2014年 4月 の投稿一覧

「ビフォー・ゲイツ」「アフター・ゲイツ」

ビル・ゲイツ氏「ビフォー・ゲイツ」「アフター・ゲイツ」という言葉があります。

評論家の大前研一さんが言ってました。

ビル・ゲイツ氏がウィンドウズをつくった1985年頃のコトです。

この頃を境にして、コンピューターが全世界につながるようになりました。

まるやまファミリー歯科のホームページも、ビル・ゲイツ氏のおかげで全国につながるようになりました。

うちは地域密着型の歯医者で、歯周病を中心にコツコツやっているのですが、たまに、東京の出版社から、広告を載せませんかとか、本を出してみませんかとか、営業の電話がかかってくることがあります。

街の中にあるお店とか個人診療所では、近所の方でも、初めて行く時、まずホームページを見てから足を運ぶ方が増えてきたような気がします。

ガリレオ

地動説STAP細胞の論文をめぐって矢面に立たされている小保方さん、歴史上の人物ガリレオを引き合いに、悲劇のヒロインになってるようです。

ガリレオって、17世紀に地動説をとなえて異端視された、天文学者。

当時は天動説が信じられていて、宗教裁判で地動説を唱えないことを宣誓させられたんだけど、「それでも地球は回っている」と名ゼリフを残しました。

ところで、皆が小保方さんを見たいのはわかるけど、マスコミがこの問題を大きく取り上げている間に政界では、何か国を左右するような大切な決め事を採決するかもしれません。

まぁ、国の大切な取り決め事ってのは、次の日ワイドショーのない、金曜日の夜にぶつけてくるコトがありますから。

コンピューター将棋の電王戦

コンピューターとの電王戦、今年も200万人の将棋ファンが見守る中で行われました。

ワタクシ、うちのチビスケと将棋をさす程度で、とても将棋ファンとは言えないのですが、そんな私でもチョット気になっていました。

コンピューターの最大の強みは、何時間やっても疲れないこと。

人間同士なら、心理戦で消耗してしまう。

コンピューターって、流れに左右されないし、以前に比べて序盤の駒組みがうまくなったようデス。

結果は1勝4負でプロ棋士の負けでした。

とは言っても、コンピューターにも欠点があります。

某コンピューター、劣勢になるとその場しのぎの悪手をさしてました。

見守っていた関係者の皆さん、「なんだ、この手は!!」と驚いてた。

この一番だけがプロの勝ちでした。

ある棋士が言ってました。

少しでも強いモノと勝負してみたい。

「負けました。」と、その言葉の数だけ強くなるようです。

若さの秘訣

まわりにドンドン高齢者の方が増えてきました。

皆さん元気一杯デス。

80才を越してなお、若々しく元気な元小学校の教師。

かつての教え子が聞いてみました。

「若さの秘訣は?」すると、「一に教育、二に教養」という返事。

何のことかと思ったら、教育は「今日、行くところがあること」教養は「今日、用事があること」と答えられたそうです。

なるほど!足腰がしっかりしていて用事があれば、家に閉じこもらなくてもイイ。

外に出て人と会って、話をしなさいということかと納得しました。

見るものが支配する世界

ギリシアの神々が住んでいた「ウィキペディア」というフリー百科事典がインターネットにあります。

今あそこに載ってるのは、有名人ばかり。

もし有名でない人も載ってしまったら、自分の情報が公開されていたとしたら・・・。

一見、テレビに出ている人や有名人というのは、力を持っているように思いがちですが、実は視線の方向から見ると、「見られる者」という不利な立場。

ギリシア神話にメドゥーサという女の魔物がいて、この魔物、目に不思議な力があって、コイツに見られた者は石になってしまう。

神話とはすごいもので、この魔物がヒトを見て「石になる」と表現することによって、実は見るものが支配するのだと伝えているのデス。

ワタクシもまるやまファミリー歯科のブログを日々更新していますが、書けることはホンノわずか。

ほとんど当たり障りのナイことだけ。

何しろ「見られて」いますモノデ・・・。

新しい職場にいくとカゼをひいてしまう

患者さんの中にはいろんな方がいて、ある小児科の先生、めずらしくカゼをひいたと言う。

家族の方からうつったのですか、職場からですかと聞くと、職場だトカ。

お医者さんなので、カゼをひかない方法を聞いてみた。

その答が、「マスクをする」「ワクチンをうつ」皆さんご存知のとおりです。

何年も同じ職場で仕事をしていると、免疫ができてカゼひかなくなる。

しかし、新しい職場にいくとカゼをひいてしまう。

そのようなことも言っておられました。

貴人に会いましたか。

「篤姫」より勝と帯刀今の中国はどうしちゃったんだろうと思うけど、孔子のいた頃の中国って、挨拶する時に「最近、貴人に会われましたか?」と質問していたようです。

貴人というのは、学識のある人や徳のある人、富のある人。そして、知性と人徳があって、オーラあふれる素敵な人のコト。

そうした貴い人は自分を引き上げてくれる可能性がアル。

本や新聞や、人との会話の中で心を打つ感動的な話や言葉に巡り合えたなら、それは「貴人に会えた瞬間」なのデス。

ワタクシの好きな会話があります。

幕末に、幕府軍の勝海舟が、強引なやり方で幕府に改革をせまった薩摩藩を批判して言ったセリフ。

「上等な人間てえものは、力で人はうごかされねえものです。心です。心で動かすもんですよ。」薩摩藩家老、小松帯刀、「本当にそうですね。心にしみました。」

モノゴトを前に進める力

アメリカのヒーロー江戸時代には「入れ歯師」や「歯抜き屋」しかなく、それも大道芸人が町中で行っていました。

で、150年くらい前にアメリカ人の歯科医師が来日し、日本人はその技術のレベルに唖然としました。

それが歯科の出発点になっています。

その頃ある人が海外で歯が痛み、抜ズイ(神経をとる)をされた時、その技術の素晴らしさに驚き、歯科医師を志したというエピソードもあります。

どうやら、必要になったり、欲しくなったり、素晴らしさに気づくことが、モノゴトを前に進める力になるようデス。

ニホンザルの子育て

テレビ寺子屋という番組で、旭山動物園元園長の小菅正夫さんが、ニホンザルの話をしてました。

サルの社会には秩序があって、ボスザルを中心に、まわりにメスザル、子供ザル、若いオスザルがいる。

コレって、皆が仲良くする仕組みなんだそうです。

よくサル同士ノミ取りをしている風景を見かけますが、朝から晩まで、あいている時間はずっとやってイル。

「気持ちがイイかい?」 ・・・・「気持ちイイよ。」と、努力している。仲良くするため。

メスの集団のまわりに、子供の集団。

子供のグループのサルが同じ年のサルとルールを守って遊ぶ。

子供のサルはトラブルばっかり。

ケンカしてもいいよ、でもこれ以上やったらダメよ。

ルールを破ったら、親としてじゃなくて、ムレの一員として注意する。

親がちゃんと育てるんじゃなくて、ムレが育てている。

で、小菅さん、サルに子育ての原点があると言っておられマシタ。

「子供は群れて、育てる」「社会が、子供を育てる」だそうです。

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