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『鉄』は酸素の運び屋です。(後半)

     (続きです)

でも、血液以外にも鉄を必要とする器官
がカラダの中にあるんです。それが、細
胞の中にあるミトコンドリア。ミトコン
ドリアといえば、酸素(o)と糖などを合
わせてエネルギーを作り出す細胞内に
ある小器官。

このエネルギーの生産に鉄が必要なんで
す。どういうことかと言うと、ミトコン
ドリアは酸素を取り込んでⅭ(炭素)を
CO2に変えていく。まあ、それは
ガソリンを燃やすのと同じ理屈。

ガソリン機関

ワレワレがエネルギーを得ているのは
Ò2を使ってガソリン(炭素、Ⅽ)を
燃やしていて、CO2に変えて、その時
に出るエネルギーを使ってクルマを走ら
せています。ところが、一気に燃やすと
爆発しますので、ゆっくり燃やす。
鉄があることでゆっくり燃えるんです。

エネルギーを生み出す時にÓ2がありま
すよね。一気にバッと燃える。でも鉄が
あれば一個ずつÒ2を順番に渡してゆっ
くり燃やして、ゆっくりエネルギーを
作るんです。

地球の内部の構造(オガワメモ)

惑星科学者の話によると、地球の3分
の1は鉄で出来ているらしい。地球の
中心に鉄の塊(内核)があって、その周
りに液状の鉄の海(外核)がアル。

そんなにたくさんある鉄をワレワレ
生物は使わない手はないと思うのデス。

 

『鉄』は酸素の運び屋デス。(前半)

 

線路を舐めるシカ

学生の頃、道内を旅行していた時に線路
によくシカが入っていくのを目撃したこ
とがあります。『いったい何やってんだ
ろう?』と思っていましたが、先日、
解決しました。

どうやら、線路の鉄分を舐めているらし
いのです。でも何でシカは無機物である
鉄をカラダの中に取り入れるんだろう?
それもどうやら、鉄をカラダの至る所で
利用しているからみたい。その1つが
血液。何を隠そう、ワレワレの血が赤い
のは鉄が錆びた色。まあ、鉄が酸素と結
びついて酸化鉄になった、その酸化した
色が赤っぽい色なんです。
クギが錆びたら赤っぽくなるでしょ。

クギ(鉄)が酸化すると赤っぽくなる

そんな話を、BSプレミアムの番組、
ヒューマニエンスで解説していました。
ほんで、鉄の専門家が『鉄はホントに
面白いんですよ。もう宇宙の始まりから
カラダの仕組みにまで、鉄が中心になっ
ている。』っていう話をしていました。

血液の話をすると、ワレワレの体内を流
れている血液の中の赤血球は20兆個以
上あって、その赤血球の中に、昔、理科
で習ったヘモグロビンという物質があり
まして、このヘモグロビンって、鉄を中
心にしてできた『へム』と『グロビン』
というタンパク質でできています。

肺で酸素を受け取ったヘモグロビンは
動脈を通ってカラダの隅々まで行き渡り
その後細胞にたどり着くと、持っていた
酸素を切り離す。

肺では鉄が酸素とくっつく

そして静脈を通って再び肺へ。そして酸
素を補充して・・・。これを使い物にな
らないくらい古くなるまで繰り返す。
このように、『へム』の鉄が酸素と簡単
に結びつくことが出来るために、酸素の
運び屋として適任なんです。

鉄が酸素を切り離して細胞に届ける

ワレワレは何を隠そう、鉄のおかげで
酸素を全身に行き渡らせ、カラダを自
由に動かせているノダ。

                    (続く)

 

アナログレコードの魅力

レコード全盛時代にいきなりCDという
ものが出てきて、ワタクシ、とんでも
ない高音質に驚いたのを覚えています。

CDってどこを聞いても同じ音がする。
まぁ、バナナの味みたいなもの。
どこを食べても同じ味。
一方、レコードって外周の音は良いので
すが、内周に向かうほど音が悪くなる。
まぁ、リンゴの味みたいなもの。外側は
甘いけど、芯に近ずくに連れてスッぱく
なる。

