バックハンドは肘の関節を使うのですが、この子は手首だけで切り返している。
先日の日曜日に、卓球の全日本選手権がありました。
決勝では、男子は14歳の「チョレイ」張本が圧倒的な強さで優勝。
決勝で敗れた日本の絶対的なエース、水谷がこんなコメントしてました。
「張本が出てくる前にたくさん優勝しておいてよかった。それぐらい強い。たぶん何回やっても勝てない。」これで、”打倒中国”に頼もしい仲間が加わりました。
今までは水谷一人でしたからねぇ。
10年前、当時青森山田高校3年の新星、水谷が出てきた時、圧巻するスピードドライブとフットワークに驚きました。
ワタクシも中・高・大学と競技卓球をやってたもんで、素人よりはチョットだけわかるのです。
水谷は規格外のレベルでした。
ピークの過ぎた選手に若くて勢いのある子が勝つのは、スポーツの世界ではよくあること。
テニスの世界でも、ピークは過ぎたものの憎らしいほど強かったあのサンプラスに、勢いのある当時19歳のフェデラーが完勝したのを思い出しました。
それにしても、世間では張本の声がうるさいという人がいますが、中学生の試合はまあ、あんなもんです。
点とったら声出せ、ミスしても声だせ、と言われ続けたワタクシの中学卓球部時代もそうでした。