絵本作家のあきびんごさんの書いた「太
陽ママと北風ママ」という本があります。
そこに、「大切に育てられた子」と「じ
ゃけんに育てられた子」の話が書いてあ
りました。それによると、
どういうわけか、親が大切にして手塩に
かけて育てた子よりも、親からじゃけん
にされ、放っておかれながら育った子の
方が強く育ち、大人になると世の中で活
躍するようです。
世の中で活躍するのに必要なのは、親の
手塩よりも強く生きる力で、その力は、
じゃけんにされた子どもの方が育つらし
い。太陽ママは子供の可能性を信じるこ
とができます。
「この子は自然が育てているから、私に
はわからない自然の知恵を持っているに
違いない。その力を信じよう。」
というもので、まぁ、子どもというより
自然の力を信じるのです。まぁ、「孟母
三遷」です。
これに対して北風ママは、「この子は私
が産んで育てている。この子のことは私
が一番よく知っている」と思い込んでい
ます。
その上、子どもの短所ばかり見えますか
ら、「もしこの子に私がついていないと
ますますダメになる」と思い込んでしま
う。
親は自分自身の長所と子どもの短所しか
見えませんので、失敗を聞く耳を持ちま
せん。
これが「太陽ママと北風ママ」のお話の
一部。
で、これは子どもが聞く耳を持つ場合。
子どもが聞く耳を持たなかったらどうな
んだろう。
続編「太陽ママと北風コドモ」を是非
書いていただきたい。
最近のコメント