時々プツッ、プツッと針とびの音がする
けど、何となくふくよかな音なんです。
音の味とでもいうのでしょうか。

ところで、周りがデジタルばかりになっ
てくると、それとバランスをとるように
ワタクシ、アナログをいじりたくなり
ます。

まぁ、手間のかかるコドモみたいなもの
でしょうか。お世話させてもらうのも
また楽しいものデス。

お釈迦様は悪口を受け取らなかった

男はお釈迦様に悪口を言った

面白い話を耳にしました。悪口を言われ
ても相手にしないという話です。

では、始めます。ゴー。

昔、お釈迦様が尊敬されているのを見て
『どうして、あんなヤツが尊敬される
んだ!』と思っている男がいました。
そこで男は待ち伏せして、お釈迦様に
失礼な悪口を言いました。お釈迦様は
黙ってその男の悪口を聞いていました。
男は一方的に悪口を言い続けましたが、
お釈迦様は何も言い返してこないので
虚しくなってしまい、その男は黙り込
んでしまいました。

その様子を見て、お釈迦様はこう尋ねま
した。『もし、誰かに贈り物をして、
その相手が受け取らなかったら、その贈
り物は一体、誰のものでしょうか?』

贈りモノを受け取らなかったら、誰のモノ?

『そりゃ、相手が受け取らなければ、
贈った人間のものだろう!』そう答えて
その男は、『あっ!』と気ずきました。
お釈迦様は言いました。

『今、あなたは私に悪口を言った。でも
私はその悪口を受け取らなかった。
だから、あなたが言った事はすべて、
あなたが受け取ることになるんだよ。』
男は自分が恥ずかしくなって、その場を
逃げ出してしまいました。

まあ、悪口を言われたら、言い返したい
気持ちをグッと抑えてスルーしましょう
というコトです。
だって、受け取らなかったら、黙ってて
も相手のモノになるんですから。

高地トレーニングは赤血球をふやす

赤血球

よく、マラソンのオリンピック代表に
決まった選手が直前まで高地トレーニ
ングをするという話を聞きます。

ワタクシも、ハハーン、心肺機能を鍛え
るんだな、と思っていました。

でも腎臓を理解するにつれて、ちがうん
じゃねえ?コレ、赤血球の数を増やして
酸素の運ぶ量を増やすのではないか、と
考えるようになりました。

高地に住むペルー人

酸素の少ない南米の高地に住むペルー人
は日本人よりもヘモグロビンの数が多い
んですよ。人の顔を見ると赤い顔の人が
多い。赤血球の色です。20%くらい
多い。体内にヘモグロビン、つまり赤血
球が多いと効率的に全身に酸素を運ぶこ
とが出来るんです。

この赤血球を届ける司令塔になっている
のが腎臓。腎臓は尿を作る時にたくさん
の酸素を使います。ろ過するにはパワー
が要ります。

腎臓のろ過(オガワメモ)

塩などをろ過して再吸収しなければなり
ません。それ故にいち早く酸素のないこ
とに気ずきます。で、カラダが『赤血球
をつくれ!』という指令を出します。

酸素の少ない高地のペルーではカラダの
『赤血球をつくれ!』という指令を聞い
て、赤血球を増やして酸素の運搬効率を
上げます。

高地トレーニングして赤血球が増え、
そのまま2~3日まえにマラソン会場に
行き、『ヨーイ、ドン!』

マラソン『ヨーイ、ドン!』

低地の会場は酸素が多くて、マラソン
代表は赤血球が増えているので、細胞
内のミトコンドリアが気持ち良くエネ
ルギーを作り出してくれます。

ミトコンドリアって、エネルギーを
たくさん作る装置なんですが、腎臓には
それがビッシリ詰まっていて、もう見た
だけで、コイツ、エネルギー作ってんな
あっていう形をしています。

