2022年 10月 の投稿一覧

「ロシアのウクライナ侵攻」と「秀吉の朝鮮出兵」って、似てない?

おんな太閤記

 

NHK大河ドラマ「おんな太閤記」に、
天下を取った秀吉が諸大名に朝鮮出兵を
命じ、徳川家康も前田利家もそれに従っ
たという話があります。

でもなかなかうまくいかなくて・・・。

これ、何か似たような話があったなぁ。
何だっけ?

そうだ!ロシアのウクライナ侵攻。

以下は、前田利家の妻、お松様が秀吉の
正室ねねさんのところにやって来た時の
会話です。

お松:利家殿の文によると、朝鮮での戦
   が思うようにいっていないとか。

ねね:勝ち戦と伺っておりますが。

お松:それは初めの頃の話。日本の水軍
   が朝鮮の水軍に敗れ、今では朝鮮
   へ兵糧を送るのもままならぬとか。

ねね:まことにございますか?

お松:ハイ、味方の補給を断たれ、武器
   も食料も乏しくなっては、たとえ
   強い傭兵を送っていたとて勝ち目
   はございませぬ。早く和議をして
   手を引かねばと、利家殿は深く憂
   いておられます。

ねね:そのようになっておろうとは!

お松:太閤殿下に思いとどまってもらう
   ためには、ねね様にお話するしか
   ないと思い、お話致しました。

 

この話、秀吉をプーチン、朝鮮をウクラ
イナに置き換えてみたら、ロシアのウク
ライナ侵攻の話になる。

おんな太閤記は40年位前、橋田寿賀子が
脚本を書いたお話なんデス。

腸がない動物はいません。

アメーバ

 

腸は、消化・吸収だけでなく、免疫キノ
ウ・ホルモン分泌と、たくさんの働きを
します。

でもなぜこんなに多くのキノウを持って
いるかというと、実はそれは動物の進化
の歴史にあるんデス。

脳・心臓・腸のうち、動物の進化過程で
最初にできたのは実は腸なんです。

動物は植物と違って、太陽の光からエネ
ルギーを作る光合成ができないので、他
の生物からエネルギーを奪う「消化」と
いう方向に進化しました。

そのために真っ先に必要な器官が、腸だ
ったのです。

骨が初めてできたのが5億年前だから、
10億年位前に多細胞生物がたくさん登場
しました。

最初の頃は、口と腸と肛門というシンプ
ル構造。
まぁ、アメーバみたいなヤツ。

ここから魚類、両生類、ハ虫類、鳥類、
哺乳類、そして人類が誕生。

進化していくうちにだんだん腸の背側に
脊ズイの原型が発達して、その先っぽが
膨らんで脳になった。

だから腸が最初。
腸がない動物はいないのデス。

クリスマスシーズンの目玉

待合室に置いてみた

 

もうすぐクリスマスの飾りつけをするの
で、今年の目玉を何にしようかなと考え
ながらメルカリをぐるぐる探していたら
、いいのが見つかりました。

それが、上写真。

英国のエリザベスタワー(ビッグ・
ベン)。

赤い電話BOX、ガス燈、ロンドンタクシ
ー、これを後ろから光を当てて光らせた
BOX。

試しに待合室の中に飾ってみました。

明るくなった。

クリスマスシーズンになればショーウイ
ンドウのコーナーに置いて、光らせよう
と思う。

 

拡大写真

 

歩道に面するビルの1階は、ビルの顔。
まぁ、歯医者で言えば“受付嬢”。

一番最初に目にするので、夕方も暗くな
ってきたことだし、ピカピカに光らせて
おこう。

口唇ヘルペスウイルスの生存戦略

口唇ヘルペス

 

歯医者さんに患者さんが来られた時、
「先生、今日あまり口を開けられないん
ですよ。ほれ、ココの口唇にブツブツが
出来ちゃって、開けると痛くて・・・」。

コレ、口唇ヘルペスといって、疲れた時
に口唇に現れるやっかい者デス。

実は、カラダに寄生するこのミクロの
ウイルスは、ヒトの疲労を把握していて
、「あなた、疲れとるよ。カラダを休め
なさい」と語ってくれるのです。

まぁ、これは患者さん向けに話す内容で
、実はヘルペスウイルスがカラダの表面
に現れるのは、ウイルスが危機を逃れる
ための生存戦略。

ヒトは疲労してくると事故に遭いやすく
なったり、古代人の場合だと猛獣に食べ
られやすくなったりする。

そういう状態に自分の住み家がなってい
ることを感じて、このウイルス、この人
危ないからもっと元気なところへ逃げよ
うと、カラダの中から浮き出て来てでき
るだけ元気な人に感染する。

そういうメカニズムをこのウイルスは
身に着けているんです。

つまり、ヘルペスウイルスは普段は細胞
に潜伏しているのですが、ヒトの細胞が
疲労によるダメージを受けると、カラダ
の外へ逃げ出そうとするのだ。

もっとわかりやすく言えば、船の中の船
底にずっと静かにして、タダ乗りしてい
るんだけど、このウイルス、危なっかし
くなってくると出て来て次の船に移って
いくみないな、まぁそんな感じデス。

「運がいいですか」

今はもう故人なのですが、松下電器(現
パナソニック)の松下さんが社員の面接
をする時に、「あんた、人生ツイてると
思いますか」という質問をして、肯定的
な返答の人を採用したといいます。

