北大の予防歯科の先生が言っていた

北大の予防歯科の先生、学生には、ムシ歯の減少が著しいこと、歯周病は軽症化の傾向にあること、歯を抜かなくなってきている、だから総入れ歯の需要はほとんどなくなることなどを教えている、と言っていました。

2030年には80才の人の平均の歯の数が、20本になりそうです。

歯科先進国と言われている北欧やアメリカでは、定期検診が普及してマス。

大人の70~80%の人は、自覚症状がなくても定期検診を受けている。

そして、歯や口の中をチェック。

その後クリーニング。

それがフツウ。

ワタクシの目指す方向と一致しています。

悪くなったものを治療するのはもちろん、口の中の管理を行いながらいい状態に保つことも、ワレワレ歯医者にとってやりがいのある仕事なのです。

1勝1敗になるように組ませる

札幌R谷高校ソフトテニス部患者さんに接していると、いろんな驚きがあります。

まるやまファミリー歯科に来ている高校生の患者さんで、N谷さん(仮名)、今年もソフトテニスでインターハイ(全国高校選手権)に行きました。

2年生ながら、女子ダブルスでベスト32に残った。

先日きたえーるで試合がありました。

韓国のトップレベルの学生や、インターハイ優勝校も出る試合。

この大会で、2年生のN谷さん(仮名)、インターハイチャンピオンを破りました。

高校生の上位の潜在能力って、たいしたもんです。

きっかけがあれば、短時間のうちに日本レベルになってしまう。

以前、私が所属していたあけぼのテニスクラブのオーナーのH木さん(仮名)に聞いたことがある。

「どうしてあけぼのの子たちって、あんなに強くなるんですか?」H木さん(仮名)曰く、「ダブルスで1勝1敗になるようにペアを組ませるんじゃ。

勝てば自信がついて、テニスがますますおもしろくなる。

負ければ悔しくて、どうして負けたのかを考えるようになる。いつも勝てるようになれば、1つ上のクラスに上げてやる。こうやって子ども達はドンドン強くなっていくんじゃ。」

ヘンリー・フォードと札幌きもの学院

フォードT型(1910年)まるやまファミリー歯科のお向かいの札幌きもの学院が、30周年を迎えました。

患者さんがここの講師の先生なので、協賛広告を出しました。

この学院、おけいこ事の他、無料体験レッスン、勉強会、着付け(出張着付け・成人式・卒業式など・・・)をしている。

ご挨拶のところで、総学院長さん、イイコト言った。

「奉仕を主とする事業は栄えるが、利益を主とする事業は衰える」 という、ヘンリー・フォードの言葉。

このヘンリー・フォードって、ご存知、アメリカ自動車界の生みの親。

自動車が金持ちだけのためのゼイタク品だった時代に、手頃な値段で大衆が買えるよう、自動車を作った。

そして億万長者になった。

実際、金持ちのためだけに車を作り続けた自動車会社は、もうこの世から姿を消しているのデス。

昭和32年、テレビ塔から見た風景

昭和32年

平成25年札幌テレビ塔ができて、56年経ちます。

テレビ塔って、地上147メートルで、展望台は90メートルのところにある。

そこから見た風景が、上の写真です。

広報さっぽろに出てました。

昭和32年の古地図を調べてみると、現在まるやまファミリー歯科の入っているビルはその頃、桑田さんの民家。

ちなみに、うちの歯科の南側にある社会福祉センターって、当時、円山病院でした。

ずっと昔は西20丁目を境にして、東側が札幌市、西側が円山村。

まるやまファミリー歯科についている「まるやま」っていう字、今ここで明かしますが、 実は円山病院の「まるやま」なのデス。

凍結防止の策はないのだろうか

ササラ電車(道新より)とうとう冬がやって来た。

札幌では10センチの積雪。

街並みが一面雪景色に変わった。

朝の最低気温は0度。

ササラ電車も走った。

まるやまファミリー歯科に来られている患者さんはほとんどマンション住まいなので、凍結なんて心配ないのですが、私の前職場のペンギン歯科は木造だったため、凍結防止にはイロイロ頭を使いました。

