいアイデアです。

社長さん、仕事早いなぁ。

昔、ソフトバンクの孫さんが当時年商
3億円足らずのアメリカの小さな会社
「ヤフー」を100億円で買い取りま
した。

世間では「孫のヤツ、血迷ったか」と
さんざんたたかれました。

が、しかし、この「ヤフー」って会社
、その頃数少ない目次制作会社だった
のです。

祝日も返上して改良にあたって下さっ
た〇澤さんに、感謝、感謝です。

ネイキッド・カウボーイ

NYタイムズスクェアの交差点

雪が降っても歌います

 

朝、早起きしてBS朝日をつけたら、た
またま「DEEPプラネット」という番組
をやっていた。

ビックリしました。

裸のカウボーイがNYタイムズスクェア
の交差点で歌っているのです。
それもギター1本で。

この人、日本では知名度が低いのです
が、NYのタイムズスクェアで個人営業
する「ネイキッド・カウボーイ」と呼ば
れるパフォーマーです。

彼は、ブリーフ姿でカウボーイブーツと
カウボーイハットのみ着用して、アコー
スティックギターを弾く。

ブリーフ姿の、まぁ、一見、単なる変態
スタイルですが、このスタイルを何年も
貫くうちに一躍NYの人気者になった。

いつも観光旅行の人たちに囲まれて、記
念撮影。

一緒に写真を撮りたがるのは、だいたい
若い女性たち。

大雪の日も現場に立つ。
寒いので、ブリーフと靴下は重ね履き。

ワタクシ、ふと思ったのですが、ここは
ブロードウェイのミュージカルが盛んな
地域。

1つのショーでも、お客さんは入って
まぁ、50人くらい。

一歩外に出ればそこに集まった人たちは
皆、お客さんだ。

観光客の皆さん、自由の女神の前で写真
を撮るように、ネイキッド・カウボーイ
の横で写真を撮るのだ。

いわば、NYの観光名所。

でも、いつまでやれるのだろう。
もし後継ぎがいなければ、家元となって
2代目、3代目に引き継げばイイ。

「あんた、余計なおせっかいだよ」と
言われそうです。

 

何も見えないけど、「アレ?何か変だぞ」

 

人から聞いた話なので、ホントかどうか
知らないんですが、地下鉄サリン事件の
時に知り合いの娘さんが・・・ってとこ
ろでもう怪しいんですけれど、まぁ、ウ
ソにしてみてもいい話です。

その女の子は、毎日同じ電車の同じ車両
に乗って通学していた。

で、ある日、いつもと同じ電車の同じ車
両に乗っていたら、いつもの車両に乗っ
ていないような風体の人たちが乗ってい
て、そのたたずまいがいかにも怪しげだ
ったので、なんだか気持ち悪くなって途
中の駅で降りて次の電車に乗った。

そしたらその人たちがその後、霞ヶ関駅
で降りてサリンをまいたというんです。

これこそ、ルーティンの手柄。

毎日同じことをしていると、そこに起き
たチョットした変化というか、何かコレ
変だぞという感度が上がるワケです。

船に乗っている船長が夜の暗い海を
見て、何も見えないけど「アレ?何か
変だぞ」と感じることがあります。

一方、初めて船に乗るお客さんは、そこ
に何も見えなかったらゼロなのデス。

ブラックジャックの診断

 

 

歯科治療では、診断があってはじめて
治療にとりかかります。

マニュアルでは「ナントカの場合はコウ
で、ナンタラカンタラの場合はアアで」
と決まっていますが、まぁそれは歯だけ
をみた場合で、生身の人間の中の歯だと
考えれば、その人の生活環境を考えなが
ら治療しなくてはなりません。

手塚治虫の「ブラック・ジャック」とい
うマンガがあります。

ブラックジャックが天才的な外科医なの
は、実技がスゴイからじゃないと思うん
です。

全エピソードがそうなんですけれど、
ブラックジャックの天才性は、患者さん
自身の歴史を瞬間的に見て取る能力にあ
って、決して手が速いというのではない
のデス。

だから、きっと過去と未来の時間の流れ
の中で患者さんの現在の症状を的確にと
らえているから、診断も誤らないんだろ
うとワタクシは勝手に思うのデス。

ミスは、気をつけるものじゃなくて、防ぐものなんです。

 

歯医者さんの治療システムって、
ミスしないようにつくられています。

一つひとつの動作に全て理由があって、
大学ではこれを修得、訓練しました。

ところで、世の中では「ミスじゃん、
許してよ、仕方ないじゃん、反省してる
よ」・・・・そう思っている人は大事な
仕事を任せてもらえません。

つまり、つまらない仕事ばかりになる。

人間はミスする生きモノ。
キカイじゃないからうっかりミスする
こともあります。

でもこれをどうやって防ぐかが大切。

電車の運転手さんもそうだけど、飛行機
のパイロットもそう。
着陸する時タイヤを出し忘れたら大変な
ことになる。

お医者さんだって歯医者さんだって、
ミスしないように気をつけるっていう程度
ではダメなわけで、だからこそ、どうやっ
てミスを防ぐかを必死に考えたり研究した
りするのデス。

ミスというものは気をつけるものじゃない
んです。
防ぐものなんデス。

ミスを防ぐ方法を考え、練習した結果、
ありゃ頭良くなっちゃった、ありゃ重要な
仕事を任された、という順番なのです。

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