
アメリカHB大学の「国際政治学と安全保障戦略」の講義
今日の話はアメリカHB大学の「国際政
治学と安全保障戦略」の講義です。
物語なのでこう言う考え方もあるんだな
と思って聞いて下さい。今、ロシア・ウ
クライナ戦争、イラン戦争が世界で起こ
っていますので、いろいろ考えさせられ
ます。
では始めます。GO!

アメリカのHB大学
オイルショック、バブルの崩壊、金融危
機、日本は回復速度が以上に速かった。
でもそれはそんなに重要じゃないんです
。「日本は戻らない」「次に進む」フツー
国は経済危機が起きれば、国際的な支援
を受けます。そしてゆっくりゆっくり元
の状態に戻ろうと努力します。10年、20
年かかります。それがフツー。

オイルショックで日本は立ち直りが早かった。
でも日本は違いました。日本に金融危機
が起きた時、海外の専門家の予測は、回
復するのに最低15年かかる。以前の水準
への回復は不可能かもしれない。これは
誰もが納得する合理的な予測。ところが
日本はわずか数年で聞きを乗り越えた。
それどころか、まったく違う産業構造に
再編されていました。

拓銀が破綻するなどバブルの崩壊が起こり、回復するのに最低15年かかると言われたが、日本はわずか数年で乗り切った。
半導体、素材、ロボット、精密機械、危
機以前は一流だった産業が危機後には世
界最高水準になっていたんですよ。それ
は政府主導の産業政策のおかげ?半分だ
け正解。政府の政策は方向を示していた
だけです。ホントにすさまじかったのは
現場の力でした。

半導体、バッテリー、ロボット、素材など危機以前は一流だった産業が、危機後には世界最高水準になっていた。
災害が起こる度に日本人が見せる規律と
協調性を思い出してみれば、略奪、暴動
も起きず、人々は静かに列をなし、助け
合います。他の国なら暴動が起こってい
たでしょう。政府不信、社会混乱、長期
停滞、それが世界の正常な反応です。

災害や経済危機・金融危機が起きれば、他の国ならば略奪・暴動が起こります。政府不信・社会混乱・長期停滞、それらが世界の正常な反応なのです。
日本は正反対に動きました。危機で国全
体のプロジェクトに変えちゃった。そこ
には傍観者も観察者もいません。全員が
当事者でした。日本が示したのは愛国心
というよりも運営能力でした。

日本は正反対に動いた。写真は田中角栄首相。
危機発生➡原因究明➡責任者追求➡対策
立案➡そして実行。ここまでフツー
3~5年かかります。日本はこれらを同
時に行いました。原因を究明しながら対
策を作り、対策を作りながらすでに実行
していたのです。まあ、直列じゃなくて
並列。日本の受験生なら誰もが知ってい
る旺文社の「傾向と対策」。

旺文社の「傾向と対策」。昔、お世話になりました。
何度も経験済みだからこんなことがデキ
ルのです。
【続く】