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何で歯医者はコロナにかかりにくい?(前編)

これだけコロナにかかっている人がいる
というのに、何で歯医者がかかった
という話を聞かないんだろう?

いろんな人が、いろんな所で、イロイロ
言いますが、ワタクシも1つ仮説を考え
ました。

『もう既に歯医者は新型コロナウイルス
に対する抗体を持っていたのではないか
仮説』。

つまり、T細胞が口の中のある細菌に
対して反応する余持力を持っていたら、
そこに新型コロナウイルスが来て
たまたまバチッと当たった。

『新型コロナウイルスを攻撃する
T細胞を持っていた仮説』デス。

BSの科学番組の『ヒューマニエンス』
(免疫変異ウイルスを迎い撃て)を見て
いたら、
『T細胞はワクチンをうっていないのに
何故、新型コロナウイルスを知っていた
のか?』という話になって、
ある先生がこんなことを言っていた。

『実はT細胞はおっちょこちょい。
T細胞は口の中にいる、ある細菌に
対して攻撃態勢をとっています。
それが、セレノモナス・ノキシア。』

     【続く】

 

日本だけ、労働参加率があっという間に戻った

解雇・リストラ・倒産

コロナ禍になって産業がうまくいかなく
なると、フツー、企業は解雇の方向に
向かいます。すると、失業。

失業すると生活が大変になるので、
失業給付金がもらえます。まあこれ、
イギリス・アメリカなど先進諸国
のやり方。

でも今回、日本がとった政策は失業
させないやり方。
失業させない企業には給付金をあげる。
そこから社員に給与が支払われる。

これは失業に対してお金を払うか、
失業させない企業にお金を払うかの話で
、どちらにしても国からお金がでる。

日本的な雇用の状況を考えたら、
1回失業させた時、その失業者が戻る
のは大変。それだったら、失業させない
企業にお金を払ったほうがいい。

まあ、コロナは1次的な話ですからねえ
。1回失業させたり、倒産させたり
すると再構築が大変です。

ところで、労働参加率というグラフが
あるのですが、日本だけ落ち込みが殆ど
無くて、すぐ回復しています。他の先進
諸国はなかなか回復しませんでした。

〇ベ政権と〇ガ政権はまともだった。
日本は政策がよかった。もともと
日本にはホコリをかぶったような
制度があったので、それを使った。

海外にはない制度。
雇用調整助成金です。

海外は日本のコロナ時の対応がよかった
、と言ってくれるんだけど、
日本では全然言ってくれませんねえ。

濃尾平野(愛知県)から天下人が3人も出た!

濃尾平野が生んだ3人の天下人

天下人って信長、秀吉、家康の3人。
まあ、三大英傑と言うらしいのですが、
コレがまた、みんな揃って愛知県の
濃尾平野出身。

何でみんな揃って愛知県?
ってワケです。

ある時、歴史研究家の磯田道史さんが
その答えらしきモノを語っていました。
ワタクシ、思わず、ナルホド!
と思いました。

その理由はこうです。

甲斐の武田であれば、合戦に出る時は
あっちの家、こっちの家から農民を
やっていた農民兼武士たちが武田源氏
の旗と神格化された鎧の前で団結式を
やり、軍列を組んで出陣です。

コレが中世らしい武士団。広島の毛利も
、越後の上杉も似たようなもの。
都から遠い辺境地域は皆そう。

では、なぜそうなるのか?ズバリ、
領地で中世の古い農業をやっているから
。名門の主君に呼び出されたら、
その時だけ『いざ、鎌倉へ』と出て行く
。この軍団は長期戦には向きません。

都に攻め上がろうとしても遠い。
そのうち田植えの時期になる。
地元に帰らなくてはならない。
天下は取れない。

では京都はどうか?

経済は進んでいましたが、延暦寺だの、
東大寺だの、中世の権化のような勢力
が残っています。近畿周辺には三好、
松永、筒井などいても強い大名は
成長しずらかった。

ところが、濃尾平野は京都から
チョットだけ遠い立地。
集権的なソシキが出来やすい城下町。
そして信長は職業武士をつくった。
兵農分離です。
そして戦闘訓練を繰り返した。
そのうえ、鉄砲も手に入れた。

だから、濃尾平野というのが武士団の
ゆりかごになって、ココから天下人が
ゴロゴロ3人も出たんです。

ワタクシ、磯田さんの解に大満足。
磯田さんに、1票!

