あきびんごさんという絵本作家がいます。
この人、備後で生まれて安芸で育ったか
ら、あきびんご。
まぁそれはいいとして、その方が『太陽
ママと北風ママ』という本の中で、フツ
ウの人を自動車に、偉人を飛行機に例え
てこんなことを言っていました。
◎偉人の常識(飛行機)
・社会の中に自分がある
・幸福は社会に役立つこと
・先憂後楽
・森を見て木を見る
・先を考えて今を考える
・与えるのが好き
・弱い者の味方 等々
◎フツウの人の常識(自動車)
・自分のために社会がある
・できるだけラクをしよう
・今しか見ぬ、何も考えぬ
・いただくのが好き
・寄らば大樹の影 等々
考え方がこんなに違えば、違う人間に
なるのは当然。
自分で実験してみたそうです。
その結果、驚くべき発見があった。
それは、狭き門をエラんだ人の中から
一部の人だけが偉人になれるのでは
なく、全員がなれること。
フツウの国では子どもは車につくられ
ますが、偉人の国では子どもは飛行機
につくられます。
フツウの国ではクルマがあたり前なの
ですが、偉人の国では飛行機があたり
前なのです。
才能のあるなしに係わらず、誰もが
飛行機になれるらしいのデス。
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