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「こけし」は「子消し」から来ている?

今日はお盆が近いということで、チョット怖いお話デス。

深沢七郎の書いた「みちのくの人形たち」という小説があります。

ある家に行ったら、「びょうぶ」が逆さに立っているのです。

「逆さびょうぶ」は、死者のそばに立てるもの。

あの家では何か不幸があったのです。

産婆さんがいました。

産婆さんの家の祖先は、その村で代々産婆さんをしていました。

産婆ですから、もちろん出産を手伝うわけですが、同時に間引きも手伝うことも多かったのです。

生まれたばかりの嬰児(えいじ)が産声をあげる前に産湯のタライの中に入れて、呼吸を止めてしまうのデス。

ビョウブは、生まれてくる子を生かしたいか間引きしたいかを産婆に伝えるサインに使われていたのです。

逆さなら間引きしたというイミ。

その部屋に仏壇がありました。

その中には先祖のお婆さんをモデルにした仏像が飾ってあります。

そしてその仏像には、両腕がありませんでした。

お婆さんは家業の産婆をやっていました。

ということは、間引きもやっていたワケです。

年をとってから、お婆さんはそれまでの罪を重ねたその腕を切り落としたというのです。

自分ではできないから、身内にやってもらったそうです。

お婆さんはもちろんのこと、その子孫もいまだにその罪深さを背負っているということでした。

「こけし」には腕がありません。

「こけし」はもともと「子消し」から来ているという伝説があります。

まぁ、「みちのくの人形たち」って、こんなストーリー。

なんだか背中が寒くなってきました。

歯磨きを塩でしたらどうでしょう?

ジャムや砂糖漬けなど、砂糖を大量に使って煮ると、モノは腐りにくくなります。

食べ物が腐るのは、腐敗菌が大量に繁殖するから。

腐敗菌が生きていくためには、水が必要。

腐敗菌が利用できるのは、食品の中を自由に動き回っている水だけ。

砂糖の主成分のショ糖は、水と簡単に結びつく性質があって、そのショ糖と結びついてしまった水は、食品中を自由に動き回れないので、もっともっと腐りにくくなる。

塩漬けはしくみがちょっと違っています。

野菜や肉を生のまま塩漬けにしても腐敗が防げます。

これは、食品中の塩分濃度が高くなると、「青葉に塩」と同じように、浸透圧の関係で腐敗菌の細胞膜から水が絞り出されて、腐敗菌が繁殖できなくなるから。

じゃあ、じゃあ、歯磨きを塩でしたらどう?という話になりますが、理屈では試験管の中で細菌と塩を入れると、細菌の細胞膜から水が絞り出されて、細菌は繁殖できなくなります。

でも口の中は唾や浸出液やなんだかんだで水分が大量にあります。

少々の塩じゃ効果がないと考えてみたのですが、どうでしょう。

それよりも単純に歯ブラシの毛先で細菌を外へかき出した方が早いと思うのですが・・・。

8月13・14・15日は休診デス。

まるやまファミリー歯科のお盆休みは、8月13(月)・14(火)・15(水)になりました。

うちのスタッフは主婦が多いので、お墓参りとか親戚訪問とか、諸々行事のことを考えてこの期間をお休みとさせていただきました。

うちでは3ヶ月前にお盆休みを決めます。

ところで、この1週間、北海道は8月上旬としてはとても涼しかった。

本州は相変わらず猛暑。

先日、札幌ドームでコンサドーレVS柏レイソルの試合がありました。

猛暑千葉から、柏レイソルのサポーターの皆さんが前夜、続々札幌入り。

その時のサポーターの声デス。

「誰だ!札幌は涼しいって言ったヤツは!」「寒いじゃねえかよ!(ぶるぶる)」さて、この休暇中、天気がよければ、外に出てペンキを塗ろう。

そうでなければ、久しぶりに松本隆の小説「微熱少年」でも読んでみようかな。

皆さん、充実した夏季休暇をお過ごしください。

7月の西日本豪雨で歯科医院も水没した。

水没した医療機器広島、岡山、愛媛県などの歯科医院は、ビルのテナントでなければたいてい一戸建てです。

7月の豪雨で被災した歯科医院は、ほとんど一階部分が水没してて、診療台、検査機器などがほぼ壊滅状態。

たとえ水没しても井戸水を利用していた歯科医院さんは、「飲み水あります!トイレ使えます!」と張り紙をして、自分の医院はさておき地域の人々のために水を供給されたトカ。

