若い世代は、物心がついてから、人とつ
ながる関係はおしゃべりや手紙じゃなく
て、キーボードの方向に向かっています。
だから、生身の人との接触の経験が少な
くて、ただディスプレイ上の文字記号だ
けでつながっています。
生身の人間だったら他人に面と向かって
あまり攻撃的なことや侮辱的なことは
言えません。
言ったら最後、いきなり殴られるかもし
れませんからね。
まぁ、自分にカラダがあるということは
そういうこと。
殴られたら痛い。
だから言いたいことはあっても、目の前
の人を怒らせるようなことは言わないで
呑み込む。
でも、ネット上の人格には身体がありま
せん。
ネット上の自由な人格ってのは匿名を持
ってて、家族も、通っている学校も勤め
先も切り捨てることで成立しています。
だから、この自由な人格があまり活動的
になると、本体がそっちに移ってしまう。
バーチャルの方がホントになって、リア
ルの方がウソになってしまう。
すると、リアルの方がだんだん縮んでい
き、社会的にみたら仮死状態に。
それが引きこもりになって・・・。
そんな人格解離あちこちで起きていると
武道家の内田タツル氏は言っていた。
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