凍結防止策っていろいろあります。

今回は2つほど。

屋根に取り付けるサーモ付ルーフヒーター。

これは、設定気温より低くなるとルーフヒーターがONになって、屋根の一部を暖める。

そこで氷を水に変えて下に落とす、というしくみ。

給水管テープヒーター。

これは、特に木造の家の給水管凍結防止に効果的。

気温が4度以下になるとサーモが働いて、給水管に巻いたテープヒーターが暖まって、凍結を防いでくれる。

よく木造アパートに使われてマス。

この手のものは、ホーマックやジョイフル・エーケーなどのホームセンターに行けばあります。

そしてさらに、タイマーを取り付ければ、電気代の節約にも・・・・・。

ジェットスター・ジャパン

( 写真は本文とは関係ありませんノデ)患者さんと世間話していると、話が意外な方向に展開していくことがあります。

ワタクシ、以前、ジェットスターに乗って名古屋に飛んだことがありました。

そのジェットスター・ジャパンって、もともとオーストラリアのカンタス航空グループと、日本航空と三菱商事とが3分の1ずつ出資して作った会社。

格安航空会社(LCC)の一つです。

ある患者さんは、日本の大手航空会社の元関係者。

お客さんの立場から言うと、航空運賃って安い方がいいに決まってるけど、大手にも言い分がアル。

JAL、ANAは、日本の赤字路線であっても飛ばさなきゃダメ。

赤字はどこかで補わなければならない。

どこから補うかというと、黒字路線から。

また、設備・研究開発にもお金をかけている。

そうすると、料金が高くなる。

LCCは、赤字路線は飛ばさない。

採算が取れないから。

だから黒字路線だけ飛ばす。

だから安くデキル。

その辺のところがお客さんにわかっていただけないのがつらいところなんです、とおっしゃっていました。

大手航空会社の言い分、悩み、わかるような気がしました。

T・総一朗さん(仮名)が「三方善し」を言っていた。

近江商人ジャーナリストのT・総一朗さん(仮名)って、生まれが滋賀県。

母親がよく「三方善し」という言葉を使ってて、それを聞いて育ったと言ってました。

「三方善し」って、300年以上の歴史をもつ近江商人の経営理念の一つなんだけど、この近江商人、本店を中心に全国へ支店を展開する、現在のビジネスモデルを作った。

トヨタ・丸紅・伊藤忠・日本生命なんかが、近江商人に起源をもつ老舗企業。

それで、「三方善し」ってのは、客にとって善し世間にとって善し自分にとって善しってコト。まずお客さんに喜んでもらわなくてはならん!世間というのは、商人の商品やサービスを信用してくれる大勢のお客さん。

そのお客さん達にも喜んでもらわなくてはならん!最後に、自分も儲からねばならん!まぁ、三方善しを守る限り、日本のビジネスは破綻なんかしないのデス。

ロンドンオリンピックに出た選手の口の中は?

2012年、ロンドンオリンピックに出場した一流選手の口の中って、貧困地域の人々と同じような状態だった。

英スポーツ医学誌の論文でわかりました。

研究の対象は、選手村のアフリカ、北中南米、欧州の選手302名。

英ロンドン大学マンバーシティ・カレッジの研究チームが、歯と歯ぐきの調査をした。

その結果、選手の半数以上はムシ歯。

41%はムシ歯が元に戻らない状態。

また、選手の4分の3以上が初期の歯周炎。

選手の15%は歯周病の症状。

で、スポーツドリンクの過剰摂取とか、激しいトレーニングによる免疫機能の低下が原因ではないかと、結論づけてマス。

まぁ、その人の好みも性格も違うし、習慣、人種も違う。

原因はそれぞれだと思いますが、そういう事実があったということデス。

皆さん、だいたい馬車を選ぶようデス

まるやまファミリー歯科の前にある北1条通りの沿線上には、アノ有名な時計台があって、そこには観光で使う馬車と馬が待機してマス。

そんなことはどうでもいいんですが、先日、アメリカの新しい駐日大使のキャロライン・ケネディ氏が皇居でオバマ大統領からの信任状を天皇陛下に手渡す、信任状捧呈式がありました。

その時、馬車を使ってマシタ。

ペリーが来た頃の、開国から大政奉還まではこの儀式、江戸の将軍がやってたけど、王政復古の大号令の後は天皇が担当してイル。

送迎は馬車か自動車か選べるようですが、だいたい皆さん、馬車を選ぶようです。

その馬車って、明治の終わりから昭和にかけて作られたもので、今では作る人が誰もイナイ。

で、宮内庁、漆を塗り替えたり、手入れしたりして大切に使ってる。

じゃあ、馬はどうしているのか。

馬は栃木の牧場で育てる。

馬は全部で33頭いるんだけど、土日を除く毎日、儀式に備えて猛特訓を受けてマス。

・・・間違っても儀式の最中、 道路にアレを落としてはイケナイのです。

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