B.G.Mが洗練されてきた?

ビル・エバンスのジャズ・ピアノまるやまファミリー歯科に来られている患者さんなら、お気づきのことと思いますが、最近、診療室のB.G.Mが少々変わってきました。

以前はクラシック、ポップス、ビートルズのイージーリスニング等でしたが、最近はそれらに加えて、ビル・エバンスのジャズピアノ、ピエール・ビュゾン氏のピアノ・バラードなども・・・。

これらは全て、ある患者さんに教えていただいたもの。

歯医者さんではクラシックが定番ですが、時間帯によってはB.G.Mを変えています。

ワタクシ、音楽はサッパリで、困ったちゃんなのですが、音色に精通された患者さんからいただいたのを聞くと、「なんか、いいなぁ」と素直に思う。

今回はオルフェウスのバロック・コンサート。

1989~1990年にニューヨークで録音したものをいただきました。

さっそく診療室でかけてみよう。

でもね、いくらイイ音でも、歯医者さんの診療室って騒音だらけ。

タービンの音やエンジン音、超音波洗浄器、バキューム吸引、鳴り響く電話、ドタバタ走りまわるそんな雑音の中で聴くと、せっかくのいい音色も台無しだなぁ。

野生動物はムシ歯などの生活習慣病には・・・

野生のチータームシ歯は、生活習慣病。

ガン、糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞、高血圧、痛風なんかもそう。

実はこれらの病気にかかるのは、人間と、人間に関わっているペット、家畜、動物園の動物たち。

例えば、トラやライオンは肉しか食べないんだけど生活習慣病にはなりませんし、 クジラの皮下脂肪は20cmあるけと動脈硬化にはなりません。

ではなぜ人間のワタクシたちがこんな病気になるのか。

実は、「酵素」の力に関係しているのです。

酵素は熱に弱いため、加熱食品には存在しません。

酵素が含まれる生食を食べている野生動物やエスキモーは病気にならないし、酵素が含まれない加熱食品ばかり食べている人間やペットは病気になってしまう。

病気の予防や老化防止のためにも、生野菜や生の果物をしっかりとって酵素を増やした方がいいということデス。

まぁ、体温計の数値が43度までしかないのは、カラダの酵素が43度で変性してしまうから。

43度まで体温が上がれば、ヒトはこの世からバイバイなのデス。

知識・見識じゃなくて態度なのデス。

コーラ国のランプ大統領イギリスの政治家で文人の、チェスター・フィールド氏という人がいます。

今から300年前の人。

彼の「息子への手紙」という本の中に、知識と見識と態度のことが書いてありました。

この本、英国のジェントルマンシップの教科書みたいなもん。

「すぐれている人というのは、広い知識と物事に対する見識(判断力)があって、態度も立派な人のことだ。見識を持たない人は寂しい人生を歩むことになる。態度いかんで知識や見識が輝きもするし、曇りもする。そして人を一番ひきつけるのも、残念ながら知識や見識ではなく、その人の態度のようである」知識や見識よりも態度なんだそうです。

確かに人前で話をする時に人を引きつけるのは、話の内容じゃあなくて、その人の雰囲気や表情、身ぶり手ぶり、声の出し方。

まぁ、コーラ国(仮称)のランプ大統領(仮名)をご覧になればわかると思いますが、態度なのです。

なんせ、世間の人はスピーチで何かを教えられるよりも、楽しく聞けることの方を好みますからねぇ。

野生動物に肥満はありません。

太ったネコ先日、チラッとテレビをつけて観てたら、太ったネコがカラダをひきずって歩いていました。

いかにも重そうでした。

これ、ペットだから食べ物は保障されているけれど、野生だったらどうなるんだろうとふと考えました。

ペットなら肥満はあるけど、野生動物に肥満はありません。

太っていると天敵に発見されやすいし、獲物を追いかけられないので、生き残るのに圧倒的に不利だからです。

彼らはお腹がすいた時に食べ物を求めて動き回ります。

満腹の時にはエネルギーが足りているので、エサを探し回る必要はありません。

ちなみに、ダイエットって、食べるという意味。

減量というイミではないのです。

若い時には「時間」ってのは、たっぷりあって・・・?

若い頃は勘違いしていました。

「若い時ってのは、時間をいくら無駄使いしたってたっぷりある」と。

でも、よく考えてみれば、若い時はたった数年間だけ。

その数年間、何を頭ん中で考えていたのかが将来を決めてしまうのです。

世の中には、だらだらと時を過ごす人が大勢います。

大きな椅子にもたれてあくびをしながら。

(写真)そんな時、ぼんやりあくびをしているようではなりません。

たまには、どんな本でもいいから、手近にあるものを手に取って読んでみるといいのです。

たとえつまらない本でも、読まないよりはマシなのデス。

高価な歯磨き剤なら効果がある?

