最新情報

特別なことは言ってないと思う。

 

タモリといえば、上京してデビューした
頃は、フツーのメガネに七三分けという
マジメなサラリーマンそのものの風貌で
した。

ただ、中洲産業大学教授を演じる時だけ
ボサボサの髪型。

そのタモリさん、「笑っていいとも」と
か「ブラタモリ」とか「空耳アワー」、
「ミュージックステーション」を思い出
すのですが、どれも息が長い。

あの人は番組で言葉をしゃべってるん
じゃないと思う。

彼はきっと特別なことは何も言ってない
んじゃないかな。

ただただ相手をうまく喋らせることがで
きる人なんだなぁと思う。

きっと、声の調子とか間の取り方が絶妙
なんでしょう。

まぁ、同調の呼吸、相手に合わせられる
というのは、その人の才能。
だからゲストも自然に話せる。

長く続くわけだ。

ホイヘンスの振り子時計

 

ヒトと動物の大きな違いは、ヒトは相手
に合わせることができることだと聞いた
ことがあります。

まぁ、そうです。
動物は自己中だから相手に合わせようと
はしません。

「ホイヘンスの振り子時計」というのが
あって、これは何かというと、石の家の
壁に向かい合わせて同じ種類の振り子時
計を吊るしておく。

すると、初めは振り子が別々に動いてい
るんですが、やがて同じように動くよう
になる。

いろんな騒音はお互い干渉しあってゼロ
になるんだけど、規則的に動いている振
り子の振動だけが伝わって、長い時間を
かけて2つの振り子時計はまったく同じ
ように動くようになるんです。

この話を聞いて、長年連れ添った夫婦が
だんだん似たようになっていくのはコレ
かと思いました。

時計は意識的に針を合わせることはでき
ないんだけど、ヒトは合わせることがで
きます。

まぁ、自分を相手の立場において考える
ことができるってコト。

サルにはできません。

サンタさんの塗装をした。

塗装前

塗装後

 

赤色ってのは、感光すると色が落ちやす
いと思う。

南向きの赤い看板なんて、何年も太陽光
で感光すると、色が薄くなります。

北向きなら割と長持ちします。

まるやまファミリー歯科の玄関に飾って
あるブランコサンタさん(電飾)の赤い
色がハゲてきたので、先日、塗装しまし
た。

塗装といっても、極太の赤いマッキーで
塗ったダケ(写真)。

それにしても、何で赤色って色がはげや
すいというか、落ちやすいんでしょう。

そこで、ヤフー知恵袋をチョット覗いて
みました。

それによると、
「赤い色素は紫外線を吸収するので、色
の劣化が激しい。紫外線は波長が短いの
で、持っているエネルギーが大きくて、
顔料の分子結合を壊してしまう。だから
色の劣化が起こる」
ということだ。

だとしたら、日中、忙しく走り回ってい
る消防車は、放っておいたらだんだん色
がハゲてきてピンクっぽくなっていくの
かなぁ。

そういうものだと思う。

元素記号

 

うちのチビスケのコタツの上に、何やら
化学の元素記号を書いた紙が散らかって
いました。

きっと学校で、世界中のモノはすべて
元素や原子でできているってのを学び始
めたのでしょう。

ところで、ある人が「学校で教えられな
かったら、世界が決まった数の元素や原
子でできてると自分で思いついたと思い
ますか?」と訊いたら、自分で思いつい
ただろうと答えた人は一人もいなかった
そうです。

「学校で教わるから、そういうものだと
思う」と答えた。

多分、「そういうものだと思う」のは
日本的な考え方。

欧米の偉い人なら、彼らはアルファベッ
トを組み合わせて言葉を作るほどの民族
だから、「この世の中のものは元素の組
み合わせでできている」と思いつくハズ。

先日、うちの奥さんに「実家の宗教は
何?」って訊かれ、「真〇宗だよ。昔か
らずっとそう。死んだバアさんがそう言
ってた」と答えました。

調べたワケじゃないのに、昔バアさんが
そう言ってたからそういうものだと疑わ
ないなんて、ワタクシも生粋の日本人な
んだなぁと思いました。

 

時間通りに来る。言ったとおりにやる。

 

何かで読んだのですが、外国人に訊いた
日本人の“いいところ”のトップは、
「時間通りに来る」
「言ったとおりにやる」
ことでした。

深く考えたことはありませんでしたが、
確かにそうです。

世界にはそれだけ「時間通りに来ない」
「言ったとおりにやらない」国が多いと
いうことです。

きちんと守ろうとする日本人の特質って
のはスゴイ。

まわりを見ても、うちの奥さんも、うち
のスタッフも、時間通りに来るし、言っ
たとおりにやっています。

だがしかし、周りにただ一人、そうでな
いのもいる。

うちのチビスケだ。

「時間通りに来ない」
「言ったとおりにやらない」

まぁ、子どもだからしょうがないか、そ
のうち周りの連中にエイキョウを受けて
ちゃんとできるようになるだろう、と思
っているうちにドンドン大きくなった。

やはり、“鉄は熱いうちに打て”、だ。

時々、彼は宇宙人じゃないかと思ふ。

2019歯周病学会、そして新教授が決まった。

歯周病学会

新教授にお祝いの言葉を述べる、前々教授

 

土曜日は、昼から北海道歯周病学会に
行ってきました。

今年は発表もそうだけど、うちの同門の
教授が4月に決まったばかりなので、そ
のお祝いも兼ねて祝賀会もありました。

教授になったのは、ワタクシが医局に
入った時の、当時助手だったS谷先生。

ちょくちょく道新に登場してくる。

ワタクシが新人の頃、診療が終わって
医局に残って勉強していると、「〇川、
この本に君の知りたいことが書いてあ
る。読んでみるといいぞ」と言われて、
それらの本を買った覚えがあります。