ホントに頭が下がります。

患者さんは保険証を流失した場合、一部負担金の免除。

そして、公費負担。

ただし、本人の名前と生年月日などの情報を申し出た場合に限られますが。

他人になりすまして受診したら、お縄になります。

まるやまファミリー歯科も1階にあります。

札幌の場合、豊平川が氾濫したら中央区は水没します。

ハザードマップを見ていたら、うちの歯科のある地下鉄西18丁目駅付近も水没するという予想図。

もしもの時に備えて、患者さんの情報満載のカルテはなるべく水没しない、できるだけ高い所に保管しなければなりません。

出版社から「本を出しませんか」というお手紙が・・・・

「G冬舎」出版書籍(仮称)まるやまファミリー歯科あてに、「本を出しませんか」というお手紙が届きました。

「ウン?」ワタクシはごくフツウの歯医者で、全国の普通の先生と同じように普通の診療をしておりますが、学会で研究発表をするというわけでもありませんし、歯科医師会で頑張っているというワケでもありません。

で、何でワタクシ宛に出版プロデューサーの方の名刺入りお手紙が届いたんだろう。

お手紙の内容は、「昨今、目先の利益ばかりを追求している事業者が目に留まる中で、他とは一線を画したお考えでご事業を展開され、(途中略)・・・・に深い感銘を受けました。先生の創作活動の発表ツールとしてご出版可能です。

いかがでしょうか」というもの。

考えてみたら、ワタクシの創作活動といえば毎日のブログ更新くらい。

歯科の話題は週5日中2回、あとの3回は好きなこと、考えたこと、アレッと思ったことを勝手に書く。

こんなスタイル。

で、そんなブログでも東京の出版社の方の目に留まったのであれば、ありがたい。

チョットだけ励みになります。

出版社の名称は、『置かれた場所で咲きなさい』等、百万部を突破する書籍を多数刊行している「G冬舎」(仮称)。

スタッフからは、「先生、本出してみたら?先生のブログのファンの患者さん、けっこういますよ・・・。」と言われました。

お世辞であれ、嬉しいことを言ってくれる。

「う~~ん◎#+$%&㊥☆Я£@¥!?」

予想外のことが起こらないようにするのが石油の仕事。

石油を燃やした火力発電ヒト以外の動物たちは自然の環境に合わせて自分たちを変えていきましたが、人間は、自分たちは変わらずに環境を変えてきました。

その一つが、石油を上手に使ったコト。

まるやまファミリー歯科の暖房は、エアコンと石油暖房です。

エアコンは電気で暖かくしてくれます。

電気は、大半が石油を燃やした火力発電でつくられます。

石油暖房は、電気と石油を燃やして暖かくなります。

石油を使うから電車は時間通りに走るし、暑さ寒さ関係なく、同じ生活ができる。

夜も暗くて危ないとか、まぁ要するに、予想外のことが起こらないようにしているのが、石油の仕事。

実は社会の秩序をイジするために、あれだけの石油が使われているのです。

日本は以前、アメリカから「石油をやらないぞ」と脅されたもんがから、軍部はもうやるしかないと思って真珠湾攻撃し、その結果敗戦。

江戸時代がすごいと思うのは、あれだけの秩序を木材(石炭)というエネルギーだけでつくったコト。

韓国の北の国、アメリカ主導で世界中から石油輸入制限されていますけど、アレ、きついと思う。

青魚の背中が青くて、お腹が白いのは・・・

今年はサンマが獲れないそうです。

どうやら魚場が少し遠方に移動したラシイ。

サンマも含めた青魚は、いつも海の表面近くを泳いでいます。

生まれてこのかた、休んだことはありません。

上からは鳥に狙われるので、背中は海と同じ保護色で身を守る。

下からは大型の魚に狙われるので、お腹は空と同じ白色。

背中の青色は、太陽の紫外線による酸化から身を守るため。

ところで、動物にも魚にも「皮」がありますが、魚の皮の方が栄養学的には動物のそれよりも優れているよう。

優れているのは、皮についている脂肪。

動物のような恒温動物の脂肪は、室温になるとラードとなって固まってしまう。

でも変温動物の魚は、冷たい海水の中でも固まったりしません。

イメージでは、ヒトの血管の中でも固まりにくそう。

でも、実際はどうなんでしょう。

魚の皮は1回アミノ酸まで分解されて、そのあとタンパク質や脂肪に合成されるので、まったく別モノに変わってしまうと思うのですが・・・。

子どもが育つ魔法の言葉(つづき)