お店に行けばいろんな歯磨き剤が並んでいます。

数は限られていますが、歯周病専用の「医薬品」の歯磨き剤もあります。

価格も、1000円強。

シニア世代に猛アピールしています。

パッケージには、「歯ぐきの腫れ、うみ、口臭」などの効能が書いてあって、まぁ医薬品だから一定の効果は立証されているものの、あくまでも症状の緩和。

根本的な解決にはならないのです。

歯周病用ハミガキ剤の多くには、フッ素が含まれていませんが、大人の虫歯予防にはフッ素は切り離せません。

フッ素が効くのは、歯の歯肉に近いあたり限定。

そのあたりはエナメル質が少なくて、外の刺激に弱い象牙質が表面を覆っているからです。

できる人は、面倒でも定期的に近くの歯医者さんに行って歯石をとったり、フッ素を塗ったりしているのです。

チャンスの仮面を被ってやってくるのは・・・

よく診療後のお昼休みに、東京の不動産業者さんから電話がかかってきます。

この電話、東京オリンピックが決まってから随分増えました。

何かというと、「東京〇〇区で、駅から10分くらいの場所に、利回り6パーセントの新築投資用区分所有のマンションが発売されまして、是非、札幌の先生方に節税を兼ねてご紹介させていただこうと、そして儲けていただいて・・・・。」まあ、低利回りで儲かるんだったら、誰も広告、電話営業などはやりません。

新築の区分所有の場合には、土地の取得、造成コスト、建物の建築コストだけでなく、広告費、営業員の経費にデベロッパーの建築期間中の借入金利、開発利益が乗っかった金額で販売されます。

だから、購入した瞬間に最低でも2~3割は値下がりします。

節税といってるのは、所得税、住民税じゃなくて相続税のことでしょう。

チャンスはリスクの仮面を被ってやってきます。

チャンスの仮面を被ってやってくるのは、サギのようなものです。

不動産投資が成功したら節税などできませんし、節税ができたとしたら、その不動産投資は失敗に終わっているのです。

いずれにしても、投資と節税は両立しないのデス。

それでも地球はまわってる

 ガリレオ昔、ガリレオという人がいました。

あの人、「地球が回っている」と言ったら捕まって、裁判にかけられたんです。

裁判で「地球が回っている」と言い張ると、処刑されてしまう。

だから裁判で「地球と太陽、どっちが回っているんですか?」と聞かれた時、ガリレオは言いました。

「太陽です」これを聞いて弟子たちはビックリしました。

後で「何であの時『太陽の周りを地球が回っている』って言わなかったんですか」って詰め寄ったんですけれど、その時ガリレオが言ったのが、「それでも地球は回っている」というものでした。

これってとても深いなぁと思う。

ヒトと意見が違って言い負かしても、人から恨まれるだけ。

そんなことはどうでもイイ。

ヨソへ行って自分の主張をずぅーっと言っていればいい。

だって、「それでも地球は回っている」のですから。

クスリでお茶を飲んではいけないのは・・・。

まるやまファミリー歯科で出すクスリは、院内処方です。

クスリはあまり出したくはないのですが、症状をとる時とか、痛みが出そうであれば出します。

ところで、クスリを飲む時、お茶といっしょに飲むと効果が十分発揮できないことがあります。

お茶はカフェインとタンニン、芳香性揮発油などが主成分。

これがお茶の風味の苦味や渋み、香りの元になっていて、ここで問題になるのがタンニン。

お茶に含まれているタンニンは、ある種のクスリを変質させてしまうことがあるのです。

そしてもう一つ、胃壁からクスリが吸収されるのを妨げたりもします。

だから効果が十分に発揮されません。

歯科ではたいして使いませんが、よく貧血の治療で飲む鉄剤は、タンニンで還元鉄が酸化してしまうので、絶対にお茶で飲んではなりません。

できればクスリを飲む30分~1時間前もお茶を飲まないほうがいいのです。

右脳の底力

ヒトの背丈や体重は、いくら個人差があるといっても、まぁせいぜい2倍かそこら。

でも仕事の成功なら、何百倍、何千倍の個人差が出てしまう。

ところで脳の話ですが、右脳は左脳の10万倍の能力があると言われています。

ビル・ゲイツや孫さんのような大成功した経営者のユニークな発想が右脳から生み出されたとしたら、確かに右脳の能力は左の10万倍あるのかなぁと思う。

ウチの国では、小学校の頃から読み・書き・そろばんなんかの左脳の訓練が中心。

右脳の活動がどうしても抑えられてしまう。

よく歯のコンクールで、小3までの子はとてもイイ絵を描くんだけど、小4あたりからまともな絵であったり、どこかで見たことのあるなぁという絵を描くようになります。

俗に言う、学校で誉められるような絵。

だいたい、右脳ってのは扱っているハンイが左脳とは比べようのないほど広くて、人類が積み上げてきた何百万年の生物の歴史がおさまっていますからねぇ。

あのモーツアルトが34年かそこらの生涯の中で曲を700も800も作れたのは、アレ、右脳の中から貯まっていたのを勝手に引っ張り出してきたんじゃないかと思う。

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