それは、「ツイてる」という人には肯定
的な人生が待っている。

そうでない人には否定的な人生が待って
いるという考え方によるものです。

ツイてる人は、周りの人が応援してくれ
ている人生を送っているのでしょうし、
何があってもツイてると思っているのか
もしれません。

ワタクシも歯科のスタッフの面接をする
時、最後に「〇〇さんは自分で運がいい
と思いますか?悪いと思いますか?」と
聞きます。

まぁフツウは、「運が良かったり悪かっ
たり・・・」という答えがかえってくる
のですが・・・。

でも、「どちらかというと運がイイ方だ
と思う」という答えが返ってくれば、
ワタクシ嬉しくなって、「チョットその
いい話聞かせてくれませんか」と身を乗
り出して聞きたくなります。

もちろん気持ちは採用の方向に向かって
います。

歯の数と四足歩行のお話

 

四足歩行の赤ちゃん歯にまつわる話で、
ヒトは四足歩行に始まり、やがて四足
歩行に返っていくというのがあります。

ヒトが生まれてから死ぬまでの、歩き方
の過程を想像してみて下さい。

赤ちゃんが生まれた時、歯はありません。
歩き方はハイハイで、四足歩行。

生後10ケ月で上下の前歯が生えます。

この頃になると、そろそろつかまり立ち
ができるようになります。

これは三足歩行。

そして奥歯が生える頃になると、二足
歩行。

年を重ね、老いて奥歯がなくなってくる
と、杖をつくようになります。

これは、つかまり立ちと同じ三足歩行の
状態。

やがて歯がなくなると、四足歩行の寝た
きりになります。

人間はこのようにして四足歩行に始まり
、やがて四足歩行に返っていくという話
です。

この論理でいけば、歯がなくならなけれ
ば四足歩行にはならずに済むということ
です。

日本人は80才で残っている歯が10本以下
なのに対して、スウェーデン人は80才で
21本以上残っています。

スウェーデンでは、寝たきりの人はほと
んどいません。

しっかりブラッシングして、歯を残して
、できるだけ長く二足歩行でいきましょ
うという話でした。

ロンドン・エコノミストという雑誌

歯医者のブログとは遠くかけ離れた話
です。

「本は10冊、同時に読め!」っていう
本を読んでいたら、エリートのことが
こんな風に書いてありました。

*****************

エリートは間違いなく、「ロンドン・
エコノミスト」という経済誌を読んで
いる。

この本は「ニューズ・ウィーク」のよう
な厚みのある雑誌で、経済誌の世界最高
峰と言われている。

何が書いてあるのかというと、ズバリ、
「いかに人を支配するのか」ということ。

「ロンドン・エコノミスト」を買ってい
るのは、世界人口の0.2%。

そしてその0.2%に各国の富は集中してい
る。

0.2%の支配者層が残りの99.8%の人を経
済支配するために、社会情勢を読み解き
、政治の動きをとらえ、最新の経済ネタ
を仕入れているのだ。

欧米のエリートと話していると、シェー
クスピアの話はフツウに出てくるし、
それらの本を読んでいるという前提で会
話が成り立っている。

エリートの世界とはそういうものである。

*****************

ワレワレ歯医者とは違って、世界を相手
にしているビジネスマンたちはスゴイな
ぁと思いました。

ちなみに「ロンドン・エコノミスト」を
チョット調べてみると、正式名は「ザ・
エコノミスト」。

発行部数は160万部で、その約半分は
北米が占めています。

日本では、読売新聞と提携してて、すべ
ての記事は完全匿名のスタンス。

で、世間からは、執筆者がすべて匿名な
ので「名を名乗れ!」と批判されている
ようデス。

「ほどほど派」の言い訳

 

「今でしょ!」の森修さん(仮名)が、
こんなことを言っておりました。

************************************

世の中は「トップ派」と「ほどほど派」
の2つに分かれるようです。

「トップ派」は置いといて、「ほどほど
派」はどんなのかというと、自分で勝手
に自分の限界を決めてしまって、真剣に
向き合わない。

だから自分のやり方の問題点を改善しよ
うとも思わない。

そして、自分より優秀な人と自分は別な
んだと勝手に線を引いて、努力を怠る。

ひどい時には足を引っ張る。

トップを目指さないという姿勢は、そん
なに頑張らなくてもいいや、後でいいや
という姿勢を生みがちなのです。

***************************************

まぁ、勝手に限界を定める”ノミのサー
カス”みたいなヤツです。

のんびりマイペースでいいやという生き
方は、人を「すぐやる」姿勢から遠ざけ
てしまいます。

そういえば、アメリカかどこかの詩人が
こんなことを言っておりました。

「失敗することが罪じゃなくて、低い
目標をもつことが罪なのだ」

「攻撃してくるのは、自分の人生で何の関係もない人たち」

いじめ

 

先日ニュースを見ていたら、たまたま
ワタクシが育った町が映っていました。

何があったんだろうとよく聞いてみたら
、どうやら中2の生徒が校舎から飛び降
り自殺をしたという。

ああ、何という痛ましい話だ!
いじめか何かか?

もしそうだとしたら、攻撃してくるのは
実は自分の人生で何の関係もない人たち。

たまたま学校に集まっただけなんだから。

学校以外にも居場所は必ずある。
困ったら「助けて」と声を上げた方が
いい。

親は結構、味方になってくれます。

いじめた人への当てつけで自殺するなん
て、実にもったいない。

加害者は忘れて生きていく。
そして自分の家族だけが苦しむんです。

まぁ、頭の中でそのことばかり考えてい
ると、それがその人にとっての現実にな
ってしまう。

たった一つしかない頭なんだから、その
中に好きなコトや楽しいことをいっぱい
詰め込んで持ち歩けばいい。

そして、どうにもならなかったら、その
町を捨てて、どこか遠くの町へ行けばい
いと思う。

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