昨日の続きです。

********************誉めてあげれば、子どもは明るい子に育つ。

愛してあげれば、子どもは人を愛することを学ぶ。

認めてあげれば、子どもは自分が好きになる。

見つめてあげれば、子どもは頑張り屋になる。

分かち合うことを教えれば、子どもは思いやりを学ぶ。

親が正直であれば、子どもは正直であることの大切さを知る。

子どもに公平であれば、子どもは正義感のある子に育つ。

やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもはやさしい子に育つ。

守ってあげれば、子どもは強い子に育つ。

和気あいあいとした家庭で育てば、子どもはこの世の中はいいところだと思えるようになる。

********************ホント、いいこと言うなぁと思う。

この教えを師匠にしよう。

まぁ、子どもは想像以上に親からの言葉を重く受け止め、傷ついているものです。

なかには、ちょっと機嫌が悪くて、ついヒドイことを言ってしまう場合もアル。

「たとえヒドイことを言っても親子なんだから、きっと許してくれるだろう」という考えは、人間関係を甘くみてオル。

親子だからこそ、長く付き合っていかなくてはならないノダ。

師匠は「そんな話はしていないんだけど・・・」と言うかもしれませんが、弟子というのは師が教えていないことを勝手に学んでしまうものなのです。

子どもが育つ魔法の言葉

暑いので部屋を整理・整頓していたら、懐かしい本が出てきました。

以前、皇后の美智子さまが子育てをする時に指南書として参考にされた本です。

それが、「子どもが育つ魔法の言葉」。

原書では「Children Learn What They Live」。

以下、抜粋です。

********************けなされて育つと、子どもは人をけなすようになる。

とげとげした家庭で育つと、子どもは乱暴になる。

不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる。

「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもはみじめな気持ちになる。

子どもをバカにすると、引っ込み思案な子になる。

親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる。

叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう。

励ましてあげれば、子どもは自信を持つようになる。

広い心で接すれば、キレる子にはならない。

********************ホント、いいこと書いてあるなぁと思う。

公文式では「悪いのは子どもではない」と言っていますが、言葉を変えて同じことをこの本で語っておる。

長くなったので、今日はココまでデス。

今日はネガティブな内容でしたが、続きの明日はポジティブな言葉です。

キツネが熱中症のことを語った。

今日は、札幌、気温31度の予想。

本州では37~38度の猛暑日が続いています。

皆さん、熱中症に気をつけて下さい。

ところで、トラの威を借りたキツネは、熱中症についてこう申しております。

びっしょり汗をかいて、水をガブガブ飲む。

渇きが癒されるのはほんの少しの時間。

また水が欲しくなって、ガブガブ飲む。

胃の中には水がたっぷりたまっています。

でも、のどが渇く。

それ、熱中症にかかっています。

熱がカラダにたまり、汗をかいてカラダが水不足になっているのデス。

すると血液量が減って血圧が下がる。

そこで血管を収縮して、血圧を維持するために交感神経が働く。

この交感神経、胃腸の動きを止めるので、胃が動かなくなり、水を飲めば飲むほど胃に水がたまる。

残念ながら胃は水分を吸収する器官ではないので、水はたまる一方。

で、全身の水分不足は解消されないのデス。

こうなるとお腹に水はいっぱいあるのにカラダは脱水症状。

まぁ、燃料が水、船が胃袋だとしたら、港に燃料が山積みになっているのに燃料の運び手がいないので、船が動かないのと同じ理屈デス。

で、「あ~あ、神様!」ということにナル。

運動をやめれば胃は動くようになります。

作業をやめて、カラダを冷やすようにシテネ。

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