尋ねなかったら何も教えてくれませんが
、尋ねると、10倍もの考えるヒントが
返ってくる。

そうです。
大学は、教えてもらうところじゃなくて
実は自分で学ぶところ。

教えてもらって答えが出るのは、高校
まで。

それにしても、大学の教授はうちのOB
でよかった。

他から新しく入ってこられると、今まで
続けていた研究がヘタをすると全部打ち
切りになってしまいます。

それに、医局の臨床方針も学生の教育
方針も研究方針も、全て違ったものに
なるでしょうし。

 

魚の「側線」が人間の耳になった。

魚の「側線」

 

親知らずの歯が悪さをしている時、耳が
痛くなることがあります。

耳鼻科に行ったら、何でもないと言われ
る。

歯医者に行ってレントゲン撮ったら、親
知らずが骨の中で横になって、前の歯を
押しているのがワカル。

歯医者も耳のことはチョットは知ってお
かねばなりません。

そこで、今回は耳の成り立ちの話です。

耳はモノを聴くという以前に、自分のカ
ラダの動きを把握する運動キカンの要素
が強いのです。

それがよくワカルのが、「めまい」。

「めまい」は三半規管の動きで起こる
もの。

音とか音楽とかを耳で聴いていると思っ
てますが、実は振動をカラダのいろんな
ところで聴いているので、必ずしも耳だ
けで聴いているワケではありません。

耳はカラダの内側にも深く関わっている
器官なのです。

もともとは魚の「側線」と言って、魚の
脇のところにキレイにポツポツと並んで
いますが、アレの一番前、頭のところに
あったモノが特殊に変わっていったもの。

それに迷路がくっついた。

この迷路は、自分のカラダの動きを把握
する器官。

そして、魚が陸に上がった時にその迷路
のところに音を聴くものがくっついて、
耳になった。

ですから、陸に上がらないと耳はないの
デス。

ゾウは下アゴを前後に「揺すって」いるダケです。

 

ゾウにも歯はあって、あの牙は前歯です。

コレ何のためにあるかというと、地面を
掘って木の根を食べたり、樹の皮を剥い
だり、たまに通りに邪魔な木が倒れてい
る時に牙でどかすこともアル。

あと、ケンカ。

あの牙、折れたらまた生えてきます。
奥歯は4本しかありません。

ワレワレ、歯は咬むものだと思っていま
すが、ゾウの場合はアゴを前後左右に
「揺すって」いるダケ。

まぁ、臼のようにひき臼運動をしている
のです。

これなら舌のアゴをブラ下げて揺すって
いるだけで済みます。
省エネ効果もある。

歯がすり減ると、次の歯がウシロから
出てくる。
それを6回ぐらい繰り返します。

この歯を全部使いきってしまうと、ゾウ
の一生はおしまい。

ヒトの場合は乳歯、永久歯と2回生えて
きます。

永久歯は親知らずを除いて、13才ぐらい
までには生えそろいます。

ということは、原始の人間の寿命は、何
事もなければ少なくとも13才以上?

生き物は必要のないものはつくりません
からねぇ。

負けないための準備

みなしご達のために負けるワケにはいかないタイガーマスク

 

Jリーグを見ていると、試合開始直後、
お互い相手の出方を探っていることが
あります。

相手を攻めるんじゃなくて、まず受ける。
まぁ、横綱ズモウ。

テニスの試合でも、相手の実力がわから
ない時には、最初のリターンゲームは捨
ててもいいから、相手のいろんな所に球
を落として、「ミスするボール」「ミス
しないボール」を見極めます。

これは、試合の局面で競った時に切り札
として使うのに有効。

この方法は、ワタクシ、学生時代に競技
卓球をしている時に学びました。

今思えば、コレは「孫子の兵法」。

勝つためにやらなければならないのは、
「負けないため」の準備。

戦い上手な人はすぐ相手を攻めるのでは
なく、負けないための準備をしっかり整
えて、勝つチャンスをじっくり待ってい
ます。

まぁ、相手の状態を変えるのって、魔法
でもかけなきゃできないけど、負けない
ための準備ぐらいなら、今すぐ自分だけ
でできます。

だって、自分の頭の中をチョット変えれ
ばいいんですから。

聞いていないことが何でわかるのだろう。

「アピオスっていうマメ科の野菜があっ
てね。それを食べ始めた次の日から手首
の痛みがとれたっていうテニス友達がい
るの。〇〇さんも△△さんも痛みがとれ
たらしいよ。高血圧の人にも効くし、骨
粗しょう症の予防や更年期障害、肌にハ
リやツヤも与えてくれて・・・。

もともとインディアンが戦いの前に力の
源に食べていて、でもたくさん食べると
お腹がゆるくなることがあるから食べ過
ぎてはいけないの・・・」

と、うちの奥さんの話はまだまだ続く。

一段落ついたところで、
「そうだね。ふ~ん。まぁ、そういうこ
ともあるんだね。」
と相づちを打ったところ、
「ねぇ、聞いてる?さっきから全然聞い
てないでしょ。」
と言われ、仕方なく
「アピオスというマメがあって・・・。
すみません、ひとつも聞いていませんで
した。」

何でわかったんだろう。
5分前から聞いていなかったけど、その
前までは聞いていたのになぁ。

何かきっかけがあって、そこからは放心
して聞いていない。

その、聞くのを止めた瞬間が、女性には
ワカルらしいのです。

男にはわかりません。

ブログ一覧