要は、高地に行ってしばらくすると、
赤血球が増えるという話です。

F16戦闘機をウクライナに供与することになった(後半)

F15戦闘機

    (続き)

日本は空母を持ってないから、F15は
用途には合わないんだけど、アメリカが
『何か、買え!』って言うもんだから
しょうがないからF15を買いました。

日本としては敵の空母が日本に攻めてく
ることを想定すると、F16でも、F15
でも日本向けじゃあないんですよ。
で、日本向けのモノを作ろうとして作っ
たのがF2。この戦闘機、F16がベース
なんだけど、爆弾4発載っけれるので
F16よりもサイズがひと回り大きい。

敵の空母を日本に近ずけなければ日本を
守れる。
『持ってますよ!』という威嚇。一発
落としたら、空母は沈みますからね。
それだけ爆薬を詰め込んでいるワケだ。

F16よりもひと回り大きい戦闘機F2

まあ、空中戦やれって言われたら、やり
ますよ。その時は4発積まずにやるんで
す。でも、元々空中戦に特化してないん
で、やるならF16の方がいいんです。

アリゾナのサバクに保管中のF16

白いペンキを塗られて出番を待っている

米軍のF16の古い方は、運がよければ
各州の州空軍で飛んでいるかもしれませ
んが、殆んどはアリゾナあたりの砂漠に
白くペンキが塗られて、いつの日にか活
躍できるように並んで眠ってるんです。

 

F16戦闘機をウクライナに供与することになった(前半)

F16戦闘機

先日の広島サミットで、バイデン大統
領はウクライナが求めているアメリカ
製のF16戦闘機を、NATO同盟国が
ウクライナに貸してもイイよ、と言いま
した。本来、貸したり、借りたりでき
ない契約なんですが。ロシアが反発す
るから今までF16供与に慎重だったんだ
けど、とうとう方針を変えちゃった。

でも、日本はF16は1機も持っては
いません。F15、F2なら持ってる
けど。F16はまあ、F15の廉価版。
F15はフルスペックなもので、もとも
と、アメリカの空母(航空母艦)を守る
ために作られた空中戦様仕上げ。
外国で、お金のない国はなかなか
フルスペックなF15は買えないから、
買ってもらえるように、アメリカは
廉価版を出しました。

まあ、トヨタで言えば、レクサスが
F15、カローラがF16って感じです。

F16は制空圏の確保、対地攻撃が得意

で、一番良く売れたのが、F16。
NATO圏が導入したF16の多くは
1980年代のもの。もう30年以上も
使い続けているので退役まじか。
じいさんだ。

F16は多様化戦闘機といって、まず、
制空圏の確保、そして対地攻撃、
まあ、戦車とか、敵の基地を攻撃する。
ここらへんが得意なんですよ。

    (続く)

能力が備わったあとは、考え方の勉強をしないとね。

能力主義

ワレワレ人間は太古の昔の狩猟時代、
マンモスを狩っていました。その時代
には今と同じように男の中にも序列が
あり、飛び抜けた狩猟能力を持ったヤツ
(スーパーなヤツ)、ダメなヤツがいた
んです。スーパーなヤツは自分が多くの
獲物を仕留めたんだといって独り占めに
せず、その集団生活を営んでいた。みん
なに均等に分けていました。なぜか?
集団の崩壊を防ぐため。だから能力主義
じゃなかった。

マンモス狩り

で、ワレワレの住む世界は間違いなく、
能力主義。社会に出れば、お金を稼ぐ
能力、学生であれば、テストの点数を
稼ぐ能力、オリンピックであればカラ
ダを動かす能力、人間関係であれば、
ヒト付きあいの能力。

東大理三(学力のてっぺん)

だからこそ、能力でない部分でヒトを判
断できる人が求められるのです。まあ、
テニスであれば、テニス能力の高い人は
皆から賞賛を浴びる。テニスクラブです
から、確かにその部分は絶対に必要なん
ですが、それに甘えて他のことは何もや
らなくてもいいんだ、というヤツも出て
くる。でもそういう連中はテニスがいく
ら上手くても評判が悪い。