 

天皇にもらった名が『源』と『平』

運動会。赤が『平氏』、白が『源氏』

藤原氏のお話が好評だったので、
今日は、誰もが知っているけど、
それが一体、何なのか良くわからない
『源氏』と『平氏』の話をします。

藤原氏から様々な苗字が生まれた頃、
ある一族でも増えすぎたので一族の
人数を減らす為、一族をいくつかに
分散させようという動きが
起こりました。

その一族というのが、『天皇家』。

天皇家では天皇になれた者もいれば、
なれなかった者もいます。『君たち
には、申し訳ないが、もう与える
冠位がないのだ。申し訳ないけれど、
地方へ出向いてくれまいか?』

天皇にそう言われると、従わない
わけには参りません。

そのようにして、天皇になれなかった
皇族も、藤原氏と同じように地方に
下ったのですが、皇族にはもともと
苗字も無ければ、氏も無いので
皇族が天皇家から離れる際には、
天皇から新たな氏を貰いました。

その時に貰った氏が『源』と『平』。

実は源氏も平氏も元々は天皇家。
天皇になれなかった皇族の一部が氏を
貰って地方に下り、各地を治めながら、
やがて、武士へと変わっていったのだ。

まあ、お互いを区別するための呼び名が
生まれて、それが現代の苗字になって
いったワケです。

今だに、まだ源氏と平氏の戦いが
残っています。それが、
小学校運動会の紅組と白組。
NHKの紅白歌合戦。
アレ、赤が平氏で、白が源氏。
源氏と平氏に分かれて戦う。
そして、NHKの舞台で両者、
歌の合戦をする。

 

空飛ぶバスタブドローン2

ドローン製作中

庭から浮き上がった

畑の上を飛行中

パン屋に到着

 

昨日の続きです。

空飛ぶバスタブドローンの動画を初めて
見ました。

試作機は、カゴの上にプロペラ4つ付け
て飛行。

少し飛んだけど、どうも着陸がうまく
できない。
落ちてコッパミジン。

次に家にあったバスタブを引っぱり出し
てきて、枠を使って試作。

室内で70kgの荷物を載せて飛ばした
けど、安定しない。
フラフラしている。

これはプログラミングに問題があると
考え、やり直したら、地上1メートル位
浮き、10メートル進んで無事着陸した。

大成功。

そこで、今度は実際乗って街に買い物に
行くことにした。

目的地は、街のパン屋さん。

郊外にある自宅の庭からスタート。
垂直に浮き、地上5メートル上空を、
畑を抜け、沼地を抜け、道路上空を飛行。

そして、パン屋に着陸。

お客さんは無関心。
まさか空から飛んできたとは思って
いない。

気づいてほしかったようだ。

帰る時、パンをバスタブに放り込んで
乗り込み、浮いたところで動画終了。

この有人ドローンの使い道を考えてみた。

札幌は雪で道路ツルツル。
有人ドローンなら、ツルツルでも平気。

コーラ国ではランプ大統領(仮名)が
メキシコとの境界線に壁をつくれと言っ
てるけど、有人ドローンなら国境を越え
られる。

北の将軍様の国も、亡命自由自在。
車イスの方もこんなドローンがあれば、
階段スイスイ。

そのうちバイキンマンの乗り物みたいな
形になるんじゃないかな?バスタブを
使って。 

空飛ぶ「バスタブ」ドローン

 

 

「もうそろそろかな」と思っていたけど、
ホントにそうなった。

ドバイでは有人のドローンが前から飛ん
でいるけど、今度は違った。

今回は、素人でもつくれそうな「バスタ
ブ」ドローン。

これ、アメリカじゃなくてドイツの学生
2人と社会人1人が共同開発した乗り物。

このバスタブには6つのプロペラが付い
ていて、体重制限70kg。1人乗り。
飛行時間は約6分。

5メートル上空を飛んでいた。

制作費、220万円なり。
スポンサーは家電量販店。

ホントウに飛んだので、国(ドイツ)が
あわてて許可を取り消した。
やっぱ、危ない。

この若者たちは他にもバスタブ2つ合わ
せた潜水艦、戦車、スノーモービル、ク
ルマ、水上飛行船を作っていました。

「どうして作ったの?」との問いに、
「部屋でゲームばっかしている子どもた
ちに、外に出ればもっとワクワクするも
のがたくさんあるんだよということに
気づいてほしかった。」と答えた。

バイキンマンの乗ってるアノ円盤、バス
タブでも作れるってワケだ。

「我輩はまるである」

養老家の飼いネコ「まる」が数年前
に亡くなりました。
亡くなるチョット前頃から、ずいぶん
元気がなくなった。

18才ですからね。人間の年齢なら90才。

寝ていることが多くなり、変な鳴き声を
出すようになり、食欲もなくなった。

老衰。

そして、とうとう、姿を見せなくなった。

ネコは亡くなる前に姿を消すといいます。

飼い主に死んでいる姿を見せたくないと
いう理由もありますが、ネコをこよなく
愛する友人によれば、実際、弱っている
時は人のいない所でじっと回復を待つと
いうネコの習性らしい。

元気になればどこからともなく現れる。
そして、回復しなければそのまま死を
選ぶ。というか、眠ったまま永遠に目が
覚めない。

養老先生、心配して探し回ってやっと
見つけた。

「ネコは死ぬ時はひとりで消える。どう
もそれをジャマしたような気がする。」
と言っておられた。

そのうち先生には、まるの供養のために
も、まるの目線で世の中のことをアレコ
レ書いてほしい。

表題はもちろん、「我輩はまるである」。

『いちご白書』をもう一度、を見た(後編)

