2015年 12月 の投稿一覧

らせん状になった六角形の超先細毛

最近、六角形の毛をらせん状にねじった形の毛先を持つ歯ブラシが出てきました。

これはスパイラルエッジ毛を採用しているので、コシがあって、毛先磨きが可能という歌い文句。

コシのある超先細毛が歯周ポケットに入り込んで、汚れをかき出してくれるようデス。

はたして根付くでしょうか。

いいモノであれば根付きますし、たいして良くなければ知らないうちに消えてなくなります。

まぁ、経済用語で言えば「マーケットが評価する」ってコト。

ところで、ネジって作ったものが他にもあります。

根の治療する時に歯の中に入れてゴリゴリしている、アノ針金のような器具、あれも断面が正方形とか正三角形とか円をしたハリガネをねじって作ってあります。

アレで神経・血管の入っていた器のカベの中にある汚れたモノをゴリゴリ削り取るのデス。

ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2015

歯医者の世界では、8020運動と歯科医療を正しく理解してもらえるように、「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」を毎年開催しています。

今年はテニスプレイヤーの松岡修造さんと、女優の土屋太鳳(たお)さんが選ばれました。

修造さんは、苦しい時ほど笑ってごらんと言うとともに、「ムシ歯が多いとスポーツの時に歯を食いしばることができない。もっと歯をしっかり磨いていたら、私も世界ランキングはもっと上に行けたはず。」と悔しがっていました。

太鳳さんは「子どもの頃から笑顔にはコンプレックスがあり、笑顔の演技は苦手。でも周りの皆さんに支えていただき、できるようになった」また、歯磨きの時は歯と歯ぐきの間に軽く歯ブラシを当てて、歯ぐきのケアをしていると言ってました。

まぁ、笑顔のウラ側には人それぞれいろんなストーリーがあるだろうし、世の中の人は皆、笑顔を求めているのデス。

2階の司法書士の先生が卓上カレンダーを・・・

まるやまファミリー歯科の2階に事務所を構えている司法書士のK松先生(仮名)から、電話がかかってきました。

卓上カレンダーができたので、持ってきてくれるという。

そこでいただいたのが、上の写真の卓上カレンダー。

来年は受付に置きますノデ。

ところで、12月になると、お世話になっているいろんな業者さんからカレンダーをいただきます。

久しぶりに顔を見て雑談なんかすると、”またお仕事、頼むね”という話になります。

本当に大切なことは、メールもいいけど実際会って話したほうがよく伝わるような気がします。

芥川賞

イギリスの公務員を調査したら、なんと上司よりも部下の方が短命だったというデータが出ました。

どうやら、上司になると責任は大きくなりますが逆に仕事を自由にコントロールできて、心臓病などの原因となるストレスが減るからのようです。

そういえば、芥川賞に落選した人の平均寿命が受賞者よりも6年短いというデータもありました。

「たら・れば」の話になりますが、芥川賞が欲しくて選考委員にお願いの手紙を送った太宰治も、受賞していたらもっと長生きしていたかもしれません。

ストレスなのかなぁ。

ちなみに、芥川賞って、菊池寛が芥川龍之介を記念して昭和10年に設けた文学賞。

毎年2回、すぐれた「純文学」の作品を発表した新人さんに贈られます。

同じく直木賞ってのもあって、こちらは直木三十五を記念してつくられたもの。

コッチは「大衆文学」ですので。

クリスマスカード

クリスマスカードなら真っ赤でも許されるよく歯医者さんで”リコールハガキ”を出します。

絵柄は無難な歯ブラシセットとか、動物に歯ブラシを持たせたイラストとか。

ところが、クリスマスの頃なんとなく許されるカードがあります。

それが真っ赤な模様のクリスマスカード。

こんな派手なのをフダン出したら、「なんだ!」ってことになりますが、クリスマス前なら皆さん、「もうクリスマスの時期なんだなぁ」と受け入れてもらえます。

世の中の先生たちは、クリスマスの2週間くらい前に「クリスマスカード」を送ります。

歯医者さんでフッ素を塗るのは・・・

新しく生えて3年以内の歯は、乳歯でも永久歯でもとてもやわらかい状態です。

見た目ではわかりませんが、そのやわらかさは歯を削る器械が触れるだけで削れていく感じ。

ちょうど電気鉛筆削りにエンピツを差し込んだ時、注意していないとアッという間に削りすぎていく、アノ感覚です。

歯を鉄骨とコンクリートでできているビルに例えると、歯の形をつくる鉄骨部分はタンパク質。

コンクリート部分はカルシウム。

歯が生える前、アゴの骨の中に歯がある状態の時は血液中のカルシウムが歯についてどんどん硬くなっていきますが、歯が口の中に出てきた時はまだ未完成で、今度はツバの中のカルシウムが歯にくっついて、さらに硬くなっていくのです。

そして3年後、やっと硬い歯に。

そこで、生えたての歯を早く硬い歯にしてやるために歯医者さんでフッ素を塗るのです。

ブラックサンタ

日本ではあまり知られてませんが、ドイツやオランダなどのヨーロッパ諸国では、サンタクロースには”ブラックサンタ”という同行者がいるという言い伝えがあります。

良い子にプレゼントを渡すのが、いつものサンタクロース。

反対に、お仕置きするのが、ブラックサンタ。

悪い子にもプレゼントがあって、石炭やじゃがいも、あるいは豚の内臓なんかの、子どもが全然欲しがらないものを渡すようです。

さらに、言うことをきかない子どもはあの、サンタさんの袋に詰められてどこかに連れ去られてしまう。

コレどっかで聞いたことあるなぁと思ったら、秋田の「なまはげ」と同じじゃありませんか。

世界中のどこにでも、言うことをきかない子を懲らしめるための話があるんだなぁと思いました。

乳幼児の歯ブラシ事故にご注意!

乳歯が生えると、小さいうちから子どもに歯磨きを身につけさせようと頑張る母親が多いのですが、そこには思わぬ危険が・・・。

歯ブラシをくわえたままコロんで傷を負ったとか、歯ブラシが頬に刺さったとか。

歯ブラシはハシやフォークと違って先端に丸みを帯びているから、大きな事故になることはナイと思っている保護者の方が多いようです。

でも安心はできません。

背中にもうひとつ、ふたつ、目が欲しいものデス。

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