「先生、バキュームホースが臭いです!」

最近、あるユニットのまわりがどうも臭い。

超音波スケーラーで歯石をとっている時や、ムシ歯をとるためにタービン(キーンと音の出るアレ)で歯を削っている時。この時がいちばん臭う。

麻酔して、手用スケーラーで歯石をとっている時とか、ブラッシング指導、根の治療をしている時は臭くない。

いったい何だろう?スタッフに聞いたら、みんな同じことを感じていた。

スタッフの一人が「先生!このバキュームホースが臭いです!」と言うもんだから嗅いでみたら・・・・・・クサかった。

確かに、超音波スケーラーを使う時もタービンを使う時も、必ず長い時間バキュームホースを使っている。で、「バキューム用洗浄剤持ってきてくれる?」「先生、ないです!」「ない?きれたのかなぁ。じゃあ、とりあえずパイプユニッシュ持ってきてくれる?」みんなでユニットのキカイ部分を開けてパイプユニッシュをバキュームホースに吸わせたら、泡がボコボコ爆発した。

みんなで大笑いした。

ユニットの修理やさんに来てもらおう、ということで来てもらった。

修理やさんによると、どうもバキュームホースのたるんでる部分の汚物が残っているため、臭いが逆流してきたのではないかと言う。

「先生、パイプユニッシュじゃ泡が出るだけですから、バキューム用洗浄剤を流して下さいね」と修理やさん。

大急ぎでバキューム用洗浄剤を注文してバキュームホースに流し込んだ。

今度は泡が出てこない。

次の日、臭いは見事に消えていた。

スタッフみんなで喜んだ。

それにしてもあわただしい日々だったなぁ。

初音ミク

うちの歯科の近くに、札幌発、世界行きの会社があります。

札幌市中央区にある音楽・効果音などの音に関する製品を販売する会社、クリプトン・フューチャー・メディア㈱ です。

「初音ミク」 が有名です。

「初音ミク」は本来は歌を歌わせることのできるパソコンソフトの製品名なのですが(ボーカロイドとよばれます)、みんなが作ってインターネットで公開した歌や動画が話題となって、緑色の長い髪を結んだキャラクターとその歌が小学生をはじめ若者のココロをとらえました。

名前の由来はというと、未来からの初めての音がやってくるというイミで「初めての音」から「初音」、「未来」から「ミク」。

インターネット上を中心に初音ミクが「歌っている」歌という形をとった10万曲以上の楽曲やイラスト、CGを使ったプロモーションなどいろいろな作品が発表されています。

私はNHKの特集番組で一度だけ聞いたことがあるのですが、 たしかに音に感情はないけれど、作った人の思いが感じられる作品が多いなと思いました。

3年前にアノ内閣府も海外向けオンライン広告で海外メディアに紹介していますし、身近にある一企業が世界から注目されるなんて、ステキなコトだと思いました。

円山の街を夜散歩をしていたら、テニスしていた!

金曜日の夜、診療を終えて食事をした後、久しぶりに近くを散歩してみました。まわりはマンション群です。

円山地区は、昼間の人たちはどこへ行ったのだろうと思うくらい夜は静かです。

うちから徒歩5分くらいのところに、Mの森スポーツクラブ(仮名)があります。

ここは、うちの奥さんが昼間テニスのレッスンを受けているテニススクールです。

チョイと中を覗いてみました。

テニスのレッスン中でした。

9人くらいのお兄さん、おじさん達がコート2面を使ってのびのびテニスをしていました。

サウスポーの若い男性のコーチが球出しシテイマス。

私も数年前まで月・金の夜、手稲にあるAテニスクラブ(仮名)の練習会に出ていたのを思い出しました。

月・金になってテニスができるのと、仲間に会えるのがとても楽しみでした。

テニスは同じレベルの人たちと打ち合うのが楽しいと言ってるヒトがいます。

上達したら上のレベルに行けばいいし、無理だと思ったらレベルを1つ下げればいい。

しかし何と言っても、テニスが楽しいと思えるのが1番ではないでしょうか。

縄文人のことを考えた。

縄文人の顎の写真とニラメッコして、こんなことを考えました。

2万年くらい前といえば、地球の温暖化で南極、北極の氷が溶けて、海面が上昇して、大陸とつながっていた日本列島があちこち分断された時期で、7000年くらい前に日本はほぼ今の海岸線になりました。

その頃が縄文時代なのですが、まぁそんなことはどうでもいいのですが、縄文人にもムシ歯があったらしいのデス。

縄文人の顎の歯を見ていたら、ムシ歯の穴とウミのたまった歯の根の先のとけた骨が見えました。

歯槽のうろうによってなくなった骨も見えました。

縄文人はムシ歯の痛みで苦しんだのがわかります。

でも、歯槽のうろうでは苦しまなかったと思う。

というのは、歯周病の症状が出るのはだいだい40才以上なので、縄文人はその前に寿命が尽きたと想像できるからです。

いずれにしてもムシ歯菌も歯周病菌も、少なくとも縄文時代から私たちの口の中で生きつづけているようデス。

エレベーターリニューアル工事 真っ最中!!

私の住んでいるマンションはエレベーターリニューアル工事、真っ最中です。

エレベーターは6基あるのですが、各エレベーターの前に椅子がおいてあります。何でだろう?工事中、上階まで歩いて上がる人が休めるように置いてあるのでしょうか?私は2階に住んでいるのですが、日中は上の階の人たちが階段で上り下りするため、いつもなら出会わない人に出会うようになりました。

大変なのは住民だけではありません。

新聞配達の方はいつもはエレベーターで14階まで乗り降りして戸別に新聞を配っているのですが、工事中は階段を走って昇り降りしています。

エレベーターの数が多いこともあり、汗びっしょりデス。

「この工事いつ終わるんですか?」という質問からは切実さが伺えます・・・。

最近エレベーターのリニューアル工事が多いのは、制御装置や電動機の部品供給が停止になるからのようです。

もう部品生産ストップのところも出てきています。

また、エレベーターにも寿命があるため、経年劣化を完全に防ぐことはできないからだと、業者さんは言っていました。

来年はうちの歯科の入っているビルもエレベーターリニューアル工事の予定です。 上の階では車イスの方が働いているのですが、いったいどうなるのでしょうか?

歯ブラシの先端技術

いつも使っている歯ブラシの毛の根元に注目してみました。

そうすると、歯ブラシの先端技術が見えてきます。

歯ブラシを選ぶとき考えるのは、歯と歯の間や歯ぐきの中の溝のようなセマイところに届くことと、清掃効果です。

細かいところに届かせるには毛や毛束を細くすればいいのですが、細くしただけではコシがないため、清掃効果がおちてしまいます。

ふつうは毛束を2つ折にして、平線という真ちゅうの金具(ブラシを使いすぎると毛が抜けて、1mm四方の金色に光るアノ金属デス)を打ち込んで毛を植え込むのですが、最近の歯ブラシには毛の根元を溶かして毛を植え込むものも出てきました。

こうすると毛束は細くなり、また、コシのある歯ブラシができるのです。

これが歯ブラシの今の先端技術。

怪しい絵の正体は?

さぁ、定期検診へ行こう!ちょっと怪しい絵を発見しました。

これは、うちの歯科と取引きのある通販会社のカタログの表紙デス。

この実態は、実はリコールカード。

さぁ、定期検診へ行こう! ・・・・という趣旨です。

チョッと怪しすぎる?

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