ユーミンの『いちご白書』をもう一度

     【続きです】

ワタクシは予備校にいた頃から髪を
伸ばしていましたが、大学へ入った後も
そのまま、髪と無精ヒゲを伸ばした。

しかし、時は進み、学生運動は世の中
から消え失せ、すぐそこに、バブルの
足音が忍び足で近ずいていました。

周りには誰一人ワタクシのような
風貌の持ち主はいませんでした。
いや、待てよ、数人いたか?
H大応援団の連中。

そういう訳だから大学に入った頃、
周りから、『オガワはいちご白書から
出てきたような変ったヤツだ!』
と言われていた。

確かに当時のワタクシは、70年代風の
カビ臭い古びたアパートに住んでいたし
そこに住むのにふさわしい風貌をしていた
。実家に帰った時、親・兄弟、隣人から
『どなたですか?』と訊かれた。

H大応援団

『いちご白書』をもう一度、に有名な
『就職が決まって髪を切る』と言う
フレーズがありますが、ワタクシも
大学教養時代、学部移行する時に
髪を切った。

教養課程までは髪を伸ばすのを許され
ましたが、さすがに学部移行になると
患者さんに対面する為、病院長から
『先生らしい恰好をするように』と
通達があった。

それにしても、この歌にあるような
青春時代を過ごした若者は同世代でも
一握りじゃないかな?
都会で学生をやっていた人たちだけだ。
日本で学生運動は一つの時代ですな。

『いちご白書をもう一度』はお兄さん、
お姉さん世代の人たちが学生運動を
やっていた頃の曲。

この曲はユーミンが仕事上の先輩の
体験談にもとずいて作った。こういう
歌も作れば『恋人がサンタクロース』
『中央フリーウェイ』など、雰囲気の
全く違う曲も作る。

ユーミンは時代を切り取るのがウマい。
音楽はやはり、メッセージが大切です
かね?ダンスやメロディーだけの音楽
じゃあ聴いた後何も残らんなあ。

もう若くないからそう思うのか。

 

『いちご白書』をもう一度、を見た(前編)

東大安田講堂(学生運動)

『いちご白書』をもう一度、は荒井由実
(ユーミン、松任谷由実)が、21歳の頃、
作詞・作曲し、歌手バンバンが歌った。

先日、その曲を作ったユーミン自身が
歌っているyoutubeを見ました。

ワタクシには年の離れた姉ちゃんが
いて、よくユーミンを聴いていた。
ワタクシ、姉ちゃんを通して70年代の
学生運動を知りました。

ヘルメットかぶってゲバ棒持って学生が
暴れていた。
東大安田講堂に革マル派が立てこもり
警官とやり合っていた。日本の学生に
一番パワーのあった時代でした。

昔、お世話になった京都S台予備校の
英語講師に、過去、ゲバ棒を持って
実行委員長をやりながら闘っていた人
がいた。O先生だ。就職できないので
とりあえず、予備校講師になった。

O先生、『とにかく本を読みなさい!』
その英語講師から、世の中にはいろんな
考え方があるんだという事を教わった。

学生デモ

70年代、広島の片田舎に住んでいた
ワタクシにとって、遠く離れた東京や
大阪から聴こえてくるラジオの深夜
放送が大事な娯楽だった。

中学生の頃、よく聴いていましたが、
あたかも大学へかよっているような
錯覚を覚えた。

高校生の頃、昼休みの弁当中、
放送部に変わったヤツがいて、
それが勝手に曲を替えるのだ。

クラシックの曲を、バンバンの
『いちご白書』をもう一度、に切り
替えて流したら、『コラッ!』と担任
の先生に思いっきり殴られた。

みんなに『こんな曲があるんだぜ!』
と聴いて欲しかったのだろう。
勇気のあるヤツだ。

まあ、そういう時代でした。そして、
そのイメージを抱いたまま、
ワタクシは大学に入った。

     【続く】

 

ケシの花がモルヒネの材料になる

植物が作る窒素を含んだ有機化合物

歯医者でたまにクスリを使います。
ケド、毒とクスリは表裏一体。

自然の植物には毒がいっぱいあります。
人類の歴史を遡ると、植物が作り出す
有機化合物を利用して毒をクスリに
変えた例が多いんです。

例えば,
分子量の大きいのを、ヒトが1から合成
しようとするとまだまだ時間がかかる。
その点、植物は自分を守るために
有機化合物をつくります。

まあ、分子量で言えば、1000以下。
その多くは窒素原子を含むアルカロイド

で、人類はそのアルカロイドをいろんな
形で利用して来ました。医療にも。

例えばケシ花のアルカロイド。コレ、
痛みを抑える作用があるので、鎮痛剤の
主成分として使われてきました。
モルヒネです。

でも、その反面、この有機化合物は
脳に快感をもたらす為、ヘロイン
などの麻薬の原料になるんです。

植物側から見れば、自分たちの毒を
人間たちに栽培させているのだ。
これも植物の生存戦略の1つなのか
なあと思ふ。

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