テニスクラブ

まあ、そういう能力主義の社会で、お金
を稼いだ人々は稼ぐ能力には長けていて
スゴイと憧れの対象になりますが、
『お金を稼ぐのと同時に、考え方(思想)
の勉強をちゃんとしていますか?』
という話になって来る。富裕層が必ずし
も尊敬されない理由はココにある。集団
の関係が崩壊してしまうんです。能力は
あるけど、考え方に乏しい。能力を身に
つけたら、次に考え方の勉強をしなけれ
ばいけないのに。

『皆さんのおかげ。これから恩返ししたい。』

じゃあ、そのような人達はどのように
考えているのか?
『自分が能力を出せるのは皆さんのおか
げ。だから、これから先、恩返しをして
行きたい。』
このように考えては如何でしょう。

 

 

 

『怖い画像が出て来た。その正体は・・・』

ネットの画像。京都妖怪地図で検索。

先日のことです。6月1日のブログ、
『魂は移動できない、時間の感覚がない
』を書く為に写真を探すことになりまし
た。何かいい写真ないかな?と思って、
ネットの画像を検索してみました。

そう言えば、以前(2022。8.15)に
ワタクシ、京都妖怪地図のブログを書い
たことがあって、京都妖怪地図と打って
検索すれば、魂にふさわしい何かイイ画
像が出て来るかもな、と思いつつ、探し
てみました。

『魂は移動できない、時間の感覚がない』

で、『京都妖怪地図』をポンっと検索。
出てくるわ、出てくるわ、次から次へ
と怖え―ヤツ。
で、その中で『コレは~』という、とっ
ておきの一番怖~い写真があった。
怖いもの見たさでその画像を表示してみ
た。すると、やはり怖い画像が画面に
バッと出て来て、『怖え~。』

『怖え~』

で、「誰だ、こんな怖い写真を載せた
のは!」と思って、表示ボタンをポン
って押してみたら、
『まるやまファミリー歯科のブログ』
って書いてある。
『ゲッ!オレのじゃねえか!』

ワタクシの昔のブログ、京都妖怪地図。

すっかり忘れていた。

今も昔も、ワタクシの怖い観念というの
は変わっていなかったのだ。
で、一年前、選んだ写真と今回選んだ
写真はまったく同じものでした。

『やっぱり、コレが一番怖え~。』

 

 

 

’80年代の作詞家、松本隆の詞


     呉田軽穂・松本隆・松田聖子

 

ちょっと前ですが、NHKに、作詞家の
松本隆が出ていました。松本隆って、
いい年のとり方してるなぁ。

今でこそ、やさしそうなシルバーグレー
のオシャレなおっちゃんですが、’80年
代は飛ぶ鳥を落とす勢いのある若手作詞
家でした。

ワタクシ、以前は詞のことなんか深く
考えたことはなかったのですが、最近彼
の作詞を見る機会がありまして、改めて
この人すごいなぁと思いました。

例えば、夕日が海に沈むのを「真っ赤な
インク、海に流してる」と表現してみた
り、波しぶきをあげることを「ビーズの
波を空に飛ばす」とか、恋が終わるのを
「最後にひく涙のジョーカー」、春に
JRに乗って行くことを「春色の汽車に乗
る」と表現している。

なんでこんな詞が書けるのよ?と言いた
くなります。

以前、松本隆さん、こんなことを言って
いた。

「昔読んでた万葉集やクラシックなどの
古典が参考になるんですよ。」

分野は違うんだけど、将棋の羽生さんも
次のようなことを述べていた。

「深く考えているうちに、自然にふと何
かが湧き上がってくる瞬間があるんです。
アル瞬間から突如、回路がつながるコト
がある。直感です。」

そうか、直感かぁ。

まあ、今のうちに頭ん中にたくさん素材
を入れておいて頭ん中でグルグルまわし
ておけば、何かの拍子に「ポン!」と
出てくるんだろうなあ。

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