①サウジが震えた、ホルムズ危機でも動じない「日本」

これはある物語です。そのつもりで読ん
で下さい。
サウジアラビアの首都リアド、砂漠の真
ん中に突然そびえ立つ、サウジアラビア
エネルギー省の執務室の長官ハーリド・
アルファイサル。彼は「日本は円安で苦
しんでいる。日本はもう終わった!」と
28年間この真実をずっと信じて来た。

サウジアラビアの首都リアド

エネルギー省の執務長官、ハーリド・アルファイサル

この執務室に1枚の父親写真が置いてあ
った。父は若い頃サウジ政府の使節団と
して日本に何ども派遣されたエネルギー
官僚でした。彼は亡くなる直前、まだ少
年だったハーリドの手を握って言った。

「ハーリドよ、絶対に日本を見くびるな
よ!あの民族は石を金に変える民族だ。
彼らは資源がなくとも知恵で資源を作り
出す。」ハーリドはその言葉を鼻で笑い
飛ばしていました。

父は亡くなる直前にこう言った。「ハーリドよ、絶対に日本を見くびるなよ!あの民族は石を金に換える民族だ。」

彼の元に一通のメールが届いた。友人の
イタリア人。「日本人はもう土を掘って
いない。彼らは分子を計算し始めてい
る。石油を掘っているのではなく、炭素
と水素の原子を自分たちの手で組み立て
て、新しい燃料をゼロから創り出してい
るんだ。これはコペルニクス的転回や宗
教改革に匹敵するほどの大事件です。」

日本人は石油は掘っていない。炭素と水素の原子を自分たちの手で組み立てて、新しい燃料をゼロから創り出している。

「あいつ、頭おかしくなったんじゃねえ
か?」ハーリドはそのメールを削除しま
した。
さて時は過ぎ、舞台は北京にある一室で
す。たった4人の男が集まっていました
。C国共産党の最高指導部の1人のエネル
ギー担当官、C国国家主席の周りの官僚
のトップ、そしてサウジからはハーリド
本人と副長官。そして中国側の幹部が口
を開いた。

北京の一室で会議があった。

「1つ。今日から3か月間、日本に原油
の輸出を完全に停止する。2つ。3か月
後に再開する場合も価格を現行の3倍に
引き上げる。」

世界第3位の経済大国日本をたった90日
間で失速させるための共同制裁で、彼は
日本の経済産業省宛てに1通のメールを
送った。

ハーリドは日本に、原油の取引を本日限りで停止するという内容のメールを送った。

「ワガ国は本国政府へエネルギー安全保
障の観点から、日本への原油輸出を本日
付けで停止する。再開を望む場合は48時
間以内に、ワガ国の指定する条件を無条
件で受諾すること。代表団はリアドに土
下座覚悟で来られたし。」
コレ、外交文書ですよ。ここまで露骨に
日本を侮辱した言葉が使われたことは戦
後一度もなかったでしょう。

砂漠の国サウジアラビア

ハーリドは日本からの必死の懇願の電話
を今か今かと待ち構えていました。とこ
ろが12時間たち、24時間たち、一向に電
話もFAXも来る気配もありません。そし
て48時間が過ぎようとした時、たった
1通の電子メールが彼の元に届いたんです
よ。差出人は日本国経済産業省資源エネ
ルギー庁。

ハーリドの元に一のメールが届いた。

彼は自分の目を疑いました。なぜならメ
ールにはたった2行しか書かれていなか
ったからです。
「情報を受領致しました。貴国の決定を
了承します。以上。」

日本の経済産業省のエネルギー庁

「これは一体どういうことだ!日本は私
の出したメールの意味がわかっていない
のか!?」

       【続く】

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